お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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第135話 人間二人と副隊長一人を拾う

 さてさて、一護のお仲間捜しの開始です。

 お仲間捜しと言っても、実際に探しているのは一人だけなんですけどね。

 

『織姫殿!! 織姫殿は何処にでござる!? いや、ここはもう姫様と呼んでしまっても差し支えはないでござるよ!! 姫様、姫様は何処に!? (じい)(ばあ)やがお向かえに参りましたぞ!!』

 

 婆や、って……私のこと? それとも射干玉が婆や?

 

『お気になさらずに!! 言葉の綾ちゃん夏美ちゃんというやつでござる!!』

 

 どこの誓約者の名前か知らないけれどさ……まあ、いいわ。

 それより射干玉の言ってることは事実だからね。

 

 一貫坂四席(入院中)は石田君に負けた。

 つまり彼が負けた位置を起点として調査していけばきっと、織姫さんと石田君が見つかる可能性は高いはず!

 という理論から、それっぽい場所を捜索中です。

 

『さあ、拙者たちも急ぐでござるよ!! 善は急げ! 悪はもっと急げ!! 拙速は巧遅に勝るときもあったりなかったりする!! 探してください佐賀!! と言いますからなぁ!!』

 

 というかあの二人がどこで戦ったとかどういうルートで移動したとか、そういう情報なんて一切覚えてないし。そもそもヒントになりそうな情報があったかどうかすら怪しいし。

 だから少しだけ、一貫坂四席が負けてくれてありがとうって気持ちもあるわ。

 アレがなかった居場所のアタリを付けるのすら難しかったんだもの。

 現世で石田君の霊圧は一応覚えておいたけれど、それでも今の状況だとなかなか探すのに難儀しちゃって……

 

藍俚(あいり)殿! はりーあっぷでござる!! ぐずぐずしているとあのマッドサイエンティストに横から獲物をかっ攫われてしまうでござる!! なにしろマユリ殿は鎌鼬殿を尋問しているでござるよ!! 本来よりも早く見つけていても不思議ではありませぬ!!』

 

 そうね、急ぎましょう!!

 

 

 

 

 

 さて……起点とした場所から判断すると、この辺よね。懺罪宮に向かうルートのこの道を通ると思うし……

 なんとか石田君の霊圧の痕跡だけでも探れれば……

 

「……ッ!?」

 

 渡りに船とはこういうことでしょうか?

 すごく派手で高濃度の霊圧を感知しました。

 しかもこの霊圧って石田君の――というか滅却師(クインシー)の基本パターンに近い感じみたい。

 目印が一気に見つかったわ!

 

「けど、なんでこんな目立つ真似を……? えっと確か、このタイミングだと……あっ、そうか! 涅隊長との戦い!! ……ってことは、急がなきゃ!!」

 

 石田君と織姫さんが逃げてるところに涅隊長が「モルモット見つけた」って感じでやってきて、でも卍解まで使うけど石田君に負けるのよね。思い出したわ!

 だったらこの高濃度の霊圧を目的に、一気に駆け抜けて――

 

「どわああああぁぁっっ!!!」

「えっ!?」

 

 猛スピードで通りを駆け抜けていたら、突然前から一人の隊士が現れました。

 もの凄い速度で走っていた私と、それなりの早さで移動していた向こう。どちらも予期せぬ登場に思わず悲鳴を上げてしまいました。

 このままではあわや、出会い頭の衝突事故となってしまうところでしたが――

 

「ひいいいっっ!!」

「わっ、っと……とと……」

 

 大急ぎでブレーキを掛けつつ大きく跳躍して、相手を飛び越えます。走り幅跳びみたいな感じで避けたので、なんとか衝突は回避できました。

 とはいえ相手の方は止まろうとしたときに足をもつれさせたのか、思いっきり転んでしまいましたけれど。

 

「ごめんなさい、大丈夫……って……!!」

「あいたたた……おいお前! いったいどこ見て走って……って、ててててててててていちょう(隊長)!?!?!?」

 

 私を見た途端、目を見開いてこの世の終わりが来たように驚く隊士。というか驚きすぎて「隊長」と言うところを「ていちょう!?」と噛んでいます。

 そんな彼には、見覚えがありました。

 

「あなた確か、荒巻君よね?」

「は、はいっ!! 十一番隊荒巻(あらまき)真木造(まきぞう)です!! 霊術院時代には先生に大変お世話になりましたぁっ!!」

 

 まだ私が霊術院で講師をやっていた頃に面倒を見た子の一人です。

 懐かしいわね。

 十一番隊希望だったけど不合格で、卒業時にはなんとか七番隊に入ったのまでは覚えてたんだけど……そっかそっか、十一番隊に異動できたんだ。

 

『面倒を見たというか、ここ百年くらいに入隊した隊士は全員が藍俚(あいり)殿の教え子みたいなものでござるからなぁ……ほぼ全員が頭が上がらないでござるよ』

 

「それと先ほどの暴言、誠に申し訳ございません!! ですがあれは全部、自分へ向けた諫言! 自戒を込めた言葉であって!! 決して、決して隊長に文句があったわけではありませんので!! 自分! なんで前見てないんだ!! オラ自分!! なんとか詫びてみろ!!」

 

 凄く土下座して謝ってきたけれど、今はあなたに構っている暇は無……い……って、ええっ!?

 

「ねえ、荒巻君。その隣にいる子は……?」

「はいっ! コイツは旅禍です! つい先ほど色々あって――で――に――」

 

 まだ何か話をしていましたが、もう耳には入りません。

 

 だって、だって……

 

 織姫さん!! 織姫さんよ!! ついに見つけたわ!!

 

『キターーーーーーーーーーーーー!!!! 大当たりでござるよ大当たり!! こりゃもう今年の運を全部使い切ってるでござる!! 富くじが一等から六等まで全部おんなじ番号だった時くらいの大当たりでござるな!!』

 

 でも彼女、なんだか気絶してるわね――気絶ぅっ!?!?

 

「そうですか……では、荒巻君」

「はい!」

「その子は私が預かります」

「……は? あの……えーっと……そのですね、一応自分が……その、捕まえたというか……託されたというか……助けられたというか……」

 

 何やらモゴモゴと口ごもっていますが……ええい!! 何か言いたいことがあるならはっきり言いなさい!! 聞くだけはしてあげるから!!

 

『聞いてやるでござるよ!! ですが反映は一切しないでござる!!』

 

「その子、見たところ怪我をしているようです。なので四番隊に連れて行き、治療と捕縛をします。いいですね?」

 

 気絶しているということは、怪我人。怪我人を診るのは四番隊の使命だからね。

 ちゃんとお持ち帰りしなきゃ……!!

 

「い、いやその……」

「いいですね!?」

「はいいいっっ!! ただその!! この嬢ちゃんには手荒なことだけはしないでくださいお願いしますから!!」

「当然です。君は私をなんだと思ってるの?」

 

 さて気絶している織姫さんを抱えて……柔らかい!

 何これ、何これ!? すっごいわね!! 抱えただけでも、何これ!? 言葉に出来ない!!

 今は気絶してるけど、それでも可愛い。

 なんで死覇装を着てるのかはしらないけれど、これも似合うわねぇ……美人は何着ても似合うから本当にお得よね! 髪もちょっとアップにまとめてて凄く可愛い!!

 

『これがJKでござるよ藍俚(あいり)殿……長い一生の中で基本、三年しか就くことの出来ぬ、超特別な存在でござる……!!』

 

 たったの三年!?

 三年っていったら……まだ霊術院も卒業できないじゃない!? 八十年生きるとしても……い、一割、以下……!! そんな……馬鹿……な……!!

 

『だからこそ、手で触れただけでもその希少価値が伝わってくるでござる! さながら月下美人の花のような希少価値でござるよ……』

 

 なん、ですって……!?

 

 

 

 ……このボケ、もう打ち切って良いわよね?

 

 

 

「はい、確かに受け取りました。では私は向こうへ――あの強い霊圧を感じた方へ行きますから。荒巻君は十一番隊へ戻って、卯ノ花隊長へ伝言をお願いします」

「伝言ですか!? いやそれよりも湯川隊長、その方向には……!!」

 

 石田君と涅隊長がいるんでしょ? わかってるわよ。

 

「私なら平気です。それよりも伝言、忘れないでくださいね。内容は"茶色の髪の少女を私が確保した"と伝えてくれれば通じるはずですから、いいですね?」

「え、あの……わ、わかりました……湯川隊長もお気を付けて! 失礼します!!」

 

 この場から逃げるように去って行った荒巻君でした。

 そして私は先を急ぎます。

 織姫さんを抱えている関係上、さっきよりも揺らさないように気を遣いながら。

 

『眠り姫のようでござるなぁ……王子様のキスで起きるのが定番でござる!!』

 

 一護がキスするのね、ちょっとだけロマンチック……

 じゃあ一護が虚化(カエル)になったら、織姫さんがキスして元に戻せばいいわね。

 

「ふにゃ……? あ、あれ……? ここ、どこ……?」

「あら、お目覚めかしら?」

 

 注意しながら運んでいたのに、振動で意識を取り戻したみたい。織姫さんが寝ぼけ眼を私に向けてきました。

 残念、一護のキスはお預けね。

 

「え!! あ、あの……あなたは一体……?」

「私は四番隊隊長の湯川藍俚(あいり)って言うの。あなたは井上織姫さんよね?」

「はい……あれ? でもなんで私の名前を……? それにその名前、どこかで聞いたような……」

 

 こっちは一護から聞いてるし、それ以前に知ってるけれど相手は私のこと知らないわよね。だからちゃんと説明したいんだけど……したいんだけど!!

 

「ごめんなさいね織姫さん。今からちょっとだけ息を止めてて」

「え? なんで……むぐっ!?」

 

 大慌てで止まると彼女を下ろし、混乱する彼女の口を手で無理矢理塞ぎます。

 

藍俚(あいり)殿! 相手の口を無理矢理塞ぐならここは一つ唇で……』

 

 それは一護の役目だって言ってるでしょ!! じゃなくて!!

 

「ちょっとこの先に毒が撒かれてるのよ。だから少しだけ待ってて、無毒化してくるから」

「むー」

 

 首をコクコクと降っているから「はい」って言ったみたいね。

 

「それと、待ってる間にコレを読んでおいて」

「むー?」

 

 ついでに一護に書かせた「味方だよ」のお手紙を織姫さんに渡しておきます。

 多分コレで信じてもらえるはずよね。

 

「さて……それにしても、また厄介なものを……」

 

 なんだか空気がうっすらと紫色に染まっています。

 これ涅隊長が撒いた毒ですよね、確か。

 軽く霊圧を放って成分を確認しましたが、これ普通の毒じゃないわね。

 真っ当な手段じゃ、解毒も無毒化も間に合わなそう。

 

「しかたない、強制的にやってしまいますか」

 

 下手に広がって犠牲者が増えるよりはマシよね。

 なので、霊圧の暴力で一気に蝦蟹蠍(じょきん)しました。毒素ごと一気に全部殺してやったわ。

 うん、新鮮な空気がふぁーっと通り抜けていくわね。

 

「さてこれで良し、っと。織姫さん、待たせたわね」

「あのあの! これ、黒崎君の字で、それでその!! 書いてあることが!! じゃなくて、それも驚いたんですけど!」

 

 ワタワタしながらやってきました。

 手紙を読んで内容を理解したみたいね。それに一護の文字をちゃんと覚えているのもポイント高いわよ。

 こういう細かい気づきができるのって、もう既に正妻のポジションよね。

 

「読んでもらえたかしら? 詳しい事情は後で説明するけれど、今は黒崎君と協力関係にあるのよ。だから、私の指示に従ってもらえる?」

「はい! けどそれよりも! この先には石田君がいるんです!! それでその、私を逃がすために!!」

「相手は涅隊長でしょう?」

「はい、そうなんです! え、分かるんですか……?」

「勿論よ。それぐらいできないと、隊長なんてやってられないわ。だから――」

「ふえっ!?」

 

 もう一度、織姫さんをお姫様抱っこします。

 

「急ぐから振り落とされないでね!」

「ふええええぇぇっ!?」

 

 残る距離を一足飛びで駆け抜けました。

 

 

 

 

 

「いた!」

 

 距離なんて微々たるもので、石田君はすぐに見つかりました。

 彼の近くには、ネム副隊長が壁を背にして座り込んでいるのも見えます。

 

「あっ! 石田君!!」

 

 そして、一瞬で移動したことで目が追い付かなかったのか。織姫さんもようやく見つけたみたいです。

 

「井上さん!? それにお前は……!!」

「湯川隊長! どうしてこちらへ……?」

「大丈夫だよ石田君! この隊長さん、悪い人じゃないから」

「偶然です。それよりもネム副隊長、その怪我の様子を見せてください」

 

『現場に割り込んだ瞬間繰り広げられる、顔見知り同士の会話でござるな! いやぁ、見てる方は混乱するでござる!!』

 

 まずはネム副隊長の傷を診ます。

 ああ、これは……かなり深いわね。放置しておくと確実に死んじゃう。治療をしておかないと。

 

「悪い人じゃない? 井上さん、何を言っているんだ! ソイツは現世に来て黒崎を刺した死神だぞ!!」

「え……えええっ!!!! でも、ほらコレ! 黒崎君からの手紙!! ここに"この人は味方だ"って書いてあるし……」

「そんなのいくらでも偽造できる! 騙されるな!」

「でもでもでも! これ、黒崎君の字なんだよ!?」

 

 後ろ、うるさいわねぇ……

 

「湯川隊長、私ならまだしばらくは大丈夫です……すぐに隊員たちも来ますので……」

「そんな事は聞いてないの。怪我人は黙って大人しく四番隊の言うことを聞いて」

 

 彼女の意見をピシャリと無視して、治療を進めます。

 

「どう?」

「ありがとう、ございます……楽になりました……」

 

 ……よし、怪我はこれでなんとかなったわね。

 けど、身体が全然動いていない……? なんでかしら……? ちょっと失礼……

 

 ……あ、これ毒ね。多分、涅隊長の始解の毒で動けなくなってる。

 うーんこれは、今この場では完全に解毒は無理だわ。

 空気中に漂ってるならまだしも体内に入ってるし、専門設備と薬が無いと厳しいわね。

 力尽くで解毒も出来るけれど、変な後遺症が残る可能性があるから安全策で。

 

「仕方ない、四番隊に連れて行って治療ね。勿論、そこの石田君もそこで治療を受けてもらうわ」

「誰が行くものか! お前は今度こそ、僕たちを殺しに来たんだろう!?」

 

 立っているのも辛いほどボロボロの状態なのに、石田君は霊子の矢を生成して私に向けています。

 まあ、現世ではああいう出会いだったからね。

 私のことを敵対視しても不思議じゃないか。

 あ! でも一貫坂四席と戦ってるのよね!! アレが卑怯な行動したから、ひょっとして不信感が強くなってたりする!?

 

 ……あとで思いっきり苦い薬を飲ませてやる。

 

「あのときには色々と事情があったの。それが今はもっと色々事情が変わって、あなたたちに危害は加えないわ。ちょっと捕ってもらって、話を聞いたりはするけれどね」

「そう言われて、はいそうですかと頷くと思うか……?」

 

 おっと、弓を引き絞りました。

 妙な真似をしたらすぐにでも撃つぞってことかしらね。なら……

 

「なにを、している……?」

「何って場所を変えてるのよ。あそこにいたんじゃ、万が一にもネム副隊長に当たる可能性があるから」

 

 石田君が、少し驚いたような表情を見せました。

 まさかそんなことを気遣うなんて思ってなかった、ってことかしら? だとしたら心外ねぇ……

 

「それにその霊圧、そんなに長くは続かないみたいだし……どうせなら言い訳もできない、悔いの無い一撃の方が納得するでしょう?」

「っ!! 舐めるな!!」

 

 おっと、撃ってきました。

 

「射干玉!!」

 

『了解でござる!! なんだか始解も久しぶりに感じるでござるなぁ!!』

 

「てぇい!!」

 

 斬魄刀を抜くと同時に始解させ、神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)の一撃を上空へと弾き飛ばしてやりました。

 けどこれ、かなり重くて強い一撃……涅隊長が苦労するのも納得ね。

 

「そん、な……」

「納得できた?」

「なぜだ、どうして……」

「どうしてって、どんどん霊圧が弱まっている今の君じゃ、当然の結果でしょう?」

 

 確か、凄く強力だけど長続きしない最終奥義みたいな強化をしてたのよね。

 滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)……でいいんだっけ? ちょっと覚えてないのよね……

 

「くっ……殺せ……」

 

『姫騎士! 姫騎士でござるか!?!?』

 

 違うってば!

 

 愕然としている石田君を肩で担ぎ上げます。

 

「なんの、つもりだ……?」

「だから殺さないわよ。その傷は治すし、その毒も解毒してあげる。四番隊で捕縛はするけれどね」

 

 さらに彼の耳元でそっと囁きます。

 

「私たちもルキアさんを助けたい。だから黒崎君とは協力することにしたの。君たちの身の安全のためにも、ここは従ってもらえる?」

「……!」

 

 そしてもう片方の肩にはネム副隊長を。

 

「いけません湯川隊長、私はすぐに十二番隊の隊員たちが……」

「いいから遠慮しないで。怪我人を放っておくのは四番隊の矜持に反するのよ」

 

 うん、ネム副隊長も本当に柔らかいわね。

 片方の肩が幸せだわ。

 

「それと織姫さん。もう席が一杯だから、申し訳ないんだけど私の背中に掴まってくれる?」

「あ、はい……」

 

 素直に言うことを聞き、ぴょんと背中に。

 

『おおおおっ! これはもう、肩と背中が幸せで一杯でござるな!! 今日は人生最良の日でござるよ!!』

 

 それは同意。二度と忘れちゃ駄目なおんぶ体験ね。

 だって、ぴょんと来たと思ったら、むにゅって音が鳴った気がしたもん。

 

 こうして三名ほどを連れて四番隊へと一旦戻ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

『ところで藍俚(あいり)殿」

 

 何かしら?

 

『荒巻殿はいわゆる、原作登場キャラでござるが……』

 

 またまたご冗談を。

 

『(あー、完全に忘れてたんでござるか……)』

 




●マキマキ
原作で「十一番隊十年目」と言っていたので当然のように教え子。
(「あの見た目なら合計勤続年数はもっと上なのでは?」と思い、別の隊で何年か働いてそれから十一番隊に異動した設定をなんとなく付与(意味は無いですが))

●金色疋殺地蔵の毒
解毒も出来ればジョキンも出来る四番隊のやべーやつが相手だったので出番無し。
(これ「吸ったら死ぬ毒」の想定でしたが、マユリなら「皮膚に触れてもアウトな毒」でも不思議ではないと今思いました)

●蝦蟹蠍
なんだか久しぶりの登場、除菌しまくりの鬼道。
今となっては霊圧にモノを言わせて、周囲にばらまかれた毒を全て無毒化とかする。

●キスするとカエルから人間に
グリム童話「蛙の王子」……だと思ってたのですが。
なんとなく気になって調べたら、どうやらそんなオチはないと知りました。
(蛙を壁に投げつけて王子に戻す――という斬新さ)

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