公僕は無駄飯を食いたい。   作:強力イソジン

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 ササッと終わらせるつもりが収拾をつけるので長くなってしまった。あと少なくても3話はグダりそう。


22

 

 「お前。テロリストの才能あるわ。」

 

 「そうね。どこか活き活きしてたわね。」

 

 「これはクスリが効きすぎないとええんじゃが。」

 

 そこの2人。その意見に納得しないでくれ。失礼な。

 

 「何不満な顔してるんだ。銃を磨きながら言われても全く説得力無いぞ?」

 

 「今どこから出したんじゃ?」

 

 「いい加減タネや仕掛けを教えてほしいもんだ。」

 

 「いくら将也でも無理だね。この銃は万が一の護身用にね。」

 

 「万が一の護身用でM60引っ張り出すヤツはオマエ以外にいるか。」

 

 7.62mmは使いやすいからね。それにこのタイプの銃はホコリに弱いから。整備は大切よ。

 オレの説明にそういうことじゃない。と、頭を抱える将也。

 

 「そんで?出迎えてからどうやって、話をつける気なんだ。」

 

 「流れと勢いとインパクト?」

 

 カクンと口を開く3人。

 

 「スイッチ切れたかぁ。」

 

 「「スイッチ??」」

 

 目頭を揉む将也と疑問を浮かべる2人。

 

 「コイツ。自由にさせると無制限に規模をデカくするんですよ。目的のためには手段も何もないような感じで。それなのに頼れるのが近くにいると、スイッチが切れたようにボケというか、歯抜けになるんです。」

 

 なにそれ。最悪じゃない。と、灰原が返す。

 

 「まるで台風じゃな。」

 

 「だからあんだけ釘指したのに。最後までやりきれよ?見張るけど。そんじゃお二人は別の部屋で待っときますか。」

 

 阿笠邸の門が開く音が聞こえたのか。将也は阿笠博士と灰原を別部屋に押し込み、マスクを被った。

 

《コナン視点》

 

 「博士!」

 

 「おい工藤。中の確認ぐらいせんかい!」

 

 普段はカーテンが開かれ明るい博士の家が、パーテーションとカーテンによって太陽光は入ってこない。犯人が周りから見てほしくないのか電灯も薄暗くついていだけだ。

 

 『毛利探偵事務所襲撃事件が〜〜』

 

 テレビは点けっぱなしにして、これみよがしにオッチャンの事務所の事件が放送されていた。

 

 「動くな。扉を閉めてイスに座れ。」

 

 声に反応して振り向いた先には、黒光りするマシンガンが見えた。

 

 「そこの高校生探偵くんもな。」

 

 「俺のことも知っとるんかい。」

 

 服部もオレも大人しく椅子に座った。どうにかスキを見つけて麻酔銃を撃ち込めば対処できるか?

 椅子の前には未開封飲み物。コレを飲ませて自殺にでも偽装するつもりか?

 

 「ユックリとくつろいでくれ。」

 

 この状況で休める人間がいる分けねぇだろ。ちくしょうが。

 俺たちは肝を冷やしながらも次の動きを待った。しかし、次の瞬間に色々な感情が吹っ飛び、現実を直視できなかった。

 

 

《主人公視点》

 

 「痛いな。マスク欠けただろう?」

 

 イキナリ金槌は無いだろう。さすがに頭に響くぞ?

 

 「護身用で出した銃器を初っ端から構えるな。このバカ。」

 

 将也。見張りがイキナリ出張ったらいかんだろ?さすがに金槌のフルスイングは俺以外だと死ぬぞ。

 

 「今だ!服部。続け!」

 

 「まかせい!」

 

 啞然としてた2人が正気に戻ると、左右に跳んだ。チクリと針らしきものがマスクで隠れていない首に刺さり、服部平次の膝蹴りが腹部に入れられた。

 

 「うそだろ!?麻酔銃が効かない?!」「つ〜!!腹に鉄板や、なんか仕込んどるんかい。」

 

 が、麻酔銃を構えたコナンは驚き、膝蹴りを入れた服部は膝を抱えてひっくり返った。

 

 「はぁ〜。お前らともかく座れ。為綱。お前も武器をしまって動くな。絶対にだぞ?あと、小僧たち。コッチが10割悪いが話を聞け。コイツが暴れたらシャレ抜きでちぎられるぞ?コイツで撲ってもケロッとしてるんだぞ?」

 

 と、暗がりから2人に見えるように現れた将也が金槌をなげた。

 

 「信じられるか!博士はどこに。」

 

 「横の部屋。お嬢さんとお菓子でも食べてるよ。」

 

 「「はぁ?!」」

 

 探偵2人は将也が指差す部屋に飛び込むと、さらに呆れた声を出してへたり込んだ。

 そして、オレは紐でぐるぐる巻にされることになった。

 

 

《コナン視点》

 

 「ゴメン。博士。なんだって?」

 

 「狂言なんじゃ。」

 

 「ふざけんじゃねぇぞ!狂言でサブマシンガン調達して、事務所にぶち込んだってのか!正気じゃねぇぞ!」

 

 「警察まで動かした大事になっとんやぞ!どういうこっちゃ!」

 

 正直言って訳が分かんねぇ。縄でぐるぐる巻きにされた主犯。間に入って調整する共犯。その2人を何故か庇う博士。そして、我関せずの白衣の女。

 激高してる俺たちがおかしいのか?そんなわけないだろ!もし狂言だとしたら、蘭たちまで巻き込んだのは許せねぇ。   

 

 「それに何だったんだ!?あの酒瓶!おれの正体もドコから仕入れたんだ。」

 

 「話をするため。そして、圧力をかけて立場を教えるためかな。」

 

 ボコボコと主犯を殴る共犯が激高してる俺たちに答えた。かなり強く殴ってるのに全然堪えてない。

  

 「あかんわ。怒っとる俺たちがアホらしいわ。死人も怪我人も出とらんし。話を聞こうか。工藤。」

 

 「お前!」

 

 「確かに恋人のねぇちゃんと、身内狙われて頭んくるやろうけど、訳のわからないままで怒っても、分からんままや。」

 

 たしかにこの雰囲気は保てないのは間違いない。やらかしたことは犯罪だが、事件の動機がわからないと納得できねぇ。

 

 「教えてもらおうか。事件を起こした理由をな。」

 

 椅子に座って話を待った。

 

 

 

 

オリ主が参加する映画 第一弾は?(名作ほど改悪可能性大)

  • 時計じかけの摩天楼
  • 世紀末の魔術師
  • 天国へのカウントダウン
  • 迷宮の十字路
  • 漆黒の追跡者
  • 沈黙の15分
  • 絶海の探偵
  • 異次元の狙撃手
  • 漆黒の悪夢
  • ゼロの執行人
  • から紅の恋歌
  • 紺青の拳
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