初投稿作品なのでお手柔らかに。
デスノートとウマ娘のクロスオーバーですが、登場人物が死ぬ描写をするつもりは一切ないのです。
ウマ娘のゲームも楽しませてもらってます。
本編はデスノートの原作の最終話の直後からそのまま始まっていきます。
それでは、本編をお楽しみください。
第一話 新たな生活
「うわーーーっ 死にたくない!! 逝きたくないーーーっ」
ドクンッ
「ち 」
「ちくしょう…」
ジリリリリ…
ガバッ
「?!」
「どういうこと、だ…?」
僕は
夜神月は
ニアとの決戦で、負け…死んだ
そうじゃないのか?
どうして今…生きているんだ?
デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ…
そのルールは絶対の筈だ
とするとここはどこなんだ?
もしや人間界ではないのか?
様々な憶測が頭の中を巡る
自分の周りを見渡すが、見慣れた自分の部屋があるだけだった
どうやら死神界ではないらしい。
前にリュークに話を聞いたことがあるが、死神界は砂漠の様な殺風景な場所らしい。
人間界であることが分かってひとまずは安心だ。
依然として疑問はあるが。
そして、自分の部屋になにか手がかりがないか、探し始めた。
「…!机の二重底がない…」
普段デスノートを保管していた学習机の二重底が、なくなっている。
「おい、リューク、いるのか?」
しかし、返事は返ってこない。
「………」
僕は…夢でも見ていたのか?
デスノートなんて初めからなくて…
ずっと、夢の中の出来事だったのか…?
目の前のなんの変哲もない現実
デスノートを発端とした目まぐるしい頭脳戦の日々
理知的に考えれば、どちらが現実的か、比べるまでもない。
「もしかして、本当に悪い夢を見ていたのかもしれない…
現実的に考えて、ノートに名前を書くだけで人が死ぬわけないじゃないか」
しかしまだこの状況では何が真実かという決断を下すには早すぎる。
まずは今がどういう状態なのかを知らなくては。
そう考えた月はリビングに降りていった。
「月、今起きたの?もう9時よ?」
彼女は僕の母、夜神幸子。
「お兄ちゃん、いくら疲れたからって寝すぎーー」
こいつは僕の妹の粧裕(さゆ)。
「いいだろ、いつまで寝てたって」
カレンダーで今日が何もない日なのは確認した。
余計な事を口に出さないように会話をやりすごす。
「お兄ちゃん、明日は朝早いんでしょ?だらしない生活してちゃダメだよー!」
明日…カレンダーには「AM6:00」と書かれていた。
しかし、肝心の用事が書いてなかった。
なんのことを言っているのかが分からない。
「ごめん、明日って何の日だっけ?」
「えーっ?!お兄ちゃん忘れちゃったの?」
「あんた、明日はトレーナー試験の合格者発表の日でしょ?
今からそんな調子でどうするの?」
…トレーナー?
僕は中学生の頃にテニスの全国大会で2度優勝したことがあるが…
テニスのトレーナーの資格でも取ろうとしていたのだろうか
しかしこの段階でこれ以上ボロを出すわけにはいかない
ここは…
「申し訳ないんだけど、ここ数日の記憶が曖昧でね…
何をしていたのか、あまり覚えてないんだ」
…これが最善か?下手に当てずっぽうで喋るよりも、こうした方が情報を引き出しやすいと思う。
実際、僕はこの世界で生活していたという記憶がない。
だからまぁ、あながち嘘ばかりというわけでもない。
「えーっ、お兄ちゃん、記憶ソーシツってこと?!」
「ちょっと、大丈夫?病院に行った方がいいんじゃない?」
「あんまり酷いようなら病院に行くよ。それで、とりあえず明日僕はどこに行けばいいのかだけ教えてくれないかな」
「そりゃあもちろん『トレセン学園』だけど…
まぁ私は合格発表自体は心配してないけどね~
なんたって全国模試一位も取った自慢の兄ですから」
どうやら僕はこっちでも全国模試一位を取っていたらしい。
それよりも今気になるのは『トレセン学園』というワードだ。
「ありがとう、それじゃあちょっと外に出てくるよ
朝食はいらないから」
足早に家を出た。
まず、この世界はただ単に僕がデスノートを拾わなかった世界という訳ではない。
少なくともトレセン学園なんて聞いたこともない。
僕は知らないことが多すぎる。
「まずは、知らないとな。」
この世界について。
そして、今の僕について。
【DEATHNOTE】
少年ジャンプで連載されていた漫画。
生まれつきの天才で人生に退屈していた高校生夜神月と、「面白いこと」を求める死神リュークによって織り成されるダークヒーローファンタジー。
【夜神月】
DEATHNOTEの主人公。
容姿端麗、博学才穎であり、運動能力も優れている、まさに非の打ち所のない程の天才。更に友達も多い。しかし彼は煽り耐性が0であり、原作ではそのせいで感情的になってしまい、致命的なミスを犯している。
デスノートを拾う前は心優しい優等生だったが、デスノートを使っていくうちに性格が豹変していく。
なお、素で「新世界の神になる」とか言っちゃうくらいなので、厨二病だと思われる。
連載の方式について
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2000文字くらいで週3~5連載
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4000文字で週1~2連載