僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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気楽に感想どうぞ。(返答はするかどうか気分次第)


第2期
第7話


side立希

襲撃事件の後日…

「雄英体育祭が迫っている!」

『クソ学校っぽいの来たああああ!!!』

休日明けの登校。包帯グルグル巻きで現れた相澤先生のHRでの連絡に、皆大声で言った。まだ戦いは終わってないとか言ってたからまた敵が来たのかと思った。

「待って!待って!敵に侵入されたばっかりなのに大丈夫なの!?」

手を上げ、麗日さんが発現する。しかし相澤先生は落ち着いて話す。

「逆に開催し、こちらの危機管理体制は盤石だと示す。警備も通常の五倍だ。何より、体育祭は『最大のチャンス』だ。敵如きで中止していい催しじゃない。」

雄英体育祭は日本のビッグイベントの一つ。『かつてのオリンピック』に代わる行事。それをトップヒーローが『スカウト目的』で見るのはもはや当たり前。それをふまえ、相澤先生は話す。

「年に1回…計3回だけのチャンス。ヒーロー志すなら絶対外せないイベントだ。」

 

というわけHRが終わり、午前授業を行って昼休み。当然、クラスメイトでの話題は体育祭の事だ。

「あんな事あったけどよ…なんだかんだテンション上がるな!立希!!」

体育祭に燃え上がる鋭児郎君。自分は頷く。

「そうだね。体育祭で活躍すればプロヒーローにスカウトされるかも…だからね。」

周りの皆も盛り上がる。飯田君なんか独特な燃え方で気合入ってるようだ。そして…

「頑張ろうね。体育祭。」

すっごい形相の麗日さん。全然うららかじゃない麗日さん。どしたの一体…

「(体育祭か……)」

普通にテレビはカルデアにあるから当然、中継されるから応援される。というか…下手な事したら怒られて今までしてきた特訓メニューが増やされる可能性が…っ……否定できない…っ!

「…自分も頑張らないとっ!」

自分も麗日さんに似たうららかじゃない顔になる。

「立希もかよ!?」

「何か覚悟を持った表情してんな…」

鋭児郎君と上鳴君がビクってなっていた。

 

 

side立香

「(体育祭かー…)」

話題になっている雄英体育祭。サポート科・経営科・普通科・ヒーロー科がごった煮になって学年ごとに各種競技の予選を行って勝ち抜いた生徒が本選で競うという簡単に言えば『学年別総当たり』

「(テレビで見た事あったなぁ…大きく分けて3回ぐらい競技種目あったっけ…となると英霊呼ぶのも選択が大事だけど……) まぁいざとなればゴリ押しすれば何とかなるか…」

「…自分も頑張らないとっ!」

「立希もかよ!?」

「何か覚悟を持った表情してんな…」

立希も気合が入っている顔付きになっていた。その後、私は麗日ちゃんと体育祭について話す。それと

「へぇー、麗日ちゃんはお金が欲しいんだ」

「究極的に言えばね…」

うららかじゃない麗日ちゃんを見て何となくヒーローになりたい理由を聞いてると、恥ずかしそうに答えてくれた。

「ウチ貧乏で…少しでも父ちゃん母ちゃんに楽させたいんよ。だからこの体育祭は…絶対に活躍するよ!!」

「そっか。いい親孝行じゃん」

「えへへ…」

恥ずかしそうにブンブンと後頭部に添えた腕を上下に動かす麗日ちゃん。

「立香ちゃんはどう?両親とか何してるん?」

そんな質問が来た。私は少し苦笑しながらも答える。

「あー……親いないんだよね。物心ついた時には姿も見た事がない。写真も無いよ。」

「え…ご、ごめん…」

案の定、麗日ちゃんが悲しそうな顔をしてきた。私はすぐにフォローする。

「だ、大丈夫大丈夫!本当の親はいないけど、私達には沢山の家族がいるから!!」

親の事は知らない。そして親の事は誰にも聞かない。だって私にはカワイイ後輩やオカンみたいな医師、弟だっている。そして強くて、厳しいけど優しい英霊達もいるから。全く寂しくない。だから問題ない。まぁロマニが何か知ってるっぽいけど…言わないなら別にいいと思ってる。

「ほらほら、切り替え切り替え!体育祭、お互い頑張ろう!負けないよ?」

「!……うん!!」

少し悲しそうな顔付きになっていた麗日ちゃんだったけどすぐにいつもの状態に戻る…元気になってよかった。私にシリアスな展開なんて似合うわけない。

 

放課後、Aクラスの前に大量の生徒がやって来た。どうやら敵情視察と宣戦布告をしに来たようだった。紫髪で隈がついた生徒が堂々と宣戦布告。はぁーすごいなぁ…でも爆豪君は「上に上がれば関係ねぇ」って言って帰る始末。ヘイト集めたの君だよね!?まぁその言葉にまた周りに火が着くし………それから二週間は体育祭で上位に入れるように、立希と特訓し合う。当日は敵同士なんだけど…そして体育祭の前日。スカサハ師匠に呼ばれた。勿論立希も。

「当然。上位に入るよな?二人とも?」

圧倒的強者のオーラを放ちながら私達に訊いてくる。思わず正座して、片言になってしまった

「ア、ハイ」。

「い、イエス。マム」

そんな師匠からの激励(?) を私達は貰い…そして遂に雄英体育祭が始まる!!

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