僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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第88話

side立希

「―、―ター!マスター!ご無事で!!」

「かっっっ……はぁぁぁ……なん…とか…」

何度も旅で体感した。『死』。敵のあの巨腕がブレたと同時、『燕の早業』で回避。直撃は避けれたけど…その後の余波で地面に叩きつけられた。凄く…痛い…。一瞬意識が吹っ飛んだ…英霊と憑依してなかったら今頃全身複雑骨折だ…

「姉は…」

「大丈夫…ケホッ…スキルと防御したのと…ベオウルフ…ありがとう…」

「……中々やるな、てめぇ……ま、楽しめたぜ……―」

姉がいる所を見たと同時、ベオウルフが退却した。憑依したダビデのスキル、『神の加護』で身を護り、更にベオウルフが姉を守ってくれた。バーサーカー故のあの攻撃の直撃はきつい…こっちの火力が減ってしまった…

「(けど…まだ終われないっ!)」

弁慶に肩を貸してもらって立ち上がる。

「『浄化回復』っ…ふぅ。少しは回復したけど…このままじゃジリ貧か…」

戦闘衣装に備わっている効果を自分に唱え回復。直ぐ近くに刺さっていた刀を取り、構える。

「さぁて…ここからが正念場だ…向こうも本気出してきたし…こっちも本気だ…っ!!」

「…やるしかない…か」

姉と自分は頷き、何をするかを決める。そして再び巨体な敵が暴れ始める。

「■■■■■■■■!!!!!!」

敵が間髪入れずに狂爪を振り下ろしてくる。自分と弁慶は二手に分かれ、姉は後ろに避ける。

「弁慶!タイミングはいつでも!!『幻想強化』!『予測回避』!」

「はっ!!では…こうだっ!」

「ふっ!」

「■!」

弁慶がスキル『仁王立ち』にて敵の注意を引き、姉もまた、降り注がれる爪を持っている杖で捌く。その隙に自分は更に肉体強化。そして―令呪を掲げる。

「『令呪よ。我が肉体に応えよ』!!」

令呪の力により、憑依率が上昇。戦闘衣装の上から牛若丸の片側鎧を身に着け、白、紫の装束が纏われる。

―我らは英霊。人類史に刻まれた。嘗てありしの人の影。我らの存在は、人類史の存続によって報われる…その事実だけで私は戦える!仮初の命を!賭ける価値があるっ!!!―

握る刀に魔力注ぎ、振り払う。瓦礫が宙を舞う。

「―鬼一が兵法、受けてみるか!―」

魔力充填。解き放つ。牛若丸を宿わせた自分は『宝具』を発動。背後から7人の自分が現れる!!

「―遮那王流離譚──『八艘飛び』!―」

牛若丸と自分は重なった声で発動させる。

 

side三人称

マギが宝具発動。8人のマギはマキアへ向かう。

「■■■■■!!!!」

マキアはマギに襲い掛かる。長く生えた爪を変化。確実に捕らえるように。爪を『鞭』のように長く、しならせ始める。そして8人のマギに向けて打ち放つ。爪は地面を抉り、次々と突き刺さる。

「―ふっ!」

土煙が舞う中、マギは爪の上を駆け巡る。襲い掛かる爪を、マギは斬り防ぎながら駆け巡る。

「っおおおおお!!!!」

爪を縦に切り裂く。加速して細切れにする。体を捻り、回転斬りにて防ぐ。複数くる爪には数人で斬り伏せる。思う存分、刀を振るい、少しづつ、マキアに接近する。

「ゴホッ…ッ!!」

吐血するが、マギは走るのを止めない。斬るのを止めない。自身の身体に無理矢理同調させ、英霊の宝具を体現させていれば当然反動が現在進行形で体を蝕んでいく。それでも、マギは止まらない。力を振り絞り、踏み込む。

「■■■■■!!」

マキアの正面に突貫するマギ。既に他7人のマギはマキアの爪に討ち取られていた。全ての爪が宙に舞うマギを襲う。

「―極楽か地獄か、それとも永遠の彷徨か」

「『令呪よ。我が肉体に応えよ』!!」

―いいとも!いいとも!じゃ投げようか!―

弁慶とメイジが動いた。弁慶は手から武器を話し、手を合わせ、『宝具』が発動する。そしてメイジもまた、令呪の力により、憑依率が上昇。戦闘衣装の上からダビデの衣を纏い、持っていた杖を投石器に持ち変える。

「『降伏した方が経済的だよ?それが嫌なら、仕方ないね!』―」

巨人ゴリアテを打ち倒した投石器。メイジはダビデと重なった声で言いながら投石器を回転させ加速。石は緑色に強く大きく輝き始める。

「(集中…!集中……!!魔力を…一点に!!この石にっ!!ありったけ溜める!!)っ!!!」

「海を行き、果てよ!『五百羅漢補陀落渡海』!!」

弁慶の背後から金色の無数の曼陀羅が立ち並び、後光がマキアを照らす。そして更に、自身の身体に無理矢理同調させ、英霊の宝具を体現したメイジ渾身の投石器から放たれた5つの光が弧を描きながらマキアへと向かう。

「■■!?」

5つの光のうち、4つがマキアの周囲の地面へと着弾し、土煙が舞う。そして弁慶の宝具によって、マキアに異変が起きる。全身が硬直し、激痛が襲い、動けなくなる。当然、マギに襲い掛かろうとしていた爪も全て停止。その隙にマギは爪を掻い潜り、遂に射程に捕らえた。

「ではマスター…ご武運を…っ!―」

『宝具』を使った事により、弁慶は退却。マギは弁慶に感謝しつつ…目の前の敵を、マキアに刀を振り下ろす。そしてマギの背後から、最後の5つ目の光―必中の投石が真っすぐマキアを捕らえた。

「『五つの石(ハメシュ・アヴァニム)』!!!!!いっけぇええええええ!!!!」

「(残った、ありったけの魔力を!この一撃に!)オオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

「―」

「っ―」

マキアの体に、刀が、投石が、当たる。

 

 

―刹那

 

轟音と衝撃が周囲一帯を包み込む。




GWで書き溜めしないと…

次はどの姉弟物語がいいかな…(未定)

  • ジョジョ(第3部かな)
  • RWBY(姉弟+オリキャラ2人)
  • イナズマイレブン(無印、エイリア編から)
  • BLEACH(設定は書いた)
  • HUNTER×HUNTER(念は考えた)
  • 呪術廻戦(設定は書いた)
  • ハリポタ(4部まではざっくり書いた)
  • NARUTO(姉弟じゃないけど)
  • 暗殺教室(設定は書いた)
  • オーバーロード(自信ない)
  • 家庭教師ヒットマンリボーン(未来編かな)
  • ヒロアカ(もう一回。別なつよつよ姉弟。)
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