機動戦士ガンダムSEED 気づいたらニュータイプ? 作:ボートマン
この前ガンチャンでポケットの中の戦争を見て、こちらの方を書きたくなって書いちゃいました。
いつ見てもポケットの中の戦争は感動しますね。
私はバーニィの残したビデオレターが心にぐっときました。
ヘリオポリス内部へ侵入した白亜の戦艦“アークエンジェル”。
「コロニーの中に戦艦を入れるだと!なんてことを……」
小説を読んでいるときやアニメを見ているときは何とも思わなかった。
むしろ格好いいなあと思っていた。
だけど、現実となれば話は違う。
現在、多くの住民たちがシェルターに避難している。
そんな戦闘が続く中で戦艦まで侵入してきた。
このまま戦闘が続けば、シェルターに被害が及ぶかもしれない。
下手すればコロニーが崩壊する可能性だってある。
「なら早急にすべきことは!」
シグーを撃退する。
コロニーの被害を広げないためにネムはガンバレルを展開して、シグーにオールレンジ攻撃を仕掛ける。
赤いメビウス・ゼロに気づいたシグーは、スラスターを噴かしてオールレンジ攻撃を回避する。
「やはり貴様もいたか“赤い彗星”」
「ちっ!そう簡単にはいかないか!」
ガンバレルを回収し、リニアガンを撃つもこちらの攻撃はあっさりと回避された。
「やっぱり決め手はガンバレルだけか」
シグーの突撃銃からの弾丸を回避しながら、リニアガンを撃って応戦するもまた回避されてしまう。
「このままじゃヤバいな」
ネムのゼロは先程の戦闘で弾薬や推進剤を消費している状態だ。
そんな状態でラウ・ル・クルーゼのシグーとの戦闘は、圧倒的にネムのほうが分が悪い。
「まあ、万全の状態でも勝てるかはわからないけど、どうにか…………ん?退避信号?まさか!?」
アークエンジェルから送られた退避信号に、ネムは最悪の展開が浮かぶ。
アークエンジェルの艦尾から発射されるミサイル。
向かってくるミサイルをシグーは撃ち落とし、またはミサイルを回避する。
回避されたミサイルは標的を見失い、コロニーのシャフトに着弾する。
着弾したシャフト内で火災が発生してワイヤーが切れしまう。
「やばいやばい!」
この後の展開を知るネムはストライクを見る。
ランチャーパックを装着したストライクは、長大な砲身を腰だめに構える。
「それを撃つなー-!」
アークエンジェルの攻撃を回避するシグーへ狙い向けられた砲口から放たれた太い光条。
ネムの掛け声空しく、光条はシグーの左腕を破壊してそのままコロニーの地表にぶつかり大きな穴を空けた。
損傷したシグーはこの場を転針し、出来たばかりの大穴からコロニーの外へ離脱するのであった。
「あぁ……こうなってしまうのか」
コロニーに出来てしまった大穴を見上げ、ネムはコックピット内で嘆息するのであった。
シグーをどうにか撃退ししたことで、アークエンジェルは地表に着陸する。
アークエンジェルの甲板に損傷したゼロが着艦し、ネムは地表にゼロを着艦させる。
「さて、このトレーラー少し借りるぜ」
ゼロから降りたネムは近くにあるトレーラーに乗り込む。
先程の戦闘に何処か故障してはおらず走行には問題なかった。
そして、ネムはトレーラーを運転してモルゲンレーテに到着すると、急いで中の調査を行う。
「とにかく使える物は急いで持っていかないと、すぐに戦闘が始まっちまう」
いつザフトが攻撃を再開するかわからないため、ネムは大破したモルゲンレーテ内を進むと比較的攻撃を受けてない場所を見つける。
「ここは工場か?中が暗いな、電源はこれか?ついてくれればいいが……」
電源をつけると、工場内を照らし出す。
「こいつは………MS……か?」
工場内ではMSと思われるものが格納されていた。
だが、まだ組み立て途中なのか左腕と頭部がなかった。
「出来れば頭部も組み立ててもらえればよかったが、今はそうも言ってられないな。これを持って行ってすぐに戻るか」
ネムは機体のコックピットを開けて、機体を起動して操縦桿を握る。
「OSはまだ設定されてないか、OSはあとにしよう。今はトレーラーに行くことだな」
ネムは操縦桿を動かし、機体を立ち上がらせるとゆっくりと歩きだす。
そして、壁に近づくと右腕で壁を殴りつけて破壊する。
破壊した場所から外に出ると、ゆっくりとトレーラーへ進みどうにか到着して機体をトレーラーに積み込む。
「ふぅ~OSの設定が良くないとここまで動かないとは、それかこの機体がまだ不完全でこんな動きなのか?まあいい、急いでアークエンジェルに戻ろう」
思わぬ収穫物を発見したネムは急いでアークエンジェルに戻り始めた。
というわけ年内の投稿は以上になります!
皆さん!よいお年を!