僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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それなりに書き溜め(大体アニメ5期ぐらいまで)してるので、修正しながら投稿します。


第4話

side立希

戦闘訓練が終わった次の日のHR。相沢先生が昨日の戦闘訓練の事を話す。爆豪君と緑谷君は先生に軽く注意されていた。

「さて本題だが、早急に君達にさせておきたい事がある。」

「(何だろ…テストとか…?)」

“自由”が校風だからなぁ…そう思いながら耳を澄ませ―

「学級委員長を決めてもらう」

『学校っぽいの来たーーー!!!』

普通だった…その後、クラスのほとんどが委員長をやりたいと手を上げる。けど収集が付かないため、飯田君の『投票』という案で決める事になった。結果、委員長が緑谷君。副委員長が八百万さんとなった。因みに副委員長だけど、八百万さんと鋭児郎君が同じ2票だったからジャンケンで決めた。自分?人を引っ張る仕事は無理だ。

「姉は誰入れた?」

姉にそう聞くと、姉はさらっと答えてくれる。

「飯田君。メガネだし、委員長っぽいキャラじゃん。そっちは?」

「鋭児郎君。ああいう人って支えになってくれるかなって」

ま、お互い駄目だったけどね。

 

 

side立香

午前の授業が終わって、昼休みになる。

「立香ちゃん!一緒に食べよ!」

麗日ちゃんからのお誘いが来る。

「いいよ。麗日ちゃん。」

「やった!あ、デク君と飯田君も一緒だけどいいかな?」

「大丈夫」

戦闘訓練以降、麗日ちゃんとは仲良くなったと感じる。私は弁当を持って麗日ちゃんと一緒に食堂へ行く。緑谷君と飯田君は後で来るらしい。席に着いて、弁当箱を開ける。

「わぁ…立香ちゃんの弁当は今日も美味しそうやー…」

「実際美味しいからね。食べる?」

「いいの!?じゃあ交換しよ♪」

涎を垂らす麗日ちゃんにそう聞くと、案の定嬉しそうに頷いて来た。因みに今日の弁当はエミヤが作った。いつも内心オカンと呼んでます。その後、飯田君と緑谷君が昼食を持って席に着く。

「はぁ…僕が委員長って務まるかなぁ…」

4人で昼食を食べている時、不安そうに緑谷君が言いこぼした。それに反応するのは飯田君。

「大丈夫さ。緑谷君のここぞという時の能力と判断力は評価に値する。だから君に投票した。」

「(あ、緑谷君に投票したんだ。)」

そう思う私。確か、緑谷君に3票入っていた。緑谷君が自分に入れて、飯田君が入れて…後1票は……麗日ちゃんかな?

「…あれ?それじゃあ飯田君にいれたのは誰なん?」

不意に麗日ちゃんが疑問に思った。飯田君は分からず、首を横に振るそんな時に、私は手を上げ答える。

「それ私。」

「何!?藤丸クンだったのかい!?すまない…折角入れてくれたのに当選出来なかった……」

驚いて、悔しそうに謝罪する飯田君。別に私は気にしていない。

「別に気にしないよ。まぁ、飯田君なら委員長似合いそうだなって思って入れただけだから。」

メガネだし。

「でもさ、飯田君も委員長やりたかったんでしょ?メガネだし!」

麗日ちゃんざっくり行くなぁ…そして同じ意見だし。

「“やりたい”と“相応しい”かは別の話だ。僕は僕の正しいと思う判断したまでだ。」

キリっとした顔で答える飯田君…とまぁ色々雑談していた時だった。突如としてサイレンが鳴り響く。

『!?』

食堂にいた全員が驚く。そして直ぐに校内放送が響きわたった。

【セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください。】

「3!?」

「何々!?」

「兎に角逃げようぜ!?」

「セキュリティ3って何ですか!?」

「校舎内に誰かが侵入して来たんだよ!!こんなの初めてだ!!」

「ちょ―押さな―」

突然の避難勧告。食堂には大勢の生徒がいる。大勢が出入り口に我先にと行くため大混雑になる。

「いてぇ!いてぇ!」

「押すなって!!」

「いてぇ!!ちょ!倒れる!!」

「押すなってぇええ!!」

「流石最高峰!!危機への対応が迅速―「ただ単にパニックになってるだけでしょ!!」」

飯田君のセリフに思わず大声で突っ込んでしまう。でも今はそれどころじゃなった。

「っあ……っ!」

「立香ちゃん!?」

人混みに押され、誰かに足を踏まれ、麗日ちゃん達と離れてしまう。動こうにも動けない。何も抵抗できないまま人混みに流される。

「みん…っ……落ち………っつう!」

どうにかしようとしても、誰かに肘や腕が私の体にぶつかり、まともに動けず、話せない。なすすべが無かった。

「(誰…か………助けて……っ!!)」

更に圧迫され息がしにくくなる。もうダメだ……と思った時だった。

「―おい」

「っ!」

誰かに腕を引かれた。かなりの勢い。体のバランスが崩れ、転びそうになった。けど誰かに受け止められていた。

「……大丈夫か?」

「…………へ?」

誰か―と言ったけど、クラスメイトだった。白と赤の髪の男子。確か名前は…

「と、轟君……なんで?」

「なんでって、人混みで苦しそうにしていたから。お前の腕掴んで引っ張っただけだ。」

真剣そうな眼付でそう言ってくる。一先ずお礼を…

「あ、ありがとう……ございます……その………」

「…どうかしたか?」

今の状況。転びそうになった私を轟君に受け止めてもらってます。腕引っ張ってもらっただけでこうなる!?

「皆さん!!大!!じょーーーーぶ!!!!」

「!飯田君!?」

気付くと、遠くで飯田君が非常口のマークの恰好で壁に張り付いて皆を落ち着かせていた。話を聞くと、報道陣が学校に入って来ただけだった。轟君も分かったようだ。

「敵じゃねぇんだな……ならいい」

「よ、よかった……えと……もうダイジョウブデス。ハイ。」

「……立てるか?」

「は、ハイ」

轟君に立てさせてもらう。周りの皆は飯田君の話を聞いて落ち着いて避難をしていた。

「あ、ありがと…助かりました」

ようやく私は轟君にお礼の言葉を言う。

「気にするな。ヒーローを目指す奴なら、これくらい当たり前だ。」

「そ、そだね。アハハ」

そんな一言二言だけ会話し終えると、轟君はどこかに行った。

「姉!大丈夫!?」

「立希…」

そこに立希が来た。少し服装が乱れている。多分私と同じように、人混みにまみれてたのだろう。

「人混みきつかった…一瞬息できなかった。マジで………どしたの顔赤くして…」

「え?え~~~と~~~……イケメンって行動もイケメンだなって」

「はい?」

それしか言いようが無かった…翌日、緑谷君が委員長を飯田君に譲り、それを皆が賛成していたけど、イケメンの行動に余韻があって余り頭に会話が入ってこなかった。

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