後ダンとイコのバブ姿描いたのでよければみてくだしあ
「カイになにを用意したらいい?」
ダンが秘密の会話のために、イコの耳に口を寄せて語る。
イコが思案する顔を表に出した後、ダンに向いた。
「私たちだけで、鹿をいつもとは違う狩で刈ったものをご飯にして…きれいな形の葉っぱに、果実と一緒に盛り付けてみよう」
これが己らの母のためになると考え、双子は行動を開始する。ダンはイコの指示で、森に深さ4mの穴を掘った。
イコは穴に鋭い枝を立て、穴の上の木にそれなりの大きさの岩を蔦でつなげた。
「ダン、鹿をここまで追え。穴は見えづらいが、気づかれる可能性があるからな。全力でやれ」
「わかった!ここにユードーをやればいいんだね!」
作戦会議後二人は、それぞれの場所に立ち、鹿を探す。
「…!いた」
ダンが獲物を発見し、足に力を込め距離を積める。後数十mというところで、鹿こちらをむきダンを視認する。逃げ始め、ダンから離れようと走り出す。ダンが鹿を追いかける事に夢中になりかけた頃、イコの話を思い出す。
「おっと…こっちにいかせないと」
追い詰め方を変えたダンに逃げ惑う獣は逆の位置に向かう。しかしその先にはイコが息を潜めて待っている。土の脆さに気づき、中に跳ね上がろうと脚に力を込め跳ぶ瞬間、
どごッ 、 、 、 と音が頭から奏でられ鹿は穴に落ちた。その様を見届けた二人は、沈黙を噛み締めた後、
「「ぃよっしッ!!」」と手のひらを合わせて喜びを上げた。
「俺たち二人で鹿とれた!すごい、すごい!」
とダンが声をだし、鹿を引っ張り上げる。身体中茂みによる傷ができているが気にしていないようだ。その姿をみたイコが“母”に教えてもらった傷直しの薬草を取り、手で潰しダンの傷につける。
「後ははっぱと果実だな。よし、私はこれから森の南で取れる、黄色の果実とはっぱを取りに行く。ダンは巣に戻ってくれ」
「ん!きおつけてね、イコ!」
薬草をぐしぐしと擦りながら言を返し獲物を連れて森の中心部にある巣穴に向かった。そろりと周囲を確認し、“母”がいるか見渡す。…まだ帰ってきてないようだ。一安心したところで鹿を下ろす。
姉であるイコが帰ってくるまで、日課になったエネルギー弾飛ばしをしようと手に力をこめる。
「んんん…はぁ!」
ヴォン、と鳴り手の上に光の塊が出る。今日は一段とまとまって見える。そのままエネルギー弾を練習用の切り取った様々な木に一つずつ投げる。
遠くになれば成る程、うまくいかない。どうやったら上達するのか、わくわくと打ち続けてカイの事を忘れて練習をしている。このままではフェリスに内緒のカイがバレてしまう。
ダンはいつ気づくのであろうか…