僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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第100話

side三人称

藤丸姉弟が偽聖杯の欠片を回収している間…緑谷とオールマイトはトップ3のヒーローとチームアップ。AFOの居場所を突き止めるために日々動いていた。時にはAFOからの刺客が襲撃してきたが、緑谷は辛勝。しかしAFOからのメッセージに、だんだんと心に余裕が無くなり孤独へとなる…所だった。

「―ここを!彼の!ヒーローアカデミアでいさせて下さい!!」

1年A組。19人が緑谷を止める。クラスメイトの一人一人が緑谷に手を差し伸べ、声をかける。そして幼馴染からの謝罪…一度は雄英高校に避難している市民から緑谷は拒絶されかけたが、麗日の”叫び”により市民達を説得する。

「―お前がここで休んだら、俺たち元の暮らしに戻るのかよ?」

市民の一人の問に、緑谷は答える

「皆が一緒にいるから…全部、取り返します」

緑谷は一度足を止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お湯の温度は42℃!!」

「沸かせー!!」

「脱がせー!!」

「洗えー!!」

「そして着かれ!!」

「大概の事はおフロ入れば何とかなるんだ」

A組の寮にて、緑谷をフロに入れ、心身を休ませるA組メンバー。そしてオールマイトは緑谷に力になれなかった事、皆に事情を話すことが出来なかった事を謝罪し、次は共に戦う事を誓う。

「次は…一緒に…!守りましょう!!」

「―ありがとう。」

そう言い、オールマイトは寮から出ていく。少し前まではしんみりとした空気が少しだけ和らぐ寮内。これぞ大団円…

「―じゃねぇんだよぉ!!」

「あの姉弟何処行ったぁ!!」

上鳴、峰田が皆を代弁するかのように、床に膝を付いて拳を叩き嘆いた。そう、1年A組にはまだ二人―藤丸立香、藤丸立希が戻って来てなかった。

「緑谷はさぁ、AFOとかOFAについて書置きしてたからまぁ、理由は分かったけど…」

「あの姉弟何も言わないで消えたよな!!」

耳郎、瀬呂がそう文句を垂れる。

「う…」

「緑谷を責めてるわけじゃないからな!言えない事は誰にだってある!」

自身の行動を顧みた緑谷をフォローする切島。

「緑谷はずっと雄英の外で活動してたんだろ?二人に会わなかったのか?」

そう上鳴が訊くが、緑谷は首を横に振る。

「ううん。あの戦いの後…全く会ってない…確かに、活動中…『影』っていう個性で倒せない敵が多数出没しているっていう情報はあったけど…プロヒーロー達が現場に向かった時には全て終わっていたって…避難した市民は『突然助けに来てくれた』とか『黒い人を倒してきてくれた』とか…藤丸君達も何かしているらしいけど姿は見てない…」

「そうか…俺達が調べた事と一致しているな。」

「ええ、そうですわね」

飯田が頷き、八百万は部屋の隅に置いていたホワイトボードを持ち出し、皆の前に出す。

「緑谷さんの捜索と平行し、藤丸姉弟も捜索しておりました。あの戦いの後、突如として現れた黒い人、『影』という存在が日本各地で出没。まだ生きていたネット、ツイッター、SNS、ブログ等から全てピックアップいたしました。」

そう八百万は説明する。ホワイトボードには日本列島が貼られ、列島の至る所で『影』が出現したポイントを×印で示す。

「おいおい…北海道から沖縄まで…どんだけ出てんだよ!?」

「というか、これ全部二人でその『影』って敵を倒してるって事なの!?どうやって移動してるの!?」

峰田、葉隠が驚愕の声を出す。

「こんなにその『影』は出ているっていう情報はあるのに…立香と立希の姿は無ぇのか?」

轟の問に八百万は頷く。

「はい。どうにも、情報操作がされているようですの…避難した市民達が二人の姿を撮ったであろう写真、動画が投稿されましたが、その数秒後には全て閲覧禁止。中には何も映っていない動画や写真もありましたわ…私も直ぐに藤丸姉弟が映っている可能性があった写真、動画を保存、バックアップしましたが…ダメでした。」

「確実にあの姉弟を指示してる輩がいるな。しかもデケェときた…組織がいやがる。」

爆豪がそう推理すると、皆が思い当たる。あの全面戦争にて、ヒーロー全てに通信された声の存在だ。

「…突然の何者かの通信。その後、俺達が倒せなかった影を一掃した立香達…影を呼び出す器のような物…多分、二人はAFOが取り出した黒い器を、探しにいったんだ…」

立香と立希の活躍を間近でみた轟はそう言うと、飯田は言う

「しかし、その黒い器は…遠目だったがバラバラに天高く飛び散っていた…その欠片が日本中に振り落ちたと?」

確証の無い話。八百万は咳払いし、話を続ける

「こんなにも情報がありながらも姿が無い…ですが、次に現れるであろう予測は着きましたわ。」

『!!』

「轟さん、飯田さんが言ったその黒い器の欠片…集めた情報にそれらしき事が書かれていた説がありました。そこで、その『黒い器の欠片について』の情報のみに絞ると…近いですの」

「近い…?一体何が…?」

蛙吹が首を傾げる。八百万はそのピックアップした情報を列島に置く。青森、山口、群馬、三重の順に…

「…段々と俺達がいる所に近づいてないか!?」

「じゃあ次二人が現れる可能性は…!」

八百万が言いたい事に気付いた尾白、砂糖。そして皆も予想がつく。

「この辺り…いやでも県って範囲広すぎない!?」

「しかもいつ来るかもわからないんじゃ…情報は直ぐ消されるし…」

芦度と耳郎はそう言うと、障子が呟く。

「…二人が探してる黒い器の欠片があればいい…そうすれば、藤丸姉弟はその欠片を回収する為に姿を現す。」

「そりゃそうだけど、その欠片が何処にあるかわかんねぇし、そもそもそれが何なのか分かんねぇよ」

瀬呂が頬をかきながらツッコむ。数秒静寂と化す。

「…それでも、二人を探そう。もし…僕みたいな事になってたら…今度は二人が危ない。」

緑谷が真剣な顔でそう言う。今回の事で大切な皆に救われた緑谷。藤丸姉弟もまたAFOに狙われていたら…そう考えると、緑谷は動けずにはいられない。当然それはA組全員同じだ。

「結局は探す事に変わりねぇ!地道に探せば会えるんだ!」

「だな。俺、立希とゲーム再戦の約束してたしな。」

「漫画返してなかったなー将来のヒーローに借りパクさせんなよなー」

「…藤丸とセッションしたいし…」

「以前立香とのお茶会を約束したましたわ!」

「うん…皆で藤丸姉弟探すぞー!!」

『おう!』

一丸となるA組。まずは捜索する範囲、メンバー決めなどを夜通し話し込むのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英避難用居住区スペース。その人通りが少ない広場に集う人達…

「…あの方からの司令はまだか?」

「何もない…まだその時ではない…!」

「このまま何もしないでいいのか!?何かしておかないと…俺達が…!」

「おい落ち着け!…手はある。我々の仲間の一人があの方と連絡を取ることが出来た。」

「おお!それでメッセージは!?」

「…『時が来るまで自由にするといい。何かあったらコレを使って欲しい。君達の願いを叶えてくれる』…と」

一人が懐から取り出した小さな箱。それには黒い欠片が―

次はどの姉弟物語がいいかな…(未定)

  • ジョジョ(第3部かな)
  • RWBY(姉弟+オリキャラ2人)
  • イナズマイレブン(無印、エイリア編から)
  • BLEACH(設定は書いた)
  • HUNTER×HUNTER(念は考えた)
  • 呪術廻戦(設定は書いた)
  • ハリポタ(4部まではざっくり書いた)
  • NARUTO(姉弟じゃないけど)
  • 暗殺教室(設定は書いた)
  • オーバーロード(自信ない)
  • 家庭教師ヒットマンリボーン(未来編かな)
  • ヒロアカ(もう一回。別なつよつよ姉弟。)
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