「ところで、皆さんは其奴からどれくらいのことを聞いているのか尋ねてもいいか?」
生きるには情報共有が一番大事だと思っているイコは、実のところベジータ王子についてあまり知らない。彼女が知っているのはフリーザ軍の数少ない上級兵士で一番強いサイヤ人事だけだ。スカウターの声は偉そうで若かったからベジータ王子に間違いないだろう。
「そうだな…俺たちが聞いたのはサイヤ人が一年と数ヶ月後にやってくる事と、彼以上に強い事だな」
「そうか…(一年ではないのか?)」
「なぁ、サイバイマンの種とか其奴ら持ってたりする?フリーザ軍ってとこではイッパンハツバイされてるってジャコさん言ってた!」
ダンは考えるのが苦手になったがやはり賢いな。さすが私の弟だと大声で褒めたいくらいだ。
「イコ変な事考えてない?」
「サイバイマンの種か…持っているだろうな。二回前の地上げでナッパが買い足していた。相手の実力が下の場合、サイバイマンで戦わせてそのままサイバイマンによる自爆に巻き込めば終了だからな」
自爆?それで相手を巻き込むとか…嫌な兵器だな。戦力では彼方が確実に上で、一年程修行しても倒せるほど肉体も力も強くなれないだろう。持っていたら確実に使ってくるだろう。
「…一年と数ヶ月修行してもギリギリ足止めできたらいい方だな。一番伸び代がある奴をこの状況を打破する方法を持つ奴に学ばせることが、できたらいいな…」
どう考えても勝利の道筋が、予測ができない。お通夜な雰囲気がこの場を覆っている。皆それぞれ悩んでいると、ピッコロ似の爺さんが口を開く。
その時見間違いかも知れないが、彼の後ろから後光が差しているように見えた。
しかしその存在に会いにいくには死なないといけないとぬかしやがった。ふざけているのか?
そのまま睨んでいると、あの世の閻魔庁の所にしか入り口がないのだと言った。
「だから死ぬというのはダメだろう。ちなみに誰にいかせようとしたんだ?」
「そ、孫悟空だ…私の元で修行し、強くなったからな…」
カカロットに息子がいるのを知らないのかコイツ。これがカミ?ふざけるな。フィリスの方がずっと…
「あの世とこの世を自由に行き来できる方法ないの?そうしたら死ななくて済むと思うけど」
………
「それだ!ドラゴンボールでできるように願えを言えばいいんだ!!」
ドラゴンボールが何か知らないが、解決策が出たということか?…この星に散らばった7つの球を集める事で願いが叶う?
よくこの星狙われてないな。
子供の頃から夢をみた素晴らしい建造物を書き留めた本を背負った界王神見習いが別宇宙の界王神の元で学びにいくはずが、時空乱流のせいで別の世界に迷い込んでしまった!
果たして彼女は第七宇宙に無事帰れるのか!?
みたいなドラクエビルダーズシリーズとクロスする作品が読みたい