僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order 作:小野屋陽一
side三人称
「主のもとへえええ!!!」
「やれやれ…ようやくヒーローどもを撒いたな…」
「マキアに何かしたようだが、大丈夫そうだ。」
ヒーロー達との攻防が終わり、マキアは再び行動を開始。マキアの背に乗る敵連合達は一息入れた。
「(もうすぐ…もうすぐだ……待っててね……)」
荼毘は何かを企む。今か今かと笑みを浮かべ始めた時、
「!!」
マキアが急に方向を変えた。
「うぉ!?何だ!いきなり曲がるのは止めろ!!作業が出来なくなる!!」
遠心力で倒れそうになったスケプティックは文句を言う。それでもパソコンで何かをしている作業を止めない。
「ぬぅううううう………!!!」
「?……どうしたマキア!その方向に死柄木がいるのか!?」
マキアは唸る。何か異変を感じたスピナーはマキアに問うが、反応せず、ただただマキアは移動を止めない。
「…ん?おい誰かいるぞ!ヒーローか?」
Mr.コンプレスが周囲を見渡すと、指をさし見つける。マキアの前を爆速で走るもの―
「街には行かせないから…っ!」
銀の鎧を纏い、戦車を操縦する、メイジ。そして…
「モーラン・ラベェ!!」
戦車の上にて、金の丸盾を構え、金の槍を振るい鼓舞する、マギの姿だった。
side立香
「モーラン・ラベ!!姉!こっちに敵連合が気付いたよ!!」
「分かってる!」
アキレウスのスキル、『宙駆ける星の穂先』と、今『レオニダス一世』と『投影』している立希はスキル『殿の矜持』にてあの巨大な敵を私達自身に引き寄せ街に行かせないようにしている。
「姉は操縦に集中!!そら!攻撃が来たぁ!!」
一瞬後ろを確認。見えたのは『蒼炎』。荼毘が放ってきた。それを盾で防いでくれる。
「っとぉ!ナイフも来た…!!けどこの程度で突破は出来ない!!」
―スパルタの心意気、ご覧にいれましょう!―
「ほうるぁ!!」
「っとぉ…!」
防戦一方かと思ったが、蒼炎とナイフを盾で振り払うと、立希はその勢いのまま持っていた槍を敵に向けて投げ放った。踏ん張った勢いで戦車のバランスが崩れそうになる
「!…ぉおおおおおおおお!!!!!!」
槍は巨大な敵の顔に突き刺さり、一瞬のけぞった。が、逆にそれが仇になった。再び暴れ始まり、巨大な爪を生やした手で地面を抉り、岩石の雨を降らせてくる
「あ、やば…姉、ごめん」
「馬鹿!!迂闊に挑発すんな!!」
岩石雨の中、縫うように戦車を操る。正面に来た岩は槍を呼び出し、切り防ぐ!!
「ギリギリ…ィ!!「姉…いやメイジ!」何…?」
何とか岩石から脱した時、声をかけられる。その顔は、いつもの笑顔じゃなく、覚悟を決めた、真剣な表情だった。
「いつもの様に、世界を…皆を助けるよ!!」
「……今更何言ってんの…いつだってそうしてんじゃん…分かってる!!」
私は戦車を加速させ、上昇。空を飛ぶ。そろそろスキルの効果が切れる。
「行こう!来い『ランサー』!そんで『投影―!!」
戦車から飛び出す弟―マギを見送り、そして私も覚悟を決める。
「巨人には…来て!『バーサーカー』!そして『降霊―!」
side三人称
空中を舞うマギ。そのまま『英霊召喚』と『投影』をする。
「―牛若丸』!!」
―牛若丸、まかりこしました。武士として誠心誠意、尽くさせていただきます!!―
平安・鎌倉時代に活躍した日本の武将―源義経。その若き頃の存在と憑依。烏帽子に類似する物をかぶり、腰に備わった刀を抜刀。片腕に纏う袖をはばたかせる。そしてマギの隣には―
「―我が名は武蔵坊弁慶、参る!」
源義経と共に活躍した、日本史上最も有名な僧兵、『ランサー』、『武蔵坊弁慶』が召喚に応じる。
「マスター!牛若様!我は逃げませずぞ!!この命尽きるまで戦い抜いて見せましょうぞ!!」
―よく言ったぞ弁慶!主殿!この我ら、微力ながら主殿の力となりましょう!!―
「心強いね!!行こう!!」
「参る!!」
そしてメイジもまた行動に移る。『アキレウス』との憑依を解除し、新たに憑依と『英霊召喚』をする。
「―ダビデ』!!」
―どうしても、と言うのなら仕方ない―
旧約聖書に登場する古代イスラエルの王と憑依。緑の瞳と髪色となり、首には黒く長いマフラーをたなびかせ、
手には『羊飼いの杖』を装備する。そしてメイジの隣には―
「―来たか。ならいいさ。殴って蹴ってさっぱりしてやる!」
英文学最古の叙事詩と言われる主人公、『バーサーカー』、『ベオウルフ』が召喚に応じる。
「ほぅ…なかなか殴り合いしがいのある野郎じゃねぇか。」
―戦うのかー。面倒だけど、頑張ってもらおう―
「アンタも頑張るんだから!ほら!来るよ!!」
4人はマキアに向かって落下する。
「馬鹿が。空中で何が出来る!荼毘!!」
「分かってるよ。」
スピナーの声に、荼毘は応える。マギと弁慶に向けて『蒼炎』を放つ。
「弁慶!」
「委細承知!」
蒼炎が来ると同時、マギと弁慶は体勢を変え、互いの足裏を合わせ蹴り、空中で回避する。
「ベオウルフ!!」
「ぶっ飛べっ!!」
蒼炎はそのままメイジとベオウルフの所まで来る。が、ベオウルフの持つ二振りの魔剣をその剛腕で振り払い、掻き消し防ぐ。
「ちっ…マキア。」
「鬱陶しいぞ…小蠅どもが…っ!!」
マキアは長い爪を更に伸ばし、巨腕を振り回す。
「遅い!!」
「ぬん!!」
着地と同時に二人は回避。爪が当たる瞬間、マギは刀でいなし最小限の動きで避け、弁慶は薙刀で受け身を取る。
「ベオウルフ!援護!二人をあの攻撃から反らして!!」
「ったく、しょうがねぇ」
遅れて着地したメイジとベオウルフ。メイジが指示するとベオウルフは魔剣を振るい、スキル『ベルセルク』、『堅忍の老境』を発動し自身を強化し、マキアに特攻。そのままマキアの爪を次々と切り落として行く
「オラオラオラ!どしたどした!」
「ッ!!アアアアアア!!!!!」
マキアは切られた爪を瞬時に生やし両腕で地面を抉り、土砂をまき散らす。それでも、マギとメイジは動きを止めない。
―その巨体が仇となったな!!―
「こんなものでは!」
マギと弁慶は駆ける。マギは巻き上げられた岩石を足場にし、弁慶は地面に突き刺さっていたマキアの爪から駆け上り、二人は同時に腕を斬りつける。
「オラ!行くぞぉ!!」
「そぉれ!とう!」
メイジはベオウルフに担がれ、土砂を回避。そして『カリスマ』にて自身とベオウルフを強化し、メイジは杖を連続で振るい、ベオウルフは更に強化された肉体と魔剣にて脚を攻撃する。
「(硬ったいなぁっ!!)」
「(でも…攻撃は効いている!!)」
「っ~~~~~~!!!!!」
マキアはぐらりと、その巨体が傾いた。腕と脚。特に脚に、違和感を覚えた。なぜならベオウルフの攻撃ははマキアの様な『巨人特攻』が付与され、僅かにダメージが蓄積されるのであった。
「おいおい!?マキアが圧倒されてんのか!?」
これにはマキアの背に乗っている連合軍も動揺する。
「ちっ…加勢するか…!!」
荼毘は身を乗り出し、マキアの頭上から『蒼炎』を振り放つ。広範囲の炎に、マギ、メイジ、弁慶、ベオウルフは一旦退避する。
「あっつ!けど…姉!弁慶!サポートよろしく!」
「分かってる!『治癒の竪琴』!ベオウルフ!」
―一曲どう?―
「おう」
メイジは3人にスキルを発動。蒼炎の壁を3人は難なく回避し、再びマキアの前に現れる。
「その程度じゃ俺は止められねぇ!!」
ベオウルフは再びマキアの爪を切り飛ばす。そして隙が出来た所を弁慶とマギが特攻。
「あまり攻撃は通じぬようですな…っ!ならば!!」
弁慶はマキアの正面で構える。
「どっせいっ!」
腕を突き出し、スキル。『怨霊調伏』を発動。対象は荼毘。
「ぁ?個性が…消された…?」
腕に『蒼炎』を纏っていた荼毘だったが突如として掻き消され、使えなくなった。
「厄介故に、封じさせてもらおうぞ!マスター!」
弁慶は鎖鎌を投擲。マキアの装甲に引っ掛ける。そして鎖を張ったと同時、鎖の上をマギが駆け上がる。
「抜きつけ、構え!」
マギは牛若丸のスキル『六韜秘術・迅雷風烈』にて強化。刀―薄緑の刀身に魔力を込め俊足の抜刀を放つ。
―天狗に速さで勝てると思うな!?―
「―!?」
マキアは一瞬、マギの姿を見失う。と同時、頭部に何閃と斬撃が繰り出された。
「ちっ…やっぱり硬い…」
しかしそれでも、マキアにはダメージがほぼ無い。顔についている装甲によって防がれている。
「………蠅…」
マキアは思った。今まで自身に纏わりついて来たヒーロー達。それらは自分にとってはうっとおしい蠅だと思っていた。それは今もそう感じている。が、この今戦っている蠅―マギ、弁慶、ベオウルフ、メイジの存在に、マキアは…はっきりとした敵意を向けた。
「…敵!」
「マスター!」
「っ!」
マキアは4人に向けて爪を振るう。ただ振るったわけじゃない。
殺
その狂爪は、森一帯を掻き消した。
GW遊びたいなぁ~でも小説も書きたいなぁ~
次はどの姉弟物語がいいかな…(未定)
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ジョジョ(第3部かな)
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RWBY(姉弟+オリキャラ2人)
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イナズマイレブン(無印、エイリア編から)
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BLEACH(設定は書いた)
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HUNTER×HUNTER(念は考えた)
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呪術廻戦(設定は書いた)
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ハリポタ(4部まではざっくり書いた)
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NARUTO(姉弟じゃないけど)
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暗殺教室(設定は書いた)
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オーバーロード(自信ない)
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家庭教師ヒットマンリボーン(未来編かな)
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ヒロアカ(もう一回。別なつよつよ姉弟。)