《目暮警部視点》
「なるほど。遅めの朝食を外回りついでにして、この朝河さんを見送り店に入ったら爆発に巻きこれた。と。」
言ってることは筋が通ってるように見えるが、その話だと鑑識と処理班の予測した爆発物の至近距離になるんじゃが・・・。本当なら十分重傷ではあるが、この程度じゃスマンのだがなぁ。
(かと言って、嘘を話しても得はないから本当だとは思うがな。昨日のホテル爆破。今日の喫茶店の爆破。うーむ。)
昨日今日で共通する点は、芸能関係で押しも押されもしない人間。もしくは政治家の関係者。というものだが・・・。
「以上でよろしいでしょうか?」
「ええ。何かあれば連絡しますので、電話番号をお願いします。塚本さん。」
だが、今回の事件で、昨日と関わりのあるのは一人。わざわざ爆弾で吹き飛ばすか?テロならマスコミ各社に声明文を送って、恐怖を煽るものだが・・。わからん。
「これでよろしいでしょうか?」
「ありがとうございます。それではお大事に。」
それにしても途轍も無いガタイをしておるなぁ。まさか鍛えげられた体力と筋力で防いだとか?・・・イカン。ワシも疲れているのかもしれんな。
「高木くん。本庁に連絡してコチラの情報を送ってくれ。ワシは車を・・」
「いえ、車はボクが持ってきますよ。警部はデータをお願いします。」
タブレットはうまく使えんのだがなぁ。ワシは病院の玄関を出て駐車場に向かう。毛利くんも襲撃事件があったが愉快犯なのか。挑戦なのか分からん相手だったし。工藤くんがいたら喜びそうな事件だったな。
・・・そういえば、部屋にコナン君が居たようだが、以前の事件で会った以外に面識があったのかな?
《主人公視点》
「えっと、今の対応で大丈夫?」
視界の右側で親指を立てて「オッケー。」と告げる将也。そして反対側で腕を組んで仁王立ちする近藤室長。いや、誰も居ない。居ないですよー。おい、柳生田と加藤。引っ張るな。顔をつかんで動かそうとするな。
「入院予定は?」
首を全力で近藤室長から逸したが、視界の外なのに顔がわかるオーラがするんだけど。特典持ちじゃないのに、怖すぎですわぁ。・・・答えないと怒鳴られそうなので、ゆっくり。本当にゆっくり顔を向き直した。
「い、一日ですよ?」
「違う。
・・・いつだろう?と、首をまた右側に向ける。
「一応は三ヶ月となってます。」
「だ。そうです?」
はぁ・・。と、大きなため息を吐いた近藤室長は腕組みを解いた。良かった。コレで
ゴスッ
「し、室長?な、何度も言いますけど、オレ以外だと死にますよ?」
「なんで傷一つねぇんだよ。前回は金槌だったろ・・・」
「大丈夫よ。いずれ慣れるわ。」
パイプ椅子を叩きつけられたオレ。驚きより呆れが勝った反応をするコナン。お茶を飲みながら数日で慣れた反応の灰原。
「今朝釘を刺して、目付け役まで用意したのに半日経過しとらんのだぞ?休暇でも問題に巻き込まれて、休暇明けて出勤した当日に爆破事件。・・・殺す気か。」
いや、その、私だけのせいじゃないんですけど。・・私の原因って一割もない気がするんだけど?つーか。うろ覚えだし、覚えている記憶も飛び飛びだから何とも言えないけど、こんだけ派手な事件あったか?
「聞いてるのか!」
「はい。すいません!」
「・・・・柳生田を置いていく。話はそいつから聞け。」
ぼんやりしててすんませんでした。頭を下げるオレにもう一発パイプ椅子を打ち込み。部屋を出ていった。
「加藤?」
「はい!」
「帰らなくていいのか?柳生田だけしか名前が出てなかったぞ?」
「はっはっは。帰れっす!」
煽るな柳生田。そして笑顔で曲がったパイプ椅子を構えるな加藤。おい、将也。コナンたちを連れて逃げるな。一応ここは病院なんだぞ?
「「ふふふふふ」」
不気味に笑う後輩二人は診断書を持ってきた訳知り医者に追い出されるまでにらみ合いを続けた。
コナンマニアが加入したので……
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キリが良いところで投稿した話を修整
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そのまま突き進め。
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甘えんな。修正と投稿をやるんだよ。