お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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第189話 たまには男もいいもんだ

「まさか、また現世に来られるなんてねぇ……」

『やったでござるよ藍俚(あいり)殿!! 今度こそ薄い本を買い漁るでござる!!』

 

 一人の死神が、現世にやって来たようです。

 

『それはそれとして……天貝殿はどうなさるおつもりで!! とりあえず逃げたものの、どこかで答えを出さないといけないでござるよ!? それによって拙者の準備も変わってくるでござるよ!?』

 

 それは……え、ちょっとまって! 射干玉が何を準備するの!?

 

イケメンにリードされる(天貝ルート)のか、年下の部下を手玉に取る(吉良ルート)のか、他にも同性と同棲してしまう(勇音・砕蜂・雛森ルート)というのもアリでござるよ!! ルート選択によって、拙者もその……心の準備というものが……』

 

 モジモジしないの!!

 

『い、イケメンに押し倒されるとか……照れるけれど憧れでござる……拙者の心の中のヌバタマちゃんがキュンキュンしちゃうお年頃でござるよ!! 好き好き、大好きっ♥』

 

 やめて!!

 

 

 

 ……あ、ごめんなさい。

 ということで私たち――というか、私と射干玉は現世にやって来ました。

 

 先遣隊がグリムジョーたちと交戦して、なんとか全員撃退に成功しました。

 ですが、成功したものの死神側の被害も結構大きいものでした。

 特に、個人単位で別れて行動してしまうと吉良君と桃だけじゃ回復が不安だ。

 下手すればそこで各個撃破されるのではないか。

 

 という意見があったので――

 

『そこで藍俚(あいり)殿が助っ人に!!』

 

 ――じゃなくて! 薬を届けに来たの! 傷薬を!!

 それもすっごい効き目が良くて、使うとケアルガくらい治るお薬なのよ!

 

 ただ一個だけ問題があって、薬に持ち主の霊圧を馴染ませることで完成なの。

 だから"特定の個人専用の特効薬"になっても"万人に使える特効薬"にはならないのが、この傷薬の欠点なの。

 あと、覚え込ませるのに時間が掛かるから、前もって準備しておかないと役に立たないのもマイナス点かしら?

 重傷者を前にして「今から薬を馴染ませるからちょっと待ってて!」じゃ無意味だもの。

 

 ということで。

 各個人に薬を届けて、ついでに霊圧を馴染ませて完成させるために、こうして現世までやって来たわけです。

 え? それなら勇音にでも任せれば良いだろう……? そ、それは……

 

『チキンハートだから仕方ないでござるよ!』

 

 ち、ちがうもん! 馴染ませるのも私が一番上手だから来たんだもんっ!!

 

 ――と、ということで! 空座町までやって来ました。

 以前と違い、今回は義骸に入ってます。ちゃんと制服を着た女子高生スタイルです。

 乱菊だって制服着てましたし、これくらいは良いですよね?

 

『白衣を着た女医スタイルや、スーツを着た秘書スタイルもいいぞ! とどこからか聞こえてきそうでござるな!!』

 

 ……そっか。

 ちょっと立場が変わったら、卯ノ花隊長が制服着てるようなものだからね。そういう大人っぽいのもアリよね。

 けれど、着て来ちゃったからには仕方ないので。

 今回はこのまま行きますよ。

 

「おい、アレ……」

「ああ……」

「……? うぉっ! あんなの犯罪だろ……」

 

 なんだか周囲が騒がしいような……?

 しかも、視線が胸や脚に集中してるような……?

 

『ああ、尸魂界(ソウルソサエティ)では慣れられてしまいましたからなぁ……! 皆さん、藍俚(あいり)殿のおっぱいや生足を穴の空く勢いで凝視中でござるよ! 視姦というヤツでござる!!』

 

 あ、そっか……

 

 ……ねえ、射干玉?

 

『なんでござるか?』

 

 こうやって見られるのも、結構良い物ね……

 

『ふひひひ! それは勿論!! 藍俚(あいり)殿は今、とっても良いことをしてるでござるよ!! どうでしょう!! ここはさらに善行を積むべく、一枚くらい脱いでみるというのは!?』

 

 それも良いわねぇ……ちやほやされそう……

 

 ……だけど、そろそろお仕事片付けなきゃ。

 だから、それは後回し。そこそこ堪能したし、薬の件を先に片付けるわよ。

 

 えーっと、一番近くにいる霊圧は……あら、一角ね。

 しかもこの場所……高校にいるのかしら?

 

『むう……仕方ないでござるな。仕事が終わったら、ドスケベ配信で稼ぐでござるよ!』

 

 そんなことしないから!!

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

 

 一角の霊圧を探知して、空座(からくら)第一高校までやって来ました。

 やって来たのは良いんですが……

 

「何してるの、一角……?」

「おっ、藍俚(あいり)じゃねえか! ……いや、お前こそなんで現世――じゃねえ、ここにいるんだよ?」

 

 何故か袴姿に防具を着けて竹刀を握っており、いかにも「剣道部です」と全身で主張しているような姿の一角がいました。

 ついでに――

 

「ダーリン!! 誰よこの女!? はっ、まさかもう浮気……!?」

「誰が浮気だ誰が!!」

 

 なにやらポニーテールな女子高生が一角の隣にいて、私に刺すような視線を放ってます。

 さらには――

 

「あ、ああああのっ! お姉さん、一角さんとどういうご関係っスか!? あっ! 自分は浅野啓吾って言います! よろしくお願いします!!」

 

 なんだか檜佐木君とよく似た声の男子高校生もいました。

 こっちは、熱い熱い視線を私の胸元に注いでます。というか、チラッと顔を見たかと思えばすぐ胸に視線が移動しています。

 若いわねぇ……

 

「本当に、なにやってるのよ一角……? 説明をして頂戴……」

「あー、実はな……」

 

 一角から説明されたのは、こんな感じでした。

 曰く――

 

 空座(からくら)第一高校剣道部は、近々他校との親善試合を控えている。

 だが剣道部の面々は負傷しており、元気なのは一年生の五人しかいない。

 そこで一角は「稽古を付けてくれ」と頼まれて、稽古の真っ最中である。

 

 ――ということでした。

 そこまでなら良いんです、そこまでなら。

 

「ただ特訓が厳しすぎて四人の一年生はリタイアで、人数が足らない。そもそも部員が怪我したのは、その相手校の闇討ちが原因だから返り討ちにしてやろうと試合を組んだ……?」

 

 聞いてるだけで頭が痛くなってきました。なにそれ……?

 

『ふつーにポリスメン案件でござるよそれ。相手校と国家権力にチクれば一瞬で済む話でござる!』

 

 そうよね、絶対にそうよね!!

 

「ってわけで、頼む藍俚(あいり)!! 助っ人として出てくれ!」

「いや、無理でしょうそれ……というか、親善試合とはいえ男女混合はちょっと無理でしょ……?」

 

藍俚(あいり)殿が真っ白い袴を履いて、髪を後ろに括って、剣術小町とか呼ばるわけでござるな!!』

 

 それじゃ緋村さん家の薫殿と被ってるじゃない。

 

『おろ? いえいえ、夏色の方の』

 

 そんなの誰も知らないから!!

 

「だから、普通に通報すればこの件はこれで……」

「えーっ! そんなの駄目! 絶対に駄目ッ!! 舐められたまんまでいられるわけないでしょうが!!」

 

 なにやらもの凄い剣幕で、みず穂さん――お互い自己紹介はしたので名前くらいは知っています――が噛みついてきました。

 

「……というか、なんで一角はそもそも引き受けたの?」

「いや、その……ちょっとこの女につきまとわれてな……この件が上手く行ったら離れるって言うもんだから……」

「そ、そう……」

 

 一角も変な苦労しているのね……

 

「もう諦めて、現世(こっち)に永住すれば?」

「出来るかンなこと!!」

「てか、湯川さんだっけ!? あんたはなんなの!? ダーリンとどういう関係!?」

「そうっすよ藍俚(あいり)さん!! その辺は俺も詳しく教えて下さい! お願いします!!」

 

 この姉弟、なんだかハイテンションだわ。

 けど、私と一角の関係って……えっと……角が立つことなく納得できるような説明をするとなると……

 

「私と一角は、その……同じ職場で働いているの」

「バイト先の仲間ってことっスか!?」

「そうそう、そうなの! 色んな役目の人が集まっててね、一角は力仕事を任されてるのよ!! ちなみに私は医療スタッフなの!」

「それってひょっとして、遊園地みたいな……?」

「そうそう! カヌーとか漕いでるから力はあるわよ!!」

「なるほど……だからダーリンってばあんなに……」

 

 勢いで言っちゃったけれど、なんとか納得してもらえたみたいね。

 一角はなんとなく顔をヒクつかせているけれど、気にしない方向で。

 

「あ、あの! もう一つ、藍俚(あいり)さんにもう一つだけ質問があるんですけど!!」

「な、なにかしら?」

 

 納得したと思ったのに、啓吾君の方がまた挙手してきたわ。

 

「その、藍俚(あいり)さんのむ……む……ね……いえ、服っ! 服のサイズを……教えて下さいッ!!」

「え……服のサイズ……?」

 

 そう懇願する啓吾君の視線は、私の胸元に釘付けのままでした。

 ……ああ、なるほど。そういうことね。

 

『日和った挙句、ある意味遠回しにすっげー勇気を出したでござるな!!』

 

 そうね。じゃあ、ちょっとだけサービスしてあげましょうか。

 

「サイズなら、えっと……ひーふーみー……」

 

 わざとらしく口に出し、指を折りながら数を数えます。

 そのまま十を過ぎた辺りで動きを止めて――

 

「ねえ、啓吾君。アルファベットの順番ってN・M・Lだっけ? L・N・Mだっけ?」

「むはああぁっ!!」

 

 ――と何気なく尋ねたとろ、感極まったように倒れ込みました。

 至福の表情を浮かべている所を見るに、どうやら満足してしまったようです。

 

「名前、名前で呼んで貰えた……LかMか、はたまたNか……」

「私、背も身体も大きいでしょう? だから着る物に困っちゃって……啓吾君、どこか良いお店って知らないかしら? 一緒に行って、見立てて欲しいな」

「よ、喜んでェッ!!」

 

 一瞬にして身体を起こすと、敬礼してきました。

 まあ、このくらいサービスしてもいいわよね。

 

藍俚(あいり)殿はサービス満点でござるな! 若い男ならこれでしばらく困らなそうでござるよ!!』

 

 頭の中はきっと、ピンクの妄想でいっぱいになってるわよね。

 喜んでもらえてなにより。

 

『天貝殿にもそれくらい積極的に……』

 

 そ、それはまた今度!!

 

「ちょっと待って! あんた、さっき医療スタッフとか言ってたわよね!?」

「はい、そうですよ」

 

 弟のターンが終わったと思ったら今度はお姉さんが首を突っ込んで来ました。

 

「だったら部員の怪我、なんとかならないかしら?」

「え? 怪我をですか……うーん、診てみないことにはなんとも……」

 

 言いましたよ、診ないとわからないって、言いました。

 言いましたけども!

 

「はい! 思う存分見て頂戴!!」

 

 まさか言った途端に部室まで連れて行かれて、怪我人の面倒を見る羽目になるとは思いませんでした。

 しかも一瞥しただけでわかるくらい、どなたもこなたも結構な重傷です。

 擦過傷、打ち身、ねんざ、骨折……喧嘩後の代表的な傷のオンパレードですね。

 

「これは、結構大仕事になるわね……ところで親善試合っていつなの?」

「明日です」

「そうですか、明日……明日っ!?」

 

 なんとも男臭い部室の中で、各人の怪我の具合をチェックしつつ質問したところ、予想外の答えが返ってきましたよ。

 あと診察している間、剣道部の皆さんは鼻の下を延ばしていました。

 

「明日、明日かぁ……そんな短い期日なのに、無茶な特訓で怪我させるとか……まさか一角、自分が出るために厳しくしたとかじゃないわよね?」

「う、うるせえなっ!! んなわけあるかっ!!」

 

 その反応を見るに、当たらずとも遠からずってところかしら?

 

「とりあえず明日、試合が出来ればいいのよね?」

「え、ええ……そうだけど……まさか、できるの!?」

「大仕事だけどこれならなんとか、助け船は出せますよ」

 

 カヌーだけに、なんちゃって。

 

『審議中……審議中……』

 

 はいはい! 私が悪かったわよ!!

 

 

 

 

 

「それじゃあ、剣道部員の子たちを借りるわね。ちょっと門外不出で秘密の治療をするから、二人は外に出て貰えるかしら?」

 

 そういうが早いか藍俚(あいり)は一角とみず穂を外へと押し出すと、戸締まりと窓のカーテンを締める。

 あっという間に部室内は外から一切見えなくなってしまった。

 

「ねえ、ダーリン……頼んだ私が聞くのも変だけど、あの湯川さんって大丈夫なの?」

「いやまあ、治療の腕は確かではあるんだが……」

 

 残った二人がなんとなく相談を始めた時だった。

 

「んほおっ!!」

「らめえっ!!」

「ごめんなさいごめんなさい!!」

「そんなの無理、無理ぃっ!! そんなの入らないからぁっ!!」

 

 部室内から複数の悲鳴が――しかも全部男の悲鳴が、聞こえてきた。

 

「壊れちゃう! 身体壊れちゃう!!」

「許して、もう許してぇっ!!」

「死んじゃう、死んじゃうううぅぅっ!!」

「殺して、殺してぇっ!!」

「……ぉっ! ……ぉぉっ!」

「ちょ、ちょっとなんなのコレ!? 開けなさい! 一体何やってるの!?」

「あいつ、何やってやがるんだ……!?」

 

 あまりにもな悲鳴の内容にみず穂がドアを開けようとするが、当然鍵が掛かっており開くことはなかった。

 そうしている間にも、室内からは悲鳴――悲鳴……? 嬌声……? なんかこう、よく分からないが、多分、おそらく悲鳴のような"何か"が響き続ける。

 

 ――それから十分後。

 

「お疲れ様。どう、身体の調子は?」

「最高です!」

「むしろ怪我の前より良いくらいです!!」

 

 扉が開くと、中からまず藍俚(あいり)が出てきた。

 続いて部員たちが、無茶苦茶健康そうに肌をテカらせながら姿を現してくる。

 

「ちょ、ちょっとあんたたち! 大丈夫なの!? 怪我は!?」

「それならもうばっちりです!」

「ほら、この通り!!」

「そ、そう……」

 

 みず穂の問いかけに、やたらとキレの良い動きを見せて答える部員たち。彼女が困惑する間にも、剣道部たちは大声で叫ぶ。

 

「心配掛けたな一年! 明日は俺たちのことをよく見ておけよ!」

「はい! 勉強させて貰います!!」

「俺の仇は俺が取る!!」

「これが青春だあああぁっ!!」

「よーし! 明日の試合、絶対に勝つぞ!! 怪我のお礼をたっぷりしてやれ!!」

「「「「おおーっ!!」」」」

「…………うん。問題なさそうね!」

 

 みず穂はいつの間にか、考えることを止めていた。

 彼女の頭の中にあったのは「よくわからないけれど、元気になったし上手く行きそうだからヨシ!!」の精神のみである。

 良い子も悪い子も見習ってはいけない。

 

「お前、なにやったんだよ……」

「別に? ただちょっと、特別なマッサージで身体をほぐしてあげただけよ」

 

 なぜか軽く舌なめずりをしながら、藍俚(あいり)は答える。

 その様子に恐怖を感じ、一角はそれ以上何も追求することはなかった。

 

 

 

 翌日。

 

 親善試合は、空座(からくら)第一高校の圧勝で終わった。

 なにしろ闇討ちしたはずの相手が数日で完治しており、それどころか目に見えてやたらとパワーアップしているとなれば、相手からすればたまったものではない。

 レギュラーたちが参加することを差し引いても、勝負は試合前から決していたのだ。

 

 加えて「せっかくの親善試合なんだから、ケチケチせずに全試合やろう」というみず穂の提案が運営側にも受け入れられ、大将戦までがっつり実施。

 全員が相手を圧倒的に打ち倒しての勝利に剣道部員たちは沸き立ち、みず穂の溜飲も大いに下がるという最高の結果であった。

 

「これ、使えるわね……!!」

 

 一晩で白星の山を築けるまでになってみせた剣道部の姿に、みず穂はほくそ笑む。

 どうやらもう一波乱ありそうだ。

 




マッサージしただけです。

●元ネタ
アニオリ話、日番谷先遣隊奮闘記シリーズより。
「133話 一角、熱血剣道物語」です。

(大体本文と変わりませんが)全体のあらすじとしては――

・空座高校の剣道部が闇討ちを受けて、部員の多くが怪我をする。
(このとき、襲撃側は自分たちの高校名をしっかり名乗っている)
・怪我したから地区大会は辞退しようと落ち込む部員たち。
 だが生徒会長のみず穂は「親善試合を組むからその高校にやり返せ!」と命令。
・無傷なのが一年しかいないので、みず穂は一角に鍛えてくれと頼む。
 一宿一飯の恩があるので引き受ける一角。
・無茶な特訓が祟り、部員たちは(一名を覗き)ダウンしてしまう。
 なので、日番谷・阿散井・浅野啓吾・残った部員・一角で試合をすることに。
・日番谷、阿散井に加えて、残った部員が意地で一本を取り、試合に勝利。
・が、出番がないのが不満な一角が大暴れするドタバタでオチ。
 ついでに相手の主将はみず穂を振った元彼なので、個人的な恨みも晴らせました。
 めでたしめでたし。

という、よくわからないアニオリ回。

ただ、現世に絡むのには丁度良かったので、ここで使いました。

●タイトル
いいもんだ ⇒ 良い揉んだ

●夏色の方
夏色剣術小町、というゲームがあるそうです。
(詳細は知りません)

●カヌーを漕いでる
一角の声優さんが、某ネズミの国のバイトでカヌーを漕いでいた。
(同じ場所で、浦原の声優さんはお掃除お兄さんをやっていた)
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