遊戯王UNDERPASS
第4話
奇妙を追うもの
剣岳雄盾:妙だな。
ミユキ:どうしたんですガクさん。
剣岳雄盾:いくらスキルとは言えあのカミサマと名乗った存在を知らんぷり出来るものなのか?
ミユキ:…あのアオイって子、今日がこのショップ初めての参加者だったし、スキルって大体は派手なものだから慣れているんじゃないの?
剣岳雄盾:俺のスキルはそこまで派手でもないんだがな。
雄盾のスキル
サイバー流矛盾の構え
このスキルは自分がフォトンレーザーユニット、又はアタックリフレクターユニットの発動に成功したターンにのみ発動出来る。
デッキ・墓地・手札からフォトンレーザーユニット又はアタックリフレクターユニットのうちこのターン発動してない一枚を除外し、その効果を発動する。
ミユキ:そうかしら?ガクさんは間違いなくオンリーワンのサイバー流だと思うけど。
剣岳雄盾:一応俺の思い出だからな。
話を戻す。少なくともあいつは伝説のデュエリストとか名乗っているし神のカードを使っている。俺にとって危険な人物だろうな。
ミユキ:でもここで終わるつもりはないんでしょ?それに彼女はそういう刺客にしてはなにか違う気がするわ。むしろ、私からしたら…。
剣岳雄盾:なんだ?心あたりがいるのか?
ミユキ:いえ…。憶測よ。
ピリリリリ。
剣岳雄盾:俺だ、どうした?
愛依:雄盾様、遊日様が…。
剣岳雄盾:クロサメがどうかしたのか???…分かった、そちらへ行く。
ミユキ、カミサマとデュエルしたデュエリストから情報を追え。
ミユキ:はい、ガクさん。
外浦瑞希:あの子…どこに行ったんだろ?当初の目的は達成できたから良いんだけど…。
ミユキ:貴方はさっきのショップの子ね。
外浦瑞希:確か貴方は…。さっきのお店で僕の後にいた人。でも確か貴方はその目当てのものが買えなかった。
ミユキ:そこは問題ないわ。別のカードを買ったから。代用は出来る範囲だもの。
外浦瑞希:(確かにリンクモンスターである以上僕のカードは代用は効くけれど…。)あ、
ミユキ:どうしたの?
外浦瑞希:それをデッキに入れてませんでした…。確かに入れてなくても問題はないカードなんですけど…。
ミユキ:待つわ。そして貴方とはデュエルしてさっきのカミサマとやらのデュエルについて聞きたいことがあるの。
外浦瑞希:何か狙いが?
ミユキ:ええ、あのカミサマとやらは大会で禁止カードを使っている。それが成立したのは何故なのか知りたいのよ。
外浦瑞希:スキルだからでいいでしょう。そんなことを知ってどうするんです?
ミユキ:そうね。あの子がその力で大会を荒らす可能性もあるわよ?
それに私の興味ある人がカミサマに狙われる可能性があるって。
外浦瑞希:狙われてから考えてくださいよ。大会を荒らすのはまだ分からなくはないですが。
ミユキ:あの人に勝ちたいとは思わないの?
外浦瑞希:…貴方の言葉は甘い言葉に聞こえます。組織の人と言うなら僕も危険視してますね?悪いけど僕は一般的なデュエリストです。貴方を捕まえますよ。
ミユキ:…何故バレたのかしら。ミユキよ。ただ貴方に勝ったら貴方の情報を貰うわ。
外浦瑞希:デュエル!
ミユキ:…。
外浦瑞希:先行が僕の元に??
ミユキ:嫌なら先行を貰うけど。
外浦瑞希:先行は貴方にあげます。
でも僕は後攻希望の筈なのに…。
ミユキ:ふふ、安心してデュエルの結果は正直だから。
私は手札から宣告者の神巫を召喚。
外浦瑞希:ドライトロン!?そのカードの効果は灰流うららで無効です。
灰流うらら→宣告者の神巫
宣告者の神巫→無効
ミユキ:あら良かったわ。
外浦瑞希:何を?
ミユキ:手札に来てたのよ。トリアス・ヒエラルキアで神巫をリリースしてトリアスを特殊召喚。
外浦瑞希:トリアス・ヒエラルキア?あまり見慣れないカード
ミユキ:そんなに珍しくはないと思うわ。最近のデュエリストかしら。リリースされた神巫の効果で出すのはドドレミコード・キューティア。
ミユキの場
トリアス・ヒエラルキア
ドドレミコード・キューティア
外浦瑞希:キューティアは起点ですね。
ミユキ:そう、キューティア効果で持ってくるのはソドレミコードグレーシア。その後発動するのはドレミコード・エレガンス。このカードでグレーシアをエクストラデッキに置き、Pスケールをセットする。
外浦瑞希:理想ムーブですね…。
ドレミコード・エレガンス
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「ドレミコード」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
→●手札から「ドレミコード」Pモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。
その後、デッキからPスケールが奇数と偶数の「ドレミコード」Pモンスターを1体ずつ選び、
自分のPゾーンに置く。
●自分のPゾーンからPスケールが奇数と偶数のカードを1枚ずつ持ち主のEXデッキに表側表示で加え、
自分はデッキから2枚ドローする。
エクストラデッキ→グレーシア
Pゾーン:キューティア
クーリア
ミユキ:そして手札からレドレミコード・ドリーミアの効果発動、ドレミコードPスケールがあるので特殊召喚。
場、キューティア、ヒエラルキア、ドリーミア
Pスケール キューティア(1)
クーリア(8)
外浦瑞希:ペンデュラムが二体…。来ますね。
ミユキ:そう、私はキューティアとドリーミアでサーキットコンバイン、召喚条件はPモンスター二体。
今回もかき乱ししましょう、リンク2、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム!
外浦瑞希:エレクトラム。
ミユキ:エクストラに持ってくるのはアストログラフマジシャン。そしてエレクトラム効果でキューティアを破壊してアストログラフを回収する。
そしてエレクトラム効果にチェーンしてアストログラフ発動。デッキから三枚目のキューティアを手札に加えて特殊召喚。
そのキューティアはPスケールに置く。
外浦瑞希:お馴染みのインチキ効果ですね。アストログラフだけはいつ見ても遊戯王には見えないです。
場EXエレクトラム(リンクは空いてる)、アストログラフ、ヒエラルキア、
スケール クーリア1
キューティア8
手札:2
エクストラデッキ、ドリーミア、キューティア、グレーシア、
ミユキ:ペンデュラム召喚。手札からシドレミコード・ビューティア、エクストラデッキから、ドリーミアとグレーシアを特殊召喚。
そしてグレーシアの効果でドレミコードの舞台、ドレミコード・ハルモニアをサーチ。
外浦瑞希:場が埋まってる…。
ミユキ:セットカード一枚とハルモニア発動。
外浦瑞希:1ターン目にしてハンドレス…。うららはないと言うことですね。
ミユキ:えぇ、ここから盤面を作るわ。ハルモニアの効果でエクストラデッキのドレミコードを回収できる。ここはキューティアを手札に。
外浦瑞希:キューティアが過労死してませんか?
ミユキ:可愛い子には出番を与えてるだけよ。レイちゃんやインフェルニティデーモンに比べたら墓地に落とさないだけマシだし、Pテーマは創造と破壊が紙一重なのよ。
外浦瑞希:創造と破壊って怖いこと言いますね。ただ使いこなせてるのは確かみたいですね。
ミユキ:私はアストログラフとビューティアでオーバーレイ。
二色の眼に映るは龍をも眠らす凍土の地平。
エクシーズ召喚、ランク7!オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン!
外浦瑞希:オッドアイズ!?
ミユキ:この子は繋ぎよ。アブソリュートドラゴンとグレーシアでサーキットコンバイン。
リンク2、
可愛い顔の裏にあるは無数の電子(データ)。可能性の運び屋、I:Pマスカレーナ!
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー:左下/右下】
リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
(2):このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。
ミユキ:この時にアブソリュートドラゴンの効果発動。X召喚されたこのカードが墓地へ送られた場合に発エクストラデッキから「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」以外の「オッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
外浦瑞希:オッドアイズの切り札を呼べるんですか?
ミユキ:二色の眼に雷映りし時、場も相手も震撼させる雄々しき龍となる。
現れろ、オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン!
融合・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
「オッドアイズ」モンスター+Pモンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時、
相手フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカード以外のモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体をデッキに戻し、
その発動を無効にし破壊する。
外浦瑞希:1妨害…。
ミユキ:そして、エレクトラム、ヒエラルキア、ドリーミアの三体でサーキットコンバイン。
リンク4 召命の神弓アポロウーサ!
外浦瑞希:…モンスター3妨害、マスカレーナ、そしてボルテックスですか。
ミユキ:ターンエンド。
ミユキ
手札1(キューティア)
場ハルモニア
EXゾーン:アポロウーサ(三体素材)
I:Pマスカレーナ
ボルテックスドラゴン(守備)
スケール キューティア
クーリア
伏せカード一枚。
外浦瑞希:僕のターン、ドロー。行きます。僕は手札からガメシエルを特殊召喚。アポロウーサをリリース。
ミユキ:そこまでは分かってる…。
外浦瑞希:斬機シグマをコストにサイバネットマイニングを発動。
ミユキ:(これは通しで良いかしら?)通すわ。
外浦瑞希:なら手札に加えるのは斬機ダイヤ。召喚します。
ミユキ:そこに墓穴の指名者をチェーン。シグマは蘇生させないわ。
外浦瑞希:…く、なら僕はワンタイム・パスコードを発動。セキュリティトークンが出ます。
ミユキ:良いわ。
外浦瑞希:…セキュリティトークンをリンク・ディサイプルへ、その時、パラレルエクシードの効果を発動…。
ミユキ:それはボルテックスの効果で無効にする。
外浦瑞希:なら、ダイヤ一枚でリンク・ディヴォーティをリンク召喚。そして効果発動。
ミユキ:その特殊召喚効果にチェーンしてマスカレーナの効果発動。ガメシエルとマスカレーナでリンク召喚、リンク3、トロイメアユニコーン!
そうね、キューティアを捨ててリンクディサイプルをデッキへ戻すわ。
外浦瑞希:…ターンエンドです。
※瑞希の手札は
うらら
シグマ
マイニング
ガメシエル
エクシード
パスコード
である。
ミユキ:ちょうど良さそうね。彼の出番になりそうじゃない。私のターン、ドロー。
まずはハルモニア効果発動。エクストラのキューティアを手札に。
そしてキューティアを召喚、ドリーミアサーチ、そのままドリーミアも特殊召喚。
そして、キューティア一枚でリンクリボーをリンク召喚。
リンクリボーとユニコーンでリンク召喚、リンク4双穹の騎士アストラム!
そしてペンデュラム召喚。
外浦瑞希:少なくともこの勝負は負けたと思うけど…。この人の展開力はさすがかもしれない。
ミユキ:ペンデュラム召喚でドリーミア、グレーシアを特殊召喚。そしてグレーシア効果でドレミコードエレガンスをサーチ。そしてエレガンス発動、二枚ドローするモードを起動する。
外浦瑞希:何かを探してる?
ミユキ:死者蘇生、エレクトラムを蘇生するわ。そしてエレクトラムとドリーミア、グレーシアでリンク召喚、リンク4、ヴァレルソードドラゴン!
外浦瑞希:…さっき買ったと言ってたカードはそれなの?
ミユキ:なんせカッコいいじゃない、ドラゴンって。それにこの子はまだ暴れ足りないんですって。
外浦瑞希:…参りました…。
ボルテックス2500
アストラム3000
ヴァレルソード3000
二回攻撃
ミユキWIN
外浦瑞希:初対面なのでカミサマの事は分かりません。でも分かることがスキルを使うと豹変してたみたいなんです。
ミユキ:カミサマと言うだけにその子かカードに神の力でも宿っている。と考えるべきね。少なくとも警戒対象よ。貴方がなんと言おうとね。
外浦瑞希:別に彼女を助けたいとは思いません。僕はそういうオカルトはあまり好きではないんですよ。ただ何かを探してただけ、というのが彼女の眼から感じ取れました。
ミユキ:なるほどね。久しぶりに発散できたから見逃してあげる。
スキルに関してもどうやらそれを聞くにスキルだけが本体ではないようね。
外浦瑞希:貴方もスキルがあるんですか?
ミユキ:えぇ。実はそのスキルがあるとヴァレルソードはあまり要らないのだけどね。
ミユキのスキル
コード:サイレンス
ライフを1000払って発動。
このスキルを発動するターン、貴方はドレミコードモンスターでしか攻撃宣言出来ず、エクストラから特殊召喚した「ドレミコード」モンスター以外の効果を発動出来ない。
このターンだけ自分のエクストラデッキに「デクレッシェンドレミコード・サイレンティア」一枚を裏側表示で加える。
デクレッシェンドレミコード・サイレンティア
リンク3 水 天使
2000
「ドレミコード」モンスター二体以上
左 下 右
(オリジナルカード。)
このカード名の②の効果は名称ターン1。
①このカードはレベル・ランク・リンクの値が偶数のモンスターカードの効果を受けず、その戦闘では破壊されない。
②PゾーンにPモンスターが発動した場合に発動出来る。そのPスケールの値により、以下の効果を発動する。(該当スケールが2つある場合、どちらか一つを選んで発動する。)
奇数→貴方はカードを一枚引く
偶数→そのカードを破壊する。
(この効果で0は偶数として扱う。)
外浦瑞希:独自のカード創造?恐ろしいことしますね。でもファイナルシグマで倒せるような…。
※説明しよう。ファイナルシグマの前に攻撃力2000以下のモンスターを攻撃表示で置くとマルチプライヤーの効果が適応したファイナルシグマに8000ライフ削られるのだ。
ミユキ:そうなのよね…。
剣岳雄盾:終わったのか。
ミユキ:えぇ。クロサメは?
剣岳雄盾:…休みが必要なようだ。あいつも力に飲まれるのかもな。
ミユキ:なんか楽しそうね。
外浦瑞希:貴方は…友達が言ってました。危険人物だって。
剣岳雄盾:なんだ、やるのか?ただその身体では厳しいだろう。俺のデュエルは普通に負傷者が出るからな。
???:どうしてその力を抑えようとしないのかな?剣岳雄盾。
剣岳雄盾:神崎くも…。やはり来たか。
神崎くも:貴方の仲間がくもの仲間を病院送りにしてる。あなたがいなければ救えたかもしれないと思うとくもは…。
だから貴方は仲間のところに知らせて、
外浦瑞希:うん…。
ミユキ:やるのね。ガクさん。
剣岳雄盾:あぁ、いくぞ。神崎くも。
神崎くも:くもの仲間たち、力を貸してくれるよね?
続く。