お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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第140話 頑張って下さい! あのこれ、差し入れです!

 結局昨日は、六番隊でお話をした後は四番隊に戻りました。

 

 決して、決して! 隊員の子たちの縋るような視線に負けたわけじゃありませんよ。違いますからね!

 一晩経ったので四番隊の朝の業務連絡や直近で裁可の必要な業務を済ませてから、炊事場へと向かいます。

 場所柄、入院患者さんたちに出す食事を作るために働いている隊士()たちがいるので、その邪魔にならないよう隅の方で作業開始です。

 

「……うん、ばっちり。問題なさそうね」

 

 続いて昨日、戻ってきてから仕込んでおいた料理を軽く味見、お肉もお魚も問題がないことを確認します。

 よし、準備は万全。

 さっさと作っちゃいましょう。

 

 何を? ……って、お弁当ですよお弁当。

 多分大変なことになっているであろう一護への差し入れですよ。せめて美味しい物くらいは食べさせてあげようと思って。

 なので、曳舟さんから教わった霊圧を取り込む技術で拵えたお料理を作ってます。

 食べると身体が丈夫になって強くなれる例のお料理ですよ。

 

『女の子の手作り弁当でござるな! いやぁ、一護殿が羨ましいでござる!!』

 

 女の……子……? ……??

 ……あ! 私の事か。

 

藍俚(あいり)殿!?』

 

 ごめんごめん。

 てっきり織姫さんのことだと思ってたわ。というか主人公的には、そっちが作る方が正解なんでしょうけどね。

 でも彼女、今は一応は捕縛されている身だし……解放されたらお腹がパンクする位の量を作って貰ってね。

 

「……あれ? どっちだっけ?」

 

 一晩寝かせて味を染みこませた油揚げに寿司飯を詰め込んでいる最中に気付きました。

 

 そういえば織姫さんって、料理が得意系ヒロインだっけ? それとも嫁の飯が不味い系ヒロインだっけ……?

 ……えーっと……私の記憶だと……

 

『ネギ! バター! バナナ! 羊羹(ヨウカン)!』

 

 なにそれ!? 急にどうしたの射干玉!?

 

『織姫殿の買い物リストにござる』

 

 え? それで何を作る……って思い出した! 織姫さん買ってたわね!!

 

『どれも単品として考えるなら美味しそうでござるよ!! ……あくまで"単品"として見ればでござるが……』

 

 そうよ、言われてもうちょっと思い出した。

 食パンと餡子を「お弁当」って言ってたような気もする……え、じゃあ彼女は嫁の飯が不味い系ヒロイン……?

 

 ……強く生きてね、一護……

 

『ですが織姫殿を嫁に出来るならそのくらいはチャラになるのではござりませぬか!?』

 

 それもそうか。一護、やっぱりなんでもなかったわ。

 ちゃんと更木副隊長に気に入られるような立派な死神になってね。卯ノ花隊長にも気に入られるともっと素敵よ。

 

「男子高校生って食べ盛りだし、もっと量が多くてもいいわよね……きっと他の人も食べるでしょうから、いっそ……」

 

 それはそれとして。

 足らないよりは良いかとお重に料理をせっせと詰め込んでいた時でした。

 

「隊長……少しだけ、お時間良いでしょうか……?」

「あら、勇音」

 

 背後から声を掛けられて振り向けば、勇音がいました。

 しかもなんだか思い詰めたような、とっても深刻な顔をしていますね。

 

「良いところに来たわね。はい、あーん」

「ふえぇっ!? あ、あーん……」

 

 輪切りにした太巻きを一つ、勇音の口の中へ運びます。

 

「美味しい?」

ほいひいれしゅう(おいしいです)ぅ……」

 

 うん、とっても幸せそうな顔をしてる。これなら大丈夫よね。

 太巻きって良いわよね……中には卵にキュウリに干瓢(かんぴょう)に椎茸。穴子とウナギも入れたわ。

 疲れた身体にはお酢が効くし、一護もきっと気に入ってくれるはず。

 

「この太巻き、いっぱい作っておいたから。お昼にでもみんなで食べて」

ふぁい(はい)! ふぁりふぁほうふぉざいましゅ(ありがとうございます)!!」

 

 あとはデザート代わりに甘い物も。

 抹茶のプリンにしてみたわ。雀部副隊長のお茶会でこの前に出してみたんだけど好評だったし、きっと気に入ってくれるわよね

 

藍俚(あいり)殿がまるで恋人にお弁当を持って行く乙女のようでござるなぁ……』

 

 そ、そんなんじゃないんだからねっ! 勘違いしないで!!

 でも(ホロウ)化をイメージした白玉とか用意しても良かったかしら……?

 

「……はっ! ほ、ほうじゃひゃりまひぇん(そ、そうじゃありません)! ほんなんら(こんなのじゃ)ほまかはれまひぇんから(ごまかされませんから)!」

「口の中口の中、食べ物がまだ入ってるから」

 

 幸せそうに噛みしめていた勇音が、突然興奮してきました。

 一体どうしたのよ? お行儀が悪いわよ。

 思わずほっぺをツンツンしてやりました。うん、柔らかい。

 

「んぐんぐ……ふう。ごちそうさまでした」

「はい、お粗末様でした。太巻きはそっちに、お稲荷さんと一緒に蠅帳(はえちょう)をかけてあるから、お昼前には皆に知らせてあげて」

「はい! ……じゃないです!!!!」

 

 ちゃんと言葉が聞き取れるって素晴らしいわね。

 

「隊長……私、私不安なんです……例の旅禍が隊長を傷つけるんじゃないかって。それにその旅禍は、十三番隊に身を寄せていたんですよね?」

「え、ええ。そうよ……」

「もしかしたら、清音にもう何かされているのかもしれないって、そう考えたら不安で……隊長にも何かされるんじゃないかって……」

 

 ああ。遅効性の毒を盛られたとか、そういう心配をしているのね。

 優しい顔をしているのはあくまで演技で、その裏で各死神へちゃくちゃくと仕込みをして利用するつもりなのかもしれない。

 そんな風に思い詰めちゃって、いてもたってもいられなくなった訳ね。

 

 ……あら? そんなことしてる死神がどこかにいたような?

 

『眼鏡を掛けた五番隊の隊長なのか、ツインテールの四番隊の隊長なのか。果たしてどちらのことでござろうか……?』

 

「それだけじゃなくて……その旅禍は百年前の、浦原さんの恨みを晴らそうとしているんじゃないかって噂もあるんですよ! もしもそれが本当だったら……隊長に何かあったら、私……心配で心配で……」

 

 うん、それ知ってる。隊首会でも話題になってたわね。

 そっかもう隊士の噂にまでなってるのか……

 

 ……でも、おそらくは桃もその噂を知ってるはずでしょうに、なんで織姫さんとあんなに打ち解けていたのかしら……?

 相性? それとも織姫さんの持つ天然な空気がなせる技なのかしら……?

 

「そっか、ごめんね勇音。心配掛けて……」

「あ……た、隊長……」

 

 桃のことは一旦置いておきましょう。まずは勇音のことを安心させてあげないと。

 なので、彼女の心を落ち着かせるようにそっと抱きしめます。

 ……あ! 勿論、手は拭いて綺麗にしてますよ。

 

「でもね……今だけ、もう少しだけだから……私の我が儘に付き合ってもらえるかしら? ね? お願い……」

「あ……んんっ……は、はい……ぃっ……でも、もう少し、だけですよ……?」

 

 続けて顔をのぞき込みながら、彼女の頬をそっと撫でます。

 私の方が勇音よりほんの少し(2cmほど)背が低いのが難点ですね。ちょっとだけ格好が付かないのが悔しいわ。

 ですが効果は絶大だったようで、勇音は顔を真っ赤にしながら力なく頷いてくれました。

 

「あの……隊長……もしも、もしもですよ? 私が、ルキアさんみたいなことになったら……助けてくれますか?」

「勿論よ。何を言ってるの? もしも勇音がそんな目にあったら四十六室を全滅させて、懺罪宮と双極を粉々に粉砕してでも助けてあげるから」

「ふえ……っ……」

 

 勇音が耳まで真っ赤に染まりました。

 白かった首筋も火照ったように朱に色づいていて、抱きしめているおかげで彼女の鼓動も伝わってきます。

 

 とあれ。

 この説得のおかげで、勇音にも許してもらえました。

 

『やってることが完全に、女性をたらし込んでいる間男のようでござるな……嗚呼、あの純粋で可憐だった藍俚(あいり)殿は一体どこへ行ってしまわれたのか……よよよでござる』

 

 あと、場所が場所だったわけで。作業中の隊士もこの現場にいたわけで。その子たちに一部始終を見られちゃったわけで。

 軽くピンク色な噂が立ったらしいですけど、多分問題ありません。

 

 それじゃあ、一護の様子を見に行くとしましょうか。

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

 

ゆがわだいちょう(湯川隊長)っ! ぼぐ(ぼく)ぼぐ(ぼく)もうむりでず(です)……!!」

 

 山田七席がゾンビみたいな容貌ですがりついてきました。

 普段目立たないこの子がここまで自己主張するとか、よっぽどだったみたいね。

 

 顔を出した途端にこれとか、テンション下がっちゃう……

 

「ごめんね。でも、もうちょっとだけ頑張ってもらえるかしら?」

()ぞんな(そんな)っ……!!」

 

 あ、気絶した。

 

「湯川隊長? あまり部下に無理を言うのはどうかと思いますよ?」

「申し訳ありません、卯ノ花隊長。彼ならやってくれると思っていたのですが……どうやら見通しが甘かったようです」

 

 そう言いながら視線をチラリと別の場所へ向ければ、そこには一角と良い勝負を繰り広げる一護の姿がありました。

 とはいえ一角はまだ始解もしないままですが、少しだけ焦ってますね。霊圧は全力と比較して七割くらいで相手をしている――ってところかしら? 今なら、現世の時の阿散井君と凄い良い勝負が出来そう。

 

 ……見通しが甘かったわね。まさかこんなに早く成長するなんて……

 

『見通しって、そっちのことでござりましたか……花太郎殿、哀れなり……』

 

 山田七席なら一護が失った霊圧を何度か補充しても平気だと思ってたんですけどね。まあ、仕方ありません。彼にはもう少しだけ泣いて貰いましょう。

 

「それよりも、差し入れを持ってきたので。そろそろ休憩しませんか? 黒崎君がどうなったのかも聞きたいですし」

「あら、良いですね。ではそうしましょう」

「えっ! なになに!? ひょっとしてあいりんのお弁当!! やったー!! やったよ剣ちゃん!! お弁当だよ!! 美味しいよ!!」

 

 食べ物の話をした途端に草鹿三席が食いついてきました。

 待ちきれないって気持ちは分かるけれど、まだ開けないでね。

 

「おーい、一角! 黒崎君も!! 差し入れを持ってきたから、休憩にしましょう!」

「おっ、藍俚(あいり)じゃねえか。いいねぇ、助かるぜ。よーし一護、ちょっと休みにすっぞ」

 

 手を止めた一角でしたが、けどどうやら一護はまだまだやる気みたいね。

 

「はぁっ!? 何言ってんだよ! やっとお前と戦えるようになってきたんだぜ! これから――」

「いいから来い! オメエも飯を食うんだよ!」

「――だぁぁっ!! いててててて!! 離せ! わかったから髪を掴むな!!」

 

 あーあー、散々動き回ってたから汗で墨が流れちゃって、もうほぼオレンジ色が丸出しになってるわね。

 そんな髪を掴んだものだから、一角の手も黒く染まってるわね。

 

「はい、一角。手が汚れてるからこれで洗って! 黒崎君も、手ぬぐいを濡らしておいたからこれで身体を拭いて! 草鹿三席、まだ早いです。二人が手を洗ってから!」

「おう」

「へ、あ、どうも……」

「ちぇー……お腹すいたー、もういいでしょあいりん!」

 

 ということで全員の準備が整ってから、はい。ご開帳。

 

「「「おおおおおぉぉぉっ!!」」」

「相変わらず、剣術以外は見事ですね」

「へえ、いつにも増してウマそうじゃねぇか」

「そういえば藍俚(あいり)の料理は随分と久しぶりじゃのう」

「うう……食べたい……でも食欲が……お腹は減ってるのに……」

 

 こうやって喜んでもらえると、作った甲斐が本当にあるわよね。

 夜一さんもひょっこり参加しました。十一番隊にいることは、昨日白哉から「猫を置いてきた」と連絡を受けたので知っていましたが。

 あと山田七席? 食べないと四番隊に担ぎ込まれる羽目になるわよ?

 

「量はたっぷりあるはずなので、どうぞご遠――」

「いただきまーす!!」

「あっ、テメェ! それは俺が狙ってたんだ!!」

「えへへー、つるりん遅ーい! 早いもの勝ちー!」

「そのアダ名はやめろ!」

「――慮なく……って言うまでもなかったわね」

 

 二人が凄い勢いで食べ始めました。

 その勢いに押されてか、一護が硬直してるわね。さっきはあんなに「うおおおおっ」って喜んでくれてたのに。

 

「はい、黒崎君。どうぞ。現世の男の子はこういうのが好きだと聞いていたので」

「あ、ああ……すまねえな湯川さん。確かに好物ばっかりだな……てか、普通に美味そう……」

「身内びいきに聞こえるかもしれませんが、味の方も保証しますよ。ほら、見て下さい」

 

 卯ノ花隊長が指をさした先は――

 

「んんんんーーーっっ!! お口が幸せ---っ!!」

「あっ、これ美味え! 藍俚(あいり)、もうこれ無いのか!?」

「むう……美味い……今までの食事とは雲泥の差じゃ……」

「なるほど、納得したぜ。俺も食う!!」

 

 草鹿三席と一角――と一匹の姿を見て、手を止めているのは無意味と気付いたようです。食べ物争奪戦に飛び入り参加者がまた一名。

 あーあー、美味しそうに食べてくれるのはとっても嬉しいんだけど、できればもうちょっと味わって食べてくれないかしら……

 そのお肉とか、圧力鍋で頑張って作ったのよ! すっごく味が染みてるんだから!!

 唐揚げが! 天ぷらが! 煮物が! 照り焼きが!

 そのサラダはトマトを器にしてるのよ! しかもトマトは四番隊の自家製だからちゃんと味わって!! わき芽を頑張って摘んで甘くしたのに!!

 

「さて、では私たちもいただきましょうか? 剣八」

「ああ」

「ぼ、ぼくも……」

 

 という感じで、用意したお重があっという間に空にされました。今のを見る限りは、この倍は用意しても問題なさそうね。

 

「黒崎君、お味はいかがだったかしら?」

「ああ、すっげー美味かった」

 

 現在は、食後のデザートの真っ最中です。

 ……ああっ! だから草鹿三席! 一気に食べないで!! あなたの分はその五つしか用意してないんだから!! 他の人のを取っちゃ駄目よ!!

 

「そう言ってもらえると嬉しいわ。でも味はそうですが、効果も保証しますよ?」

「効果……? なんだそりゃ?」

「そりゃ一護は知らねえよな。コイツの料理はな、食うと強くなれるんだよ」

「はああぁっ!! んなお手軽便利グッズが尸魂界(ソウルソサエティ)にはあんのかよ!?」

「実際あるんだから仕方ねえだろ。作るときに霊圧をどうたらすると、傷も治すし補強もしてくれるんだとよ」

 

 一角が大体言ってくれました。

 けど、お手軽便利グッズとは失礼な!! これでも曳舟元隊長から教わった凄い技術を昇華させたんですからね! 手間暇と霊圧が掛かってるんだから!

 

「んなに驚く程のことでもねえだろうが」

 

 と思っていたら、更木副隊長が口を開きました。

 

「腹が減ったら飯を食う。食った飯を血肉に変える。そうすりゃ強くなって、もっと面白え斬り合いが楽しめる。何にもおかしくねえだろうが」

 

 言ってることは非常にマトモです……斬り合いの部分を除けば。

 不適な笑みを浮かべるその姿は、血に飢えた獣みたいな――というか、本当に血に飢えてません? フラストレーションが爆発寸前、みたいな印象が……

 

「つーわけだからよ、テメエもとっとと飯食って強くなれ。んで、あのときみたいなのをいつでも出来るようになって、俺を楽しませろ」

「お、おう……」

 

 ……あ、これは予想が当たっていそうですね。

 

 まだ今の一護じゃあ自分の相手が出来ない。でも強くなっていく一護を見ているだけで我慢が大変。そんなところだと思います。

 多分、彼のプリンはもう草鹿三席がとっくに完食済みで、それが原因で苛立っているわけじゃないと思います。

 

「そうですねぇ……黒崎さんには一刻も早く強くなっていただかないと、私も……」

 

 ……あ、ここにもいた……ちょっと爆発しそうな人が……

 

「夜一さん、卍解とかって教えてますか?」

「一応は、と言ったところじゃの。存在は身体にたたき込まれたはずじゃし、合間を見て斬魄刀と対話をさせたりはしておるのじゃが……」

 

 うーん……卍解修行を優先させるべきか、それとも地力を向上させるべきか……悩ましいところよね……

 

「……ところで藍俚(あいり)。これはどういうつもりじゃ?」

「え、見てわかりませんか? 大丈夫です、これ伸縮性抜群ですから」

「そういうことを聞いておるのではない!!」

 

 考えながら夜一さんに首輪を付けていたんですが、どうやらお気に召さなかったようで。

 何が悪かったんでしょうか……?

 デザイン?

 色?

 それとも「二番隊副隊長です。拾った方は砕蜂までご連絡を」と首輪に書いてあるのがマズかったのかしら……?

 

「砕蜂に"探してくれ"と頼まれたんですよ。だからです。それとも今すぐ連絡を――」

「まあ、仕方あるまい。邪魔にはならんようじゃし、好きにせい」

 

 納得してくれたようです。

 ではもう一人にも、納得してもらいましょう。

 

「ふー、食った食った。すっげー美味かったぜ! ありがとな湯川さん!」

「いえいえ、お粗末様でした」

 

 お腹いっぱい幸せいっぱい。満足感に満ち溢れた様子の一護です。

 

「ところで黒崎君。美味しそうに食べてくれたところ、とっても言いにくいんだけど……」

「な、なんだよ……?」

「四番隊の食事って、護廷十三隊以外には無料じゃ食べられないのよ……有料になるんだけど……お金、ある?」

 

 深刻そうに切り出した途端、一護の動きが固まりました。

 

「金!? 金なんて持ってねえぞ!!」

「やっぱり、そうよね……じゃあ、身体で払って貰うしかないけど……大丈夫?」

「えっ、かっ、身体ァっ!?」

 

 四つん這いになって顔を近付けながらそう尋ねたところ、何故か一護は顔をピンク色に染めていました。

 




●差し入れ
有料

●もしかしたらの未来
一護「うめええぇっ! けど湯川さんの料理の方が美味かった……か?」
曳舟「あはははは! そりゃアタシの料理は藍俚(あいり)ちゃんに教わったものだからね! どうやら味の勝負じゃまだ敵わなかったみたいだけど、効果の方は段違いだよ!!」
恋次「はああぁっ!? 零番隊に料理を教えるとか、先生って本当に何者なんだよ!?」

(思いついただけなので、実現するかは不明)
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