緋弾のアリア -瑠璃神に愛されし武偵- Re:Make 作:あこ姫
水蜜桃 「水蜜桃だ」
リサ 「あの………またどうしてそんなに不機嫌なのでしょうか?」
水蜜桃 「なんで、今回も妹とペアじゃ無いんだよ!」
リサ 「リサに言われましても………困ります」
水蜜桃 「畜生……………なんで桃は凪優と今回もペアなんだ!!」
リサ 「それは葵さんに聞いてみないと……………」
水蜜桃 「そうか…………凪優と葵か……………」
リサ 「あ、あの…………蜜子…………さん?」
水蜜桃 「ありがとな。そしてちょっと行ってくる」
リサ 「えっ…………ちょっと!?何処にでございますか!?」
水蜜桃 「葵と凪優のところだ。リサ、後は頼んだぜ」
リサ 「えっ………って既に居ないのですけど」
リサ 「取り敢えず、タイトルコールしておきましょうか。『第020弾 返り☆討ちと、ついでにダイナミック着陸』、どうぞです!!」
リサ 「さて、救急箱用意しておきましょう。それにしてもこのペアはもう変わらないのだと言わなくて良かったですね……………」
フルボッコになった水蜜桃ちゃんと勝利を収めたリサがお送りしたまえがき⑲ 完
「で、なゆなゆどうするの? この数を二人で裁くのはそーとー無理ゲーだよ」
理子は私に眼前に広がる戦闘機とミサイルの群れの対処法を尋ねる。
「ま、だよねぇ。でも4人いれば大丈夫でしょ」
「え? 他にも援護する人居るの?」
「元々サポート要員だった約2名」
「サポート要員いたんだ…………。そりゃそうか」
事前に何となく予想出来ていたので、配置していたサポート役が居る事を私が告げると、理子は納得の表情だった。
「さて、来るよ理子。パラシュートは邪魔になるし、しまっといてね」
「待って、理子はどう空中戦闘しろと!?」
「足裏に能力発動させる。地面を歩くイメージをしながらするとやりやすい」
「足裏、地面……」
理子は私の言われた通りに能力を発動させる。
「おぉ…………。凄い、空中歩行出来ちゃったよ。月歩だよね、これ」
「何処からどう見ても月歩よこれ。あと、初歩の初歩だからね。出来て当たり前」
「えぇ……。なゆなゆの初歩の定義知りたい」
「この一連の騒動終わったら教えてあげる。理子、さっきのアレできる?」
「え、あ、うん……。まだ能力余裕あるし出来るけど?」
理子は髪の毛を蠢かせ始め、
「理子、無人戦闘機の方頼むわ。確実に抉ればワンバンで撃破できるから」
「おっけー」
理子は無人戦闘機の制御装置を
「くふ。もう1つオマケだよ。実はこれも使えちゃうんだよねッ」
「
光速で飛来する雷の矢が次々と更に戦闘機を撃ち落としていく。
「へぇ……やるじゃん、理子。私も負けてられないな……」
「
氷の矢が負けじと次々とミサイルを撃ち落としていく。ミサイルが氷の矢を避けるが、氷の矢には追尾機能も備わっており、確実にに撃墜させていく。
「ねぇ……なゆなゆ、これ数多くない!?」
理子の言うとおり…………戦闘機とミサイルの数が多すぎる。なにこのオーバーキルは。
「そうね…………。このままだとジリ貧確実よね。相手は無人だし、多分それが狙いかもね」
2人で突破なんて限度にも程がある。
まだなの…………あの2人……、アキとヒメはまだ来ないの……!?
「ヴィシュ・タル リ・シュタル・ヴァンゲイト」
「ラスト・テイル マイ・マジックスキル マギステル」
…………やっと来た。で、私も合わせろって事ね。
「リク・ラク ラ・ラック ライラック」
「「「
「
「
「
「
「
「
「
「
「
広範囲に及ぶ雷・炎・氷の一撃が戦闘機・ミサイルを次々と殲滅させていく。
「ったく、遅いよ、二人共」
「これでも、最速で来たんだがな……」
「そうだよ、邪魔者が多かったんだから仕方ないじゃない」
「遅れた分しっかり仕事してよね」
「ハイハイ。キビしーねぇ、氷天の魔女サマは」
「解ってるってば、ミナ」
「……って、軽口叩いてないで、へるぷみーなんだけどぉ!!!」
「ゴメン、理子。
周囲に展開させた大量の氷片の槍が一気に降り注ぐが、降り注ぐのみの攻撃なので横からの攻撃は続いている。
「アキ!!」
「
強力な旋風と稲妻を発生し、残りを消し飛ばした。
「……これで半分かよ。この状態で続けるのも無理があるぞ……」
アキの言い分はもっともだ。このままでは全員お陀仏だ。
手っ取り早くケリつけねば……。
「アキ、ヒメ、
「
「超短期決戦……だね」
「ヒメの場合そうなるな……」
「……でも、迷ってる暇無いよね」
「だな」
「
「
「
「「「
「
「
「
高威力の魔法を3人は展開させた後、それを相手に使わず自身に向けて発動させる。
3人の姿はさっきとは打って変わって鎧装された姿となっていた。
その姿には神々しさも感じられる。
その時だった。
ドゥンガァン
何かミサイルとは思えない違う音が鳴り響き、ミサイルが3発、クリーンヒットした。
アリアとキンジが乗る飛行機に。
「「「「!!!???」」」」
いきなりの事に驚愕する私達。
飛行機はどんどん高度が下がっている。
キンジとアリアが操縦しているだろうが、多分燃料漏れを起こしている。
このままだと墜落も有り得る。
私達がサポートに回れば、それも回避できるが、ミサイルと無人戦闘機、それに空飛ぶ駆動鎧(どこから来たんだ)が行く手を阻んでいた。
一体どうすれば…………。
「なゆなゆ、ゆいゆい、キーくんとアリアんの所に行って。こっちは理子とアッキーで制圧するから」
「え、り、理子……?」
「待て、
「大丈夫だよ、アッキー。だって、理子、それできるし」
「「「えぇ!?」」」
今、理子は何と言った?
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル」
「
理子は詠唱で
「
「
そしてアキと同じ『
「これで、大丈夫でしょ? だから、行ってきなよ」
「ミナ……」
「理子、アキここは頼む。ヒメ、行くよ」
「おっけー」
「応よ」
「了解!」
私とヒメはキンジとアリアが乗る飛行機に転移した。
SIDE_OUT
SIDE_RIKO
「行ったか…………」
「そだね、アッキー」
「しかし、お前がそれ使えたとは意外だったぜ」
「そうかな? お母様だし、娘に教えてたって不思議じゃないでしょ?」
「あー確かに。師匠だったら有り得るわな」
「くふっ、そうでしょ。さて、アッキー」
「何だ? 理子」
「いっちょ、暴れちゃう?」
「だな。楽しい楽しい
「「始まりだ!!!」」
私達の
ノーミスでクリアしてやんよ!!
SIDE_OUT
SIDE_NAYU
さてと、このままだと墜落……良くて撃墜だろう。
てか、いつの間に自衛隊の戦闘機いるのよ。
しかもANA600便を撃墜する気マンマンっぽいし。
「どうする? ミナ」
「無論、撃墜」
「だよねーwwww」
「じゃあ、私が」
「
氷が瞬時に発生し、凍気と爆風による攻撃で戦闘機は消し飛んだ。
パイロットは無傷でパラシュートでどこかへ飛んでいった。
其奴等がどこに行ったかなんて知った事か。
「やるぅー、ミナ」
「時間無いしさっさとやるか」
「あ、そだね」
その時、通信が入った。
『凪優、今何処に居る……?』
「キンジか……。今、飛行機の上だけど」
『飛行機の上……?』
「そ。今、キンジとアリアが操縦してる飛行機のね。序でにヒメも一緒よ」
『ヒメも居るのか…………。それよりも大変なんだ』
「もう知ってる。羽田は封鎖済みだから空き地島に着陸するんでしょ」
『ああ』
「とにかく飛ばすことだけ考えて。機体の安定操作は私たちでアシストするから」
『解った』
『と、いうわけで武藤、当機はこれより着陸準備に入る』
『待て、待て、キンジ、「空き地島」は雨で濡れてる! 2,050じゃ停止できねぇぞ!』
「大丈夫よ、剛毅。そこは私は何とかする」
『その声……まさか、結衣か?』
「ん。そうだよ。序でに凪優も居るけど」
「オイコラ、私をさり気無く序で扱いすんな! さっきの仕返しか?」
『凪優もそこに居るのかよ! あぁ、もぅ! 勝手にしやがれ! しくじったら轢いてやるからな!』
「……だってさ、ミナ」
「そうね、ヒメ」
「「上等だよ、やってやんよ!!!」」
新宿のビル街を掠める様にANA600便は大きく右旋回する。
東京ドーム、東京駅を飛び越え、雨の銀座の街を横切っていく。
もうそろそろ東京湾が見えてくるはずだが……。
「暗いね。想像以上に…………」
「やっぱりか…………」
『…………』
どうやら操縦席のキンジも同じ結論みたいだ。
『キンジ、大丈夫よ。アンタになら出来る。ううん、出来なくちゃいけないのよ。武偵を辞めたいのなら、武偵のままで死んだ時点でそこで負けよ。それに、アタシだって……ママをまだ助けてない!!』
アリアの言葉の途中で、それはまるで、魔法のように…………。
『アタシたちはまだ死ねないのよ! こんなところで死んでるわけにはいかないわ! そうでしょ、凪優、結衣』
「確かに、その通りよね」
「そうね。こんなところで死んでたら私達の二つ名が廃るとは思わなくて? 氷天の魔女?」
「ハッ……そうよね。んじゃまぁ、いっちょ起こしてみますか、大逆転ハッピーエンドってやつをねぇ。着いてこれるよね、爆焔の魔女?」
「誰に言ってんの。とーぜんでしょ。キンジにアリアも出来るよね?」
『『当然だ(よ)!!』』
その直後だった。
真っ暗だった空き地島に光が灯っていく。
『キンジ、凪優、結衣! 見えてるか、バカ共!!!』
「「『武藤(剛毅)!?』」」
『お前等が死ぬと、白ゆ…………いや、泣く人がいるからよォ! オレ、
その言葉の後、キンジと武藤の電話回線に3者間通信、4者間通信……と、割り込んでくる回線があった。
その声は、あのバスジャックで私たちが助けた生徒達だった。
皆、学園島から空き地島に渡り、誘導灯を作ってくれているのね……。
『凪優ちゃん、聞こえる?』
「白雪!? 貴女も其処に居るの!?」
『うん。そうだよ。皆の事は私が守るから…………。だから、凪優ちゃんは思い切りやって!』
「大丈夫よ。飛行機も中のキンジとアリアは私が守るから」
皆……ありがとう。
私は空き地島の中央上空に向かう。
本当ならば、これの範囲は150Ft……およそ45m四方が限界なのだが、今なら……出来そうだ。
たかが2050mだ。やってやんよ!
ANA600便が雨の
今だ!
「
空き地島一帯が氷に包まれる。
雨の滑走路、2050では止まれない。だから私が作る。
それが止まれるヤツを。
さて、もう一つ仕込まねば。
「
ANA600便の進路上に巨大な氷柱が顕現する。
ガスンンンンンンンンンンンッ!!!
翼に氷柱をぶち当て、引っ掛けて、600便はグルリとその機体を回すように滑らせながら…………止まった。
良かった…………全部上手く行って。
そう安堵した直後、無理し過ぎたのか、私の意識は次第に闇の中に消えていった。
SIDE_OUT
SIDE_MIZUHO & YUYA
「畜生がっ…………何が『簡単な始末』だ。未海の奴……。この俺を騙しやがって! 今度会ったらタダじゃおかねぇ!」
俺は自衛隊に潜入させた部下から失敗の報を聞き、憤慨した。
八つ当たりも良いところだがあの女狐に恨み節の一つや二つ言っても問題はないだろう。
「ちょっと、お話いいかしら? 船橋優弥クン」
「あん? 誰だ、こんな時に。今、俺は虫の居所が悪いんだ」
「あら、奇遇ね。私もなのよね。だから、消えてね?」
「フン。なら、やれるもんな……」
「
「なっ…………。この技。まさか、お前は―」
黒い球体を枷のようにくっつき、 そこから球体が渦のようになって炸裂して、優弥の存在自体が消滅した。
「……やっぱり未海、貴女なのね。一体どこまで堕ちれば気が済むのよ…………」
「待ってなさいよ。未海。絶対に貴女を全部へし折ってでも止めてあげるから」
SIDE_OUT
続くんだよ。
葵 「如何だったでしょうか、今回も後書き始まります」
理子 「やっぱりリメイクしても話数は変わらないんだね」
花梨 「寧ろ予定通りだったりするの?」
葵 「話数の大まかな見通しからズレてないから予定通りだったりする」
優梨亜「キャラと設定は増えてますけどね」
椿姫 「アタシ達とかモロにそうだよな?」
葵 「どう生かすかも悩むけどね」
麒麟 「リメイクをして反映出来るかがキモになる感じでしょうか?」
葵 「大体そんなとこやね。あと、フォントとか試してる」
花梨 「そういえば前回あたりからアンノーン居たね?」
優梨亜「まさかのポケモンを入れてくるとは予想外でした」
葵 「特殊フォント探してたら見つけたので採用してみたのよ」
椿姫 「次回以降も採用するのか?」
葵 「案外行けるからそのつもり」
理子 「アンノーン……文字……説明書……頭が痛い……」
麒麟 「どうしたのですか、お姉様?!」
花梨 「理子のトラウマが引き起こされたんじゃない?」
優梨亜「前に一度、送られてきた説明書が全てアンノーン文字で書かれてたんだよね」
椿姫 「んで、理子が徹夜で全部解読するハメになったんだよな……」
花梨 「そんな才能と努力のと労力の無駄遣いな事をした奴は……想像はつくけどさ」
葵 「安心安定の潤だけど?」
花梨 「やはりで草なんだけど」
麒麟 「あの、お姉様もお疲れなのでそろそろ謝辞行きませんか?」
葵 「そうね。そろそろ良い頃合いだもんね」
花梨 「この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰!」
椿姫 「御蔭で葵は執筆頑張れるから今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいな!」
理子 「モチベーションと集中力次第で投稿が未定なんだけどね?」
麒麟 「ですが、なるべく間隔が空かないように頑張るからよろしくお願いしますわ」
葵 「と、言う訳で、これからもよろしくお願いします」
優梨亜「それでは、また次回」
花梨 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは……」
6人 「「「「「「ばいばいっ!!!」」」」」」
短めだけどもリメイク前よりかは増量した後書き⑳ 完