《おいラディッツ、その豆回収しておけ》
ぶずッ
……。
「何故スカウターの機能つけっぱなしにしていたんだキサマァ!!!」
「ぐぅ!!」 怒り任せにどごどごという擬音がつきそうな勢いでイコがラディッツを叩く。ようやく戦いが終わって一息つけると思ったら新しい厄災が現れた。あの偉そうな態度…恐らく一番強いサイヤ人だろう。どうやって其奴から生き残るかまた作戦を練らないと軽率に此方が死ぬ。
「くそ…何でこんな辺境の場所にサイヤ人は集まるんだ…」
「イコ、大丈夫?無理してない?」
orzのポーズになりながらイコはこの星がさらなる戦場になる事を憐れんだ。
「…組手だ!修行をするぞダン!、とその前にフウさんの場所に案内しろ」
「了解!お見舞いだね。フウさん都の方にいるよ!」
やけくそになって叫びながら大切な人たちが生き残るプランを修正していた。
「これからくるやつの話し合いは大人達に任せる。色々決まったら配達ギンガに連絡入れろ、いいな」
ポッドの中の少年を外に出した後、双子は西の空に消えた。
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「…いっちまったなぁ」 「あぁ…」
呆然と立っているだけの兄弟に痺れを切らしたピッコロは、エネルギー弾を顔面スイングした。
「ちょ、ピッコロあぶねーじゃねぇか!」
「うるさい!貴様らが呑気にしているのが悪い!あの小娘を少しでも見習え!」
この大男以上の脅威が迫ってきているなんて考えたくもないが、否定したら後々己に帰ってくるのが予想できそうな威圧感を放つ声について知っているのはハリネズミ野郎しかいない。
「さっさとさっきの声のやつについて話せ!貴様は知っているだろう!?」
「お、おう…」
今度こそスカウターの通信機能を切る。
純粋サイヤ人の生き残りはオレとカカロットとあの双子以外で二人いる。それがベジータとナッパだ。先に言っておくが奴らの尻尾は弱点にならない。
鍛えているからな。そして強さの数値化である戦闘力はナッパが4000、ベジータが18000だ。…ああオレは二人にとっていらないほど弱い。1500と18000程の差があるんだ。逆らうのはおかしい奴だけだ。
そういう意味ではオレも頭がおかしいんだろうな。まぁ、今は関係ないか。
しかし幸運な事に今奴らがいるのは片道一年程離れた惑星だ。その間に対策なりなんなり立てればいいだろう。
…賭けの内容?オレが勝てば…ある惑星の情報をよこし、負ければフリーザ軍を脱退しギンガパトロールに入れという事だ。
これ以上は話す事はないな