IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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IS黎牙物語:歴戦覇者の陰謀

俺は前世では頭脳明晰の高校生。ある日、変哲もない死に方で死に、神様に会わずにそのままインフィニット・ストラトスの世界に転生した。

俺が転生者であることが、様々な人物に知られたら、女尊男卑の連中に狙われ、その世界に危害が及ぶ。封城嶺賀という名前を付けてくれた両親に俺が転生者だということを明かした俺はIS学園の生徒として、原作介入したんだが……ノワール・ストラトスとかいう代表候補生の遺伝子クローンが突如俺たちの前に現れてしまい、意図せずに原作崩壊が始まってしまった。

コイツは俺達の今の幼馴染で恋人である。天馬咲希、日野森志歩、白石杏、小豆沢こはねだ。どうやら俺にゾッコンになってしまい、いつも俺と行動している。

おっと、俺のISについても語らないとな?黎牙っていうISで後ろのパッケージを使って様々な姿で状況に応じて戦う。

ところで……俺が転生者であることを知っている奴が両親以外にもいる。

星乃ライ……黎牙から産まれた謎の存在で、福音と戦っているときに俺と黎牙が創り出した空間で出会った。あそこで会って以来、現実には介入していない…

そしてもう2人…松田陣平、前世では警視庁刑事部捜査一課強行犯三係に所属していた刑事で、警備部機動隊の爆発物処理班から操作一課に移動したあと、爆弾魔が観覧車に仕掛けた爆弾によって殉職、そのまま俺と同じ世界に転生した…

そして彼の同期である萩原研二も、同じ爆弾魔の爆弾があった観覧車に乗ったあと、解体中に殉職し転生。2人は俺の正体を知っている数少ない友達だ。安室透の本名と名前が似てるのか、2人からはゼロと言われている。

嶺賀「転生したって、頭脳は同じ!迷宮壊しの名探偵!真実は……いつも一つ!」


・大ピンチのIS学園!嶺賀「全国IS祭に参加する?代表候補生いないじゃん。」

全国IS祭初日……俺達は幼馴染と鈴音、そして十六夜煉を追ってきた月夜と一緒に開催場所である渋谷にやってきた。にしても…

 

嶺賀「スゴく多い屋台だな…」

 

咲希「それはそうだよ。凄く大きいイベントだもん。」

 

志歩「様々な地方の屋台があるのは東京の人達に食べて貰って知って貰うことなんだ。もちろん、東京の屋台もあるよ?」

 

鈴「屋台の中には弾のお父さんが経営しているお店も出てるのよ?」

 

嶺賀「はぇ…」

 

こはね「あ!このチョコバナナ美味しそう!」

 

杏「私はこの今川焼き!」

 

志歩「アタシはリンゴ飴かな。」

 

嶺賀「あのな?遊びに来たんじゃねぇんだぞ?」

 

咲希「分かってる分かってる!」

 

杏「けど1番楽しんでるの…」

 

杏が困惑した顔で俺の真後ろを見て苦笑いしだした。そんな彼女たちの様子を見た俺は同じように後ろを振り返ると、そこには闇川がりんご飴を右手に持ち、たい焼きを左手で持って食べていた光景を見かける。

 

嶺賀「闇川…」

 

月夜「せっかく招待されたんだ。楽しまなくちゃ損だろ?」

 

嶺賀「え?招待されたってまさか…」

 

月夜「あぁ…煉さんの知り合いから渡されたんだよ。このIS……てかお前。更識楯無のお願い聞き入れたけど大丈夫なのか?IS学園のチームはお前しかいねぇーぞ?」

 

嶺賀「確かに……」

 

咲希や杏達はISをそもそも持ってきてない…強いて言えば、一夏や箒のISは束さんがメンテナンスのために預かってて…セシリアとラウラは故郷帰りに行っちゃったし…

 

月夜「お前大ピンチだな?」

 

嶺賀「なら、お前が参加したらどうだ?」

 

月夜「はぁ?俺が?」

 

嶺賀「あぁ、だって一通りISは分かるんだろ?」

 

月夜「そりゃ分かるけど、俺はどっちかって言うとクローン軍の兵器の方が詳しくて…」

 

嶺賀「仮面ライダーであれだけ暴れるんだからISも上手く使えるだろ?ほら、優勝したら大金持ちになれるかも知れないぜ?」

 

志歩「アイツ……金目当てで月夜を誘ってる…」

 

杏「あははは……嶺賀は開発好きで推理ヲタクとはいえ…金には目がないからね…」

 

月夜「おいおい…んなこと言われてもなぁ…」

 

???「なら、いっその事異世界チームなんて作るのはどうかしら?」

 

すると後ろから若草色の着物の上に、袖の部分に花が描かれた黄色の中振袖の着物を艶姿のような感じで重ね着の上に赤い袴(行灯袴)とルーズソックスのような足袋も履いており、若干いわゆる女学生の外見そのものに少しアレンジを加えて洋的要素が入った服装を着こなしており、さらには髪は紫色で、花の髪飾りをつけたセミロングの女性が現れた。

 

月夜「阿求、お前なんでここに?」

 

阿求「招待されたのよ。アナタと同じように。」

 

嶺賀「誰だよコイツ?」

 

月夜「稗田阿求。俺の知り合いでよく異世界事件のことで絡む事が多いんだ。」

 

阿求「二三回しかなかったでしょ?」

 

月夜「ちうるせぇな…てか招待って、お前が小説のネタを探したいから来たんじゃないのかよ?」

 

阿求「ま、招待はされたけど理由はそれもあるわね。」

 

月夜「それより……どういうことだ?異世界チームって……」

 

阿求「私が一兎や戦兎から貰った資料を見る限り(資料じゃなくて2人を本にしたら)……今まで様々なインフィニット・ストラトスの世界でアナタ達は色々と助けあっていたらしいじゃない…例えば、或兎達は女皇.netを翔夜達と共に…アナタはその助けられた或兎達と共に……そしてこの世界で…」

 

月夜「俺が嶺賀達を助けた……確かに、偶然過ぎるな?」

 

阿求「それに…アナタも何か事情がありそうね?」

 

嶺賀「咲希、悪いけど皆で屋台を見ててくれるか?俺は月夜とこの女に用がある。」

 

咲希「分かった。気をつけてね?」

 

咲希達5人は屋台を楽しむことになった。

 

嶺賀「話しやすい場所に向かおう。」

 

俺は月夜と阿求をカフェに連れて、なぜ楯無から全国IS祭の参加を了承したのかを話した。

 

阿求「殺人事件!?」

 

嶺賀&月夜「しっーーー!」

 

俺たちの発言に阿求は驚いてしまい、周りの客を困惑させた。しかし俺たちは彼女を黙らして、話の続きをした。

 

嶺賀「楯無が言うには10年前……当初全国IS祭の関係者であった『ログエルト・ハールグ』さんが、トイレの中で殺害された。凶器に使われたのはマジックナイフ……しかし全国IS祭の関係者という観点から、公安が表側で自殺と処理した。だが…」

 

阿求「犯人の目星が付かなくて……結局は迷宮入りしたってことね?」

 

月夜「詳しい話は聞いていないが、その時の委員会は?」

 

嶺賀「昨日徹夜で色々調べたけど、どうやら会長やその幹部は彼が殺されたとは知らなかったらしい。」

 

阿求「え?祭の関係者なのに?」

 

嶺賀「公安じゃない誰かが黙らせたんだ。可能性が高いのはその犯人……当初候補の1人として『幡ヶ谷凪子』さんが怪しまれたんだけど…」

 

月夜「なるほど……その時の彼女は渋谷にはいなかったってわけか。」

 

阿求「それで?どうするのかしら?この世界の探偵くん。」

 

嶺賀「もちろんこの事件を捜査しながら参加するつもりた…この件はアイツにも伝えなきゃならねぇな…」

 

月夜「アイツ……?」

 

嶺賀「あぁ……こっちの話だよ。」

 

阿求「さてと……んじゃ下準備しましょ?」

 

月夜「て言ったて、どうやって翔夜達を呼び出すんだ?」

 

すると阿求は懐から小さい本を取り出した。

 

月夜「スフィアゲートブック!?お前どっから持ってきたんだよ!?」

 

阿求「持ってきたんじゃなくて一兎と戦兎を本にして、そこに書かれた記憶に設計図が書いてあったから、それを見て作ったの。」

 

月夜「スフィア粒子とワンダーライドブックはどこで買ったんだよ。」

 

阿求「スフィア粒子は一兎に、ワンダーライドブックは戦兎から。」

 

月夜「(コイツ……戦えない癖に一兎さんと戦兎さんを怖がらせたな…今頃あの2人は…)」

 

一方…

 

一兎「おい戦兎〜…」

 

戦兎「同じこと考えてたのか?阿求の事だろ?」

 

一兎「『スフィアゲートブックを作るための素材くれなかったらアナタ達の恥ずかしいところを皆にバラしちゃうよ?」って言われたよな?」

 

戦兎「あぁ…最悪だな。」

 

そして俺達は……

 

陣平「おいゼロ……って、月夜と可愛い女の子連れてなにしてんだ?」

 

嶺賀「あぁ、これからメンバーを呼ぶんだよ。必要だろ?」

 

研二「けどよ?りーちゃん含めて全員ISを持ってきてないんだぜ?」

 

嶺賀「あぁ……分かってるよ?シャルと簪はサポート側に着くのも想定内だし。」

 

シャル「なら、何をするの?」

 

阿求「こうするのよ。」

 

スフィアゲートオープン!

 

阿求は小さいスフィアゲートを開いて、そこに手を突っ込み、次から次へと人を取り出してきた…取り出したのは6人。

 

翔夜「痛たた……(スフィアゲートがいきなり現れたから例の奴を持っててよかった…)」

 

輝夜「な、何よ…何が起きたのよ?」

 

華夜「新しいISを調整してていいところだったのに…」

 

或兎「響子、衣舞紀、大丈夫か?」

 

響子「私はなんとか…衣舞紀は?」

 

衣舞紀「私も大丈夫……って、何よここ?」

 

阿求「お目覚めかしら?」

 

或兎「阿求。それに月夜まで……って、なんで翔夜達もいるんだよ!」

 

翔夜「それはこっちのセリフだよ!」

 

月夜「事情は後で話す。まずは助けてほしい事があるんだ。」

 

嶺賀「(うわぁ……やっぱりスフィア天界のアイテムって俺の作るISよりオーバースペックだな…)」

 

翔夜「お、おう…」

 

嶺賀「とりあえず千冬先生にどう伝えようか…」

 

千冬「安心しろ封城。」

 

嶺賀「え?」

 

すると後ろから世界最強で怒らせたらこわーいちっふー先生が現れた。

 

千冬「今見た通りお前達も月夜と同じ存在だと理解した。委員会から助っ人できた大学生だと伝える。」

 

或兎「だ、大学生…」

 

千冬「しかし参加には10人必要だ…あと2人必要なのだが…」

 

翔夜「2人か…おい月夜、それって誰かを思い浮かんで手を突っ込めば色々な世界に介入できるんだよな?」

 

月夜「あぁ、それがどうした?」

 

翔夜「ちょっと貸してくれ。」

 

そう言って翔夜と呼ばれる人物はスフィアゲートブックを開いて手を突っ込み、ある男を取り出した。

 

刃「いてててててて!?なんだ!え?あれ?なんですかここ?俺死んだの?」

 

翔夜「バカ、死んでねぇよ。俺が引っ張って来たんだよ。」

 

刃「お、お前が?」

 

翔夜「彼は楠上刃だ。暴れ出すと止まらない奴だから、よろしく見てやってくれ。」

 

刃「おい、なんだよその言い方…」

 

千冬「あと1人か……困ったな。」

 

こうして俺達は異界のIS戦士を巻き込む羽目になったのであった。そして…

 

煉「シア、渡せたか?招待チケット。」

 

シア「えぇ、闇川月夜、常磐一兎、如月戦兎、暗闇光刃、稗田阿求と…」

 

煉「シャルロット・フォン・ブリュッヒャー……一葉達が誘われないのが残念だよ…」

 

シア「確か…このIS学園のスポンサーになったのって…」

 

煉「あぁ…マルヴァドさんから頼まれた依頼でな?この世界で謎の存在が動き出そうとしている…ソイツらを止めるためにな。とりあえず、みんなには楽しんで貰うことにするよ。月夜くんはIS学園のチームに入ったし。」

 

シア「そうね?」

 

煉「(さて封城嶺賀くん。君の推理力と技量、見させて貰うぜ?)」




次回

・開会式始まり!嶺賀「選手宣誓って誰がやるんすか?」
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