IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜 作:XIYON
とある募集をしたので、ご協力お願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=280532&uid=233310
白石杏
嶺賀の来世の幼馴染でお隣さん。サバサバとした勝気な性格で誰に対しても動じることなく対処することができる高いコミュニケーション能力の持ち主。 元々は神山高校の生徒であったが、在学中にIS適正が出てしまい、嶺賀のフォローもあって転校することになった。専用機はスタービビッド。
スタービビッド
嶺賀が杏のために造った専用機。ブルーティアーズの遠距離とは別に、杏のは近距離に特化した遠隔操作武装『ソードドラグーン』を装備している。実弾装備がミサイルを外し、シャルのラファール・リヴァイヴのパッセージのデータも組み合わせているので、中距離での戦闘も可能。
小豆沢こはね
杏同様嶺賀の幼馴染。とても内気で、自分に自信がなく引っ込み思案がちな女の子。しかし、決意した時の意思は誰よりも固くて揺るがない。その可愛らしい外見に反して趣味はペットの蛇の世話。荒んだ目をしてニッコリし、餌用のマウスを物怖じせず持ち歩いたりする光景は肝が据わっている。 専用機はスクエア・オータブル
スクエア・オータブル
嶺賀がこはね専用に造った新たなIS。研二のクレイ・ファヴルク同様、マルチギミックサックを採用しており、斧と剣盾を組み合わせて戦う。さらに背中にはハシュマルやルプスレクスが使うテイルブレードが装備され。主砲にダインスレイヴを使っている。
イメージはバルバトスルプスレクスとキマリスヴィダール。
やぁやぁ、俺だよ。嶺賀だよ。トーナメントがそろそろ最終局面になってきた。トーナメントがそろそろ最終局面になってきた。まずは一夏と箒の相手を俺となんと杏がすることになった。実は研二が色々とあって杏に変わってくれと頼まれたのだ。陣平とシャルチームも脱退して事情は察するが…どうやら簪は打鉄を完成させたらしい。のほほんさんと組んで一夏と箒を相手にするようだ。そして試合が始まり……
一夏「お互い悔いのない試合にしようぜ、簪?」
簪「うん。でも、負けないから。私が勝つ。山嵐!」
第3世代技術のマルチロックオン・システムによって6機×8門のミサイルポッドから最大48発の独立稼動型誘導ミサイルを発射するものだったが、これは倉持のクソの連中が放ったらかしにしたせいで単一ロックオン・システムになってしまったが、陣平と研二が手伝ってくれたおかげでマルチロックオンできるようになった。それを使って2人を分断させ、簪は一夏、のほほんさんは箒を相手にすることとなった。
一夏「やっぱ、そう簡単にはやらせてくれないだな?」
簪「白式の零落白夜はスゴく厄介……でも、当たらなければ意味はないよ!」
白式のデータが流用されている二砲の春雷から放たれる荷電粒子砲を放って一夏を追い詰める簪。しかし一夏も一夏で箒や俺に特訓されているため、強くなっているため、それを避けきってしまう。これもう俺と陣平達の心理戦じゃねーか。
一夏「そう焦るなよ?時間はたっぷりあるから、もっと試合を楽しもうぜ!」
簪「ふっ……心が踊る……!」
あれ?ちょっと?今、パラドのセリフ言いましたよね?大丈夫ですか?簪ちゃん。お医者さん行こうか?と、そんなことを考えている間に、のほほんさんと箒の戦いも見どころがあった。
本音「しののんもやっぱり強いよ〜?」
箒「私の攻撃をキッチリガードしている布仏も中々やるではないのか?」
箒の攻撃をしっかりガードし、箒の足止めをこなす。防御に絞った芸当、反撃など一切許さなかった。すると俺は一夏のとある行動に気づいた。
嶺賀「(一夏……アイツ、俺が見ない間に成長したな?)」
一夏「(俺が簪にやられるか……はたまた箒がのほほんさんを打ち倒すかだな……せめて箒と俺の立ち位置が逆なら……いや、嶺賀の奴ならやるはずだ。)」
今の一夏は簪を打ち破る一手は思いつかなかった。山嵐や春雷を陣平と研二が大幅カスタマイズしているので、その強さは前世で爆発物処理班に入っていた知恵が活かされた2人のお墨付き。一夏は箒に任せてばかりなのも、認められない状態だった。
一夏「(スピードの性能は白式と打鉄弐式は互角だよな……なら同じタイプならどうだ?打鉄と嶺賀が極秘で開発した打鉄三式…いける!) 箒、頼んで欲しいことがあるんだ。」
一夏は戦況を変えるために箒に個人回線(プライベート・チャンネル)である頼みごとをした。そして……
箒「やぁ!一夏とのパーティは楽しめたか!」
簪「えぇ!?いつの間に!?」
一夏「簪の打鉄弐式は確かに強力……けど、嶺賀がトーナメント戦で箒のために造った打鉄三式は箒に戦い方に合わせて使っている。短時間でお前を足止めするのは簡単なのさ。」
そして一夏は以前の自分では思いつかない作戦で簪・本音ペアに隙を作らせ、箒と共に撃墜していった。
杏「いい勝負だったわね?」
嶺賀「あぁ、次は俺達の番だぜ?杏。」
こはね「2人とも頑張ってね?」
そしてラウラはというと…
ラウラ「(あと一つ勝てば織斑一夏に勝てる……しかし封城嶺賀、貴様が立ちはだかるか…)」
法花「(私、何もやってないのにもう準決勝に進んじゃったよ…虫だとか言われてないよね?)」
卑屈になってしまった彼女は他の生徒からはラウラが凄すぎて認識されていなかった… 両ペアの試合でアリーナにいる全ての者が想定外の結末を迎えることになることは俺は勿論、知っている。だが、それを裏目に妹である箒の活躍を盗撮してハイテンションする束だけだった。
そして30分後…
嶺賀「悪いなラウラ、一夏との対戦は延期にさせてもらうぜ?」
ラウラ「ふん……お前のISが如何に強力だろうと、このシュヴァルツェア・レーゲンの敵ではない!」
嶺賀「負けフラグは立てちゃダメだぜ?」
杏「嶺賀ばかり気にしてると痛い目合うわよ?」
ラウラ「転校生(ルーキー)に何ができる?」
杏「在校生(アンティーク)よりは動けるわよ?」
法花「うぅ……帰りたい…」
試合前からの壮絶な舌戦で始まってしまう準決勝の2試合目…俺の前に現れたラウラと、そのペアである倉本法花…だが、相変わらずアリーナの端っこで怖がっていた。
『試合開始!』
嶺賀「一気に飛ばす!ロザリオ!」
いきなりロザリオスタイルに切り替え、リボルバーロザリオを水色に切り替えて氷の刃を形成して面制圧攻撃をする。その隙に杏がソードドラグーンを遠隔操作して切り裂こうとしたが、ラウラはワイヤーブレードで法花を自身の後方に放り投げてAICを展開して耐えた。だが……
杏「ほら!後ろがガバガバだよ!」
嶺賀「(なんか杏が淫夢語録言ってる気がするけど気のせい?)」
杏の発言に対して苦笑いするしかなかった俺……しかしAIC(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー) はISの三次元的な機動力の要となる慣性制御能力を応用している、ラウラのISの第三世代兵器だ。停止結界の名の通り、指定した範囲に触れた物体の動きを強制的に停止させる能力で、一対一では無類の強さを発揮する。だけど多大な集中力を必須。そのため他方向からの不意討ちに弱かったり、エネルギー兵器に対しては効果が薄いという弱点もある。
嶺賀「悪いな……停止結界は把握済みだ!お前のISは姉さんのよりも楽勝なんだよっ!」
ラウラ「ちぃっ…(コイツら……停止結界の弱点を掴んでいるだと?)」
今まで様々なメタ装備……いや、メタスタイルを造ってきた俺がそんな弱点を見逃すとでも?悪いな、微かな違和感にも気づいちゃうんだよ。俺。そしてラウラは俺達のコンビネーションで窮地に陥るが…
ラウラ「シュヴァルツェア・レーゲンが停止結界だけ装備しているISだと思うなよっ!」
だが、流石は織斑千冬が教え込んだ軍人。ラウラもそこそこの修羅場を潜り抜けている猛者だ。大型レールガンやワイヤーブレードを使って牽制し、態勢を立て直していく。
嶺賀「なるほど…なら、ラウラのISにはラウラのISだ!」
ラウラ「なに!?」
そして俺が装備したのはラウラと同じ漆黒のIS……それはシュバルツェア・レーゲンに酷似していた。
嶺賀「シュバルツェア・レイヴスタイル。これが俺の新しいスタイルだ!」
ラウラ「ほぉう……面白い…なら全力で掛かってくるがいい!」
俺はラウラが使っているのと同じワイヤーブレードとは違う武器で彼女と戦う。それはソードメイスだ。それを使って彼女のブレードを受け止めて耐え、その後ろから杏がソードで立てに切り裂いた。一方…
法花side
私はトーナメント戦でラウラさんと組むことになった。けど、彼女に任せてばかりで私は役に立たなかった。
ラウラ「倉本と言ったな?お前は何もするな。ただ私の邪魔にならないよう隅によっていろ?」
その言葉通り、私は何もしないでただ片隅にいるだけだった。けど……
法花「(帰りたい……帰りたいよ……お姉ちゃんは目先のことに囚われて狩るべき相手を間違えるなって言ってたよね…)」
ボーデヴイッヒさんが追い詰められる展開を見てるだけの私……けど、立っているだけの私ではいたくなかった。
法花「(どうせ負けるならせめて一矢報いてやる!)」
しかしこの子の決意が、ラウラの運命を変えるのであった…
ラウラは既に限界間近だ。頼りのAICが俺と杏に封じられ、回避行動と牽制をするぐらいしかさせてもらえなかった一方的な攻防。ここまで一方的なのは随分と久しぶりらしい…
ラウラ「(選ばれた人間気取り……か。)」
世界は広かった。日本には「井の中の蛙」ということわざがある。他に広い世界のあることを知らずに、自分のまわりのせまい範囲だけでものを考えていること……ラウラはその蛙だった。
ラウラ「(そんな私が、見下すことしかしていなかった私が勝てるはずもなかったのだな)」
嶺賀「これでフィニッシュだ!」
心がついに折れたラウラは動きを止めてしまう。それを見逃さなかった俺は非固定浮遊部位にあるレールガンをラウラに照準を合わせ、そのままダインズレイズを発射して彼女に命中するはずだった。
ラウラ「えっ?」
何故ならば、俺と杏とこはね以外の会場にいる生徒全員に忘れ去られていた倉本法花がラウラを庇って立ち塞がったのだった。
ラウラ「倉本っ!?……どうして貴様が!?」
ラウラの代わりにレールガンの直撃ダメージを受け、大ダメージを負ってしまった法花にラウラは戸惑いを隠せなかった。
法花「動くなって……言われたけど…… 何も、せず、に、負け、るのは、嫌、だったんだ……」
ラウラ「なぜだ!何故、私などを庇ったんだ!」
法花「ボーデヴイッヒさんは……そうでもなかったけど……私は貴方のパートナーだから…」
ラウラ「倉本…馬鹿者…」
彼女の言葉を聞いたラウラは涙を流すせざるをえなかった…
ラウラ「私の負けだ。」
準決勝第2試合は法花の脱落、そしてラウラの敗北宣言で俺と杏のペアの勝利で終わった。しかしそれを認めなかった奴がいた。
『認めん・・・・我はこのような結末など認めん!』
シュバルツェア・レイヴスタイル
嶺賀がラウラ対策のために造った新たなスタイル。ガンダムフラウロスに装備されてあるレールガンを連結したままの非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)として装備させたスタイルで、シュヴァルツェア・レーゲンに対するためにそれを模した姿をしている。
次回
・襲来、ガウンタイゼルファー!嶺賀、おかしいVTシステムに疑問を持つ。