三人称side
奏「蝙蝠女?」
翼「正式名は『バットガール』、夜に活動する人物で主に犯罪者達を襲っているらしい」
奏「犯罪者、ねぇ.................」
バットガールについて興味を示す奏。
彼女自身バットガールと戦ってみたいと思いからか、翼の話を聞いていた。
翼「しかもノイズとも戦えるらしい」
奏「ノイズと!?」
翼「えぇ.................信じられないと思うけど、すでに動画が上がっているの」
そう言うと、翼はとある映像を見せた。
その映像は蝙蝠をモチーフにした格好をした少女がノイズと戦っている映像だった。
奏「すげぇ.................」
翼「一応立花コーポレーションに確認したのだけど、そのことについては全く知らないそうよ」
奏「そっか、立花コーポレーションって対ノイズ用物質を世界で唯一開発した会社だっけ」
翼「立花コーポレーションのおかげでノイズの脅威は少しだけ減った.................だが」
奏「その分私たちの出番は減っちゃったけどな」
立花コーポレーション。
それは日本有数の大企業で、主に対ノイズ用物質を使用した武器を作る対ノイズ企業として有名になっている。
翼「うーむ.................」
奏「そういや今日って立花コーポレーションの開催するパーティーの日じゃなかったっけ?」
翼「はっ!!そうだった!!」
響side
アルフレッド「響お嬢様、そろそろ行きましょうか」
響「分かっている」
今日は立花コーポレーションが開催するパーティーが行われる日、これも社長としての仕事の一端だ。
まぁ、ドレスを着るというのは今でも慣れないが。
客1「あ!!立花社長だぞ!!」
客2「本当に若いわね.................」
まじまじと私を見つめるパーティーの招待客たち。
アルフレッド「今回は招待客が多いですね」
響「そうだな」
弦十郎「あなたが立花社長ですか」
そう尋ねて来たのは赤髪の筋骨隆々とした男だった。
響「あなたは.................?」
弦十郎「俺は風鳴弦十郎、風鳴訃堂の息子.................と言えば分かりますよね?」
響「あぁ、八紘さんの弟さんの............」
弦十郎「知っていたんですか!?」
響「あなたの噂は聞いている。確か、アクション映画を見ただけで強くなる人外だとか」
弦十郎「ははは、そう言われればそうかもしれませんな」
響「ところで、私に何の用だ?まさか櫻井とか言う女に頼まれて対ノイズ用武器の生産を止める様に言われたか?」
弦十郎「まさか!!今日は姪の付き添いで来ただけですよ」
響「姪?」
翼「弦十郎叔父様!!」
響「!?」
あの姿.................まさか!?
翼「全く............探しましたよ!!」
..........................ここでツヴァイウィングの一人に出会えるとは。
何が起きるか分からないものだな。
弦十郎「紹介します、俺の姪の翼です」
翼「初めまして、翼です」
響「.................確かツヴァイウィングの」
翼「知っているんですか!!」
響「.................ファンだったので」
翼「本当ですか!?まさか立花コーポレーションの社長さんがファンだとは.................」
弦十郎「よかったな、翼」
翼「しかし、私よりも歳下の人が社長だなんて.................」
響「昔
翼「?」
アルフレッド「響お嬢様、そろそろ.................」
響「分かっている」
弦十郎「もう出て行かれるのですか?」
響「仕事が溜まっているからな、それにパーティーは息抜き程度に来ただけだ」
弦十郎「そうですか.................」
翼「あの!!」
響「何だ?」
翼「これ.................」
響「これは?」
翼「ライブのチケットです、今度時間がある時に来てください」
響「.................機会があれば行こう」
私はそう言うとパーティー会場を後にするのだった。
翼「.................変わった人ですね」
弦十郎「何でもルーシャス・フォックスという人物の元で格闘術や経営学を学んだらしい」
翼「経営学はともかく、何故格闘術を?」
弦十郎「さぁ?」
響「はぁ.................やはりパーティーは疲れるな、仕事の方がよっぽど楽だ」
高級住宅街にある屋敷のソファで横になりながらそう言う私。
アルフレッド「ハーブティーをお入れしましょうか?」
響「頼む」
しかしまさか風鳴翼に出会うとは.................。
響「自分の運を呪いたいよ」
アルフレッド「そういえば響お嬢様、
響「あぁ、もうそんな時間か」
私はソファから起き上がると本棚にある本を押した。
すると本棚が動き、地下への入り口が出てきた。
響「さて.................準備をするとしようか」
Q.何で奏さんは生きてるの?
A.絶唱を歌わずにノイズを倒せた。
後ついでにガングニールの破片がビッキーに直撃
してない