僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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最近のガチャがドブ


第60話

side立香

「わわ…っと」

「藤丸さん大丈夫!?」

「何とか…それよりもジェントルは…」

「…ジェントル・クリミナルは……多分…」

「…戻ろう、緑谷君」

ジェントルの“個性”で飛ばされた私達。直ぐにジェントル達がいる所に戻る。何となくだけど、彼がしようとしている事が分かった。ジェントルは仲間…ラブラバとアラネアを……

「―世間知らずの女性二人を匂引かし、洗脳していた事。だからどうか、相場愛美と女郎ヤマメに…恩赦を…!」

「「…………」」

戻ると、そこにはジェントルの胸元を掴み上げているハウンドドッグ先生と。周囲を包囲しているエクトプラズム先生がいた。そしてジェントルは自首をしていた。アラネアはまだ気絶し、ラブラバは涙を流している。

「ソノ怪我ハ!………」

エクトプラズム先生が私達に気付く。そしてハウンドドッグ先生が私達を見てくる。

「…戦ったのか」

ハウンドドッグ先生がそう問いて来た。私は緑谷君を見る―

「雄英にイタズラしようとしてるのがわかって、少し揉めました…けれど、もう…大丈夫です。」

「…そうなのか?」

「はい。私と緑谷君で説得しました。」

結果。既に始まっていた文化祭。けど中止にはならなかった。ジェントル達を『端迷惑な動画投稿者の出頭希望』とし、『緊急性は無し』と判断され、そのまま警察署に出頭させた。

「……全て終わったら、紅茶とお菓子持っておしゃべりでもしようよ。アラネア…」

私は気絶しているアラネアに言い残した。

 

―「オールマイトガ心配シテイタゾ。藤丸弟モダ。A組10時カラダロウ?」―

エクトプラズム先生にそう言われ、直ぐに雄英に戻る。途中緑谷君が買い出しの品を置いて来た事を思い出していたけど…

「緑谷君。ハイこれ」

「あ!これ僕が買った…いつ…」

「お爺さん避難させて戻る時に回収して、近くの茂みに隠しておいたの。中身は大丈夫だから」

「ありがとう!」

私がしっかり回収しておいたから無事雄英に戻れた。校門前には…

「緑谷君☆遅いよー!」

「青山君!!ごめんなさい!」

「姉!カルデアに戻って何しに…何でそんな泥だらけ?」

「話は後!もうすぐ始まるんでしょ!?」

青山君と立希が待っていた。

「ホラ着替えて☆」

「そんな汗と泥だらけじゃダメでしょ…先生、個性使っても?」

「イイダロウ。」

「『投影:天の衣』」

―ええ、行きましょう―

「『魔術医療』!ハイこれで回復したでしょ?」

王冠の様な帽子をかぶり、白の髪と赤の瞳となる立希が私達にスキルを使って傷が癒やし、泥と汗が消える。

「ありがとう藤丸君!」

「ナイス!」

「後30分で始まるから!!」

 

立希が、私が着る服を持って来たから近くのトイレで早着替え。そして会場の体育館に入る。

「ヤオモモ!皆!おまたせ!」

「心配しましたよハル!」

「おっせーぞモブ女!!」

「大丈夫?弾ける?」

「ん……大丈夫!」

バンド組に色々と言われつつも、私はヤオモモの隣にある電子ピアノの前に立つ。そして―A.M.10:00。A組の出し物が始まる―

 

 

side三人称

「いくぞコラァアア!!!」

―雄英全員音で殺るぞ!!―

BOOOOM!!

爆豪の爆破のドラムから、バンド隊の前奏が始まる。大音量、大迫力に観客は湧く。それと同時にダンス隊全員きれのある動きのダンスが始まる。

「開幕爆発!!」

「ツカミはド派手に!!」

『よろしくお願いしまぁああす!!』

耳郎の歌が始まると同時に盛り上がる。

「(ここで―)」

「(粒立たせる!!)」

ギターの常闇と上鳴がギターを鳴り響かせ、

「(立香!行きますわよ!)」

「(オッケー!)」

立香と八百万もそれぞれの音を絡ませ鍵盤楽器の綺麗で楽し気なハーモニーを奏でる。

「おお!?」

「いいじゃん!!」

いきなりの盛り上がりに観客達は心を躍らせる。

「(―青山ちゃんと緑谷ちゃんのパート!)」

緑谷と青山が前に立ち、同じ動きをする。

「息ピッタリ!」

「緑谷とレーザーだ!!」

「行くよ!」

「ウィ☆」

そのまま緑谷は青山を投げ、青山は空中で『レーザー』を乱射する。これには観客も笑った

「あっはっは!人間花火かよ!!」

その後直ぐに青山は尾白に受け止められ、緑谷は裏方へ移動。そして曲もだんだんと盛り上がっていく

「(そろそろだ!)」

峰田、障子が『もぎもぎ』を宙へと投げ、

「よっしゃ今だ“せろろき”!!」

「セイ!」

「おお」

舞台上にいる切島が『硬化』し、瀬呂は『テープ』を宙へ飛ばし、轟は『氷結』の準備をする。

「『羽ばたく者よ!光源を上下左右に動かすのです!』」

口田も『生物ボイス』で鳥たちにライトを操作させる。そして―

「サビだ!ここで全員―ブッ殺せ!!」

『!!!!!』

曲がサビに突入と同時に会場内に『氷の道』が何本も現れる。瀬呂の『テープ』、峰田の『もぎもぎ』、八百万が『創造』して放った『砲弾』を支柱にして轟が『氷結』を放って固定する。そしてその氷の道を使ってダンス隊が走りだす。

『おおおおおお!?!?!?』

「楽しみたい方ァア!!ハイタッチ!!」

麗日が観客とハイタッチし、『無重力』で浮かす。

「行って来いダンス隊!!」

障子がダンス隊数人を投げ飛ばす。

「ダイヤモンドダストじゃあ!!」

「青山君行こう!」

「ウィ☆」

天井で緑谷はロープで吊るし、『レーザー』を乱射する青山を持って運ぶ、人間ミラーボール。切島は轟が作った『氷』を『硬化』した腕で削りダイヤモンドダストを降り注ぐ。

「上鳴行って来い!」

「おうよ!」

「空中ギター!」

砂糖が上鳴を投げ、それを麗日が『無重力』で浮かし、観客の上で上鳴のギターが鳴り響く。

「浮いたお客はテープで安全確保!」

踊りながら芦戸は観客を保護し、

「うおおおお!!」

「あいつずっとロボットダンスしてるぜ!」

飯田はずっとロボットダンスし、場を笑わせ、

「(『投影:ラムダリリス』!) ラムダリリス直伝!トリプルアクセル!からのイナバウアー!」

―飛び切りのエッジをきかせてあげるわ!―

「ぺ、ペンギン!?」

「フィギアスケートしてるペンギンがいるぞー!!」

ラムダリリスと憑依した立希はペンギンパーカーを着て氷の道を滑りを魅せ、

「オイラの時代ー!!」

『ブー!ブー!』

峰田がダンス隊の女子を使って『ハーレムパート』を見せ、観客からブーイングが響く。

『なんだこいつらぁああああ!!!』

これ以上ない程盛り上がる。曲もいよいよ終盤。耳郎の弾くギターが響き、それにバンド隊が合わせ―

『――――――――――♪!!!!!』

耳郎の歌声が会場全てを覆いつくいた!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

 

A組の出し物は無事、成功する。そして―

「わああああ!!!」

見に来た壊理も、このライブを見て、今まで不安そうな顔が笑顔へと変わる―




『Hero too』は良曲
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