ガンダムビルドブレイカーズ after ZERO 作:有音 響
零斗達はコアガンダムZEROを取り戻す為、義之は響から借りたコアガンダムαとともに戦いに臨んだ。
だが、圭衣の理不尽な攻撃を受け、義之は体に酷い傷を負ってしまう。
零斗は怒り、義之とコアガンダムαの操縦を変わり、圭衣を倒してコアガンダムZEROを取り戻した。
だが、義之に傷を負わせた事に自分の情けなさを感じ、涙を流す。
涙を流す零斗を慰める義之、泣いてないと言い張り口喧嘩をし、いつものように彼等の日々は過ぎていく。
彼等はこの先、どうなるのか。
1人の少女と幽霊に待ち受ける運命とは…
夜が明けて、太陽の光が差し始める。
レイト「ん…もう、朝か。」
キノ「おはよう。」
レイト「お…おわっ…!」
零斗はびっくりして家の床に体の半分がめりこんだ。
キノ「ちょっと…それは酷くないですか?」
レイト「い…いやぁ…すまん。お前が笑顔でお越しにくっからびっくりしちまったぜ。」
キノ「ムゥ…」
レイト「キノ、そんなお前の顔も可愛いぜ。」
キノ「///…もう。」
義之が少し顔を赤らめた。
レイト「キノ…。」
零斗は義之を呼ぶと、優しく抱きついた。
レイト「昨日は…ごめんな。」
キノ「…?」
レイト「その…なんだ…。俺のせいで傷を負わせちまったし、お前が慰めようとしていたのに反発して貧相な体とか酷い事を言って悪かった…。俺、昔っから素直になれねぇ性格でさ…。」
キノ「………」
レイト「俺、お前のおかげで今が楽しいんだ。誰にも俺の姿は見えねぇから、1人で寂しかったんだってやっとわかった…。それに…」
キノ「それに…?」
レイト「お前をヒビキと同じように兄妹だと思ってんだ。」
キノ「レイトさん…。」
レイト「好きだよ…キノ。」
零斗は義之を抱いたまま、2人だけの時間を過ごす。
キノ「も…もう離してよ。恥ずかしいじゃないですか!」
レイト「もう少しだけお前の温もりを感じたい。」
キノ「じゃあ、あと少しだけ…。」
レイト「ありがとう。」
………
キノ「はい!おしまい!」
レイト「ケチだなぁ。もう少しくらいいいだろぉ?」
キノ「嫌です。学校に遅れちゃう。」
レイト「あ〜。それもそうだな。すまん。」
キノ「それに…」
レイト「ん?」
キノ「パンツしか身につけてない状態で抱きつかないでください。恥ずかしすぎます。」
レイト「/////…!す…すまん!は…早く服を着ろ!」
顔を真っ赤にして零斗は後ろを向いた。
キノ「もう…。」
学校にて…
ホームルーム前に席に着いた義之は、昨日戦った圭衣に声をかけられる。
ケイ「あ…あの…。」
レイト「こいつ、昨日の…」
もちろん零斗の声は義之以外の人には聞こえてない。
キノ「ケイさん。」
ケイ「昨日は…ごめんなさい。私…あのバトルの後、気づいたんです。力欲しさに自分を見失っていたって事に…」
キノ「………。」
ケイ「あの後、負けた時に何処かから聞こえたんです。「2度と道を踏み間違えるな。」って。」
レイト(俺の声、聞こえたんだな。)
ケイ「だから…私と、友達になってもらえませんか…?」
キノ「いいよ。これからよろしくね。ケイ。」
ケイ「…!よ…よろしくね!キノさん!」
キノ「さん付けしなくていいよ。同じクラスの仲間だから。」
と、2人は楽しく話し合った。
チャイムが鳴り、ホームルームが始まる。
先生「おはようございます。皆さん、今日から3週間の間、研修生の先生がいらっしゃいます!」
女子生徒「え〜!楽しみぃ!」
男子生徒「先生!その先生は女ですか!それと、先生より若i…」
何かを言おうとした男子生徒に出席名簿がぶち当たった。
先生「はいはい。先生よりお若いですよぉ。でも、残念ねぇ。男の先生なのよぉ!」
男子生徒達「えぇ…」
男子生徒達が落ち込む中、女子生徒達は…
女子生徒「先生!その先生はかっこいいですか!スマートですか!身長は高いですか!」
ガンガン言葉を放つ。
キノ「………。」
レイト「キノ、お前はあんま男には興味ねぇのか?」
キノ「あ…はい。気になってる人はいますけど…」
レイト「お?誰だ?このクラスの人か?」
キノ「言いませんよ。(あなたが好きだって、言える訳無いじゃん…)」
そして…
先生「はいはい!キリが無いので、先生を呼びますね!先生!お入りください!」
???「失礼します!」
女子生徒「きゃあぁぁぁぁ!カッコいい!やだぁ!」
レイト「きゃーきゃーうるせぇなぁ…」
先生「はぁい!静かにしなさい野獣ども!」
レイト「おい、先生。少しは言い方考えやがれ…」
もちろん聞こえはしない。
キノ「まぁまぁ…落ち着いて。」
先生「では、先生。自己紹介を。」
???「はい!みんな!おはよう!俺の名前は…!」
黒板に名前を書き出す。
四郎「俺は雨田 四郎(アメダ シロウ)!4番目では無いけど、四郎だ!よろしく!」
雨田 四郎(アメダ シロウ)名前は、どこかの小隊を率いる隊長の名前によく似ている。
身長は180センチ付近、男にしてはロングヘアーで、髪は緑っぽい黒で髪の先が少しオレンジがかっている。顔の左側に白い絆創膏を付けている。黄色い服に、金色のブレスレットを付けているのも特徴だ。
レイト「あの男、なんか情報量多いな…」
キノ「しーっ…」
先生「これから3週間、君達と一緒に過ごしていく事になります。仲良くしてあげてくださいね!」
女子生徒「はぁい!」
先生「はぁい。野獣達、私のホームルームの時もそのくらいの声出そうねぇ?」
シロウ「まあまあ。先生、落ち着いてください。俺がいる間は羽を伸ばしててください!」
先生「まぁ〜。でも、私を落とそうだなんて、早すぎるわよ?」
シロウ「いえ!落とそうだなんて!そんな事は思っておりませんよ!」
レイト「なぁ…。あの男、バカなんじゃねぇのか?」
キノ「そういうのはあまり言わないでください。」
そんなこんなでホームルームが終わり、その日も終わりかけていた。
レイト「ふぁ〜…ねっみ…。」
キノ「レイトさん、いつも寝てるでしょ?」
レイト「俺、割と夜中は起きてんだよ。」
キノ「バカなんですか?」
レイト「あぁっ?!」
と、話していると…
シロウ「おーい!君達!」
2人「ん?」
シロウ「そこの君達だよ!」
レイト「君達…お…俺が見えてんの?!」
シロウ「あ、あぁ。よく見たら君、浮いてるね。」
レイト「浮いてるね。じゃねぇだろ…。あんた、ボケてんのか?記憶力おっさんか?」
シロウ「おいおい。おじさんはよせよ。俺はこれでもまだ20歳だ。」
レイト「言ってたから知ってるわ!それと、おじさんじゃなくて、おっさんって俺は言ったぞ?」
キノ「あ〜…なんか…大変だなぁ…この2人。」
レイト「んな事より、お前はなんで俺が見えてんだ?」
シロウ「あ〜。俺も一度はほぼ死んでるからかなぁ。」
2人「え?(は?)」
シロウ「昔、不慮の事故でちょっとね。」
レイト「いや…よく生きてたな…」
シロウ「まあ、三途の川の半分辺りで引き返して戻ってきてから、何故か君のような幽霊が見えるようになったんだ。」
2人「へぇ〜。」
シロウ「えっと…降霊君だったね?」
キノ「はい。あ、キノでいいですよ?」
シロウ「じゃあ、キノ君!今度、君のガンプラと戦わせてくれないかな?」
キノ「え…?」
シロウ「いやぁ、ちょっとみんなにバトルを頼まれちゃってね。君と一度闘ってみたいと思ってたんだけど、君と闘えるのは5日後になるけど、いいかな?」
キノ「いいですけど…?どうして5日後に僕と…?」
シロウ「君は、アリネ ヒビキ君ってわかるかい?」
レイト「ひ…ヒビキだと?!」
シロウ「なんだ、君も知っているんだね。」
レイト「ヒビキは俺の弟だからな。そりゃ知ってるだろうな。」
シロウ「そうなのかい?にしても、全く性格は違うし似てないなぁ。」
レイト「悪かったな。性格悪くてよ。」
シロウ「いや。いいんだ。キノ君、君はこの幽霊と一緒に闘ってるんだね?君達の昨日の勝負を見せてもらったんだけど、あの闘いを見てると体が震えてきてね!どうか5日後に手合わせしていただけないかな!」
キノ「いいですよ。」
シロウ「ありがとう!そうだ!明日の昼休み、俺のバトルを見に来なよ!退屈はさせないから!」
と自信満々に言って、
シロウ「それじゃあ!また明日学校で!」
キノ「あ、はい。では。」
レイト「大丈夫なのか?あいつ、一筋縄ではいきそうに無いぞ?」
キノ「うーん…さぁ、どうなるだろう…?」
と、話して帰ろうとしていた。
その時、ものすごい勢いで走ってくる男がいた!
ケイジ「キノさーーーーんっ!」
義之はぶつかると察し、避けた。
ケイジ「うぉっ…!とっとっと…」
ゴンッ!
ケイジ「イテッ!あ…あいたたた…」
キノ「大丈夫ですか…?」
ケイジ「だ…大丈夫っす!あ、キノさん、頼みたい事があるんす!」
キノ「はいぃ?」
ケイジ「俺、明日研修生の先生とバトルする事になったんっす!だから、練習も兼ねて、バトルに付き合ってくれませんか!」
キノ「え…?レイトさん、どうしよう…?」
レイト「俺も手伝うからやってやろうぜ?」
キノ「ケイジさん、僕でよければ少しだけならいいですよ。」
ケイジ「!!あ…ありがとうございまっす!」
そうして、啓司のバトルに付き合ってあげた。
その後…
ケイジ「キノさん!ありがとうございました!明日、絶対に見に来てくださいっす!」
キノ「はぁ…はぁ…わ…わかったよ…。」
ケイジ「そんじゃ!」
レイト「またびちゃびちゃになりやがって…」
キノ「えへへ…」
レイト「何笑ってんだよ?」
キノ「だって…レイトさんと一緒にお風呂入れるじゃん…へへ…はぁはぁ…」
レイト「全く…早く帰るぞ。」
キノ「はぁい…えへへ…」
なんだかんだ言いながら家に着いた2人
2人「ただいま〜。」
義之は服を脱ぎ出す。
レイト「おい!」
キノ「え…?」
レイト「玄関で脱ぐんじゃねぇよ!」
キノ「いいじゃん。どうせ僕の体を見るのはレイトさんだけなんだし。」
レイト「お前ってやつは…」
キノ「えへへ…。」
レイト「褒めてねぇぞ?」
色々と言い合いながら、義之が裸になるのを零斗はニヤニヤしながら見ていた。
キノ「なんですか…?そんな顔して。」
レイト「べ…別にぃ?お前の体みて興奮なんてしてねぇし。」
キノ「ふぅ〜ん?じゃあ、僕1人で入ろうかなぁ。」
レイト「え…あ。いや、な…なんでもない。」
キノ「正直に言えばいいのに。」
レイト「み…見てぇよ!」
キノ「言おうとすれば言えるんだ。」
レイト「は…恥ずかしいから言わせんなよ…」
キノ「へへへ。」
零斗は義之の体を洗い始めた
お風呂の後…
レイト「どうだ?気持ち良かったか?」
キノ「はい。とても気持ちよかったです。」
レイト「そうか…。そりゃよかった。」
零斗が答えを聞くと、義之に優しく抱きつく。
レイト「ほんと、ありがとな。キノ。」
キノ「気にしなくていいですよ。」
そして…
キノ「あ。もうすぐ時間だ。」
テレビの電源を付け、何かを見始めようとしていた。
その見ようとしていたものとは…
テレビ「ガガガッ!ガガガッ!ガオガイガー!
ガガガッ!ガガガガッ!ガオガイガー!」
キノ「始まった始まった。」
某有名動画サイトより、サン○イズさん公式チャンネルのプレミア公開で勇者王ガオガイガーが放送されていたのだ。
レイト「そういやお前、ブロウクンマグナムとか使ってたのこれの影響か。」
キノ「はい。最近ガオガイガーを見始めたんですけど、すごく面白いので、気に入っちゃって。」
レイト「へっ。まだまだガキンチョだなぁ。」
キノ「ふん。そんな事言うレイトさん嫌い。」
レイト「お…お前、それはねぇだろ…?」
キノ「ふん…。」
レイト「わかった!謝るから嫌いとか言わないでくれ!」
キノ「チョロい。」
レイト「あぁっ?!」
キノ「冗談冗談!」
と、話している間に、最後の方になっていた。
キノ「レイトさん!少しだけ黙ってくださいね?」
レイト「…?」
テレビ「ヘル!アンド!ヘブン!ゲル・ギム・ガン・ゴォ・グフォ…はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ナレーションの声「ヘルアンドヘブン、ガオガイガーの攻撃の力と防御の力を一つに合わせた最強の必殺技である!」
テレビ「ぶちぶち…っ!ドゴーッ!」
キノ「やっぱり、必殺技って、叫んでる時が1番カッコいい!」
レイト「ゲッターロボも叫んだりするしな。」
キノ「そんなに昔の作品は僕も見ませんよ。」
レイト「ちげぇよ。真ゲッターロボと新・ゲッターロボだよ。この2つはガオガイガーとだいたい同じくらいの年代だから見て見りゃわかるさ。」
キノ「へぇ〜。今度、調べますねぇ。」
レイト「おう。(こいつ、めんどくさいから調べないつもりだな…)」
キノ「レイトさんレイトさん!」
レイト「ん?」
キノ「楽しいね。」
レイト「ふっ…。あぁ。楽しいぜ。」
翌日…
レイト「ふぁ…。キノ。起きろ。もう朝だぞ?」
キノ「………」
レイト「ん?起きろよぉ?」
布団を少し剥がすと可愛い寝顔をした義之が居た。
キノ「スゥ…スゥ…」
義之のほっぺをツンツンしながら零斗は言った。
レイト「可愛い顔しやがって…。…ヒビキも、寝顔は可愛かったな…」
ツンツン…
レイト「へへっ。ほっぺたぷにぷにでマシュマロみてぇだな。」
レイト「5時か。キノが起きてない時間。覚えたぞ。」
朝5時、零斗は義之が起きてない時間を覚え、これからもほっぺを触ろうと考えているのだろう。
昼休みにて…
レイト「ねっみぃ…」
キノ「もう。早くしないとケイジさんとシロウさんのバトルに遅れますよ?」
レイト「なぁ。あのバカ男、大丈夫なんか?」
キノ「大丈夫。昨日僕らと戦った時に、秘策も持ってきてたし。」
レイト「あの発想はすごかったが、うまく使えんのか?」
キノ「それは彼次第ですね。」
レイト「まあ、俺達は勝つ事を祈るか。」
キノ「そうですね。」
そう会話していると、会場が暗くなる。
司会「皆さん、お待たせしました!これより、雨田 四郎さんと、城島 啓司さんによるバトルの始まりだぁっ!」
歓声が沸き、司会者による2人の自己紹介が始まった。
司会「雨田 四郎さんは、名前を逆にしていうと、シロウ アメダ。
これをさらに言い換えるとシロー・アマダというあの08小隊の隊長に名前が酷似している!そんな彼の実力はいかに!」
司会「一方の城島さんはこの湯ノ森学園3年生でトップ10に入るくらいの強さを持ちます。彼はトップとしての意地を魅せられるのでしょうか!」
2人がガンプラをスタンバイし始め、
司会「では、準備が出来たようです。バトル!開始ぃっっっ!」
ケイジ「キジマ ケイジ!ガンダムグシオンフルアームド出る!」
シロウ「シロウ アメダ!ガンダムE-GG、任務に移る!」
二機は飛び出し、まずは互いの動きを把握するようだ。
レイト「グシオンはかなり大きいからな。見たかったらすぐに回避できるか…」
だが、零斗の考察を一瞬で潰されてしまう。
シロウ「出てこい!俺は逃げも隠れもしない!君と本気で闘いたいんだ!」
レイト「あの男、マジかよ…」
ケイジ「逃げなくていいなら助かる。」
2機のガンプラは真正面で向き合った。
レイト「キノ。あのガンプラ、まさか…」
キノ「ぎゃ…ギャレオン…みたいですよね…」
まさかな事に、ガンダムではなく、完全なるギャレオンを使っていた。
シロウ「どうした?俺のガンプラを見て驚いたか?」
ケイジ「いや、その猫みたいなのもガンプラなんだなぁって。」
シロウ「ね…猫 ?!」
ケイジ「猫だろ?」
シロウ「ね…ネコ科に属するが、これはライオンだぞ。もう少し勉強しろぉ。」
ケイジ「へぇい。」
と、話しながら、バトルは始まり…
シロウ「はぁぁぁぁぁっ!」
ギャレオンはものすごい速さでグシオンの周りを駆け回る。
ケイジ「速い…。だが!」
ギャレオンが走る中、突然グシオンは消えた。
シロウ「なにっ?!ど…何処だ!」
ケイジ「ここだぁっ!」
と、言い放つと上空からハンマーを振り下ろす。
ガシャァァァンッ!
ハンマーは盛大に外れた。
ケイジ「ありゃ?」
シロウ「そんな大きなハンマーじゃ、このEギャレオンと俺は止められないぜ!」
ギャレオンはどんどんスピードを増し、
シロウ「今だっ!せいっ!」
ガンッ…
と鈍い音を出したが…
シロウ「こ…こいつ、中々固い。」
ケイジ「ん?今、殴ったな?これでお前とも遠(反)ができた!」
何を言い出したのかわからない一同だったが…突然
バヨーンッ!
攻撃された部位のアーマーが思いっきり飛び出し、Eギャレオンに向かって一直線に飛んでいく。
ガツンッ!
シロウ「ぐあっ!」
Eギャレオンに直撃!
シロウ「なんて発想なんだ?!無闇に攻撃をできない訳か!」
ケイジ「えへへぇ。あ!キノさ〜ん!見てたっすか!今の俺の攻撃!」
キノ「え…。み…見てたよぉ!すごいですね!」
レイト「お前、ちゃんと見えてなかったな…?」
キノ「う…うるさいです。」
レイト「正直に言えよ。」
サワサワ…モミモミ…
零斗は突然、義之の胸を揉み出した。
キノ「触らないでください。お風呂場じゃ無いんだから。」
レイト「へへへ。すまんすまん。ちょっと魔が差しちまった。」
キノ「次やったら、お家に入れないから。」
レイト「ちょ…それは流石に厳しすぎないか?!」
2人がいつもの如くじゃれあってる中、啓司と四郎は…
シロウ「はぁぁぁぁっ!」
ゴツン…
ケイジ「またお前と遠(反)ができた!」
バイーンッ!
シロウ「ウゲッ!」
攻撃を続けるが、飛んでくる装甲を避けきれず、直撃する四郎
シロウ「面白い!なら、俺の本気を見せてやる!」
四郎がそう言うと、金色の額当てを取り出した。
ケイジ「ん?」
レイト「あれって…アレだよな…?」
キノ「アレですね…」
カチャッ…
それを装備した四郎は叫ぶ。
シロウ「ウィークウィップ!」
2人「やっぱり〜…」
ケイジ「ん?」
四郎が叫びながらもみあげ当たりを引っ張る。
シロウ「行くぞ!Eギャレオン!フュージョン!」
四郎が叫ぶとEギャレオンの形をしていたガンプラは人型のガンダムに変形した!
レイト「マジかよ…あそこまで再現してんのか。」
キノ「でも、ガイガーとは少し違いますね。」
レイト「たしかにな。顔はEz8寄りだしな。」
完全に変形し終わると、
シロウ「Eガイガー!」
天の声「シロウとEギャレオンがフュージョンした時、人型ロボ「Eガイガー」となるのだ!」
レイト「おい!誰だ!何処にいる!」
キノ「なんの声でしょうね?」
シロウ「さぁて!それじゃあ、俺も本気でやるぜ!」
Eガイガーが踏み出し、
シロウ「ウィルナイフ!」
光を放ちながら、短刀を取り出した。
四郎はグシオンの穴抜けた所に狙いをつけ、
シロウ「そこだぁっ!」
ブスッ!
カチッ…
ケイジ「また触れたな?またお前と遠(距離攻撃)ができた!」
穴の部分からとんでもないものが飛び出してくる。
バチ!バチバチバチバチ!
シロウ「う…うわ!うわうわ!」
咄嗟の事で飛び上がり回避した。
回避した先で見た光景は…
シロウ「せ…線香花火?!」
レイト「あれ…そうだよな…?」
キノ「昨日僕達がはめられたやつですね…」
昨日…
ケイジ「キノさん、これちょっと振ってみてくださいよ。」
キノ「はいぃ?」
振り振り…カラカラ…
2人「ん?」
ケイジ「へへへ。何が入ってるかはバトルしてからのお楽しみ〜。」
レイト「嫌な予感しかしねぇんだが…」
バトル中…
バチバチバチバチ!
キノ「うわぁっ!」
ケイジ「どうだ!縁ができたお礼だ!はっはっはっ!」
キノ「あれは…やられましたよね…逃げて汗かいたの思い出しました…」
レイト「へへへ…ありゃあズルいぜ…まあ、おかげで俺はいいもん見れたけどな…」
キノ「ん?」
2人が昨日のことを振り返ってる間…
シロウ「これはどうだ!」
また同じように穴を狙ったが…
グニュゥ…
シロウ「う…うわ!なんだこれ!ね…粘土?!」
ケイジ「へへへ。またこれで縁ができたな。」
シロウ「おい!汚いぞ!怪人縁結び!」
ケイジ「怪人とはなんだ!縁結びは許すとして!怪人は酷いっす!」
2人「縁結びは許すんだ…w」
粘土をガンプラに組み込む事は違法ではないが、流石に内部に詰め込み過ぎである。
シロウ「もうこれ以上は遊んでられないぜ!」
ケイジ「え?まだ本気じゃなかったんすか?」
四郎を煽ってるのか、それともただのバカなのか…
シロウ「ファイナル!フュージョン!」
四郎が叫ぶと同時に謎の竜巻が現れ、四郎の髪が全てオレンジに染まった。
ケイジ「お…おわ!す…吸い込まれる!」
吸い込まれるのを耐えていると、グシオンの中身が飛んで行き始めた。
ケイジ「あ!待って俺の秘密道具達〜!」
と、言って出てきたのは、粘土、線香花火、バネ、ネジ
2人「本当あれ、何に使おうとしたんだろう…」
そんな事を言ってると、何か音が聞こえた
???「ガガガッ!ガガガッ!ガオガイガー!
ガガガッ!ガガガガッ!ガオガイガー!」
レイト「もう…察したよな…」
キノ「はい…」
合体が完了すると…
シロウ「ガオ!ガイ!ガー!」
天の声「この世の悪を倒すため、降り立った最強の勇者!その名を勇者王頑駄無 ガオガイガー!」
レイト「また変な声が聞こえたぞ…」
キノ「もう…ツッコむのやめましょう…疲れます…」
シロウ「さぁ!来い!このガオガイガーが相手だ!」
ケイジ「あーあ…この姿だけはなりたくなかったんだよなぁ。」
と、言って、身体中から煙を出し、
シロウ「あいつ、何をするつもりだ…」
煙が晴れ、視界が良好になった頃…
ケイジ「これが、俺のガンプラ!グシオンリベイクフリゲートだ!」
フリゲート艦から名前を取り出したそのガンダムは、フリゲートにふさわしいものだった。圧巻の武装の量、外装として使ったグシオンのアーマーを再利用した盾、4つの腕にはライフルを備えており、その情報量の多さにはかなりびっくりさせられた。
ケイジ「さぁて。蜂の巣にしてやりますか!」
シロウ「こいつ、何を…!」
背中からミサイルと腕からライフルを連続放火する
シロウ「そう来たか!ならば!」
何か策があるようだ
シロウ「プロテクトシェード!」
左腕を前に出し、バリアを貼った
打ち出されたミサイルを全て受け止め、撃たれた弾丸を弾き飛ばし、
だんだんとその放火の威力も落ち始めた。
カチッ…カチッ…
ケイジ「た…弾切れ〜!」
シロウ「もう打つ手無しか?」
ケイジ「まだあるもんねぇ!」
と、言うと、ホログラムから形成されたとんでもない数のバズーカを打ち込み出す。
レイト「お…俺の使ってたやつパクったな?!」
キノ「あらら…」
バズーカの雨に撃たれ、身動きを取りづらいガオガイガー
シロウ「そんなにガラ空きなら、これでも食らえ!」
ケイジ「ん?」
ガオガイガーは右腕を天高く上げ、腕を回転させ始めた。
シロウ「ブロウクンッ!マグナム!」
ケイジ「お…おわっ!」
バズーカを全て吹き飛ばされ、近くで爆発が起き、グシオンリベイクの周りには煙が立ち込める。
ケイジ「き…キノさんの技を使うとは卑怯っすよ!」
キノ「ケイジさんごめ〜ん!それ、僕の技じゃないんだ〜!」
シロウ「そうだぞ。元々ガオガイガーの技だからな?」
ケイジ「そ…そうだったんすか〜?!」
啓司が油断していると、
シロウ「これで終わりにする!」
ケイジ「へ?」
シロウ「ヘル!アンド!ヘブン!」
と、叫び必殺技に移ろうとする。
ケイジ「隙だらけっすよ!」
と、言い大型剣を構え、突撃した。
シロウ「ゲル、ギム、ガン、ゴォ、グフォ…」
ケイジ「もらったぁぁぁぁっ!」
シロウ「はぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ケイジ「おわっ!か…体が動かない!」
天の声「ヘルアンドヘブン、ガオガイガーの攻撃の力と防御の力を兼ね備えた最強の必殺技だ!」
ガシャァァァンッ!
シロウ「捉えた…!」
四郎は啓司の乗るコクピットブロックを掴み
ケイジ「お…な…何が…なn…」
コクピットブロックを引きちぎるように取り出す
シロウ「ふんっ!」
ガオガイガーが後ろを見せると同時に、グシオンリベイクは爆発した。
ケイジ「お…おわぁぁぁっ!」
潰れかけのコクピットブロックから、啓司が出てくると…
ケイジ「な…なんで終わってないんだぁ…!助けt…」
ペチャ…
バトルエンドのコールが響いた。
レイト「なんか…あの終わり方は嫌だな…」
キノ「はい…可哀想…」
天の声「見事、敵を打ち倒したガオガイガー!新たなる勇者の誕生だ!」
ケイジ「うへぇ…負けたぁ…」
シロウ「ケイジ君!」
ケイジ「へ…?」
シロウ「ありがとう。いい勝負だった!」
ケイジ「あ…あざっす!」
と、2人は握手をした。
その勝負を見ていた人はみんなで拍手をした。
レイト「なぁ。どうすんだ?対策は。」
キノ「対策ね…どうしましょうか…うーん…とりあえず。」
レイト「とりあえず?」
キノ「とりあえずお風呂に。」
レイト「なんでそうなるんだぁ…?」
キノ「嫌ですか?」
レイト「い…いやぁ…?」
キノ「じゃあ、いいでしょ?」
レイト「………ふん。」
キノ「へへへ。」
2人が帰ろうとすると、
シロウ「おーい!君達!」
キノ「シロウさん?」
シロウ「今日、君たちの家に泊まらせてくれないかな?」
2人「え?」
シロウ「いやぁ、君達がお風呂の話をしてるから、俺も入ろうかなt…」
キノ「来ないでください!」
レイト「来るんじゃねぇ!」
シロウ「じょ…冗談だよ。ははは…」
レイト「あんた、恋人いるなら余計ヤベェからな?」
シロウ「う…っ。」
キノ「図星…」
シロウ「ごめんごめん。冗談だから。それじゃあ、また4日後楽しみにしてるよ。」
そう言って、四郎は去っていった。
キノ「なんだったんだろう。あの人…」
レイト「さぁな。俺がお前の胸揉んでるのを見てたとかか?」
キノ「次揉んだら家に入れないから。」
レイト「もうしねぇよ!風呂の時以外は!」
キノ「お風呂に近づかせないけど?」
レイト「ま…マジで言ってんの?」
キノ「さぁ…?」
レイト「お…おい。ちゃんと答えを言ってくれよぉ!」
キノ「嫌ですぅ。」
いつもの如く仲良し(?)な2人。
こんな事で強敵、雨田 四郎に勝てるのだろうか…
シロウ「おもしろい2人だ。4日後が楽しみだ。」
こんにちは。
今回は後書きに色々と言わせてもらいますね。
今回は少しバトルが凝りすぎると思ったので、2人の話を最初と最後に多めに入りました。
しかし、四郎さんのガンダムE-GGもとい、ガオガイガー。とても強そうな相手ですね。しかし…相手はガンダムでは無くなりましたね。
しかし、ガイガーはEz8に配色が似てるうえ、顔も少し似つく所もあるので、あの2つをフュージョンさせました。
(この前、落書きで書いて割と形になってたとは言えませんが…)
では、次回もまた楽しみにしてくださいね。
次回は、あの最強の姉妹のお母さんが出るみたいですよ。
「あのぉ…。」
「はぁい?あら。可愛い子が来たわね。どうしたのぉ?」
「ちょっと探してるガンプラがあって。」
「可愛い子ねぇ。一華にも合わせたいわぁ。」
「え…もしかして…」
次回〜キノとアマリとレイトの過去〜
「あれ?もしかして、そこにいるの…レイト君?」
「嘘だろおい…」