IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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今回からコラボスタート。


・歴戦覇者の陰謀
・全国IS祭編序章


銀の福音の事件から1週間が経った。俺はスマホのインターネットテレビで全国IS祭の特集がやっていたのでそれを見ていた。

 

このイベントは各地にあるIS養成学校が東京に集まり、様々な競技を競い合う……優勝した学院は大きなトロフィーが貰えるらしい……去年の優勝者は以前出会った歌星麗菜がいる九州地方IS統括連盟学校……麗菜は一応警戒した方がよさそうかな。と思って俺は自室のドアを開けようとすると…

 

???「お帰りなさい、ごはんにする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」

 

なんか裸エプロンを着て俺を誘っている奴がいるんだけど…

 

嶺賀「……」

 

疲れてるんかな?てか人妻かよ……まぁ、実際には裸じゃないんだけど…と思って俺は自分の部屋の扉を閉めた。

 

バタン!

 

嶺賀「部屋間違えたんかな?」

 

俺はもう一度ドアを開くと、またもやあの生徒会長が立っていた。

 

楯無「わたしにします?わたしにします?それともわ・た・し?」

 

嶺賀「何やってんだよ更識楯無生徒会長。」

 

楯無「フルネームですって!?」

 

嶺賀「はぁ……早くその裸エプロンモドキを戻してくれよ……目のやり場に困る。」

 

更識楯無……IS学園の生徒会長で学園最強と謳われており、容姿端麗、頭脳明晰、スタイル抜群という完璧超人……その一方でイタズラ好きな猫のような性格で、その言動で一夏をはじめとした専用機持ち勢を振り回しているらしいが……相変わらず俺にもイタズラを仕掛けてきたのだ。

 

楯無「どう?私の綺麗な身体?」

 

嶺賀「誰もお前のおっぱい見たいなんて頼んでねぇよ。早くそのダラしない格好なんとかしろ……」

 

楯無「いやぁーーん!嶺賀くんのエッチ!」

 

嶺賀「(エッチなのはお前の方だろ…)」

 

楯無「貴方も健全な男子なのね?シャワー借りてもいいかしら?さっき部活で汗を流したあとなのよ。」

 

嶺賀「通りで汗臭いと思った…」

 

楯無「アナタも一緒に入る?」

 

嶺賀「やだよ。咲希達に叱られる。」

 

楯無「ふふっ、アナタも健全な男子なのね?」

 

楯無はにこやかに微笑んでシャワールームに入った。5分待つと彼女は制服を着たまま俺の前にやってきた。どんな早業だ…客人なのでお茶の1つは出さなきゃといけないと思って、紅茶を用意した。

 

楯無「あら美味しい?」

 

嶺賀「福音事件の帰りに休憩時間でよったSAで買った紅茶だ…」

 

楯無「あ!もしかして有名なお茶屋さんの!」

 

嶺賀「よく知ってるな?」

 

楯無「御用達のお店なのよ。よく買いに行くわ。」

 

ていうか美人だよな…あ、そういえば簪と同じ髪色だな?まさか…

 

嶺賀「アンタ、簪の姉か?」

 

楯無「あら?鋭いじゃない。当たりよ?」

 

楯無は持っていた扇子を開いて\正解/と書いた。どんな仕組みだよ。てか何で俺の部屋に来たんだ?

 

嶺賀「あのさ?なんで俺の部屋に来たんだ?」

 

楯無「あぁ……はっきり言うと貴方のISがイレギュラーすぎるのがちょっとお姉さん気になってね?」

 

やっぱりそうだよな。ウェアウルフで雷雲を起こしたり、アクセラーでガンナーとかタービュラーに装着して戦ったり…最近じゃブレイヴァーの相手のエネルギーを吸収して、刀に纏わせてやり返したり…まぁ、それは異常だって見えるよな?

 

楯無「まぁ……本当の理由はそれじゃないんだけどね?」

 

嶺賀「というと?」

 

楯無「単刀直入に言うわ。全国IS祭でIS学園の代表としてアナタをエントリーさせたいの。」

 

嶺賀「待ってくれよ。今IS学園の代表候補生は…」

 

楯無「分かってるわ。だからこそのお誘いなのよ。」

 

嶺賀「だからこそ?」

 

すると楯無さんはあるニュース記事のモニターを移した。

 

楯無「10年前……渋谷でちょっとした事件があったの……1人の男性がカラオケのトイレに行って自殺した……けど、それは表向きでの話…」

 

嶺賀「まさか……その裏は…」

 

楯無「えぇ…本当は殺人事件だったのよ。でもその時は公安が事故で処理したのよ。」

 

嶺賀「あっ…悠忌響希…」

 

楯無「そう。そして殺されたその人物は…」

 

嶺賀「全国IS祭の主催関係者…」

 

楯無「えぇ……だからアナタには極秘で調べて欲しいのよ。全国IS祭に参加しながらね?」

 

嶺賀「はぁ……分かった。だけど時間をくれ。俺1人では無理がある。」

 

楯無「ありがとう嶺賀くん。」

 

楯無は扇子に\感謝/を写して開いた。だからどんな仕組みなんだよ。

 

楯無「さて、と。時間も時間だし……そろそろお姉さん帰るわね?」

 

嶺賀「アンタは参加しないのか?」

 

楯無「私が参加したらアナタの番が無くなるじゃない?」

 

嶺賀「ちっ……またそう言って俺の部屋に来るんだろうな?」

 

楯無「もちろんよ。」

 

開かれた扇子には\当然/と書いてあった。いや本当にどんな仕組みなんだよその扇子。

 

楯無「あ、そうそう。」

 

嶺賀「あ?」

 

楯無「十六夜煉には気をつけてね?彼は秘密主義で何を企んでるか分からないから?」

 

嶺賀「待って!それってどういう!」

 

楯無「じゃっ!またね〜!」

 

嶺賀「おいまてぇ!」

 

楯無さんは煙を俺の部屋中に充満させて、それが晴れたあとにその場から立ち去った。

 

嶺賀「ゲッホゲッホゲホ!」

 

楯無……お前忍者の末裔?マジで?

 

嶺賀「なんなんだよあの生徒会長……束さんより厄介じゃねーか。にしても最後の言葉…」

 

十六夜煉には気をつけろ…か…




次回

・大ピンチのIS学園!嶺賀「全国IS祭に参加する?代表候補生いないじゃん。」
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