IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・第1戦!キャノンボールシティ!嶺賀、月夜が造った光刃のISに驚いてしまう。

 

月夜side

 

キャノンボールシティー前半、ブリュッヒャーが有楽町から駒込まで、アルラ、林檎、愛華と競い合っていた。その光景は観客達の言葉を黙らせるほどだった。

 

ブリュッヒャー「ほら!ほら!ほら!どうした生徒会長!」

 

林檎「何よアナタ!何者なのよ!」

 

ブリュッヒャー「ただの軍人ですが?」

 

月夜「(言っちゃったよコイツ…)」

 

するとブリュッヒャーは宙に浮いているガトリング砲のような物を回転させて、何かをしようとしていた。

 

月夜「あのガトリング砲…まさか!?」

 

ブリュッヒャー「コイツは痛いぞ!」

 

そう、ブリュッヒャーが使っていたのはZ-6ロータリー・ブラスター・キャノン…これを使って目の前にいるアルラ、林檎、愛華を煽っていくブリュッヒャー。この戦い方に俺と光刃は…

 

光刃『なぁ……シャルってあんな戦い方してたか?』

 

月夜「さぁ…┐(´-д-`)┌」

 

そのブラスターキャノンで煽られた3人は…

 

愛華「何よあのガトリング砲!普通じゃないでしょ!?」

 

月夜「(ははぁ…そりゃスターウォーズの武器だからな?)」

 

嶺賀「あのガトリング砲…なんで宙に浮いてるんだ?」

 

月夜「色々あるんだよ。気にすんな。」

 

ブリュッヒャーの使っているこのブラスター・キャノンは彼女のフォースを通じて独立稼働するように改造しているらしい。待機時は彼女の周囲を浮遊していたので、周りからは飾りかと思われていた。

 

ブリュッヒャー「火力はいいぞ。鉄の暴力は全てを解決してくれるからな。──尤も、軌道爆撃で何もかもを吹き飛ばした方が、早いっちゃ早いんだが?」

 

このブラスターキャノンは通常2基が量子格納されていて、必要に応じて展開されるらしい。

 

 

ブリュッヒャー「引き金を引くよりも、直接斬った方が早いと思うんだけどなぁ…」

 

アルラ「くっ…小賢しい…どうどうと剣で戦え!」

 

ブリュッヒャー「ほう、格闘戦がお好きか……なら手合わせてやるよ!」

 

アルラのIS、ラウンド・キャメロットのメインウェポン。選定の剣(カリバーン)の攻撃をライトセーバーで受け止めるブリュッヒャー。しかしその隙に生徒会長の2人は先に追い越そうとしていくが…

 

ブリュッヒャー「ちっ……こういうとき、月夜はこんなこと言ってたな?」

 

アルラ「?」

 

ブリュッヒャー「ちょっと擽ったいぞ!」

 

ブリュッヒャーは一か八かの戦術でアルラを浮かせ、そのまま2人に向かって投げた。

 

アルラ「うわあああああああああ!?投げるなっーーー!?」

 

赤沼「ええと…あれは反則なのでは?」

 

零覇「別に危害はなさそうなので、大丈夫です。」

 

青沼「うわでた。全国IS祭名物、ゴリ押し戦法。」

 

しかもアルラは次の中継地点までの駒込まで、吹き飛ばされてしまったのだ。一見、東北がリードしたかと思ったら…

 

菖奈「おい大丈夫か!」

 

アルラ「あ、あぁ……早く…って!?IS学園の次のランナーがいないぞ!?」

 

菖奈「なに!?」

 

愛華「里奈!先を越されたわ!早く!」

 

里奈「分かったわ!」

 

林檎「梓!御魂のお好み焼き!託したわよ!」

 

梓「お前まで何影響されてんや!はよ渡せ!」

 

菖奈「くっ……藤咲菖奈、出る!」

 

そしてブリュッヒャーの後を託された刃は…

 

刃side

 

やぁやぁ、楠上刃ですぞ?なんか訳分からん祭に招待されて、参加しちゃったんだけど…どうする?まぁいい。どーせなら楽しんで貰いましょうか?

 

てかそもそも、ISの学園があったの東京だけじゃなかったっけ?設立された場所は知らないけどさ?変だよね?

 

刃「たく……あとで嶺賀に聞いてみるか…」

 

菖奈「正に眠り姫だ!」

 

刃「は?」

 

なんか某ガンダムに出てくるキャラっぽいセリフが聞こえたんだけど?後ろ見てみるかって…あれぇ!?ヘリオス!?ISになったヘリオスがいるんだけどぉ!?

 

菖奈「よもやここで……男でありながらISを動かした君達……しかも異界の戦士に出会えようとは!乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」

 

しかもこの女グラハム・エーカーですか!?アホちゃいますか!?おっと、危ない危ない……関西IS学院のせいで似非関西人になるとこだった…って。

 

刃「お前誰だ!何者なんだ!あぁん!?お客さん!?」

 

そして観客席では…

 

翔夜「あぁ…」

 

輝夜「刃の奴。相変わらずの破天荒ぶりね。」

 

華夜「仕方ないよ……楠上くんの個性だもの。」

 

輝夜「そういえば、シャルはどうしたの?」

 

月夜「あぁ、アイツなら…」

 

月夜が指を指したモニターを3人が見ると、そこには既に炭酸飲料を飲んでご機嫌なシャルがいたのだ。

 

翔夜「ブランデー……じゃないんだ。」

 

月夜「そもそも高校生の大会だからな。ブリュッヒャーが酒を飲んだら恐ろしいことになる。それに……」

 

ブリュッヒャー「お?この炭酸、程々の甘さで美味しいな?なぁ、これいくらするんだ?せっかくだからブランデーと割りたいんだが……」

 

IS学園チーム「(;・∀・)」

 

月夜「俺らより歳が上だから仕方ないね。」

 

そんな翔夜達は放っておいて、レースに夢中になっていた俺はというと…

 

菖奈「はぁーー!」

 

刃「おぉう!?パルマフィオキーナ!?」

 

藤咲菖奈のIS、ヘリオスに大苦戦していた。キマリスヴィダールとはいえ、これ程の相手に大苦戦するのは初めてだ。流石は全国のIS生徒が集まる大会。いや祭。各地から来た生徒は只者ではない。

 

刃「ちっ……お前何者なんだ!」

 

菖奈「ほぉう……人に名を聞くとは面白い!」

 

刃「……」

 

菖奈「あえて言わせてもらおう…藤咲菖奈であると!」

 

刃「やっぱりグラハム・エーカーじゃねーーーかっーーーー!?」

 

しかしその後ろに着いてきたのは……

 

梓「はああああ!」

 

菖奈「なに!?うわぁ!?」

 

梓「私の黄昏を舐めたら痛い目見るで!」

 

菖奈「貴方……いつの間に!」

 

梓「ずっーと、お前さんの後ろをほっつき歩いてたんや!前にいるやつを観察するためになっ!」

 

俺はそう言われて後ろを振り向き、そしてまた前を向いた。えぇと…もしかして…

 

刃「俺ですか?」

 

梓&菖奈「お前だ!」

 

菖奈「お前以外に誰がいるんだ!」

 

梓「余計なボケせんでえぇ!私と勝負しろやっ!」

 

その女は菖奈を退けて俺に十文字槍で攻撃してきた。危ねぇじゃねーか!って、もっとヤバい奴が後ろにいるの忘れてた!

 

菖奈「2人とも巻き込んでなくなるがいい!ヘリオス・セクステットキャノン!人呼んで……菖奈スペシャル!」

 

背面の翼と両腕のフィン、そしてダブルサテライトキャノンとバラエーナ、パルマフィオキーナという、豪華な武器を6つの砲門から俺達に一斉攻撃してくるのかって……いや待って、サテライトキャノンが威力落ちてるの分かりますよ?でも…

 

刃「火力が出しすぎじゃありませんか?」

 

俺はそう言って久遠寺梓のお腹を持ってそのまま前を向きながらバックで後ろに下がっていった。てかこのお姉ちゃん胸がデカすぎじゃありませんか?さっきの生徒会長もそうだったけど…

 

菖奈「後退した!?部隊が相手であろうと一瞬で一網打尽にする菖奈スペシャルを避けきる奴がこの世にいるというのか!?」

 

刃「よそ見してると後ろでやられるぞ?」

 

菖奈「なに?」

 

すると後ろからケルディムのようなISが近づいてきた。それは確実に俺達に狙いを定めていた。

 

刃「ケルディム?」

 

梓「あの時はな…せやけど、見た目に騙されちゃダメやで?」

 

刃「え?」

 

里奈「ふっ、見せてあげる!ケルディムアームズの力を!」

 

あれアイツ上から何か呼んだ?ケルディムの改造したパーツか?それを身につけて何に……ってえぇーーーー!?

 

刃「ヘビーアームズ!?おい!どういうことだよ!」

 

梓「私に聞くなやっ!本人に聞けっ!」

 

里奈「驚いたでしょ?無理もないわ。ケルディムアームズはケルディムモードとアームズモードを切り替えて戦況に応じて戦えるのよ!」

 

刃「おいおいとんだチートじゃねーか。」

 

里奈「ここは私の距離よ!一斉射撃の雨を受けなさい!」

 

おいおい今度はなんだ?ヘビーアームズみたいにミサイルコンテナを開けて、そこから俺達にレーザーサイトを照準されて…

 

刃「やべぇ、あれはフルオープンアタックだぞ?」

 

梓「おい!さっきの技は使えないのか!」

 

菖奈「使うのに少し時間がかかる!待ってくれ!」

 

刃「待ってられるか!早くあのアニュー・リターナー似の女を早く倒してくれよ!」

 

やばいぞやばいぞ?あれは確実に撃とうとしている……ってあれ?顔が笑ってないぞ?笑ってるけど笑ってないよ?

 

里奈「ターゲット、ロック!」

 

アイツ!?ミサイルとか、ガトリング砲とか色々撃ってきやがった!

 

刃「ぎゃーーーぁっ!?逃げるそぉーーー!逃げるんだよォーーー!」

 

梓「あ!おい私を巻き込むなやっ…って!?運転荒すぎやろぉーーーー!?」

 

菖奈「あ!私を置いていくなっ!」

 

里奈「あっはははは!気持ちいいわ!やっぱり弾幕はサイコーね!」

 

くっ……アイツの動き…何とかしないと一般市民にも被害が出るぞ?何とかして止めねぇと……ってあれ?

 

刃「なんか変なのある…」

 

この右側にある『ロングダインスレイヴ』ってなんだ?まさか華夜の奴。スラスターを強化する時に何か付けたか?

 

刃「まぁいい!一か八かだ!使ってやるよ!華夜の武器!」

 

さぁ、どんなもんだこぉーーーい…って。なんじゃこりゃーーーー!?

 

まるで、ダインスレイヴがスナイパーライフルのように改造された武器だ。これはたまげた……

 

刃「おい!後ろ持ってろ!」

 

梓「はぁ!?何を言うとんねん!アイツに勝つ気なのか!?アホちゃうん!?」

 

刃「いいから黙って抑えてろ!」

 

そう言われて久遠寺梓はロングダインスレイヴの後ろを持って俺をサポートした。そして…

 

刃「これでフィニッシュだ!」

 

それをケルディムアームズに撃って劣勢させて、フルオープンアタックを出来ないようにしたのだ。その戦い方に梓は…

 

梓「(なんやアイツ…あれが男の戦い方なのかいな?)」

 

俺を見て頬を赤くしてしまったのだ。けどぜーんぜん気にしてなかった。てか、それよりそろそろ渋谷じゃねーか!光刃の奴は何をしてるんだ!?

 

そして渋谷では…

 

光刃「ふぅ……」

 

玲「梓の奴。まだ来とらんのか?」

 

連華「他人を気にしすぎたら負けるよ?」

 

玲「な!?お前なんやと!」

 

連華「ふっ…まぁいいよ?私が1位を取ってあげるから?」

 

ヒビキ「悪いけどそうはさせない。僕達が1位を取るよ?」

 

玲「いやウチらや!御魂のお好み焼きがかかっとるさかい!負けるなんて許さへ……」

 

聖剣ソードライバー!

 

「「え?」」

 

光刃「悪いが、キャノンボールシティーは俺達が頂く。」

 

ドラグーンマルドジャータ!

 

〜世界を統一する龍のISが現れし時、世界は英雄に守られる!〜

 

光刃はそのワンダーライドブックをドライバーに装填し、烈火を抜刀した。

 

烈火抜刀!ワイルドアメイジング!パワフルスピード!業火の轟龍が英雄の名を轟かす!ドラグーン!マルドジャータ!

 

〜我、英雄轟龍の名のもとに!〜

 

ヒビキ「な、なに?」

 

玲「り……立派なドラゴンや。」

 

連華「……」

 

3人とも光刃の新たな力に言葉を失ってしまった。そしてそこに梓を引っ張りながら走っていく刃と、その後ろから菖奈と里奈がやってきた。そして…

 

光刃「やっとお出ましか。」

 

刃「後は任せたぜ!光刃!」

 

刃から光刃にバトンタッチして先に進んだ。

 

菖奈「すまない。あとは頼む!」

 

ヒビキ「任せておけ。ゆっくり休むといい。」

 

里奈「後は頼んだわよ?」

 

連華「うん。任せて。」

 

梓「よ、よろしく頼むで?」

 

玲「お、おう?」

 

キャノンボールシティーの最後のランナーが渋谷を出発し、東京駅に向かって走るのであった…そして走り終えた3番目のランナー…

 

菖奈「いや負けてしまった…しかし男性の操縦者であれほどの手慣れがいるとは…」

 

里奈「(やはり麗菜の言ってた通りだわ。油断も隙もならないわね。IS学園。)」

 

刃「さぁて、早くアイツらのとこ戻って休憩して…」

 

刃が俺達の所に戻ろうとした瞬間、誰かが彼の足を掴んだのだ。

 

刃「え?」

 

誰かに掴まれた事を察した刃は下を見ると、そこには久遠寺梓がいたのだ。

 

菖奈「お、おいお前……」

 

梓「モウタ……」

 

刃「え?」

 

梓「惚れてもうたんや…奇跡なんや。」

 

里奈「アナタ何を言って…」

 

梓「楠上刃言うたな?……ウチ……お前と……付き合ってくれへんやろか?」

 

刃「え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 




次回

・恋する刃と暴れる刃。刃は新たな恋人ができ、光刃はレースで大暴れする。
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