エイジ 年
@月)日
今日からサイヤ人という宇宙人の事を書いていく。今判明している違いは尻尾の有無だ。見事な猿の様な尻尾はサイヤ人の証と彼女(これからイコと記載する)は教えてくれた。
そういえば父が持っている天下一武闘会のカセットには尻尾の生えた選手がいた気がする。後で見返してみようと思う。
¥月。日
彼女達が配達員を初めて3ヶ月くらいたった。お祝いで父さんもよんでレストラン行くことにしたけど、イコは食べ放題がいいって伝えてきたけど、お肉食べたいのかなって思っていたらお店の人がどんびくくらいいっぱい食べてた。サイヤ人は大食いって事が新しくわかった。
/月一日
今日は満月だよ、お月見しないって二人に言ったらイコが絶対にしないっていった。なんだか怯えてる?怖がっている感じ。満月の時何かあったんだろうけど、ダンは怖がっている理由を知らないみたい。けど彼女に刺さる鋭い一言を言ったみたいで、イコがちょっと怒っちゃってた。
/月&日
ダンちゃんに何歳か聞いてみたら、五才くらいと返事が返ってきた。それにしては小さすぎない…?でも宇宙人は謎が多いし、成長が遅いのも地球人と比べて寿命が長いのかも。答え合わせでイコちゃんに聞いてみると、10代後半あたりになると一気に成長するとの事。気分が上がってまた色々質問したら、ダンちゃんに避けられる様になっちゃった。
」月)日
この前、配達先で不思議な亀が荷物を受け取ったとダンちゃんがはしゃいでる。案外地球が謎だらけかもしれない疑惑が出てきて気分が上がってきた。考古学を調べるのもいいかもしれない。明日にでも図書館で神話や歴史を中心に調べよう。
」月一日
不思議な亀は亀仙流という、武術を教える武天老師という人と暮らしているとイコちゃんが教えてくれた。私が気にしていた事覚えていてくれたんだ…!他に新情報で空を飛ぶ術を教える鶴仙流があるとその亀が言っていたらしい。武術って面白いんだと思った。
:月/日
宇宙には銀河パトロールという宇宙規模の警察があるってイコちゃんが教えてくれた。前より仲良くなれた気がする!
イコちゃんは話す事が好きそうだけど、何処か一線引いて質問するだけだったけど、今では色んなことを教えてくれる。
少しでも心の中の傷を治せていたらいいな。
!月、日
つい興味本位でダンちゃんの尻尾を握ってしまった。すぐにイコちゃんが来たら、尻尾はデリケートだと怒られた。でも目の前で可愛くふりふり動いてたから私は全部悪くない…多分。
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夕暮れが迫ってきている。果実を集めるのはやめて巣の方に戻ろう。最近妙に枯れていたりするから母が星の見回りをしている。今日は西から南を重点的に見回りする日だと言っていた。だから急がないと、カイがバレてしまう。母に遭遇するからね。
「よぉ、そこの嬢ちゃん。何をしているんだ?」
初めて会う私とダン以外の人間。大きくて“服”は固そうなオトナ。しかし質問に答えないと失礼だと本に書いてあった。
「母の好きな果実を集めているんだ」
「そうか…最近実りが少ないだろう?俺が分けてやるよ」
そう言って男のオトナが渡したのは赤いトゲトゲした黒いオーラを纏った果実。なんだか目が離せなくて、とても…とてもおいしそう
一口食べると空を見上げた。空には月の様な物が現れて、それをみた後に意識が途切れた。
パチリと目を覚ます。そのまま勢いよく体を起こした少年は自分のものではないだろう記憶を夢として見たのだ。
「今のは、何だったんだろう」