僕のヒーローアカデミア×Fate Grand Order   作:小野屋陽一

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仮免の時に登場したオリヒーローを添えて。
誰?って思ったら第51話に絵を載せてるのでああ、この二人ね。と思ってください。


第96話

side三人称

避難勧告をされ、誰も居ない街。そこに戦闘衣装をまとったヒーロー二人がいた。

「ほら早く☆籠城してる武装市民達を説得しなきゃ☆」

士傑高校ヒーロー科1年。加ノ工創。ヒーロー名、クライン。

「分かってる…はぁ…また平行線になる未来しか見えない…」

士傑高校ヒーロー科1年。佐村伊蔵。ヒーロー名、剣真。二人はここ数日、武装した一般市民の避難誘導に難航していた。その街の住民であり、もうヒーローを信頼せず、ショッピングモールに籠城している状況だった。

「まぁまぁ剣真、そんな面倒な顔しないしない☆スマイルスマイル☆」

「寧ろなんで君はそんな笑みを浮かべられるんだ…こんな状況で…」

笑みを絶やさないクラインに剣真は真顔になる。クラインは剣真より少し前に歩いてから答える。

「こんな状況だからだよ…いつまでも暗いから暗いままなの…何も見えなくなる…一筋の光でもいいから明るくしとけば何となるさ☆」

「………笑みは兎も角、何とかはしたいさ…」

剣真は溜息を吐く。それからしばらくして、二人は件のショッピングモールへと着く。が、違和感を持った

「およ?」

「おかしい…見張りがいない…」

いつもならショッピングモールの出入り口の前には数人の武装した市民がいた。が、今日は誰も居なかった。二人は周囲を見渡そうとした時だ。ショッピングモール内から発砲音が聞こえた

「クライン!」

「分かってる☆!!」

緊急事態。二人は直ぐに突入。音が聞こえた方へと駆ける。場所はショッピングモール中央にある大きな中庭。そこで二人が見たのは…

「「!!」」

「うぅ…」

「い、イテェ…」

「なんだってんだ……っ」

二人の避難誘導を拒否し続けていた、武装した市民が全員地に伏していた。武器が破壊され、中には血を流している者もいる。

「大丈夫ですか☆!?」

「敵…まさか…脱獄した受刑者…「ふひ、凄い…凄いや!」誰だっ!!」

倒れている市民を救助するべく駆け寄るクライン。剣真は周囲を警戒していた時、中庭を見通せるモールの屋上に一人の男性が見下ろしているのを見つけた。何故か晴れている中、傘を開き立っている。

「つ、つつ、遂に…来た…お、俺、俺の…時代…!来た!」

「コレをやったのはお前の仕業か!!」

傘をさしている男性に対し、剣真は装備していた刀をいつでも抜刀できるように構える。男性はおもむろに屋上から中庭へ跳ぶ。

「あぶなっ…い…!」

男性は勢いよく落下…はせず、ゆっくりと落ちる。開いている傘をパラシュートの様に、ゆっくりと着地する。

「俺の“個性”…違う…異能…そう、異能は!この『傘』だけなんだ……『傘』で出来ることだけ…いや…何もできやしない…て、敵なんて倒せない……開いて、さ、さっきみたいにゆ、ゆゆ、ゆっくり落ちたり…み、身を守るだけなんだ……ひ、ひひ…」

おっかなびっくり話す男性。しかしクラインと剣真は警戒を解かない。

「守るだけ…傘が無いと何もできない…だからみんなに馬鹿にされた…お前は弱いって何度も言われた…何度も…何度も…殴られて…蹴られて…怖くて怖くて…怖くて怖くて怖くて…!ああ…このままずっと俺の心は曇り空なんだって…けど…けど…それは消えたんだ…晴れたんだ…!!」

男は満面の笑みで言った。

「何を言ってるか分からないが…市民を傷付けたならば、ヒーローとして見過ごすわけにはいかない…!!」

「剣真待って☆!」

先制。剣真は抜刀し男性に向かって素早く接近し無力化するべく動く。

「無駄なんだよぉ!!」

傘をさしていた男性。傘を持ってないもう片方の手には何かを握っていた。黒い、何かの欠片を…

『オァ』

「「!!」」

男性に向けて抜刀した剣真。しかし彼の刀は防がれる。男性の前に突如として現れた『黒い人』によって。

「数日前に…拾ったんだ…そしたら…こいつらが出て来たんだ…!襲われるって思ったんだ…けど…そうじゃなかった!お、俺の言う事だけ聞いてくれた!だから…だから襲ったんだ!俺を…俺を馬鹿にした奴等に報いを!この…強い力を!!来たんだよ…俺の…時代!!本を読んだ…異能解放戦線…!感動した…その世界で俺は生きる!その時代に今…なりつつあるんだ!!」

「くっ…!」

「剣真!!『瞬間加工(クリエイト)』!!」

クラインは中庭のタイルを『加工』。『手裏剣』に形成し、黒い人間に投げ飛ばす。黒い人間は剣真を払いのけ、その手裏剣を装備していた剣で防ぐ。

「っ『ゼロ閃』―『弐機』!!」

その隙に、剣真は『剣豪』にて強化した刀を抜刀。そこから発生した二つの斬撃が黒い人間の胴体に斬りつける…が、何も無かったかのように再生する。

「くっ…噂通り…効いてない…黒い人間には俺達の“個性”の技は通用しない…!」

「無敵なんだよ…何しても…無駄なんだよぉ…!そしてぇ…お前ら…俺の邪魔したな…?俺の時代を…邪魔したなぁあああああ!!!!!!」

男性がそう叫ぶと、男性が持っていた黒い欠片が呼応するように黒く光ると、様々な武器を持った黒い人間が大量に地面から現れる。

「これは…けっこうヤバい…っ☆!!」

「…………」

攻撃が効かない集団に、クラインは顔を青くし、剣真は冷や汗をかく。じりじりと黒い人間達が二人を中庭の隅に追い詰めようとした時だった。

 

―あっはははははは!―

「「「!!」」」

頭上から女性の声が聞こえた…ような気がした3人。空を見上げれば、人影が見えた。その人影はモールの中庭の方へと落下して来た。

「―吹き飛べ」

『オ!?』

その人物は長槍と太刀を持っていた。着地と同時、腕を交差してから勢いよく放たれた斬撃は黒い人間達を吹き飛ばし、全滅させる。

「な、なな…なんだよ…なんで消えるんだぁああああ!?!?」

男性が叫ぶ中、クラインと剣真はいきなり現れた人物に注目する。白頭巾を深くかぶり、肩には部分鎧を装備。そして手には先ほど黒い人間達を吹き飛ばした武器を持っている。

「貴方誰☆!?」

「何者…」

「君達と同じだよ。目標補足。」

『了解。こっちも位置把握。数秒後そっち行くから』

「何なんだよぉ…けど…けどいいやぁ…数で、数でゴリ押しぃいいいい!!!!!」

白頭巾の人物が誰かと通信していた時、男性が再び黒い人間達を呼び出そうとしていた。

「んぎゃあ!?!?」

「はい清掃完了。」

「「あ(☆)」」

再び上空から落下してくる者が来た。今度は黒いバイクが降って来た。そのまま傘をさしていた男性を勢いよくバイクで踏みつぶしワンバウンドして着地。クラインと剣真の前まで横滑りさせ地面に足を着けながら斜めにスライドして停車させる。

「着地成功。」

「ぁ…が…ぁ…―」

傘は折れ曲がり、その場で倒れる男性。すると地面から出初めてていた黒い人間達が消えた。バイクに乗っていた人物は黒ヘルメット越しに白頭巾の人物を見る。

「スピード勝負ってね…話聞いてたからその『傘』で致命傷は避けてるでしょ。」

白頭巾の人物は気絶している男性に近づき、手に持っていた黒い欠片を回収した。

「これで…3つ目。姉、次行こう…『放生月毛』」

白頭巾の人物は白の大型バイクを呼び出し、黒ヘルメットをかぶった人物と共にその場からさろうとしていた。

「ちょ、待って☆!?貴方達本当に誰☆!?」

「俺達と同じと言っていた…なら応援に来たヒーロー…って事でいいのか?」

クラインと剣真は呼び止めると、黒ヘルメットの人物が答える。

「応援じゃない。正確に言えばあの傘男が持っていた物を回収しに来ただけ…本当ならその男性や倒れている一般市民を治療と保護したいけど…時間が無いから本来の応援を呼んで何とかして。」

「お願いするよ。加ノ工さん。佐村君」

「「!」」

そう言い、二人はバイクを発進させいなくなる。あっという間の戦闘だった。

「ねぇ…さっきの二人…私達の事、知ってたよね☆?」

「ああ…今思い出した。姿変わって最初は分からなかったけど…声で思い出した…ここ最近、全国で現れる…対黒い人間を倒せるヒーロー…マギとメイジだ。」

その後、二人は応援を呼び、武装した市民を治療と保護。傘をさしていた男性を治療と捕縛をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかの森林

「―もう壊れたから使えないかと思ったけど、まだまだ使えそうだねぇ…魔術…中々面白そうじゃないか……僕には無い物だ……欲しいねぇ……」




バイクいいよね。ぐだイベのcm見てカッコよかった。

次はどの姉弟物語がいいかな…(未定)

  • ジョジョ(第3部かな)
  • RWBY(姉弟+オリキャラ2人)
  • イナズマイレブン(無印、エイリア編から)
  • BLEACH(設定は書いた)
  • HUNTER×HUNTER(念は考えた)
  • 呪術廻戦(設定は書いた)
  • ハリポタ(4部まではざっくり書いた)
  • NARUTO(姉弟じゃないけど)
  • 暗殺教室(設定は書いた)
  • オーバーロード(自信ない)
  • 家庭教師ヒットマンリボーン(未来編かな)
  • ヒロアカ(もう一回。別なつよつよ姉弟。)
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