少女ハ恐怖ノ象徴トナリテ悪ヲ討ツ   作:サクラモッチー

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黒キ断罪者ト歌姫

響side

 

アルフレッド『響お嬢様、もうそろそろ目的地に到着します』

響「案内ご苦労だったな、アルフレッド」

アルフレッド『響お嬢様をサポートするのが私の役目ですから』

 


 

響「ここか.................」

 

ノイズが出現した場所にやって来た私。

私は犯罪者退治の傍ら、ノイズも駆除している。

あの時の様な惨劇を繰り返さないためにも()()()にやっているのだ。

 

響「あれは.................」

 

現場にいたのは青い鎧とオレンジの鎧を纏ったツヴァイウィングだった。

 

奏「くそっ!!何でこんなにノイズが多いんだ!!」

翼「犠牲者が出る前に何とかしないと.................」

響「何をやっている」

「「!?」」

翼「あなたは.................」

奏「バットガール!?」

響「コイツらは『ソロモンの指輪』によって生み出された存在、『ソロモンの指輪』を使用しているやつを見つければノイズたちは発生しなくなる」

翼「ソロモンの.................指輪?」

響「.................『ソロモンの杖』を小型化し、誰にでも使える様にしたモノ.................それが『ソロモンの指輪』だ」

「「!?」」

 

私の発言に驚く二人。

 

奏「つまりノイズを生み出している奴がいるってことか!?」

響「そうだ、だがまずは.................」

翼「ノイズを片付けないと!!」

 

そう言うと再びノイズと戦う私たち。

ノイズは私に襲いかかって来たが何体かのノイズを殴り、炭化させた。

 

翼「ノイズを倒した!?」

響「..........................」

 

何せこのギアは対ノイズ物質でできたギア、ノイズを倒せないわけがない。

少なくとも、彼女たちの()()()の鎧と似て非なるものだがな。

 

響「ふー.................はぁ!!」

 

地面に足を叩きつけその衝撃波をノイズに浴びせ、数十体のノイズを消滅させる私。

その光景を二人はポカーンと見ていた。

 

アルフレッド『響お嬢様、少々よろしいですか?』

響「アルフレッドか、どうかしたのか」  

アルフレッド『その場所の鉄骨置き場の影に人がいます、おそらくは』

響「ノイズを操っている人物.................か」

 

私はアルフレッドの言っていた鉄骨置き場に向かった、すると.................。

 

少年「な、何だお前は!?」

 

金の指輪を付けている少年が隠れていた。

 

響「ビンゴだな」

 

私はその少年のシャツを掴むと、ズルズルと引きづりながら二人の前に連れ出した。

 

翼「この人は.................?」

響「ノイズを操っていた張本人だ」

「「え!?」」

翼「嘘!?だってまだ」

響「中学生がこんなことをするはずが無いと思っているのか?」

翼「だって」

響「『ソロモンの指輪』はネット上で購入することができる、まぁ、出品しているのが誰なのかは分からないが」

奏「.................つまりアンタは、こんな子供が遊び感覚でノイズを出現させていると言いたいのか?」

響「そう言うことだ」

 

私はそう言うと、少年の顔を殴った。

 

「「!?」」

 

何度も何度も何度も何度も何度も何度も殴った。

 

翼「ちょっ、ちょっと!!流石にやりすぎ!!」

響「だからどうした」

翼「え.................?」

響「こういう連中には力で覚えさせる必要がある、だから殴っているだけだ。それに、お前らが守っている人々の中にはコイツみたいな奴らがいることぐらい理解しろ」

翼「でも.................」

少年「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

殴られたことで元の顔の原型を留めていない顔になってしまった少年はそう壊れた機械の様に言葉を連呼していた。

 

奏「お前!!ここまで追い込んで何をするつもりなんだ!!」

響「私はただ断罪をしただけだ」

奏「断罪?」

響「世の中にはお前らが裁ききれない悪が存在する、私はその悪を裁く断罪者。例えお前に悪たちだと思われようが構わない」

 

そう言うと私は少年の持っていた指輪を破壊し、その場を後にするのだった。

 


 

アルフレッド「おかえりなさいませ、響お嬢様」

響「アルフレッド。今日の夕飯はお茶漬けだけでいい」

アルフレッド「かしこまりました」

 


 

響「.................」

 

湯船に浸かり、疲れを癒す私。

最近忙しくて湯船に入る余裕なんてなかった。

だからなのかとても気持ちいい。

 

アルフレッド「響お嬢様、着替えを外に置いておきます」

響「ありがとう」

 

そういえば、かつての弱かった自分と決別するために髪を伸ばしていたっけ。

そのおかげで今のところ私の正体を知るものはルーシャスとアルフレッドの二人だけとなっている。

 

響「.................私がどれだけ苦しんできたか、奴らには分からないだろうな」




バットギア

対ノイズ物質で出来た特殊なギア。
ノイズはもちろん、人間にも攻撃することができる。
テーマカラーは黒と紫。
ギアの姿は響のガングニールとバットマンをモチーフにした衣装になっている。
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