僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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ヒロアカで好きなキャラは緑谷君。カッコいいよね。流石主人公。


第10話

side三人称

『1時間程昼休憩挟んでから午後の部だぜ!じゃあな!!オイ、イレイザーヘッド飯行こうぜ!』

『寝る』

『ヒュー!』

プレゼン・マイクと相沢の実況・解説が一時休憩となる。

 

 

side立香

昼食。私はクラスメイトの女子全員集まって、おしゃべりしながらお昼ご飯を食べる。

「悔しいわ。三奈ちゃん、百ちゃん、お茶子ちゃん、立香ちゃん。おめでとう。次の種目、私の分まで頑張って頂戴。」

そう讃えてくれる梅雨ちゃん。

「ありがとー。けど次の種目でどうなるか分からないし、さっきも結構まぐれみたいな感じだし…うーんこれからどうなるか難しいなぁ…」

私はお礼を言って、次に意気込む。が、不安を言いこぼす。

「ですがここまでこれたのもチーム一丸となって動いた結果…きっと実力にお見いですわ」

そんな私に八百万さんは褒め称えてくれる。

「皆すごかったー!飯田君にあんな超必持ってたのズルイや!」

麗日ちゃんはさっきの飯田君の個性技の事を言う

「…まぁとっておきは隠すものだし…」

私はそんな麗日ちゃんと宥める。

「でもさ!一番印象に残ったのってさ!アレだよね!」

「うん」

「そうだね…―」

三奈ちゃんが言った事に耳郎ちゃん、葉隠ちゃんが頷く。そして―

「「「「「「お姫様抱っこ」」」」」」

麗日ちゃん、梅雨ちゃん、八百万さんも頷いて、全員が同じ事をいう。その矛先は私だ…

「言わないで…恥ずか死…」

「(そんな事ありませんよ)」

過去を掘り返され、恥ずかしくなって顔を隠す。因みにガヴェインは『霊体』になってもらっている。こうすれば邪魔にならないし、本人は透過して私と弟以外は見えない。というかお姫様抱っこした本人にフォローされても意味が無い。

「で、早速なんだけどあのイケメン騎士は誰!?」

目を輝かして聞いてくる三奈ちゃん。私はため息ついて答える。

「…セイバー……ガヴェイン…八百万さん説明よろしく……」

説明するのがメンd…じゃなく、騎馬戦で疲れてるから私は八百万さんに全部放り投げた。

「は、はぁ…コホン。ガヴェイン…ですと『太陽の騎士』や『忠義の騎士』と呼ばれることもある騎士ですわ。アーサー王の甥であり、アーサー王の影武者、そして王が倒れた場合の代理候補の一人。もっとも彼本人は周囲からの評価も意に介さず、あくまでアーサー王の右腕であり続けた、最も著名な円卓の騎士のひとりですわ」

八百万さんの博識がすごい…女子皆も感嘆する。

「「「「へー!」」」」

「(おぉ!私の事をこれほど知っているとは…是非ともこのレディとお茶を嗜みたい)」

ガヴェインも嬉しそう…というかナンパしようとしてるし…

「(でたよ…手癖の悪いすけこまし…) …ガヴェインが八百万さんといつか対面したいんだって」

「え!?話聞いてるの!?」

耳郎ちゃんが周りを見る。霊体だから見えないよ。そして八百万さんは嬉しそうに答える。

「まぁ…でしたら私はそのお方の騎士道を聞いてみたいですわ」

といった時だった。

「あ、いたいた!」

「おーい!そこの女子メンバー!」

「「「「「「「?」」」」」」」

峰田君と上鳴君が来た。そして相澤先生の言伝を聞かされる…え゛何それやりたくない…

 

 

side立希

さてお昼だ。鋭児郎君、瀬呂君、上鳴君と一緒に食べる。

「…デケェ」

「なぁ…立希…」

「これ……弁当…か?」

自分の目の前にあるのは弁当。しかしそれは…重箱だった。しかも5段。こんな大きく高い弁当に鋭児郎君、瀬呂君、上鳴君は唖然とする。

「…うん。そうだね」

『重箱!?』

まぁ驚くよね…3人とも大声でツッコんで来た。

「しかも3段とかじゃなくて5段もありやがる!!」

「え!?これ全部食うのか!?」

「気合入ってんなー…」

「さ、流石に無理かな…よかったら食べる?」

狼狽える3人。今日が体育祭だという事で調理班が全力で作ったからなぁ…姉の方も確か同じものだったかな。自分は皆で食べようと提案すると、3人は目を輝かす。

「いいのか!!」

「俺さ!初めて立希の弁当食った時から気に入ってるんだよなー!」

さっそくオープン。すると…視界に広がるのはとても美味しそうな数々のおかず。

「マジでうまそうだ!!」

目を輝かす上鳴くん。

「料理ってこんな輝くっけ!?」

感嘆する瀬呂君。

「しかもあったけぇ…」

涎が出始めてる切島君。自分含め、皆ゴクリと唾を飲み込む

「冷めない内に食べようか。頂きます」

「「「頂きます!!」」」

さっそく食べる。案の定「美味い!」と言ってくれると自分も嬉しくなる。当然、自分も美味しいと言ってしまう。そんな時…

「立希ー!お竜さんにも食わせろー!」

「んぐ!?」

「「「おわ!?」」」

「こらこらお竜さん。マスターの食べる量が無くなるよ」

自分の後ろから抱きつくようにお竜さんが現れる。坂本さんもやれやれといった感じで後ろから現れた。

「っとと…大丈夫だよ。お竜さんも坂本さんもありがとう。是非食べてって」

「そうだぞー!お竜さんは頑張ったからなー!それ相応のお礼が無いと駄目だ!」

「全く…でもまぁマスターが良いなら、遠慮なく…うん、美味しい」

そのままお竜さんは自分に抱き着いたまま、つまんで食べ始め、坂本さんは自分の隣に正座し、箸で食べ始める

「モグモグモグモグ…」

「あはは……どうしたの3人とも」

二人が食べ始めた時、3人の動きが止まっていた…というか同様している?

「え?いやぁ…なんつーか…」

「偉人と一緒に飯食ってるってすげーなって…」

「つか女性に抱き着かれてるお前が羨ましいわ」

鋭児郎君、瀬呂君、上鳴君の順に言ってくる。というか上鳴君はブレない。

「んー美味い。」

それでマイペースなお竜さんである。

「まぁ改めて…彼が坂本龍馬さんで、こっちがお竜さん」

「ライダー、坂本龍馬。マスターの召喚に応じ参上した。こっちは相棒のお竜さん。僕ともどもよろしく頼むよ」

「よろしくな、お前ら……ところでお前ら美味そうだな」

いきなりお竜さんが3人を見て涎を垂らす。完全に目が捕食者だ。

「「「…え」」」

「いやいや、ダメだからね……」

やれやれと坂本さんがやんわりお竜さんを制する。お竜さんはムッとした顔で坂本さんを睨んだ。

「な、なぁ立希、男性の方は坂本龍馬ってのは分かる。有名だから…でもそっちの女性は何者なんだ?」

瀬呂君が聞いて来た。

「お竜さんはお竜さんだぞー」

「んー彼女は天逆鉾に縫い付けられていた大蛇の物の怪だよ。で、坂本さんがそんなお竜さんを助けた…だっけ?」

「そうだね。」

「あー…そうだったなーモグモグ」

「へぇー……ってこの女性は妖!?」

お竜さんの正体を知って顔を青くする上鳴君さっきのお竜さんの発言もあって一層青くなっていた

「蛙与えれば大丈夫だから」

そんな上鳴君を自分は落ち着かせる。

「蛙!?え!?食うのか!?」

「蛙は私の大好物だ。」

「「「おぉう…」」」

何とも言えない3人の顔だった。その後、上鳴君は峰田君と女子メンバーの所によって何か話していた。その顔がなんかいやらしい顔をしていたのは気のせいだろうか…?

 

そして昼休憩が終わり、スタジアムに集まる。坂本さんとお竜さんは『霊体』になってもらう。

『最終種目発表の前に予選落ちの皆へ朗報だ!あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ!』

「…………」

ぞろぞろと自分達はスタジアムに集まる…のだが、ある場所に目が集まる。

『本場アメリカからチアリーダーも呼んで一層盛り上げ……ん?アリャ?』

『なーにやってんだ……?』

プレゼン・マイク先生、相澤先生が呆れた声をこぼした。

「わお…」

自分は驚く。視界の先に写っていたのは…

『どーしたA組!!?』

A組の女子メンバー全員が何故かチアの衣装をまとって並んでいた。なんか『チアァ!』という擬音語が聞こえる。女子全員顔が暗い。というか何してんの姉…

「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!?」

「「ひょー!!」」

八百万さんが怒鳴る。峰田君と上鳴君はサムズアップし合っていた。あぁ…あの二人に騙されたのか…

「…でも姉が騙されるなんて珍しい。あ、写真撮るね。」

「撮るな!!…あの二人が『相澤先生からの言伝だから』って言って来た……考えればあの二人に先生が頼むわけない…」

スマホを取り出してチア姿の姉を撮る。消す?そんな事するわけが無い。

「(お似合いですよ!マスター!あ、弟さん後で撮った写真を見せて下さい。我が円卓の宝にしますので)」

「するな!!」

霊体のガヴェインがすごくいい笑顔で言って来た。まぁ肝心の姉はすごく不機嫌だけど

「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私……衣装も『創造』で作り上げたのに…」

項垂れる八百万さんに

「アホだろあいつら…」

馬鹿馬鹿しいと思いチアの道具を投げ捨てる耳郎さん

「まぁ本選まで時間空くし張り詰めててもシンドイしさ…」

そしてチア姿になっても平気そうな葉隠さん。何か大丈夫そうだ。

「いいか!絶対撮るなよ!?絶対にだ!フリじゃないから!!」

「いや自分が撮らなくてもこれ中継されてるよ?ほらあの大画面に映ってるし…」

「(あ、オワタ)」

大声を上げる姉だが冷静に諭すと、項垂れた。ドンマイ。

「まぁまぁ立香ちゃん!いいんじゃない!?やったろ!!」

「透ちゃん好きね」

そして梅雨さん、三奈さんに手を引かれながら退場。そんなハプニング?があったけど無事全員集まった。

『さぁさぁ皆楽しく競えよ!レクリエーション!それが終われば最終種目!!』

プレゼント・マイクの実況と同時に大画面に映られたのは…『トーナメント表』

『進出5チーム!総勢18名からなるトーナメント形式!!1対1のガチバトルだぁ!!』

1対1のガチバトル。くじ引きで組み合わせを決め、レクリエーションを挟んで始まる。トーナメントは去年見た事があった。形式は違うけど、例年通りだった。レクリエーションに関してはトーナメントに参加する18人は参加するもしないも個人の判断らしい。で、早速組み合わせを使用とした時だった。

「あの…すみません……俺…辞退します…」

『!?』

まさかの尾白君が辞退を提案。なんでも騎馬戦の記憶が無いらしく、皆が力を出し合った中で、わけわかんないままトーナメントには入りたくないと言ったのだった。他にも尾白君と同じ理由でB組の一人が辞退を提案する。どうなるかは主審のミッドナイト先生の采配だが…

『そういう青臭い話はさぁ……好み!!棄権を認めます!!』

まさかの好みで決めた。結果、繰り上がりで6位の拳道チームが入る事になったが、二人の話を聞いた拳道チームのメンバーは違うチームの鉄哲チームの二人を指名し、その二人がトーナメントに入る事になった。

『それじゃあ二人を入れて組み合わせるわ!因みにシード権は2つ!運も実力のウチ!!』

組み合わせの結果…

 

 

【挿絵表示】

 

 

まさかの自分と姉がシード権。幸先が良い。召喚に限りがあるため、戦う数が減るのは嬉しい。

『よーしそれじゃあトーナメントは一先ず置いといてイッツ束の間!楽しく遊ぶぞレクリエーション!』

そんなわけで、レクリエーション後、トーナメント戦が始まるのだった…

 

 

side立香

「(レクリエーション……って言ってもなー…)」

トーナメントの組み合わせが終わり、私はスタジアムの外に出ている。すでにチア服は脱いでジャージ姿。レクリエーションには参加しないで観戦する。立希は借り物競争に参加していた。引いたカードは『カワイイ女性』だったらしい。だからお竜さんと一緒にゴールインしたんだなって納得した。まぁそれで緊張をほぐしていた。他の女子もチア姿で応援合戦して緊張ほぐしてたし、他は静かな所で神経を研ぎ澄まして…まぁ色々していた。

「(私も緊張ほぐさないとなー) ……あ」

「……………」

のんびり歩いていると、そこに轟君がいた。ばっちり目と目が合った。

「あー………」

「………なんだ」

警戒してるのか、鋭い眼差しで見てくる。何ていえばいい…?えーと…

「…お互い、頑張ろう……ね?」

「……ああ……」

「「……………」」

一応の励まし。でもそれから会話が続かない……何この空気!?

「(何か話題!!) えっと……轟君の親とか来てるの!?」

「あ゛?」

「っ!」

一瞬。殺気に近い何かが私を襲う。というか轟君のトーンが一段低い。やっべ、地雷だった!?

「え、あ、その…ごめん。不躾だったかな…?」

「……いや、いい。んでもねぇ………お前はどうなんだ?」

「へ?何が?」

「……両親……来てねぇのか?」

そう返された。私は素直に答える

「あー………いないんだよねぇ…死んだのか……生きてるのか……全然分かんないや」

「っ……悪い…」

そんな私に轟君は申し訳なさそうに謝罪して来た。私は慌てて訂正する。

「だ、大丈夫。全然気にして無いよ。それに…親がいなくても家族がいるし」

「家族…」

言葉に反応した轟君。

「そうそう。弟の立希は勿論、実家にはカワイイ後輩や、オカンみたいな医師もいる。それにさ…ヒーローみたいに強くて、カッコイイ英霊達だっている…皆…私にとって大事な家族なんだよ。」

皆の姿を思いながら話す。皆がいたから、今の私がいるんだから。

「………」

轟君はただ黙って聞いていた。そんな轟君に私は再度質問する

「轟君にはいないの?大切で大事で守りたい…そんな人達」

「…ああ……夏兄……冬姉………お母さん……」

「大事な皆を守る…そういう理由でヒーローなりたいって私は思ったのかなぁ…あはは」

「……………」

何かハッとする轟君。そしてさっきまでの鋭い視線が緩和したように思えた。

「まぁ、私が言いたいのは…そんな緊迫した感じ出さなくてもさ、自分がやりたいようにすればいいんじゃない?…それじゃあね!」

体の向きを変え、スタジアムに戻る。その時に轟君は何か言っていたけど全然耳に入らなかった。だって…

「(あんな空気で会話無理!)」

やっぱり私にはシリアスは似合わない。

 

 

side轟

「…ありがとな…少し、落ち着いた……藤丸立香……か……」




二次小説あるある。おもしれー女。的な感じ。
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