URAトレセン学園。日々レースに出場するウマ娘達が互いに高め合うウマ娘たちのための専門学校。
その理事長室で、理事長である秋川やよい理事長が目の前に座る男と話していた。
やよい「質問ッ!つまり年末の特番の企画として、このトレセン学園を舞台とした大掛かりな企画をしたい!と」
男「ええ。私もウマ娘のファンなのですがね、常日頃思っていたのですよ。彼女達はそれぞれが素晴らしい個性の持ち主だと!!……それで、ここ、トレセン学園を舞台としたバラエティを撮りたいのですよ!!どうでしょうか?」
やよい「うむ……。承認ッ!その企画に関して、私達も協力しよう!!彼女達、ウマ娘達の新たな魅力を知ってもらえるのなら、協力は惜しまない!!何より……」
やよい「面白そうだッ!!」
男の熱心なプレゼンを聞き、やよいはバッ!とデカデカと【承認ッ!】と書かれた扇子を広げて頷いたのだった。
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トレーナー「というわけで、その笑ってはいけないトレセン学園24時のメインにうちのチームのスペ、ウオッカ、スカーレット、テイオー、マックイーンの5人が選ばれることになった」
テイオー「イヤ、ワケワカンナイヨー!?」
テイオーの悲鳴が部屋内に響く。それに激しく頷いて同意している残りの四人。
トレーナー「仕方ないだろ!!……因みにこの企画、おハナさんも何故かノリノリなんだよ」
スカーレット「いやいやいやいや!!あの人そんなおちゃめなんですか!?」
トレーナー「更に言うと、かなりの人がノリノリで企画に参加するらしい。……これも仕事だと思って頑張ってくれ。ちゃんとギャラも出るから」
スペ「本当ですか!!」
ウオッカ「まあ、ギャラが出るなら……」
マックイーン「仕方ありませんわね……」
5人はギャラが出ると聞き、渋々と頷いた。それを見たトレーナーは、「それじゃあ、企画に向けての準備として5人は5日間ほど近くのホテルで過ごすことになる」とだけ告げて部屋を出ていった。
スペ「意外と本格的なんですね。……私、少しだけ楽しみになってきました!!」
テイオー「ボクは少し不安だよ……」
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企画当日。スピカの5人はトレセン学園の正門へと集合していた。
ウオッカ「遂に始まんだな」
スカーレット「……カメラとかもあるし、緊張してきたわ」
マックイーン「私はメジロのウマ娘として、恥ずかしいところは見せられませんわ!!」
テイオー「ウー…スコシキンチョウシテキタヨ」
スペ「よーし、けっぱるべー!!」
5人がそれぞれ話していると、スピカのトレーナーが校舎の方から駆け寄ってきた。
トレーナー「おーい、お前らー」
スペ「あ、トレーナーさん!!」
走ってきたトレーナーは膝に手を置き、息を整えると、姿勢を正し、今回の企画のルールの説明を軽く説明しだした。
トレーナー「ルール1!今日の午前7時から明日の午前7時までの24時間、それが今回の企画の制限時間。ルール2!お前たちに課せられるのは、たった一つ。一部状況を除いて笑ってはいけない!ルール3!笑ったらお仕置きだ!」
ウオッカ「うわぁ……。簡単そうだけど難しいだろ。それ」
スカーレット「今更うだうだ言っても仕方ないわ。さっそく行きましょ」
マックイーン「そうですわね。それじゃあトレーナーさん。案内を宜しく頼みますわ」スタスタ
マックイーン「……皆さん、なんで入らないのですか?」
他「…………」
マックイーン「いやいや、フフッ。冗談は止して……\テテーンマックイーンアウト~/はいっ!?」
黙ってマックイーンをじっと見つめる他のスピカメンバーの様子に、思わずクスリとしてしまうと、何処からともなくやよい理事長の声が聞こえ、目出し帽を被ったウマ娘がマックイーンへと駆け寄ってきた。
マックイーン「へ、いや、チョっ!?……イッタイデスワッ!?」
テイオー「ブフッ!!何その悲鳴!!」
スペ「ごめんなさい……フフッ!!面白すぎです!!」
マックイーン「そんなのどうでもよろしいですわ!!早く皆さんも来なさいな!!」
※ルール4!お仕置きは目出し帽を被ったウマ娘……ブラックアーミー部隊が尻を叩くぞ!!