お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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第305話 魔人が三人

「…………どうしようかしら……」

 

 チルッチから衝撃の事実を知らされた後、力なく通話状態を切りました。

 だって仕方ないじゃない! ただでさえピカロだ痣城だシエンだって騒動になっているのに、そこにさらに破面(アランカル)追加なのよ!? もうお腹いっぱいよ!!

 技術開発局、今頃さらに大事になってるんでしょうね……追加の死神が派遣されて来ちゃうかも……

 電子書簡(メール)で今から「この破面(アランカル)は味方です」って伝えて、間に合うかしら……納得して貰えるかしら……?

 

 もう不安しか感じられません。

 私の様子が、そんな風におかしい事を見て何となく察してくれたのでしょう。視線の先ではドン観音寺たちが心配そうな目でこちらを見てきます。

 

「湯川さん、今の悲鳴は一体……? それに先ほど、空が爆発したような霊子も放たれているし……」

「そう、ね……なんと説明したら良いかしら……」

 

 少し離れた場所では、ピカロたちがワイワイやっていますが、今は無視。

 まず、全員に状況を共有しないと駄目よね。

 

「えっと、まずロカちゃんのことなんだけど……」

 

 チラッと彼女を見れば、今にも消えてしまいそうな思い詰めた表情をしています。

 ……これ、説明の順番を間違えるわけにはいかないわよね。

 

「さっきの電話は、ロカちゃんの上司が心配しすぎてこの町まで迎えに来るって内容だったの」

「えっ……!」

「なっ……!」

「なんとっ!」

 

 ロカちゃんと石田君、二人とも声を上げながら似たような反応を見せました。

 心配している内容はちょっと違いますけどね。

 

 石田君は単純に、現世に破面(アランカル)が増えたことに対する心配を。

 ロカちゃんは「ネリエルに合わせる顔がない……」みたいな感じかしら?

 それで最後に、ドン観音寺なんだけど……

 

 なぜか分かりませんが、車から降りようとしてました。

 

「あの、何をしようしているんですか?」

「ハッハッハ、愚問だなガール! ロカ嬢の上司の方が直接ここに来るのだろう? ならば当然、手土産の一つも持ってご挨拶をするのが社会人の礼儀というものだ! なので手土産を買おうとしているのだよ!」

「社会人……」

 

 社会人って言葉、なんだか久しぶりに聞いた気がするわ……

 あと、その礼儀は(ホロウ)の世界には通じないと思うの……多分だけど……

 

「だが困ったことに、良さげな手土産が見当たらないのだ。こうなっては仕方ない。時間も無いことだし、ここは一つあのバーガーショップで売っているハッピーになれるセットの詰め合わせで我慢を……」

「なんでだっ!!」

 

 ギリッと悔しそうに奥歯を噛み締めながらハンバーガー屋さんへ向かおうとするドン観音寺と、その言動に石田君がツッコミを入れてくれました。

 

「どうして手土産という考えに至ったんですか!! いや、そもそも社会人だと言うのなら手土産にハンバーガーはあり得ないだろう!?」

「何故だねインテリメガネボーイ!? ほら、あの宣伝を見たまえ。何でも宙返りをするニンジャのフィギュアがオマケとして貰えるらしいぞ? 実にバリュー(価値のある)な商品だと思わないかね!?」

「アレは子供向けだ! まさか本気で貰う気だったのか!? 大人なのに!?」

 

 ……あー、楽だわぁ……ツッコミ役がいてくれるのって、本当に助かるわぁ……

 あ、信号が青になった。

 でも後ろで待ってる車もいないし、このまま止まってても問題ないわよね。青は「進むことが出来る」だから、進まなくても……

 

 ――って現実逃避し続けられれば、とっても楽なんだけどね。

 

「すみませんが、手土産は無しの方向でお願いします」

「ガール、君までもか!? そこまで常識知らずになれと!?」

「いえ、時間が無いんです。だから、簡単に――」

 

 助手席で困惑しているロカちゃんの肩へ軽く手を掛けます。

 

「ロカちゃんの現状について、説明させてもらいます。石田君も、それでいいわね?」

「分かりました、お願いします」

「ロカ嬢の現状!? それは一体……彼女はただの浮遊霊では無いのかね!?」

「「そこからかっ!!」」

 

 ロカちゃんのことを浮遊霊だと認識していたなんて……そこまでは読めなかったわ……

 おかげで石田君とツッコミのタイミングが被っちゃった。

 

 そんな感じで、始まりにこそ一悶着あったんだけど、ロカちゃんについての説明をさせてもらったわ。簡潔に、だけどね。

 具体的には――

 

「彼女を狙う大罪人の死神がいる」

「その死神を討伐するために十一番隊が現世に来ている最中」

「何故か私も討伐隊に参加させられた。ロカちゃんを助けたいと思っている」

(ホロウ)側にもロカちゃんを狙う悪者がいる」

上司の人(ネリエル)はその悪者と戦ったけど逃げられた。現在は、ロカちゃんを助けるために現世に来る予定」

 ――といったところかしら。

 

 時間も無かったから簡単な、本当に簡単に状況を説明した程度だったんだけどね。

 仮にもドン観音寺は一般人だから、詳しく説明しすぎるのもそれはそれで問題になりそうだし。

 

 あ、それと「ロカちゃんを退治すればこの騒動が終わる」ってことについては、一切話していないわよ。

 それが一番楽なんだけど、それを選ぶわけにはいかないのよ……!

 まだこの子のお山(おっぱい)登って(揉んで)無いんだから!!

 この子を守って、無事に虚圏(ウェコムンド)に送り届けて、その功績と信頼を武器にして揉むって使命が私にはあるんだからね!!

 

「……なるほど。尸魂界(ソウルソサエティ)の隊長が現世まで来たから何かと思えば、そんなことが」

「身内の恥をさらしているようで、現世のあなたたちには申し訳ないだけどね」

「全くだ。もっとしっかりして欲しいよ」

 

 そう言いつつも、心配そうに私のことを石田君は見ています。

 確証はないけれど雰囲気から察するに、私が黙っていた「退治すれば終わる」事にも気付いているみたい。

 

「ということは、先ほどの空の爆発も?」

「確認は取れていないけれど、穿界門(せんかいもん)の気配がしたわ。となると痣城が十一番隊を襲ったんだと思うの」

 

 ……そういえば、あの後から姿も霊圧も全然無いわね。

 

「では、あの子供の(ホロウ)たちは?」

「ピカロって名前の破面(アランカル)よ。見た目も中身も見ての通り子供で、どうも今回の騒動に利用されちゃったみたい。今は一応私の味方……かしら……?」

「味方に……? あ、相変わらずですね……」

 

 石田君の眼鏡が少しズリ落ちました。

 虚圏(ウェコムンド)でも何人か誑かしたから、そのことを思い出したみたい。

 

 ちなみにピカロたちは今、何人かのグループに別れて「飴の早溶かし競争」とかやってるみたい。

 その様子を見て、直近の害は無いと判断してくれたみたい。

 

「なんと……なんとまさかロカ嬢がそのような存在だったとは!!」

 

 石田君と話をしているその一方。

 ドン観音寺も、手短な説明だったとはいえ事の重大さをある程度は理解できたみたいですね。

 まるで話の内容を反芻するようにワナワナと震えていたかと思えば、突然彼女の手を掴んで握りしめました。

 

「ロカ嬢!!」

「は、はい……?」

「安心したまえ! ユーのことはこの私が必ず守ってみせよう!!」

 

 ……は? 

 

「い、いやちょっと待って! 私の話、聞いてました!? 本当に状況を分かってますか??」

「つまり、ロカ嬢はプリンセスなのだろう? そしてスノーホワイトやマーメイドのような、悪い魔法使いに狙われている! 違うかね?」

「全然違うっ!!」

 

 石田君、ツッコミありがとう! 私も突っ込みたかった!

 でもね、大雑把には合ってるのよ! 認識そのものは、間違ってないわ!

 間違ってないんだけど……

 

「どちからというと、アクション映画で殺し屋や国のエージェントに命を狙われているって方が正しいです……」

「むむ、なるほど! つまり、スーパースターたるこの私が、とうとう銀幕デビューする日が来てしまったということか!! 豪華長期海外ロケ! 現地住人との新たな出会い! ……し、しかしヒーローたる私がこの国を何ヶ月も留守にしては、子供たちを悲しませてしまうやも……」

「知るかっ! というか湯川さんも、余計なことを言わないでください。なんでアクション映画のこととか知ってるんですか!!」

「ごめんなさい。分かり易いかなって思って」

 

 うん、これは……余計な喩えをしちゃった私が悪いわね……

 しかし海外ロケって……あなたの場合、世界面白映像大賞とかの方が良いんじゃない?

 ……あ、やっぱり駄目。本物が撮れちゃうから没。

 

 とか、そんなこと考えている場合じゃないのよね!

 

活動写真(えいが)に出演するかはともかくとして、命を狙われているのは本当なんです。だから、ロカちゃんのことは私たちに任せてドン観音寺さんは逃げてください」

「何故かね?」

 

 物凄く普通に聞き返してきた!? 

 

「何故って、危険だからです! さっきも説明したでしょう? ロカちゃんが狙われているって! だからこれ以上は本職に任せてあなたは……」

「チッチッチ、それだけでは私が逃げる理由にはならないのだよガール。そもそもロカ嬢は浮遊霊というか弱い立場なのだ。護衛は多い方が良いだろう?」

 

 護衛!? 確かにあなた、殺しても死にそうにないけれど……護衛!?!?

 ……ううーっ! モヤモヤする!!

 その気持ちは尊敬するけど、逃げろって言ってるの!! 人間的には立派だけど!! ちゃんと認識してよぉ!!

 

「ああもう! あんたも分からない人だな! そもそも彼女は――」

「ま、待ってください!」

 

 石田君が苛立ちながら説明をしようとしたところで、それに割り込む様にロカちゃんが叫びました。

 

「その方たちの言っていることは本当なんです。そもそも私は浮遊霊などではなく……ッ!!」

 

 悲痛な表情で口を開いているのと話の内容から察するに、自分が(ホロウ)なのだと説明するつもりなのでしょう。

 ですがその言葉は、他ならぬ彼女自身が中断しました。

 言葉を紡ぐよりも優先すべきことがあるとばかりに天を見上げれば、視線の先には一際大きな黒腔(ガルガンタ)の裂け目が。その中から、一人の破面(アランカル)がゆっくりと姿を見せます。

 

「……ザエルアポロ……ッ!」

 

 石田君が痛みで顰めたような顔を見せながら呟きました。

 一応、シエンという名前は説明したハズなんだけどなぁ……

 

 

 

 

 

 

「湯川隊長!」

「お……おおっ! 藍俚(あいり)の姐さん! 姐さんじゃないですか!!」

「九条さん! それにコンちゃんも!?」

 

 黒腔(ガルガンタ)からザエルアポロが現れるのとほぼ同じタイミングで、九条さんが現れると、私のところに駆け寄って来ました。

 彼女は大事そうに抱えていたヌイグルミを、不安そうな顔でおずおずと私に差し出してきました。

 

「霊圧を感じて、急いで隊長のところまで来たんです! コンが、コンが……っ!」

「コンちゃんがどうかしたの? あら、これは……」

 

 差し出された手の上には、ボロボロのコンちゃんの姿がありました。

 まるで爆発に巻き込まれたように焼け焦げ、大きく損傷しています。

 

「わ、たし……裁縫は得意じゃなくて……でも心配で、それで……」

「それで私に? でも大丈夫よ」

 

 軽くコンちゃんの霊圧――正確には核となっている改造魂魄の霊圧を探ってから、優しく語ります。

 

「霊圧に異常は無し、ぬいぐるみの身体がボロボロになっただけよ。この騒動が終わったら()してあげるから。大事にしてあげて」

「は、はいっ!」

 

 私の説明で、九条さんの表情が和らぎました。

 

「でも、誰にやられたの?」

「……ああっ! そうでしたぜ!! 聞いてくださいよ藍俚(あいり)の姐さん! 望実が指令を受けた、痣城……? とか言うのが現れたんです! まあ、オレ様と望実の(ラブ)・コンビネーションで倒してやったんですがね」

「な、何が(ラブ)だ! 調子に乗るな! それに、倒したわけじゃない!!」

「……痣城が? それをあなたたちが?」

 

 空気と融合することもできて、攻撃の殆どを無効化する痣城剣八を?

 コンちゃんと九条さんの二人が?

 事前に能力については共有されていたかもしれないけど、だからってそう簡単に撃退できるとは……

 

 ……あ、そういうことか。

 

 九条さんの斬魄刀、チラッと聞いたけど霊力を吸収して撃ち出すって話だったわ。つまり、その能力で融合した空気ごと吸い込まれて撤退を余儀なくされた。

 まだ若くて経験の浅い死神だってこともあって、油断した挙げ句に手痛い反撃を受けたって事よね?

 

 

 

 そうでしょう、雨露柘榴?

 

 

 

『キハ! なんのことかな藍俚(あいり)ちゃん?』

 

 誤魔化しても駄目よ。

 さっきからずーっと静かだったし、射干玉も雨露柘榴の介抱をしていたし。

 むしろそれで誤魔化せるって思える方が凄いわよ。

 

 でもこうやって話せるようになった、軽口を叩けるようになったってことは、そろそろ来るって事かしら。

 はぁ……まったくもう……

 

「本当に、嫌になるくらいタイミングが重なったものね……意中の相手が同じだから、仕方ないって言えば仕方ないんだけど、こっちの都合も考えて欲しいわよ……」

「タイミング……? そいつは一体……」

「な……なん、だ……アイツは……!?」

 

 九条さんもようやく気付いたみたいね。

 これだけ濃密な霊圧を内在させた相手が近くにいたのに、コンちゃんのことが心配すぎてそれどころじゃなかったのかしら?

 

 私が九条さんの相手をしている間、もう一方のシエン側の出来事だけど。

 

 シエンは着飾ったロカちゃんの格好に少しだけ驚いたようでしたが、そんなことは関係ないとばかりに彼女を倒そうとする気配を見せました。

 ですが近くには石田君がいます。彼は私から事情を聞いています。

 そのおかげか、対応は早いものでした。霊子で作り上げた弓を構えると間髪入れずに放ちました。ダメージは無いようでしたが、目を集めることには成功したみたい。

 邪魔な相手を払いのけようと、シエンは霊圧を強めました。

 

 しかし、あの攻撃で無傷とか……

 シエンの霊圧、ハリベルよりずっと強いわね……

 

 …………みつけた! この霊圧!!

 

「……そこっ!!」

 

 突如ガードレールがまるで蛇のように曲がりくねったかと思えば、九条さんを目がけて襲いかかりました。

 私が動いたのはその一瞬だけ前。

 霊圧を感じ取ったと同時に居合いのように斬魄刀を抜刀すると、そのまま刃を空間へと走らせます。

 

 変化が生じたのは、その一瞬後。

 ガードレールは動きを止め、今は再びただの金属へと戻っていました。生き物のように動きながら九条さん目がけて襲いかかったのが嘘のようです。

 

『九条巻き! いや、女体巻き……!? とにかく、手巻き寿司が出来るところだったわけでございますな!!』

 

 馬鹿なこと言ってる場合じゃないでしょうが!

 

「な、なんだ今のは……」

「……へえ。僕の中でも、随分と古い知識の中にある霊圧だよ」

「たすかり、ました……」

 

 近場で突然、謎の現象が起きたことに驚いて石田君は目を見開き、シエンは不思議そうな表情を見せます。

 九条さんも、知識はあってもまだまだピンとは来ていなかったみたいね

 

「……まさか、そんなことが出来たとはね」

「このくらい出来ないと命が幾つあっても足りない、そんな暮らしをしていた頃があったもので」

 

 少しだけ、本当に少しだけ意外だったという口ぶりで、痣城剣八が姿を見せました。

 片腕から一筋の血を流しながら。

 

「少しは手応えがあったはずなんだけど、その程度か……」

「いや、充分驚いている。だがもう私に通じる事は無いと思え」

 

 まあ、そうよね。まだ斬る自信はあるけど、警戒はされるわよねぇ……でももう一回くらいは斬れると思うから、次からはもっと上手く……

 

 ……え? 私が何をやったのか?

 空気を斬ったのよ。斬魄刀に霊圧を込めて。

 痣城の能力って融合でしょう?

 だから、融合している霊圧ごと空気を斬ったの。ただそれだけのことよ。

 

『普通は斬れねえでござるよ……』

 

 水やら空気やら光やらを斬らされたあの頃……あの修行も、無駄じゃなかったのね……

 数百年掛かったけど……

 

『安心しなよ藍俚(あいり)ちゃん!! 剣の字、内心はめちゃめちゃ驚いているから!! ホラ見てごらん、いつもよりもずっと腰が引けてる! キハハ!!』

 

 笑ってて良いのかしら……?

 と、とにかく! 九条さんを狙った。でも攻撃の種類が捕獲に寄っていたってことは、彼女の持つ斬魄刀を狙ったってことよね?

 そこへ更に、私に斬られたって事は、痣城の攻撃の手は確実に鈍くなるはず!

 

 そうそう、それ以外に気がかりな事が二つあるの。

 一つ目はシエン。

 突然現れた痣城を興味深そうに眺めているのが不可解なのよね。口元に薄く笑みすら浮かべながら見てる。何か接点とかあったっけ?

 

 そして二つ目なんだけど――

 

「な……なんだこのデンジャラス&バイオレンスなスピリッツのスメルは……」

「え……?」

 

 私が霊圧を感じたのは、ドン観音寺が呟いたのとほぼ同じでした。

 痣城とシエンも、ほぼ同じタイミングで気付いたのでしょう。二人とも示し合わせたかのように、同じ方角へと視線を向けます。

 勿論私も。

 というか、時間差こそあれど、この場にいる全員が揃って同じ方向へと視線を向けます。

 

 その先からは――

 

藍俚(あいり)いいいいいいいいいぃぃぃぃぃっ!!!!」

 

 禍々しい。そんな表現が陳腐としか思えないような、圧倒的なまでに濃密な霊圧を漂わせながら。

 地獄の底から響いてくる怨嗟にも似た、そんな怒鳴り声で。私の名前が呼ばれました。

 

「テメエ、人の獲物横取りしてんじゃねえぞ!!」

 

 暴力的なまでの霊圧を、痣城にでもシエンにでもなく、私へと向けながら。

 更木剣八が現世に姿を見せました。

 

 

 

 ……頭痛くなってきたわ。

 




●シエンと痣城
・シエンはネリエルと戦っていたから。
・痣城は九条に一発食らったから。
という理由で(原作より)ちょっとだけ遅れて登場。

●剣ちゃん
プンプン。
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