僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

53 / 107
第53話

side立希

自分達が補習をしてる間に出し物が決まった。バンド演奏とダンスホールを融合した出し物だった。

「やっと今日で補習終わったー」

「これで私達も本格参加できるねー♪」

 

寮に戻るとさっそく役割分担を始めていた。役割は三つ。『バンド隊』、『演出隊』、『ダンス隊』だ。自分はダンスかなぁ…

「お、補習組が帰って来たぞ!」

「今どんな感じかしら?」

「バンド決め!今の所、爆豪君がドラムで耳郎ちゃんがベース、百ちゃんがシンセサイザー?だよ!」

「…アレ?姉演奏しないの?」

「っ…余計な事を……」

自分が呟くと姉がじと目で睨んできた。いやだってピアノ弾けるじゃん。

「確かに!立香ちゃんもピアノ弾けるやん!!」

「そういや部屋にあったな」

「いやでも…人に聞かせる程上手いわけじゃ…」

「大丈夫ですわ。立香。二人で弾きましょう!私も頑張りますわ!」

「藤丸…お願い」

「………うん。分かった…やります…久しぶりに練習しないと……」

姉は八百万さんと同じシンセサイザー?になった。

「藤丸弟は弾けねぇのか?」

「全然。楽譜読めるだけ」

「後は…ギターとベースだね」

「へ?歌は耳郎ちゃんじゃないの?」

「ボーカルならオイラが!」

「この僕☆」

「歌なら自信あるぜ!」

というわけで、皆で査定。鋭児郎君は漢気溢れた歌。ジャンルが違う…峰田君は…何言ってるか分からない。がなってるだけ?青山君の綺麗な声…というか裏声。辛口な結果だ。

「おい立希!こういう時こそ何か誰か歌系の奴召喚出来ねぇのか!?」

電気君に言われ、自分は誰がいたか考える…候補がいた。

「えーと…あ、うん。いるよ。」

「おお!マジか!」

「え?いたっけ…」

姉が首を傾げる中、自分は呼ぶ体制に移る。

「えっと…じゃあ試しに呼んで欲しいんだけど…」

「了解。来て『ランサー』」

耳郎さんに頼まれ、早速呼び出す。

「―さあ、ライトを当てなさい!」

現れたのは、ランサー、『エリザベート・バートリー』。悪魔のような角や尻尾を生やした濃い桃色の長髪の少女。血の伯爵夫人とも言われた吸血鬼だ。

「おまっ!?立希!!「まぁまぁ、きっと大丈夫だから。うん。きっと」」

エリちゃんを見た姉が物凄く動揺した。

「おおー!可愛い娘キター!」

「10年後が楽しみだぜ」

「カワイイ!」

皆がエリちゃんを見て騒ぐ。エリちゃんが自分を見て来た

「それで?子イヌ。私をここに呼んで何をする気なの?」

「うん。エリちゃん…今こそ君の歌唱力をみせるんだよ!」

「!……ふふふ…ええ…いいわ!聞かせてあげる!!」

自分が歌って欲しいと願うと、エリちゃんは嬉しそうに皆の前に立つ。

「おお…何か期待できそうだぜ!」

「見た目もなんかアイドル衣装だし…めっちゃ歌が上手いかも!?」

「取り敢えず聞いてみようぜ!!」

「さぁ!エリちゃん!GO!!」

皆がエリちゃんの歌声がどんなものなのか楽しみにワクワクする。

「聞きなさい!!豚ども!サーヴァント界最大のヒットナンバーを聞かせてあげる!スゥー…―」

エリちゃんが声を発する瞬間、自分と姉は耳を塞ぐ―

「―ボエエエエエエ~~~~!!!!」

―吹っ飛んだ

 

 

side立香

「―いけると思ったんだけどなぁ…」

『逝けるわ!!』

バカ弟のせいで全員気絶した。既にエリザベートの姿は無く、皆意識が回復し、バカ弟に文句を言う。

「見た目で判断しちゃだめだって今知った…」

「リアル〇ャイアンマジでいたのかよ…っ」

「『ボエー』って本当にあったんだ…」

もれなく全員項垂れる。

「ダメだったか…でも良い時はすごく歌が上手いんだよ?だた上手くなる確率が低いだけで…「もういい。喋るなバカ。」ういっす」

バカ弟は殴って粛清。正座させて黙らせる。

「振り出しにもどったな…耳がイテェ……」

「やべ…思い出してきたら吐き気が…うっぷ…」

「もう一人候補いるんだけどなー…ネロ陛下「立希、シャラップ」ア、ハイ」

それからなんやかんやで耳郎ちゃんが歌う事になった。彼女の歌唱力は…耳が幸せになるくらい良かった。エリザベートの歌声を聞いた後だから尚更……それからギターも上鳴君と常闇君に決まる。途中、峰田君が、ギターが体格的に弾けなく捻くれたけど…三奈ちゃんの『ハーレムパート』作ると言ったら元気になった…そして演出隊も決め―深夜1時にて……

「全役割!決定だ!」

 

・バンド隊:耳郎、常闇、上鳴、爆轟、八百万、藤丸姉

・演出隊:轟、瀬呂、青山、切島、口田

・ダンス隊:緑色、飯田、麗日、芦戸、蛙吹、葉隠、佐藤、峰田、尾白、障子、藤丸弟、(青山)

 

「明日から忙しくなるぜ!!」

「皆ガンバロー!」

『オオオオオ!!』

 

因みにバンド名は―

「バンド名は『スパークエレキッズ』なんてどうだ!!」

「『夜間葬団』」

「『俺』」

「A組全員で臨むという意味を込めて―『Aバンド』というのは…」

「「それだ!」」

「「「………」」」

男子3人を黙らせて決まった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。