お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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第151話 雪にも負けず 氷にも負けず

 それは十三番隊の面々が出発する直前の出来事だった。

 

「副隊長……私、思うんですよね」

「あん? どうした清音」

 

 清音が海燕に対し、そう切り出す。

 滅多に見ない部下の真剣な表情に、海燕も思わず不安顔で何事かと返す。

 

「ほら、私たちって朽木さんを助けに行くじゃないですか」

「ああ」

「ということは、以前十三番隊(ウチ)にいたあの一護君とも合流すると思うんですよ」

「ん、まあ……だろうな。目的は同じはずだし……」

 

 何が言いたいのか分からず、軽く頬を掻きながら海燕は戸惑う。

 

「そこでものは相談なんですけど。そうなると、私たちは一護君の手助けもする必要があると思うんですよ!」

「そりゃまあな……アイツとは知らない間柄でもねえんだ。見捨てるつもりもねえし、できる限り手伝ってやるつもりだけどよ……」

 

 そこまで口にした途端、いかにも「その言葉を待っていた」と言わんばかりに清音の瞳が輝いた。

 

「ですよねですよね! じゃあ副隊長! 髪の毛を染めましょう!!」

「……はぁ!?」

「ほらほら、一護君がここから出発するときに髪の毛を黒くして偽装したじゃないですか!! あれと同じですよ!! こんどは副隊長が一護君のフリをして注意を引くんです!!」

「おおっ! 何かと思ったらそういうことか! やるな清音!」

「でしょう? まあ、私は仙太郎とは頭の出来が違うからね!!」

「なるほど……って! 出来るかっ!! そんなことっ!!」

 

 場が(にわか)に喧しくなり、出立前の緊張感が完全に吹き飛んでしまう。だがそれでも清音の口は止まらない。

 

「あっれ~? おかしいなぁ? 出来ることなら手伝うってさっき言ったじゃありませんか? ちょーっと髪を染めるだけですよ! ほらほら~」

「……なるほど。策としてはアリかもしれんな」

「ちょ、ちょっと隊長まで!! なんでですか!?」

「いや少し、な。湯川隊長が彼を十一番隊まで連れて行った時も、なんだかんだで騒ぎは起きなかった。ならば逆もありえるだろう? こんな状況だ、打てる手は打っておくに超したことは……ぶふっ!!」

 

 心底真面目な表情で有効性を訴えていた浮竹であったが、我慢しきれずに思い切り吹き出してしまった。

 

「隊長!! 最後なんで吹き出したんスかっ!! それがなけりゃ、俺……俺!!」

「まーまー兄貴、そう嫌な顔すんなって。隊長さんもそう言ってんだから、そろそろ観念しときなって。オラ岩鷲、お前も手伝え! 我が儘な兄貴を押さえつけるのも家族の役目だぞ!?」

「ちょ、姉ちゃん!? ……ええいっ!」

「空鶴! 岩鷲! お前らもか!?」

「ほらほら副隊長、動かないでくださいね。こんなこともあろうかと私、昨日のうちに謎の訪問販売員から黄色の染料を買っておいたんです! これを使えばチョチョイのパッパでアッという間に終わります!! それに天然成分たっぷりで頭皮にもダメージを与えないって言ってましたから!!」

「やめろ……やめろおおおおおおおぉぉっ!!」

 

 絶叫が辺りに響いた。

 

 

 

 

 

「ぶはははははははっ!!」

「く……く……っ!!」

「…………! …………っ!!!!」

「畜生……笑いたきゃ笑え……」

「いやぁ、私も身銭を切った甲斐がありましたよ」

「い、いいじゃねえか兄貴……これも親戚を助けるためと思えば……ぶふぅ!」

 

 数分後、そこには立派な黒崎一護になった志波海燕がいました。

 周りの反応は――皆さまのご想像通りです。

 ですがあえて言葉にするならば「なんということでしょう。一瞬にして"笑顔の絶えない明るい職場"へと生まれ変わりました」といったところでしょうか。

 

「ええええいっ!! テメエら! これで文句はねえだろうが!! とっとと行くぞオラァッ!!」

 

 開き直って今の姿を受け入れると、海燕は謎のリーダーシップを発揮しながら「黙って俺について来い」とばかりに先陣を切って突き進んでいった。

 その後、道中で一護の霊圧を感じ取った空鶴は一時離脱。

 一護を海燕と言い張り、海燕を一護だと主張することで場を引っかき回す役目を買って出たのだった。

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

 

 そして舞台は一護たちのいる場所へと戻る。

 

「おっと、一護――もとい、海燕が行ってしまったのぉ。これは儂も同行せねばならんな。というわけで、さらばじゃ!」

「あー、こらまてー、かってにいくなー……ということで隊長! 相手を取り逃がしてしまったので私も後を追いますね」

 

 一護が抜けていったのを確認すると、後に続けと夜一も駆け抜けていった。

 その後ろ姿を眺めながら"都合の良い理由が出来た"ことで完全にやる気のない声を上げると、乱菊は夜一を追いかけようとして足を止めた。

 

「と、いけないいけない。忘れるところだった。ほらほら! あんたたちはあっちにいる旅禍の対処に行ってきなさい! 副隊長命令よ!」

「勝手に動くな! 隊長命令……――」

「それに私たちがいると気にしちゃって、隊長が斬魄刀を使えないでしょう? だから早く行っちゃいなさいな」

 

 そこまで告げると"明後日の方向"目掛けて乱菊は駆け出していった。

 

「副隊長命令なら、なぁ……?」

「それに俺たちがいたら……」

「氷輪丸に巻き込まれる……」

 

 残された隊士たちはそんなことを言いつつも、それらしい理由が出来たことで消極的にその場から離れていった。それぞれ思うところがあるのは当然として、どうやら「氷輪丸に巻き込まれる」というのが予想以上に効果があったようだ。

 

 ――志波空鶴、だっけ? ごめんね、隊長を押しつけるような真似をさせちゃって。でもこっちもこれ以上、隊長の無茶に部下を付き合わせたくないのよ……

 

 駆け出したと見せかけて足を止め、少し離れた場所で様子を見守っていた乱菊は部下たちの行動に少しだけ胸を撫で下ろすと、心の中で謝罪する。

 

 ――それにあっちにいるのが志波海燕副隊長だったら、きっと隊長を止めてくれるはず! 妹だって言ってたものね……正直、本気で暴れる隊長は私じゃ止められないだろうし……もうっ! こんなことしか出来ない自分が嫌になってくるわね!!

 

 無力さを嘆きつつも、いざとなればすぐにでも割って入れるような位置に立って様子を観察する乱菊。

 厄介ごとを押しつけてしまったのは彼女本人が一番理解しているのだ。

 もしもこの場をお互い無事に切り抜けられたら、全員に酒の一杯でも奢ってあげようと彼女は密かに決意しながら、悲壮な表情で視線の先を睨んでいた。

 

 

 

 

 

「……覚悟は、できてんだろうな?」

「へへへ、何のことかな?」

「とぼけてんじゃねえよ! 霜天に坐せ、氷輪丸!!」

 

 良いように状況を引っかき回され、それでも巫山戯た態度を崩すことのない空鶴目掛けて、日番谷は斬魄刀を解き放つ。

 それを見た空鶴は、内心では二段階ほど強く相手を警戒しつつも余裕の態度を崩すことはなかった。

 

「おー、怖ええ怖ええ。見た感じ、氷の斬魄刀かよ」

「それが……どうした!」

 

 斬魄刀から膨大な水と氷が生み出され、空鶴へと襲いかかる。だが囮役の彼女はそれを避けようとせず、むしろ派手に笑い飛ばしてみせた。

 

「はっ! シケてんなぁ! もっとこう、景気良く派手に行こうぜ!! 破道の七十三! 双蓮蒼炎墜(そうれんそうかつい)!!」

 

 真正面から襲いかかる形なき冷気を、両手で蒼炎墜を放ち向かえ打つ。高熱と低温とが激突し合い、凄まじい爆発を生み出した。

 

「効かねえんだよっ!!」

 

 けれどもその程度では氷輪丸の冷気は止まらない。多少の勢いを殺されたものの、爆煙を切り裂きながら氷の竜が飛び出していく。

 その煙の切れ目、わずかに開けた相手への視界から日番谷は気付いた。

 空鶴が、まるで弓矢を放つような格好をしていることに。

 

「志波式射法――点破(てんは)!!」

「ちっ!?」

 

 煙越しに互いの目が合った瞬間、空鶴はその弓矢(・・)を放つ。

 だが飛び出して来たのは矢ではなく、一条の光だった。鬼道にて放たれる光線のようなその光を、日番谷は顔を傾けることで難なく躱す。

 

「不意打ちか? けど、狙いが甘いんだよ」

「うっひょ~……冷える冷える! ったく、こんなに冷えると熱燗でもやりたくなるじゃねえか!」

 

 そして空鶴はといえば、術を放った代償は大きかった。連続して攻撃を行ったために冷気の一撃から逃れきれず、彼女の身体のあちこちは氷に包まれている。

 普段の露出の多い格好ではなく、多少なりとも対刃や耐衝撃・耐術性を持った肌着を身に纏うことで防御力を高めてこそいるものの、日番谷の攻撃はそんなものを軽々と突破してくる。

 骨の髄まで突き刺さるような冷気に苛立ちつつも、だがそれでも空鶴は軽口を止めない。そんな余裕の態度が、日番谷を苛立たせる。

 

「ふざけんなっ!!」

「志波式術法(じゅつほう)――泥刻(でいこく)

 

 さらに攻撃を重ねようとする日番谷の動きへ空鶴は即座に反応すると、冷気に苛まれて悲鳴を上げる肉体を無視しながら地面へと手を叩き付けた。

 

「なにを……うぉぉっ!?」

 

 今度はどんな攻撃かと日番谷が警戒を強めようとした瞬間、足の裏から壮絶な違和感が伝わってきた。

 その違和感に反応する間もなく、日番谷は足を取られて盛大に滑り姿勢を崩す。

 今にも転びそうになりながらも体幹で必死に耐えつつ、彼は何が起きたのかを理解した。

 

「泥か!」

 

 先ほどまでは舗装された道だったそこが、一瞬にして底なし沼のような泥炭状態へと変貌していたのだ。

 そんなぬかるみに、通常通りに――硬い足場だと疑うことなく足を着けばどうなるかは、自明の理でしかない。

 転びそうになるのを必死に耐えつつ周囲の霊子を固めて足場を作り出すと、自由な手足をそこへ思い切り叩き付け、さらには身体の反りまで利用して無理矢理上空へと跳躍する。

 

「くそっ、こんな子供だまし……」

「そうだよなぁ……普通は倒れるか、そうでなけりゃそうするよな。なあ、ガキンチョ」

 

 そこが空鶴の狩り場だと気付かずに。

 

「ッ!?」

「志波式射法――爆燎(ばくりょう)!!」

 

 飛び上がったばかりの無防備な日番谷を目掛けて、空鶴は術で生み出したバレーボール程度の光球を叩き込んだ。

 標的にぶつかった途端、光球は凄まじい爆発と衝撃、そして光を放つ。それはさながら、点火した打ち上げ花火をそのまま相手に投げつけたような様相だった。

 

「へへへ、油断したな?」

 

 足を滑らせれば転ぶか、そうでなければ無理矢理にでも飛んで避けるか。そのどちらかの行動を取るのが普通だ。

 ましてや相手が多少なりとも怒って視野が狭まっていれば、相手の術中に乗るまいと意固地になって避けようとする確率はさらに高まる。

 そんな不安定な状態を自ら曝け出すなど、空鶴からすれば「どうぞ狙って下さい」と言われているようなものだ。

 目論見通りすぎる結果に、冷気の痛みすら忘れて空鶴はほんの少しだけニヤける。

 

「けど、まあ……っと!!」

「で? 大道芸はもう終わりか?」

 

 飛びかかってきた日番谷の斬撃を、空鶴は横に飛んで避ける。

 

 ――チッ! 爆燎をマトモに喰らっても防いだ上にコレかよ。やっぱり隊長ってのはどいつもコイツも並じゃねえんだな……

 

 思わず苦虫を噛み潰す。

 先ほどの攻撃は多少なりとも自信のあった一撃だった。

 身近に副隊長(海燕)隊長(藍俚)がいるおかげで、その霊圧の高さについては身に染みて知っているつもりだが、それでもダメージくらいは与えられるはずだったのだ。

 だが――相手の様子から察するに、おそらくは咄嗟に氷壁を生み出し鎧のように纏って防いだのだろう。その証拠に、日番谷の髪や裾の先端がわずかに凍りついている――ほぼ無傷というのは、想定外だ。

 

 それでも空鶴が笑みを崩すことはなかった。

 

「……けど、おれが負けるのはもっとありえねえ」

「はぁ? 何がうあっ!?」

「姉ちゃん! 無事か!?」

 

 背後から、日番谷の首を思い切りラリアットして吹き飛ばしながら岩鷲がやってきた。

 

「よう岩鷲。いいタイミングだったぜ」

「けど、けどどうしよう……お、俺……隊長をぶっ飛ばしちまったよ……」

「なーに、心配すんな。隊長をぶっ飛ばせるなら将来有望ってことだろうが。逆にそれで売り込んじまえばいいんだよ」

 

 慌てる岩鷲を落ち着かせようと声を掛けたのは、空鶴――ではない。

 岩鷲の後を追うように現れた一人の死神が、良い笑顔を浮かべながらもっとポジティブに考えろと悩みを笑い飛ばす。

 

「そう思わねえか? なあ、日番谷隊長?」

「志波……海燕……!」

「しばかいえん? 誰だそりゃ、俺は黒崎一護だぜ?」

 

 もはや完全に開き直った様子で、むしろオレンジ色に染めた頭髪を見せつけるようにしながら黒崎一護(志波海燕)は堂々と胸を張る。

 

「お前は向こうで暴れてたはずじゃ……」

「さーて、なんのことやら? どこかで合図でもあったんじゃねえのか?」

 

 合図――そう言われ、日番谷は一つ思い当たった。

 

「あれ、か……っ!!」

 

 空鶴が放った点破という名の攻撃。その正体は"光線を放つ"ものだった。

 首を少し傾けるだけで容易に躱せたので意識から外れていたが、あれがもしもダメージではなく合図を目的としたものだったら――

 

「隊長相手に一人でなんとかなると過信するほど、おれは自惚れちゃいねえよ」

「ぐ……っ!!」

 

 完全に翻弄されていたことを悟り、思わず歯がみする。

 

「さて、そんじゃ交代だ。今度は十番隊の隊長を足止めできるなら、この頭も役に立ったってわけか」

「テメエ志波! わかってんのか!? 自分が何をやっているか……」

「へへっ、さーてねっ!!」

 

 平気そうに見えるが、空鶴が冷気で受けたダメージは決して軽い物ではない。

 そんな妹をこれ以上戦わせられないと、海燕は斬魄刀を抜きながら前に出ると、日番谷へと挑みかかった。

 

「あいにく俺は"旅禍の黒崎一護"なんでね! そういう難しいことはよく分かんねえのさ!!」

「てめえええっ!!」

「お互い霊術院をとっとと卒業した者同士、ちょいとチャンバラでもしようじゃねえか! 後輩!!」

「てめえはどっちの立場なんだ!!」

 

 ――とはいえ、どうしたもんか……

 

 海燕もまた、胸中では複雑だった。

 この場に来る途中、乱菊から簡単に――本当に簡単にではあるが、日番谷の様子がおかしいことと彼を止めて欲しいという願いを聞いている。

 とはいえ仮に彼女に頼まれなかったとしても、海燕には日番谷を倒すつもりなど毛頭なかった。明らかに精彩を欠いている相手を問答無用で成敗できるほど、彼は非情でも人でなしでもない。

 適当なことを言ってなんとか日番谷を食いつかせているが、それでも隊長を相手にするには厳しいものがあることを彼もまた知っており、心の中で一筋の冷や汗を流す。

 

「おい、岩鷲あれやんぞ」

「あれ? って姉ちゃん、まさか!?」

 

 海燕が戦い始めたのと同時に、空鶴は天を指さしながら弟に協力を促していた。

 一瞬何のことか分からずにいた岩鷲であったが、すぐに姉が何をしようとしているのかを悟り顔を青ざめさせる。

 

「行くぞ――」

「ちょっと姉ちゃん! ああ、もう――」

「「――志波式術法――天呼(てんこ)」」

 

 姉と弟。

 二人は息を合わせて、特殊な術を発動させた。

 

 といってもその術は、発動したからといっても即座に効果が出る類いのものでは無い。

 その術の効果を知る海燕だけは、姉弟(きょうだい)が使った術に思わず笑みを零す。

 

「コイツは!! へっ、兄思いな奴らめ。泣かせてくれるじゃねえか!!」

「なんだ!? これは……天が! 氷輪丸!?」

 

 天呼の術はゆっくりと、だが確実に効果を及ぼし、氷輪丸が生み出した冷気を緩和していった。

 まるで真綿で首を絞められるように少しずつ、けれども確実に冷気を操れなくなっていくその感覚に、日番谷は戸惑いの声を上げていた。

 

 ――志波式術法・天呼。

 その術は、一時的に天候を操るものだった。

 天相従臨(天候を操る)とまで呼ばれる氷輪丸と比較すれば小規模かつ消費も大きいものの、この術は文字通り天候を自在に操る。

 晴れも曇りも雨も、雪や風すらもお構いなしだ。

 氷雪にて天を従えようとする氷輪丸の力を陽光によって打ち消し、気温を少しずつ上げていくことで斬魄刀を無力化していく。

 

「これならイケるぜ!! 隊長といえど聞き分けのないガキにはちょっと荒っぽい躾けになるぞ! 覚悟しな!!」

 

 それは、戦いの天秤がわずかに海燕たちへと傾いた瞬間だった。

 




●謎の訪問販売員のひみつ(大嘘)
?原?助「カレー粉いかがっスか~」
清音「ください!!」

●志波式XXX
オリジナル。
鬼道のみでも良かったんですが、なんとなく空鶴に特殊な術を使わせたかった。
(元五大貴族ですし。そういう凄い術とか知ってそうだから)

・XXX射法:大雑把に攻撃系の術とか投げる系の分類
・XXX術法:それ以外の術や技の分類
(原作だと「石波法奥義」とか「射花戦段」とか色々あるんですが。
 使い方を理解できなかったのでわかりやすく二つだけの分類に)

・点破:一点集中のレーザーを撃つ術
・泥刻:周囲を泥沼に変える(砂にする石波のバリエーション)
・爆燎:凄い炎と光と爆発を起こす(原作岩鷲が弓親に使った花火の術版)
・天呼:一時的に天候を操る高難度術(花火の打ち上げは晴れの日にしたい)

●志波家兄弟とシロちゃんの戦い
原作の「一角と射場さんの戦い」みたいな感じの予定です。
(幻の大技「トライアングル・シバーケ」さえ出せれば海燕らの圧勝なんですが)

●最後まで迷っていたこと
夜一・空鶴コンビの方が良かったかもしれない……

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