お前は天に立て、私は頂をこの手に掴む   作:にせラビア

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(更新を忘れていたので、本日(2024年6月27日(木)に2話更新しています

 最新話からのリンクから来た方は、申し訳ございませんが1話戻ってください。

 (あ! 戻らなくても問題ありませんよ? どーせ藍俚殿がおっぱいを揉んでいるだけなので)


第316話 マッサージをしよう - ロカ・パラミア - ★

「では、これから診察を始めますね」

「はい」

 

 お食事会も(つつが)なく終わり、今はドンドチャッカらが後片付けをしています。そんな最中、そこから少し離れた場所で、いよいよロカちゃんの診察を行うことになりました。

 手近な岩を診察用の椅子代わりに簡単に切り出して彼女を座らせると、私は中腰の姿勢で向かい合いになっています。

 

「……でも、本当に良いの?」

「なにが、ですか?」

「だって……」

 

 そう言いながら私はぐるりと周囲を軽く見渡します。

 そこには――

 

「なにするの?」「シンサツだってば」「シンサツってなーに?」「死神のお姉さんがロカお姉ちゃんをみるんだって」「見るって?」「今も見てるよ?」「じゃあもう終わってるじゃん」「オナカ イッパイ マンゾク」

 

 と、このように。

 診察をしようとする私たちをピカロたちは大勢で取り囲んでいます。全周囲を余すところなく監視されている気分ですね。

 まあピカロたちは小学校低学年とか幼稚園くらいの子供みたいなものなので、見られても気にしないっていう考えは私にも分かるけれど……

 

「ピカロたちが見ているけれど、本当に良いのよね?」

「構いません。よろしくお願いします」

「じゃあ、始めるわよ。まずは着ている物を脱いで」

 

 ロカちゃんの動きが、ピタリと止まりました。

 糸で色々と知識を仕入れているはずなのに、知らなかったのかしら? 頬を僅かに赤く染めながら、発言内容を確認するように私の方をじっと見つめてきます。

 

 ちなみに今のロカちゃんは、ドン観音寺が買い与えた洗練されたデザインのワンピースではなく、最初に着ていた地味で大人しい格好をしています。

 大切な思い出の詰まった服だからねぇ……勿体なくて普段からずっと着ていられてないわよね。

 

「ぬ、脱ぐんですか……!?」

「ええ、そうよ。診察だもの、当然でしょう?」

「わ、わかりました……」

 

 覚悟を決めたように、ロカちゃんは着ている物を一気に脱ぎ捨てました。

 途端、ピカロたちが俄に騒がしくなります。

 

「うわぁ! お姉さんが裸だ!」「おっぱいだ!」「ロカお姉ちゃんなにやってるの!?」「診察って裸になるの?」「しらなーい」「こらぁ! 男の子たちは見ちゃ駄目ぇっ!!」「……あ、そうだよ! みるなぁっ!」「えーっ!?」「わー!」「あー、コイツえっちだー!」「きゃー!!」

 

 年上のお姉さんの裸に、男の子のピカロたちは喜ぶやら興奮するやらで凝視する子もいれば興味なさそうな振りをしつつ横目でチラチラと見ている子もいます。

 そして女の子のピカロたちは、そんな男の子たちを叱りながらこの場から追い立てて行きます。

 それからおよそ一分後、女の子のピカロだけが残ることとなりました。

 

「死神のお姉さん! 診察って何!? 裸になることなの!?」

「そうよ、身体に異常が無いかを調べるの。裸になるのは、服の下に隠れている怪我とか病気が無いかを確認するの。だから、とっても必要なことなの」

「そうなんだ……」

「分かってくれた? じゃあ私、これからロカお姉ちゃんを診察するから。見ていても良いけど、邪魔はしないでもらえるかな?」

「うん」

 

 説明に納得したのか、ピカロの女の子は引き下がっていきました。

 改めて、ロカちゃんの身体の診察を開始します。

 

「じゃあ、まずは身体の中から確認していくわね」

 

 身に纏っている雰囲気通り、この子の身体はとても細いです。

 といってもモデルみたいにスラッとした感じじゃなくて、少し頼りなさが感じられる細さね。身体の弱い、深窓の令嬢とでも表現すればいいのかしら?

 手足なんてちょっと力を入れたらぽっきり折れちゃいそう。

 肉付きも見た目通りで、腰周りも太もももお尻もほっそりとしていて。

 胸元も期待が出来ないわね。

 一応、膨らみはあるけれど、そのお山(おっぱい)はとっても控えめ。うーん、残念。

 

 ただし、肌は白いわね。

 まるで精巧に作られた陶器や磁器の人形みたいで。お人形さんみたいな可愛らしさって言葉がこれほど似合う子も、そうそういないんじゃないかしら?

 肌もつやつやのすべすべ、まるで赤ちゃんみたい。指先が全然引っかからなくて、一日中撫で回していても飽きないと思うわ。

 

 ――と、そんなことを考えながら彼女の手足やお腹、胸元に手を当て軽く霊圧を照射しながら診察していきました。

 

「うん、大体こんなところかしら」

「どうでしたか? 自己修復は完全に出来ていたと思うのですが……」

「問題ないわね。糸の能力で強すぎる技を使ったから後遺症が心配だったんだけど、この分なら平気でしょう」

 

 一通りの診察を終えて所見を口にすると、ロカちゃんはホッと胸をなで下ろしました。

 隠す物は何もないので、なで下ろした胸の上でお山(おっぱい)が小さく震えます。

 

「でも万が一って事もあるから、もうしばらくは無茶しちゃ駄目よ? ピカロちゃんたちも、ロカお姉ちゃんをあんまり無理させないようにって男の子に言っておいて」

「はーい!」「うん!」「大人しくしてればいいだよね?」「じゃあ何して遊ぼうか?」「おままごとがいいな!」

 

 ピカロの女の子たちが元気よく手を上げている中、ロカちゃんが服を着ようとしました。私は大慌てで彼女の手首を掴み取り、着替えを中断させます。

 

「あの、湯川さん……?」

「ごめんね。言い忘れていたけれど、もうちょっとだけ診察は続くの。診察っていうか、軽い治療みたいなものなんだけど」

「治療ですか? しかしもう自己修復は済んでいると――」

「それだけじゃないのよ。ロカちゃんさっき言ってたでしょう? ピカロたちの相手が大変だって。だから、それを少しでも楽にするための治療、というより身体を慣らすためでもあるの」

「少しでも楽に? そんなことができるんですか?」

「ええ、勿論!」

 

 ここは自信を持って言い切るのが大事!

 まっすぐ見つめながら断言すると、ロカちゃんはやがて決心してくれました。

 

「それなら、お願いします」

「はい、お願いされます」

 

 にっこりと微笑んで了承すると、次にピカロたちに声を掛けます。

 

「それからピカロちゃんたちも。今から私がやることを、覚えておいて。あ、でもこれは男の子たちにはナイショよ? 同じ女性のあなたたちだから、こっそり教えてあげるの」

「ナイショの話?」「なになに面白そう!」「見て覚えればいいの?」「男の子にはヒミツなんだって」「え、私にできるかなぁ……」

 

 ちょっと子供が食いつきそうな言い回しを選んだおかげか、効果は抜群ですね。

 全員が興味を持ってくれました。

 

「それじゃあロカちゃん、行くわよ」

「あ……っ……」

 

 たくさんの女の子たちが見守る中、ロカちゃんの身体をマッサージしていきます。

 まずは彼女の後ろへ回ると肩から腕へと指を這わせます。

 少し強めの力を込めて肩揉みをしたので、最初こそ驚いた声を上げましたが、すぐに慣れたのか心地よさそうな声を上げてくれました。

 

「ん……あ……なるほど、これは……いいですね……」

「そうでしょう? 疲れが取れていくのが分かるでしょう?」

「はい……なんだか、身体に羽が生えたような……ん……っ……」

 

 きっと今まで、こんな風に気遣われる経験がほとんど無かったんでしょうね。ロカちゃんはされるがままに、私の指を受け入れています。

 白磁のようだった肌にうっすらと赤みが差して、ほんのりと身体が火照っているみたいですね。

 

「そうでしょう? こうやって身体をほぐしてあげることが大事なの。疲れに負けない強い身体になるのよ」

「そう、なのですか……? でしたらこれを覚えれば、ネリエル様ももっと喜んでいただけ……きゃっ!?」

「あらあら、駄目よ。今はマッサージに集中していなきゃ」

 

 黙らせる代わりに、彼女のお腹周りへと手を伸ばしました。

 そのまま肉付きの少ない腰回りを、ゆっくりと撫で回していきます。

 

「あ、あの……そ、そこは……必要、なのでしょうか……?」

「当然でしょう? 腰は動きの基本なんだから、しっかりほぐさないと」

 

 変化に乏しかった彼女の表情が、はっきりと困惑しているのが分かります。

 ですが指の動きは止めません。

 縊れた腰をなんども揉みほぐしながら、下腹部へ向けて少しずつ指を下ろしていきます。

 

「普通はこの辺りが少しくらいはプニプニしていても不思議じゃないんだけど、本当に肉付きがないのね」

「へ、変でしょうか……?」

「うーん……そうね、もう少しだけふくよかだと健康的にみえるかも」

「ふ……う……っ……!」

 

 説明しながら太ももの内側を指先でそっとなぞるように擽ります。

 ですが、少し力を入れただけで指は沈み込むのを止めてしまいました。

 

「このまま足のむくみを解消するようにしたかったんだけど……今回は必要ないかしら?」

「あっ……あっ、そ、そう……なんですか……?」

 

 細い足を何度もさすり上げながら告げると、少しだけ残念そうに呟きました。

 多分これって「ネリエルへ施術してあげたいのに教われなくて申し訳ない」みたいな事を思っているのよね。

 どうしても尽くそうとする気持ちが抜けないっていうか……

 もう少し自分のことを中心に考えてもいいんじゃないかしら……?

 

 ……あ、そうだ。

 

「だから、その代わりに」

「きゃあああああぁぁっ!! あ、あの湯川さん!?」

「ここからは、もっとロカちゃんが色っぽくなれるような施術をしてあげるわ」

 

 足を撫でるのを止めて、両手で彼女のお山(おっぱい)を掴みます。

 とはいえこちらもボリュームは少なくて、手に余ってしまう程度。

 そんな控えめで可愛らしい膨らみを、慈しむような手触りでゆっくりと揉んでいきます。

 

「その、む、胸は……いりません、いりませんからぁ!!」

 

 糸の能力で情報を共有していなかったのかしら? それとも、まさか自分がお山(おっぱい)登られる(揉まれる)側になるとは思っていなかったのか。

 ロカちゃんは頬を真っ赤に染めながら目に見えて狼狽え始めました。

 さきほどまでの冷静さが嘘のように慌てふためきながら、私の手から逃れようとします。

 

 ですが、そうはさせません。

 ほとんど背中から抱きつくような格好になりながら、彼女のお山(おっぱい)を掬い上げるようにマッサージしていきます。

 

「え、そう? もう少しくらい大きくても良いと思うんだけどなぁ……それにほら、ドン観音寺もきっと気に入ると思うわよ?」

「……っ!!」

 

 指全体を使ってたっぷりと揉み上げながら、効果的であろう言葉を耳元で囁きます。

 それが聞こえた途端に彼女は動きを止めて、恥ずかしさとはまた少しだけ違った色で頬をより濃く染めます。

 

「か、観音寺さんは、その……胸が大きい方がお好みなのでしょうか……?」

「そこまでは知らないけれど、でも大は小を兼ねるって言うでしょう? 少しくらい大きくなっても問題なしよ」

「ひゃあっ!!」

 

 お山(おっぱい)をマッサージしながら、指先で頂点をそっと擦ります。

 彼女の白い肌に合わせたように、頂もまた薄い薄い桜色をしていました。しかも、うっかりしていれば見落としてしまいそうなほど小ぶりでもあります。

 そんな小さな粒を刺激されて衝撃が大きすぎたのか、ロカちゃんは頬どころか身体まで朱色に染めていきます。

 

「あら、良い感じよロカちゃん。身体が火照って来ていて、とっても健康的に見えるわ」

「け、んこう……? んんんっ! や、やっぱり駄目です! こんな刺激、私知りません! いらないですからぁっ!! ふぁぁっ!!」

「まあまあ、物は試しっていうし。観音寺さんが今のロカちゃんを見たら惚れ直しちゃうかもね?」

「~~~~っっ!!」

 

 さらに指の腹でお山(おっぱい)の頂上を撫でていくと、とうとう声にならない絶叫が口から放たれました。

 それが止んだかと思えば今度は、はぁはあと荒い呼吸を繰り返しながらさらに訴えてきます。

 

「やっ、だめっ、だめです……こんなの、私、知らな……いっっ!! んっ……!!」

 

 背筋をゾクゾクと震わせながらも、涙ながらに訴え続けるロカちゃんに向けて、私はさらに囁き続けます。

 

「それにほら、見てみて。ピカロちゃんたちがみーんな、あなたのことをジッと見つめているから」

「え……っ……? あ……きゃあっ!」

 

 とろんとした半目になりながらも、その言葉を聞いて改めて意識したのか。

 ロカちゃんは周囲に視線を飛ばすと、ピカロちゃんたちの視線に気づきました。

 周りにいるのは全員、小さな女の子たちばかりです。

 ですがこの子たちは、初めて感じたであろう女性の匂いに興味津々らしく、全員が食い入るような瞳で私たちのことを見ています。

 

「うわぁ……」「これって、見ていいの?」「し、しらないっ!」「でも、ロカお姉ちゃん……とってもきれいだよね……」「なんでだろ……見てるとドキドキしてくるの……」

 

 視線に耐えかねてか、ロカちゃんは慌てて両手で胸元を隠そうとしました。

 ですがその手を取って動きを封じます。

 

「どうしたの? 見られて気になってる? でもね、気にしないって言ったのはロカちゃんよ?」

「そ、それは……そう、で……~~っ!! だ、だめっ! 見ないでぇっ!!」

 

 言質はもうとっくに取っていますからね。

 肌どころか控えめに膨らんだお山(おっぱい)まで丸出しになっていて、しかも見られることで興奮が最高潮に達したのでしょうか。

 お山(おっぱい)に釘付けなピカロたちの視線に晒されながら、ロカちゃんは私の腕の中でぐったりと力を失いました。

 ……ひょっとしてロカちゃん、見られるのが好きなのかしらね?

 

「ね、ねえ……死神のお姉さん。ロカお姉ちゃん、大丈夫なの?」

 

 私の胸の中で、まるで気絶したように脱力しているのが心配になったのでしょう。

 ピカロの一人が尋ねてきました。

 

「ええ、勿論平気よ。ロカお姉ちゃん、ちょっと気持ちよくなり過ぎちゃっただけだから」

「え……そ、そうなの……?」

 

 ――そっかぁ……気持ちよくなると、そうなっちゃうんだぁ……

 

 私の説明に、細かな理解は出来ないまでもなんとなく察するところがあったのか。ピカロは顔を真っ赤にしながら小声で呟きました。

 いえ、彼女だけではありません。

 耳を澄ませば他の子たちも、ひそひそと小さな声で囁き合っています。

 

「ああ、そうそうピカロちゃんたち。これはロカちゃんがもっと女らしくなるためのマッサージだから、あなたたちは真似しちゃだめよ? わかった?」

「女らしく?」「それってロカお姉ちゃんみたいに?」「リリネットみたいに?」「えっ、リリネットは違うでしょ?」「ハリベルみたいになれるの!?」

 

 あらら、ひょっとして逆効果?

 口止めのつもりで言った言葉に、ピカロたちは予想外に食いついてきました。やっぱり小さくても女の子なんですね。

 

 ……じゃあ、叶えてあげなきゃ!

 

「ええ、なれるかもね」

「なりたい!」「どうやるの!」「教えて!」「おっぱい大きくなりたい!!」

「でもこのマッサージは、男の子たちには絶対の絶対にヒミツよ? 喋ったり練習したりしていいのは女の子同士だけ。この約束、守れる?」

「「「守れる!!」」」

 

 元気いっぱいのピカロたちの声に、私はもう一仕事頑張ることを決意しました。

 

 

 

 砂漠の上へ正座すると、手近な場所にいた、おかっぱ髪のピカロを膝の上に座らせます。

 ……あ、この子は確か現世に来てお菓子を配ってた時に「ロカちゃんが見つかった」って教えてくれた子だわ。

 なんだか奇妙な縁があるのね。

 

「えへへ……お姉さんのお膝、ふかふかだぁ……」

「それじゃあ今から、この子をお手本にするわよ? よく見ててね」

 

 膝の上でご満悦なピカロが着ている服――服と言うよりも貫頭衣みたいな感じですね――をたくし上げて、ピカロたちに肌が見えるようにします。

 するとやはり仲間内を相手にしても肌を見せるのが恥ずかしくなったのか、瞳を涙で潤ませながら膝の上の子が振り向いてきました。

 

「お、お姉さぁん……やっぱり恥ずかしいよぉ……」

「あら? ハリベルみたいになりたくないの?」

「な……なりたい、かも……」

「うん、その意気よ。私も精一杯お手伝いするからね。それじゃあまずは、コレをちょっと持ってて」

 

 裾を膝の上のピカロへ持たせます。

 ちょうど自分から服をめくり上げて、仲間に見せつけているような光景ですね。

 周囲のピカロちゃんたちもこういった光景には慣れていないのか、それとも刺激的過ぎるのか。目を血走らせながら見つめています。

 

「はい、それじゃあ胸のマッサージのやり方ね。まずは――」

「ひゃっ……! は、恥ずかしいよぉ……!」

 

 当然ですがロカちゃんよりもさらにお山(おっぱい)の膨らみは無いです。

 このくらいの肉体だと腹筋が弱いのでイカ腹になってしまうんですが、そこはやはり破面(アランカル)

 本当に文字通り真っ平らな体型になっていますね。

 そんな膨らみのないお山(おっぱい)を「大きくなぁれ、大きくなぁれ」と念じながらマッサージしていきました。

 肉付きもほとんどありませんので、皮膚を撫でているような感じですね。

 

「こうやって、身体の流れを意識するの。円を描くみたいに優しく、力を入れすぎずに」

「あんっ! やっ! なにこれぇ……」

 

 ですが実例を繰り返していくと、膝の上のピカロからだんだんと甘い声が漏れるようになってきました。

 私に身を任せるようにして、刺激を受け入れるように目を閉じます。

 その表情は、今まで見せていたのとはまるで違う妖艶な色気が微かに漂っていました。

 

「お姉さん……なんだか頭がふわふわするの……ねぇ、もっとぉ……」

 

 自分の胸に、私の手の上から手を当てると催促するように力を込めてきます。

 

 ……うーん、この辺が潮時かしら?やりすぎても問題になりそうだからね。

 

「はい、ここまで。残念だけど、マッサージはもうおしまいなの」

「あっ! やだ!! 駄目!! お願いお姉さん、もっとして……」

 

 胸から両手を放して、見せつけるように中空でぷらぷらさせながら終了を告げます。

 ですがまだ物足りなかったのか、それとも始めて感じた刺激に歯止めがきかなくなったのか。

 ピカロちゃんは上目遣いで切なそうに訴えてきます。

 

「ええぇ……これはあくまで実例を見せるためだから……え?」

 

 宙ぶらりんになっていた手の平へ、不意に何かが押しつけられる感触がしました。

 なんというかこう、さっきまでマッサージしていたときに感じていたのと非常に近い感触です。

 そんな、全く予期していなかった感覚に思わずそちらへ目をやります。

 

「ねえ、お姉さん……私、分からないところがあるの……だから、次は私に……」

「ああっ! ずるい! 死神のお姉さん! 次は私!」

「私も気持ちよくして!」

 

 ピカロたちに囲まれながら、まさかのマッサージのおねだりです。

 仕方ないので、一人一人に実演指導をしてあげました。

 

 ……はぁ……これがもっと大きなお山(おっぱい)の持ち主だったよかったのに……

 




(ちょっとだけピカロの描写もあったので)
タイトルに偽りありな回でしたね。

というか、ピカロはこんな感じの扱いが精一杯だと思うの。
個体ごとにどうにかするのは、多分無理です。


・・・まあ、それはそれとしますが

挿絵表示みたいな感じ

とまあ、こんな感じで。
藍俚殿がのエッチなAI絵を頂いてしまったでござるよマジで

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