大震撼は強さを求めたい   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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全国に向けて 戦国伊賀島戦

 雷門イレブンOB……伝説のイナズマイレブンと練習試合をすることになった

 

 円堂先輩がいつの間にか約束を取り付けて、響監督が仲間を集めたらしい

 

 当日、メンバーを見ると商店街で良く見る顔がちらほらと……

 

 中には生活指導の先生まで居たりして皆驚いていた

 

「スゲーな、皆1度は見たことある人ばかりだぜ」

 

「どんな必殺技が飛び出してくるかわからねーな」

 

 皆楽しみと言った感じだ

 

 ニャルがチョンチョンと私をつつき

 

「今日は貴方はベンチよ。実りがあまりないからね」

 

 と言われてしまった

 

 確かに鍛えている人もいるが、サッカーのために鍛えてる人は皆無であり、健康や仕事のためといった感じだろうか

 

「ハス太も下げますか?」

 

「そうね。他のメンバーを出した方が良いでしょう」

 

 と言ってニャルは円堂先輩にメンバー表を見せに行った

 

 円堂先輩は驚いていたが、ニャルに言いくるめられ、ベンチは私、ハス太、メガネ、影野の4名が座ることに

 

「おいおいナメられた物だな……皆! 久しぶりとはいえ勝ちに行くぞ」

 

「「「おう!」」」

 

 響監督が雷門OBを激励する

 

 ただ、キックオフしてからボロが出るわ出るわで、あまりに酷い

 

「……錆び付いてますね」

 

「なんだか覇気みたいな……いや、やる気も無いように見えるなぁ」

 

 ハス太の言う通りやる気を感じられない

 

 この状態に響監督は渇を入れる

 

「お前達! それで良いのか! 目の前に居る子達は伝説のイナズマイレブンを夢に描いて居るんだ!! 俺達にはその思いを背負う責任がある!! 俺達は伝説のイナズマイレブンなんだ!!」

 

「伝説の」

 

「イナズマイレブン……」

 

 おじさん達のやる気が変わった

 

 響監督の言葉で目が覚めたらしい

 

 動きが見違えるほど良くなり、出るわ出るわ新しい必殺技が

 

 クロスドライブ、炎の風見鶏等々……炎の風見鶏を受け、ゴールに入れられてしまった円堂先輩は審判をやってくれていた刑事さんにタイムをお願いする

 

「おいおいサッカーにタイムはねーぞ」

 

「お願いします! 大事な事なんです」

 

 刑事さんはしょうがないと許可を出して皆を集める

 

 円堂大介の必殺ノートを円堂先輩がバックから取り出すとそこには炎の風見鶏の事が書かれていた

 

 円堂先輩が解読すると

 

「スピードがビューン、ジャンプ力がビヨヨーン」

 

 と相変わらず訳のわからない

 

「スピードなら俺かな」

 

「風丸やってくれるか」

 

「あぁ!」

 

「円堂、俺もやる」

 

 豪炎寺先輩も名乗り出て2人で必殺技をやるようだ

 

 この後何度も失敗するが、ベンチでOBが再び放った炎の風見鶏を影野が理解して2人にアドバイスを送る

 

「この技の鍵は2人の距離だ! ボールを中心に同じ距離、同じスピードで合わせないとダメなんだ」

 

「良く気がついたな影野」

 

「なるほどそうか!!」

 

 アドバイスを受けた豪炎寺先輩と風丸先輩は無事に炎の風見鶏を完成させることができた

 

「やったぞ!!」

 

 風丸先輩と豪炎寺先輩を皆で囲んで新必殺技の習得に喜ぶ

 

「ニャルの予想は外れましたね。実りが有りました」

 

「たまには外すわよ」

 

「ふふふ、ニャル恥ずかしー」

 

 ベチンとハス太はニャルに頭を叩かれた

 

「イッツ~」

 

「しかし、この技が有れば帝国学園以外には通用すると思われます」

 

「まぁ確かに威力は高いよね」

 

「……対帝国に向けて私も技を開発しなければいけませんね」

 

「あの最後のどす黒いビームが打てるようになれば良いのにね」

 

「あれもそうですが、トーチカが突破されてしまったのが問題です……トーチカの代わりとなる技の開発を急がなければなりません。一応繋ぎの技は既に構想しておりますが、シュートをブロックできるだけの技はいまだに……」

 

「でも僕らの絶対防衛線があれば!」

 

「分断されたときに困るのです。あくまで1人で完結できる技こそが正義です。連携技はその延長線上でしかありません」

 

「震撼……」

 

「ハス太は強制SANチェック1D100に這いよる触手、トーチカにエンジェルボール……壁山との連携を合わせれば大黒壁がありますが、次の方向性は何か決めてますか?」

 

「強いて言うならドリブルかな~。エンジェルボール強いけど……ボールを分裂させるイリュージョンボール覚えようかな。エンジェルボールと組み合わせられそうだし」

 

「協力なドリブル技はそれだけで味方全体の連携を上げることができますからね」

 

「体格が体格だから震撼みたいに1号戦車を覚える事ができないからね……僕は僕なりの必殺技を作り出して見せるよ」

 

「そのいきですハス太」

 

「でも震撼との連携技作っても良いんだよ……絶対防衛線は壁山が入っちゃったから、僕と震撼の2人きりの技が欲しいなぁ」

 

「私はホモではありません……そっちの趣味は無いので」

 

「少し位は良いじゃん! 裸を見せ合った仲だし!」

 

「ただ同じ風呂に入っただけでしょ……はぁ、考えておきますよ」

 

「やったやった! 必ずだからね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「震撼無事で良かったよ。そして帝国勝利おめでとう」

 

 下鶴さんと連絡を取り、練習の再開を教えると、すぐにやって来て開口一番そう言ってくれた

 

 下鶴さんにも迷惑をかけてしまいすみませんと謝ると

 

「影山のやりそうなことだよ。謝ることは無いよ、本当に無事で良かった」

 

 好い人だ

 

「下鶴、こんなところでなにやるんですか?」

 

 今日は下鶴さんの紹介で藤丸さんも連れてきてもらい、一緒に特訓をしないかと誘ってみた

 

「良いけどこんな場所でやるのかい? ただの雑木林にしか見えないが」

 

 私は異空間に招待すると藤丸さんも驚く

 

「な、なんだここは!!」

 

「私の空間です。初めの人は皆さん驚きますよ」

 

 この場には私、ニャル、ハス太、下鶴さん、藤丸さんの5名がフィールドに立ち

 

「さて、では藤丸さんにこれをプレゼントです」

 

「ユニホーム? 重!!」

 

 お約束の20kgのユニホームである

 

 それに、今日は皆にプレゼントがある

 

「学習シューズ!」

 

 ドラ○もんの物真似をしながらシューズをバックから取り出して皆に渡した

 

「これは?」

 

「学習シューズです。足を刺激して効率よく技を覚えたり技術を磨く事ができるようになる特殊なシューズです。それを履いてトレーニングをしてもらいます」

 

「うお! なんだこれ! 履いたらサイズが調整されたぞ」

 

「たまに震撼不思議な物を渡してくるよね。いや、別に良いんだけどね」

 

「それに私はこれを被ってやらせてもらいます。学習装置」

 

「またヘンテコリンな装置を……それはなに?」

 

「えっとちょっと待ってください……着用者が経験した事を周囲に居る人物にも分け与える事ができる装置……らしいですね。着用者は普通に練習するより多くの経験値を得れる……らしいです」  

 

「なるほど……ってなるか! そんな装置御影にもないぞ!!」

 

 どうやら藤丸さんは突っ込みなのらしい

 

 とにかく練習を始める

 

 ニャルが練習メニューを組んでくれて、それに合わせて練習していく

 

 重りをつけた状態で猛ダッシュは疲れるだろうな

 

 皆がクタクタになったところで休憩を挟み、少し雑談を藤丸さんとする

 

「ゼハー……ゼハー……」

 

「ドリンクです。ゆっくり飲んでください」

 

「サンキュー……フゥー……疲れが少し和らいだ気がするよこれ飲んだら」

 

「そういうドリンクなので」

 

「これは鍛えられるな。雷門は皆こんなトレーニングを?」

 

「似たような事は別の場所でやってますが、この空間は私が気に入った人物しか呼んでません……円堂先輩や豪炎寺先輩、染岡先輩はここで練習しなくても勝手に強くなっていきますし……他の1年の連中はハス太以外信用してないので」

 

「信用していない? 仲間じゃないのか?」

 

「フットボールフロンティア出場前に練習をサボっていたメンバーなので、どうしても信用できないのですよ。だったら将来同じチームで戦いたい仲の良い選手を集めて練習をした方が楽しいですし」

 

「そうか……ん? 将来?」

 

「藤丸さんや下鶴さんは2年生ですが、私とハス太は1年……中学でサッカーは終わりません。高校、大学、プロと続いていきます。それに遠くない未来に世界大会もありますし」

 

「世界大会? 聞いたこと無いが」

 

「私の情報収集能力を甘くみないでください……独自の情報網が有るのでね」

 

「ふーん、世界大会か。確かになら鍛えないとな」

 

「藤丸さんスーパースキャンを進化させませんか? 攻守共に使える必殺技は貴重ですし、進化することができれば面白いことになりますよ。それかハス太にエンジェルボールを教わるのも面白いかもしれません。私と一緒に下鶴さんとファイヤートルネードを教わるのも面白いかもしれませんよ」

 

「はは、選択肢が沢山だな……とりあえずロボットを使ってスーパースキャンを進化させるのを最初にするか」

 

「やること沢山有りますから! 頑張りましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私達が放課後練習していると理事長(中学サッカー協会会長兼フットボールフロンティア実行委員会会長)がやって来て皆を集めてこう言った

 

「雷門イレブンの皆! 皆のお陰でフットボールフロンティアは例年より大きな盛り上がりを見せている! 全国大会でも君達の活躍を楽しみにしていり」

 

 と激励の言葉を賜った

 

 そして

 

「全国大会出場のご褒美だ。新しい部室をプレゼントしよう。今使っている部室も40年以上前の物だからな」

 

 とご褒美を頂けることになったが、円堂先輩がこれを断った

 

「すみません理事長、でもこの部室は部員が11人居なかった頃の俺達も、昔のイナズマイレブンも使ってきた大切な部室なんです……だから大丈夫です」

 

「そうか……わかった。大切な部室なんだな」

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 理事長との話が終わり、練習に戻る私達は途中風丸先輩が陸上部の後輩に誘われて練習から離脱し、その後戻ってきた風丸先輩は精細さを欠いていた

 

 豪炎寺先輩は直ぐに風丸先輩の異変に気がついたようで声をかけている

 

 陸上部に戻ってこいと言われたらしい

 

 風丸先輩はあくまで助っ人だ

 

 風丸先輩が抜けるのは炎の風見鶏を完成させたばかりでもあるので痛いが、それを決めるのは風丸先輩だ

 

 私達が引き留めることはできない

 

 ただ、翌日になると吹っ切れた様で風丸先輩はいつも以上に張り切って練習に励んでいた

 

 そんな時だった

 

 夏未先輩に電話がかかってきて理事長……夏未先輩のお父さんが事故に巻き込まれたとのことだった

 

 不穏な雰囲気が漂い始める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さぁついにこの日がやって参りましたフットボールフロンティア全国大会開会式です! 各地区を勝ち上がってきた強豪校がここフロンティアスタジアムに集います! 入場が始まります! 最初の出場校は近畿ブロック代表戦国伊賀島中学』

 

「とうとう来たぞ……今日まで色んな事が有ったけど、ここまで来たら思いっきり暴れてやろうぜ!!」

 

「「「おお!!」」」

 

 円堂先輩の一声で皆に気合いが入る

 

 いよいよ入場だ

 

『関東ブロック代表雷門中学』

 

「よし皆行ってこい」

 

 監督が皆に声をかけて行かせる

 

『雷門中学はあの帝国学園に勝利した恐るべきチームです! 伝説のイナズマイレブン再びと注目が集まっております』

 

 角馬圭太のお父さん角馬王将が実況している

 

 帝国学園も入場して私達の横に並ぶ

 

 円堂先輩と鬼道さんが何か話しているが、私はざっと今並んでいる選手達を見渡す

 

 {どんな選手が居るのか楽しみだな}

 

 [そうかな、帝国学園と再び合いまみえることになると思うがな]

 

 最後に特別招待校の世宇子中学の入場してくると思ったが、パネルガールだけの入場で、選手は来ていなかった

 

『調整のため開会式を辞退だそうです!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開会式が終わり、私は売店で売られていた選手名鑑を購入してどんな選手が居るのかチェックする

 

 ちなみに私はこう書いてあった

 

『圧倒的な総合力を持つDF、分身を繰り出し敵を圧倒するその強さに過去の対戦校は彼を超人と呼ぶ』

 

 私の渾名超人ですか

 

 ハス太は

 

『小柄ながらトリッキーな動きをするDF、攻守の起点となることが多々ある』

 

 らしいっちゃらしい

 

 とりあえずめぼしい選手をチェックしていく

 

「……これくらいか? うーん、やっぱりキーパーは円堂先輩と源田さんに無失点記録を持つ綾野って選手が有力ですかね?」

 

 選手名鑑は軽く紹介しているだけなのでどれぐらい強い選手なのかはいまいちわからないが、ある程度注意すべき選手は渾名みたいなのが付いているように感じた

 

 源田さんのキングオブキーパーみたいに

 

「震撼帰るよ」

 

「すみませんハス太。今行きます」

 

 とりあえず勝とう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日後フットボールフロンティア全国大会のトーナメントが発表され、初戦は戦国伊賀島中学と戦うことになった

 

 音無マネージャーが情報を集めてきたらしく、皆に報告してくれた

 

「戦国伊賀島の校長であり、監督は忍者の末裔と言われているらしく、選手達に忍術を教え、忍者のような訓練をすることで鍛えてるのだとか」

 

「忍者の末裔ね」

 

 忍者と言うからにはスピードが速いのだろうか? 

 

 

 

 

 

 試合当日

 

 フロンティアスタジアムにて雷門側がウォーミングアップと軽い練習をしているといきなり相手チームの選手が雷門のボールを奪い

 

「大震撼俺と勝負しろ」

 

 と言ってきた

 

「噂は聞いているぞ。人間を超えた超人だとな。我らが戦国伊賀島の技をパクっておいて、ずいぶんとイキがっている様じゃないか」

 

「……」

 

「俺は戦国伊賀島の霧隠才次! 俺も脚には自信がある勝負をしようじゃないか」

 

「計算中……計算中……良いでしょう」

 

「よし! ここからフィールドをドリブルして速さを競う……簡単だろ」

 

「わかりました。皆さん少しだけ時間をください」

 

「お、おう……震撼負けるなよ」

 

「無礼なやつっす」

 

「やっちゃえでやんす!」

 

 木野先輩がコーンを2つ置いていただき、私と霧隠が勝負することとなる

 

「準備は良いか」

 

「はい」

 

「おう!」

 

「よーい、ドン」

 

 私は本気のドリブルを開始する

 

 試合用にいつものユニホームを着ていないし、皆に合わせていつものドリブルを少し遅くしていたがこれならば問題ない

 

「なに!?」

 

「凄い! 凄いっす!! 震撼あんなに速かったんすね」

 

「滅茶苦茶速いでやんす!」

 

「馬鹿な! こんなに差が有ると言うのか!」

 

 霧隠が半分の折り返しの時には私は既にゴールしていた

 

「そんな……」

 

「大したことないっすね」

 

「大口叩いてカッコ悪いでやんす」

 

「くっ!」

 

「気が済んだか霧隠」

 

「馬鹿なことを」

 

 また2人戦国伊賀島の選手が現れた

 

「霧隠の無礼を謝罪する」

 

「お、おう」

 

「それでは」

 

 そう言うと霧隠を含めた3人は居なくなった

 

「あの2人……良いな」

 

「震撼?」

 

「鉢巻きと緑髪の選手伸び代を感じた……是非とも一緒に練習したいものです」

 

「そうかなー、僕はあの霧隠の方がビンビン来たけど……震撼より弱いけど」

 

「今の完成度ではなく伸び代の方が重要ですよハス太」

 

「僕の見る目がおかしいのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『幾多の名勝負を産み出してきたここフロンティアスタジアム! 全国最初の試合の今日も今か今かと待ち構えている!! 名勝負は生まれるのか! はたまた一方的な試合となるのか! 2回戦に進むのはどちらのチームか』

 

 雷門のフォーメーションは4-4-2のいつものベーシック

 

 

【挿絵表示】

 

 

 栗松が外れて土門先輩が入り、壁山と位置をチェンジしてハス太と連携がしやすいようになった

 

 対して戦国伊賀島は鶴翼の陣

 

 4-4-2の形で中盤に人がいないく、2トップが大きく左右にいるフォーメーションだ

 

 雷門からのキックオフで試合開始

 

 染岡先輩が半田先輩にパスしようとしたところ走ってきた霧隠がボールを奪う

 

『おおっと戦国伊賀島の速攻』

 

 これに風丸先輩が対処しようとするが

 

「伊賀島流忍法残像の術」

 

 残像を使った必殺技で突破されてしまう

 

「ハス太」

 

「伊賀島流忍法残像の術」

 

「強制SANチェック1D100」

 

「くっ!?」

 

『おおっと黄衣選手がボールを奪ったぞ!!』

 

「震撼!」

 

「ターゲットロックオン……!」

 

 私はボールを脚で挟み込み回転を始める

 

 何時もの機械音が鳴り響き

 

 そこにドロップキック

 

「対物ライフル」

 

『出た!! 大選手得意の自陣ペナルティエリアからの超ロングシュートだぁ!!』

 

「「「ぐわぁ!!」」」

 

『体で止めに行った戦国伊賀島の選手が吹き飛ばされる』

 

「伊賀島流忍法つむじの術……ぐわ!」

 

『決まった!! 開始3分で雷門1点目!! これが雷門の恐ろしいところ! どこからでもシュートが飛んできます』

 

『さぁ伊賀島反撃なるか』

 

「伊賀流忍法蹴球戦術……偃月の陣!!」

 

「承知、疾風怒濤!!」

 

 私が目を付けた2人が全体に指示を出す

 

『戦国伊賀島の選手達がVの字になり砂塵を巻き上げながら突進』

 

「「ぐわ!」」

 

「くそ! これじゃあ近づけない」

 

『おおっと雷門の選手が次々に吹き飛ばされていく!! おお! 大選手偃月の陣に突っ込んでいく』

 

「馬鹿め死にに来たか」

 

「ザ・ワールド」

 

『な、なんと! 大選手あの砂塵吹き荒れる偃月の陣からボールを奪い、突破している! 個人で必殺タクティクスを粉砕!!』

 

「なに!」

 

「そんな馬鹿な!」

 

「風丸先輩!」

 

「行くぞ豪炎寺」

 

「おう!」

 

「「炎の風見鶏」」

 

『ゴール!! 雷門追加点!! 2-0』

 

「やったぞ!!」

 

「ば、馬鹿な拙者達の忍術が通用しない……」

 

「そんな……そんな事って……」

 

 

 

 

 その後も一方的な試合展開となり、相手が攻撃に転じて偃月の陣を出してくれば私の個人技か絶対防衛線で粉砕し、攻撃はドラゴントルネード、ライフルトルネード、炎の風見鶏、ドラゴンインパクト、対物ライフルで伊賀島のゴールに連続で入れていき、前半で7点、後半で8点入れることに成功した

 

 

 

『誰が予想できたでしょう戦国伊賀島と雷門中のこの一戦……15-0で雷門中学2回戦に進出です』

 

 戦国伊賀島の選手達はあまりの一方的な試合に戦意喪失してしまい立つことが誰一人できなかった

 

 1人だけ別の意味で立てないのがゴールキーパーの選手だ

 

 15回も必殺技を受けてボロボロで立つことができない

 

『これがイナズマイレブンの再来です。帝国を破ったのはフロックでも何でもありませんでした。圧倒的です。雷門中学これはこの大会の目玉となるのは間違いなくこのチームでしょう。超人大選手、炎のエースストライカー豪炎寺選手、ドラゴン使いの染岡選手、そして今大会失点は僅かに1点のみの正ゴールキーパー円堂選手……彼らの進撃はどこまで続くのか楽しみです』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試合後私は失意で項垂れていた2名の選手……鉢巻きの風魔小平太選手と初鳥伴三選手に声をかけた

 

「ふふ、拙者達を笑いに来たか」

 

「試合前にカッコよく登場した割にボロボロの俺達を」

 

「いえ、貴方達を私の特訓に招待しようと思い、誘いに来ました」

 

「誘い……だと」

 

「大会期間中東京に滞在するのは知っています……どうです? 私と特訓して更にレベルアップ致しませんか? 私は貴方達2人の才能がこのまま発掘されずに埋まってしまうのは惜しいと考えたのですが……いえ、もうサッカーに対する情熱が無いというのならば断って頂いて結構ですが」

 

「……どうするよ」

 

「どうするって……」

 

「ちなみにこの後数ヵ月後に世界大会が行われます。それに貴方達まだ2年生でしょ。諦めるのは早いと思いますが?」

 

「……拙者はこの誘い受けようと思うでござる」

 

「初鳥……」

 

「こいつと練習すれば単独で我らを破った秘密がわかるかもしれないでござる! 悔しいじゃないでござるか! 拙者達が必死に編み出した偃月の陣が全く通用しなかったのでござるよ!」

 

「……」

 

「今のままではダメでござる! 拙者はこいつと練習して強くなりたい! あんな惨めな気持ちはもう沢山でござる!」

 

「……俺もやる」

 

「風魔」

 

「俺だって悔しいさ! 俺達が必死になって作った忍術が全く通用しない! 蜘蛛の糸を出したのに平然と歩く事ができるこいつを止めたい! 次は必ず勝ちたい!!」

 

「拙者「俺を強くしてくれ!!」」

 

「わかりました」

 

 私は2人に地図を渡した

 

「この雑木林に来てください。毎日5時半から3時間半特訓をしています」




ハス太 DF/MF

強制SANチェック1D100 進化しない
這いよる触手     改進化
トーチカ       改進化
エンジェルボール   V進化

下鶴 FW
ファイヤートルネード 改進化
スーパースキャン   V進化

藤丸 MF
スーパースキャン   V進化
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