イメージを書き上げる文才がほしい。
「東洋火薬から盗難。いや横流しがあった。……らしい。」
「らしい?はっきりしないね。ニイチャン。」
病院の消灯時間を過ぎたが、為綱の個室はカーテンによって光は漏れないようにしつつ話し合いは続いていた。
「都内と首都圏で火薬製造及び保管をできる場所の管理責任者を連絡を取って確認したが、東洋火薬だけ電話も自宅にも居なかった。部下に別の管理者数名を叩き起こして調べたら……」
「たら?」
「あるはずの爆薬が見た目をよく似せた偽物になってた。」
「じゃあ、らしい。ってのはいらないっすよね?」
「会社が認めてない。現場から連絡された経営者たちが『もともと数合わせの偽物が入ってて、管理責任者は休暇中。何も問題ない。』と、返信してきたと。」
そんなことあるの?いや、ないだろ。偽物であってますってのは。そもそも窃盗とか横領って親告罪だっけ?
あれか。窃盗だろうが、横領だろうが爆破事件に使われたとなれば会社の看板に傷がつく。それに自分たちのクビも心配ってわけか。
(気持ちはわかる。)
「それで?そのなくなった爆薬ってどれぐらいなの?」
「このガキ。いや、江戸川くん。遠慮ないっすね。20歳は離れてそうな大人にズケズケくるっすね。」
これぐらいの子供はそんなもんさ。と、将也は答える。シツコイようだが、このガキの中味は高校生なんだけどな。
「今のところ判明。いや、協力してくれた管理者の話だと黒川邸と同じ規模の事件を起こすのは不可能。三分の一がイイところだと。」
「いや、三分の一でも十分な威力だぞ?喫茶店破壊ぐらいはできそうだ。」
「犯人の目星も、次の標的もわからねぇ。あと一回でパーティの参加者を吹き飛ばすのか。今まで吹き飛ばした被害者に隠れたつながりがあって、あと一回で犯行が終わるのか。」
「「わかんねぇな。」」
「都内で正体不明の大規模爆破犯。取り逃がす!なんてことがあったら失墜もいいところっすね。」
悩んでた将也とコナンに続き、柳生田も頭を押さえる。先ほど流れを変えた灰原に視線を向ける。
「最悪、どこからで捕まえたテロリストに罪を擦りつければメンツは潰れないわね。」
鬼か?お前?コナンくんと柳生田の顔を見ろ。開いた口が塞がってないだろう?……将也くん?なに、「その手があったか!」みたいな顔。
「余計なこと考えてないよな?」
「事後処理の方法は考えてた。」
ヤル気だ。コイツ。別に外敵が戦いでどうなろうと考えないけど、戦闘外で貶められるのはどうも苦手だな。
さっきから余計なことを考えてるのは、話についていけないからじゃないぞ?推理や推測についていけないだけだよ。
「為綱。明日ここを出ろ。人手が足りん。近藤さんも、そのつもりでコイツを置いてったんだろうな。」
「そのとおりっすよ。いやぁ、全然話を振ってくれないんで、オレも忘れてたっすよ。」
そういう事は先に言え。え?普通気がつくだろう?わかるか!
多数のアンケート投票ありがとうございました。このまま行けるところまで行きます。
コナンマニアが加入したので……
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キリが良いところで投稿した話を修整
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そのまま突き進め。
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甘えんな。修正と投稿をやるんだよ。