IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜 作:XIYON
最初のアンケートの結果、おまたせしました。
松田陣平×シャルロット・デュノアの回になります。
浅井成実(あさいせいじ〈またはなるみ〉)
「ピアノソナタ『月光』殺人事件」で連続殺人を起こし、自ら炎の燃え盛る公民館でピアノを弾きながら自殺。そしてそのままインフィニット・ストラトスの世界に転生することになる。女装をしてIS学園に入学してきたが、その真意は?
研二が簪、セシリアが浅井成実と接触してる道中に、甚平はシャルルことシャルロット・デュノアと同室になった。
シャルル「陣平、お風呂入ってくるね?」
陣平「おう。」
陣平は今でもシャルが男子なのか怪しんでいた。すると彼は…
陣平「あ、アイツ、ボディソープ忘れてるじゃねーか。」
シャルがボディソープを忘れたのを見て、脱衣場に向かって風呂場のドアを開けた。すると陣平はシャルの恐ろしい姿を見ることになる。
シャル「ひゃっ!?陣平!?」
陣平「しゃ……しゃ……シャル?」
シャル「あ、いやその……」
男子にはない上半身の果実と、女性らしい匂い…そしてどこからどう見ても女性のシルエットだった。
陣平「お前……女だったのか?」
シャル「え……えぇと…」
陣平「待て、話はお前が上がったあとでいいから。」
陣平は風呂場のドアを閉じて、見てないふりをした。
陣平「(シャルルは女だったのかよ!?ゼロの奴、何か情報ぐらい寄越せよ!)」
そして風呂から上がってきたシャルは陣平と向き合った。
シャル「そ、その……実は僕……」
シャルは陣平に事の経緯を話した。デュノア社は当初、経営危機に陥った意向により、白式のデータを盗むようにシャルに命令させていた。ここまではいいのだ。ここまでは……俺は陣平に呼ばれて事の経緯を話してくれた。
嶺賀「なるほどね…」
陣平「何とかならねぇか?しかもコイツの義理のお母さん。ヤバいことしてるみたいだぜ?」
シャルの義理のお母さんは酷い事を企んでいるらしい。まぁ無理もない。出生の因果により実家ですら居場所のなかったシャルは元々は初めて居場所を作ってくれた一夏に好意を抱くはず……しかし、このケースは陣平に好意を抱いているみたいだ…義理のお母さんの実家と決別させるしかないか…
嶺賀「んじゃ、電話でもしてみるか…」
俺はスマホを取り出してある人物に連絡する。それは…
嶺賀「もすもす?束さん?」
束『もすもすひねもす?れーくん?どうしたの?』
嶺賀「あぁ実はかくかくしかじかで……あぁだこうだで……」
束『あぁー!はいはーい!分かったよー!んじゃ、ちーちゃんにも言っておいてよ!束さんが準備してくるからさ!』
嶺賀「おう。よろしこ〜♪」
束さんとの電話を切った俺はある事をシャルに話した。まずはIS学園特記事項に書いてあるとある事項……恐らく、生徒に危険が生じた場合の事でろう…
さぁて、そもそもデュノア社はフランスにある。……だぁがぁ…
嶺賀「束さん情報で今そのクズの義理のお母さんが日本支部にいるみたいだぁ……これは潰しがいがありそうだぁ……」
シャル「でも……何を企んでいるの?」
嶺賀「盗聴するんだよ。」
シャル「え?」
嶺賀「スマホの録音アプリを起動してあるんだ……既にあのババアの部下にワイヤレスで繋いだ『小型盗聴機』を貼らせてある……あとはあのババアの言葉を白日の元にさらせるって寸法だぁ……いっーひひひひ……」
陣平「お、おい……お前顔怖いな…」
それからそれから?その助手に貼った小型盗聴機から聞こえた奴らの会話……どうやらデュノア社は何か怪しい事を企んでいるらしい。しかしそれだけではない。俺達2人はシャルと一緒に衝撃の人物の肉声を聞くことになる…
???《あれあれ〜?そんなんでいいのかなぁ?デュノア社長さん?私もう仲間のところに帰っちゃうよ?》
嶺賀「え?」
陣平「シャル?」
シャル「え?僕?」
そう、盗聴機から聞こえてきたのはシャルの声だった。しかしここにはシャルがいる。となると……
嶺賀「ちっ……また遺伝子クローンか。」
誰がどこのルートで手に入れたかは知らないが、セシリアの遺伝子からティアリア、鈴の遺伝子からシャンロンが……それに続き今度はシャルロットまでもが現れたのだ…
嶺賀「これも束さんに報告しないとダメだな…いや、もう千冬さん報告レベルだな…」
てなわけで俺は束さんと千冬さんを呼集。デュノア社の陰謀裏でシャルのクローンが動いていた事を話したら…
千冬「やはりそうか……では、次に有り得るのは…」
嶺賀「ラウラ……でしょうね。一夏ともツギハギな感じですし…」
束「ちーちゃん。束さん、もう少し調べてみるよ。ある組織の力を借りて。」
千冬「となると、ついに接触するのだな?亡国企業に?」
嶺賀「亡国企業に?」
亡国企業(ファントムタスク)といえば、「IS」世界における「裏の世界」で暗躍する秘密結社。第二次世界大戦中に生まれ、50年以上前から活動し、組織の目的、存在理由、組織の規模全てが一切不明。少数の事項しか判明していないのが現状なのが原作の設定……しかし千冬さんから聞かされた事は恐ろしいもので、公安警察やFBIに相当する組織で、表では現れてない様々な著名人、有名人、はたまた芸能人の悪質な行動を調査するのが目的らしい。
千冬「まずは遺伝子クローンについてだな……頼めるか?束。」
束「任せてよ!束さんに不可能はない!」
てなわけで遺伝子クローンの捜査を亡国企業に依頼しに行った束さんだったのだ……そんなわけで俺はデュノア社の日本支部に襲撃する準備をするのであった…
ティアリア「ふぅ……あの封城嶺賀、なかなかの強者ですわね。学園では一二位を争うとか…」
シャンロン「まぁ、私から見たら弱い気がするけど?」
ティアリア「アナタの見間違いじゃありませんこと?あの強さは他に恐ろしい事ではありませんよ……実際に試合を拝見させて貰いましたが、なかなかのものでしたわ。あのセシリア・オルコットさえ……」
シャンロン「ふーん…」
???「でもそれって……私達にとっちゃ壁みたいなもんじゃない?」
シャンロン「あら、デュシャリ。デュノア社の社長さんとの話は終わったの?」
デュシャリ「えぇ……もちろんよ。この後に起きる惨劇をIS学園は止めることはできない…」
ティアリア「ふふ、では健闘を祈りますわ。デュシャリさん。」
デュシャリ「任せてちょうだい……これぐらい何ともないよ。」
次回
・ISIS 届かぬ想い。嶺賀「問題が山積み過ぎるんですけど?」