イカルガの英雄 聖杯戦争   作:黒貴者

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イカルガの英雄降臨

一人の青年が窯と呼ばれる人工的な火山のような場所に青年は自ら身を投じた。

 

先に落ちた、ある人を救いたいがために。

 

 

「兄さん!!」

 

 

美しかった金の髪を振り乱し、翠玉のような目を炎にやいて、張り裂けそうな声で叫んだ。

 

 

求め縋る先には別の影があった。大きな男の体とさ小さな少女の体だ。二つは抱き合うように重なり合って、楔を打ち込むように巨大な剣によって一繋ぎに貫かれて、窯に落ちていく

 

 

「ジン・・・・くっ・・・来るんじゃあ・・ねぇよこのバカが!」

 

 

轟音と炎に飲み込まれながらジンは叫んだ。腹の底から湧き上がる殺意と憎しみを込めて。

 

 

「貴様だけは・・・・貴様だけは許さない!絶対

に!!」 

 

 

 

言うと突然ジンの頭の中に 声が響いた。        

 

(抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!)

 

 

暗く陰気の地下室に雁夜はいた

 

 

「召喚の呪文は間違いなく憶えて来たであろうな?」

 

 

「わかってる、こんなところでヘマはしないさ」

 

 

臓硯を一瞥してから、中央の魔法陣を見つめる。 そう、間違えるわけにはいかない。魔力を無駄にしてはな らない、急造の魔術師である俺はこれから始まる聖杯戦争 のマスターの中で一番弱いだろう、

 

 

桜ちゃんのために、凛ちゃんのために、葵さんの ために。

 

 

「おお、それとな雁夜、お前にはバーサカーを召喚しても らう」

 

 

「どういうことだ?」

 

 

「なに、簡単なことじゃよ、お前はほかのマスターどもよ りも比べ些か以上に弱い、ならばパラメーターそのものを 底上げしてやるほかあるまい」

 

 

「・・・・・・くそじじい」

 

 

確かに召喚する英雄は強くなるだろう、その分バーサー カーは魔力を喰らう、雁夜にとっては致命的だ。しかし、 臓硯には逆らえない、ならば短期決戦で決着をつけるま で、この身はもう余命いくばくか、生き残ろうなどどとは 思わない。 呼吸をととのえる。-そして。

 

 

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。

 

 

王国に至る三叉路は循環せよ 閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みた せ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。 繰り返すつどに五度。 ただ、満たされる刻を破却する ――――告げる。

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

 

雁夜は告げると突然地下の空気が冷たくなり霧が発生して、そして氷の柱が現れ柱が崩れると青年が居た。

青年は目を閉じていた瞼が開くとその瞳は氷のような瞳そして、美しい金髪、翠玉のような瞳した青年が口を開いく

 

 

「誰だ?僕をよんだのは?」

 

 

イカルガの英雄は聖坏戦争に降臨した。

 




初心者なので暖温かく見守ってください。
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