広い荒野の中心に耳を傾けると、微かに音が聞こえる。拳を思いっきり叩き込み、岩が崩れる音だ。
「遅い!そのままではベジータ達に反撃されるぞ!」
デコが広がっている男、ラディッツは双子にそれぞれ修行をつけていた。
何故こうなったのか少し前に遡る。
_______________________________________
ダンとイコは自分達の弱点である安定としたエネルギーの抽出と対人経験のなさを補おうと二人が居候しているフウの農場であの手この手と意見を出し合っていた。
「やはり仙人と呼ばれる奴らの元で基礎を学ぶことが今の私たちに一番いいと思う」
「でもそれですぐ強くなれる?今は組手とかした方がいい気がするよ?」
体の強さでは、普通の武闘家より断然に上なのだ。故に、彼女が求める基礎をこの星の人物では与えることはできない。
それはわかっていたが、これ以上奴への頼み事を増やしたくはない。
「あのハリネズミのところでおしえてもらおーよ、イコ」
「ダンお前…まだむかついているのか?」
呼び方がハリネズミから変える気はないのか、まだ怒りが治らないのかダンはラディッツをそうよんでいる。今は関係ない話なのでこの時のダンの心情は別で語る。
「もう!ここでウジウジしてたらダメだって普段のイコは言うでしょ!俺は、イコに強くなって欲しいの…だからお願い、俺と一緒にハリネズミのとこにいこう?」
少し泣きそうな目で見つめられる少女は、己のプライドの一部を曲げる事にした。少年のお願いを聞き入れる事にしたのだ。そこからは早かった。
気配で男を探し、見つけた後そこまでとんでいき、頼み込んだ。ラディッツはその頼みを受け入れた。
そうして修行は始まった。
「流石に手の甲に血が滲んできたな…部位強化はそこまで!30分休憩の後対人訓練を開始する!」
「ダン、手を出せ」
ダンが素直に手を出すと彼女の両手に包まれ、光り始めた。
「これで明日には治るだろう。初めてだが、できてよかった」
「イコ…今のすごいね!ピカってなったらジンジンしてた手が痛くないんだよ!?どうやったの?」
記憶の片隅へ追いやっていたマジュツ…魔術を使い、ダンの傷を治りかけにまで変化させた。なんでも使うと決めたのだ。これも使わずしていつ使うんだ。と思い出した魔術を自分の戦術に組み込みるほどに使い慣らす事に決めた少女は彼の問いに答える。
「ちょっとした魔術さ。私実はつかえたんだ」
それを見て男は少女が奇妙な
築いてる人もいると思うけどラディッツ大好きマンですワタクシ。
サイヤ人来襲まで365+70