僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order 作:小野屋陽一
side立希
自分達が補習をしてる間に出し物が決まった。バンド演奏とダンスホールを融合した出し物だった。
「やっと今日で補習終わったー」
「これで私達も本格参加できるねー♪」
寮に戻るとさっそく役割分担を始めていた。役割は三つ。『バンド隊』、『演出隊』、『ダンス隊』だ。自分はダンスかなぁ…
「お、補習組が帰って来たぞ!」
「今どんな感じかしら?」
「バンド決め!今の所、爆豪君がドラムで耳郎ちゃんがベース、百ちゃんがシンセサイザー?だよ!」
「…アレ?姉演奏しないの?」
「っ…余計な事を……」
自分が呟くと姉がじと目で睨んできた。いやだってピアノ弾けるじゃん。
「確かに!立香ちゃんもピアノ弾けるやん!!」
「そういや部屋にあったな」
「いやでも…人に聞かせる程上手いわけじゃ…」
「大丈夫ですわ。立香。二人で弾きましょう!私も頑張りますわ!」
「藤丸…お願い」
「………うん。分かった…やります…久しぶりに練習しないと……」
姉は八百万さんと同じシンセサイザー?になった。
「藤丸弟は弾けねぇのか?」
「全然。楽譜読めるだけ」
「後は…ギターとベースだね」
「へ?歌は耳郎ちゃんじゃないの?」
「ボーカルならオイラが!」
「この僕☆」
「歌なら自信あるぜ!」
というわけで、皆で査定。鋭児郎君は漢気溢れた歌。ジャンルが違う…峰田君は…何言ってるか分からない。がなってるだけ?青山君の綺麗な声…というか裏声。辛口な結果だ。
「おい立希!こういう時こそ何か誰か歌系の奴召喚出来ねぇのか!?」
電気君に言われ、自分は誰がいたか考える…候補がいた。
「えーと…あ、うん。いるよ。」
「おお!マジか!」
「え?いたっけ…」
姉が首を傾げる中、自分は呼ぶ体制に移る。
「えっと…じゃあ試しに呼んで欲しいんだけど…」
「了解。来て『ランサー』」
耳郎さんに頼まれ、早速呼び出す。
「―さあ、ライトを当てなさい!」
現れたのは、ランサー、『エリザベート・バートリー』。悪魔のような角や尻尾を生やした濃い桃色の長髪の少女。血の伯爵夫人とも言われた吸血鬼だ。
「おまっ!?立希!!「まぁまぁ、きっと大丈夫だから。うん。きっと」」
エリちゃんを見た姉が物凄く動揺した。
「おおー!可愛い娘キター!」
「10年後が楽しみだぜ」
「カワイイ!」
皆がエリちゃんを見て騒ぐ。エリちゃんが自分を見て来た
「それで?子イヌ。私をここに呼んで何をする気なの?」
「うん。エリちゃん…今こそ君の歌唱力をみせるんだよ!」
「!……ふふふ…ええ…いいわ!聞かせてあげる!!」
自分が歌って欲しいと願うと、エリちゃんは嬉しそうに皆の前に立つ。
「おお…何か期待できそうだぜ!」
「見た目もなんかアイドル衣装だし…めっちゃ歌が上手いかも!?」
「取り敢えず聞いてみようぜ!!」
「さぁ!エリちゃん!GO!!」
皆がエリちゃんの歌声がどんなものなのか楽しみにワクワクする。
「聞きなさい!!豚ども!サーヴァント界最大のヒットナンバーを聞かせてあげる!スゥー…―」
エリちゃんが声を発する瞬間、自分と姉は耳を塞ぐ―
「―ボエエエエエエ~~~~!!!!」
―吹っ飛んだ
side立香
「―いけると思ったんだけどなぁ…」
『逝けるわ!!』
バカ弟のせいで全員気絶した。既にエリザベートの姿は無く、皆意識が回復し、バカ弟に文句を言う。
「見た目で判断しちゃだめだって今知った…」
「リアル〇ャイアンマジでいたのかよ…っ」
「『ボエー』って本当にあったんだ…」
もれなく全員項垂れる。
「ダメだったか…でも良い時はすごく歌が上手いんだよ?だた上手くなる確率が低いだけで…「もういい。喋るなバカ。」ういっす」
バカ弟は殴って粛清。正座させて黙らせる。
「振り出しにもどったな…耳がイテェ……」
「やべ…思い出してきたら吐き気が…うっぷ…」
「もう一人候補いるんだけどなー…ネロ陛下「立希、シャラップ」ア、ハイ」
それからなんやかんやで耳郎ちゃんが歌う事になった。彼女の歌唱力は…耳が幸せになるくらい良かった。エリザベートの歌声を聞いた後だから尚更……それからギターも上鳴君と常闇君に決まる。途中、峰田君が、ギターが体格的に弾けなく捻くれたけど…三奈ちゃんの『ハーレムパート』作ると言ったら元気になった…そして演出隊も決め―深夜1時にて……
「全役割!決定だ!」
・バンド隊:耳郎、常闇、上鳴、爆轟、八百万、藤丸姉
・演出隊:轟、瀬呂、青山、切島、口田
・ダンス隊:緑色、飯田、麗日、芦戸、蛙吹、葉隠、佐藤、峰田、尾白、障子、藤丸弟、(青山)
「明日から忙しくなるぜ!!」
「皆ガンバロー!」
『オオオオオ!!』
因みにバンド名は―
「バンド名は『スパークエレキッズ』なんてどうだ!!」
「『夜間葬団』」
「『俺』」
「A組全員で臨むという意味を込めて―『Aバンド』というのは…」
「「それだ!」」
「「「………」」」
男子3人を黙らせて決まった。