貴方は中央トレセン学園から追放されることを希望しています。   作:はめるん用

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 スポドリ有識者の方が情報提供してくれたので初投稿です。

 ほかにも経口補水液やソルティライチ、ココナッツミルクなどもオススメしておきます。あと塩分補給に冷たい麦茶をかけて食べるお茶漬けとか。


やってみた。

「あら、1番手? ふふ〜ん♪ 会場を盛り上げるって意味でも、責任重大かしら? これはいつも以上に気合い満タンで走らないとイケナイわね!」

 

「ふむ、私が2番手か。まぁ順番がどうだろうと会長として恥ずかしくない走りをするだけのことだが……このあとの条件付けがどうなるのか、そちらのほうが興味津々といったところかな?」

 

「あはっ♪ メンバーも、距離も、ついでにコンディションまで全部クジ引きで決めちゃおうだなんて、相変わらずトレーナーは考えることが斜め上だね。あ、もちろんイイ意味でだよ?」

 

 

 澄み渡る青空の下、トレセンの魔王たちが謎オーラを放ちながら談笑する中、いよいよ貴方主催の無差別級模擬レースが始まる……前にウマ娘たちが出走するレースの内容を決定するためのクジ引きをしていました。

 

 これぞ逆転の発想。悩んで決めることが難しいならば、悩まなければいい。そう考えた貴方はボスキャラ扱いの3人を別枠にして模擬レースそのものを3回行うことにしたようです。

 これから彼女たちに挑戦するウマ娘にも同じようにクジを引いてもらい、そこに書かれている何番目のレースのどの枠番かの指示に従って参加してもらう。さらには距離も2500、2900、3200の中からクジ引きでそれぞれのレースに割り振られることになります。

 

 

 ついでに。

 

 

「クックック……俺の手により大地に降り注ぐのは混迷か、それともワタシが世界を満たす祝福を奏でることになるのか。さぁ、審判の時間だッ! 双眸を開きて終末の景色を刻むがいいッ! ……3番か」

 

 

 この瞬間、第9レース場メンテナンス班が満面の笑みで用意した人工降水マシーンの出番が決定しました。参加しているウマ娘たちから喜びの声や悲しみの声が上がっていますが、ボスキャラ枠のミスターシービーは新しいオモチャのお披露目に普通にワクワクしています。

 

「理事長。一応確認しますが、アレは理事長がご購入なさったワケではありませんよね?」

 

「遺憾ッ! 日頃の行いによるものとは理解しているが、少しは信用して欲しいッ! ……ちなみにアレはおやっさん率いる第9スタッフ諸君が廃材を集めて自作したと聞いているのだが」

 

「第9レース場が順調に魔境へと……いえ、ウマ娘の皆さんがとても活き活きとした表情でトレーニングできているのはとても良いことなのですが……」

 

 恐らくは自分の監視に来たのであろう秋川やよい理事長と駿川たづな秘書が深刻そうな表情でコソコソと話している姿を発見し、今回も追放計画が成功することを確信した貴方はクジ引きによる組分けの結果を確認することにしました。

 

 ターゲットであるナリタブライアンはどうやら無事ビワハヤヒデと同じレースに参加することになった様子。雨天再現が決定した第3レースへの出走となったのも好都合。

 これは貴方が計画していた“大好きなお姉ちゃんを人前でけちょんけちょんにダメ出しして妹を怒らせちゃうぜ大作戦”にとって追い風となるでしょう。ついでに勝利の方程式を完成させるにあたり、悪天候での走りに関するデータも獲得できて一石二鳥です。

 

 

 当初予定していた有マ記念を意識した模擬レースと違い、同じレースに参加が決定したメジロマックイーンが何故か距離3200のクジを引いてしまったものの。予め長距離を走ることは全員が承知していることでしょうし、とりあえず貴方が気にするべきはツインターボが張り切り過ぎて倒れてしまうことぐらいでしょう。距離2500を走ることになったハルウララは圧倒的に遅いだけでギリギリ走り切ることができるので心配はいりません。

 

 

 なにはともあれ、貴方を学園追放という栄光へ導いてくれるレジェンドレースの準備は整いました! 唯一の懸念材料は全てのレースが終了したときに貴方が本来の目的を忘れずにいられるのかという一点のみです! 

 ここは冷静に、夏休みの課題に取り組むために部屋の掃除をしたところ昔ハマっていたゲームを発見して息抜きをかねてセーブデータの中身でもチェックしてみようと思っていたらいつの間にか『はじめから』を選択してしまい「まだ午後1時だし……」と呟いてしまった男子高校生が同日中に課題に手をつける可能性ぐらいの期待値で見守ることにしましょう!

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