IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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嶺賀「全国IS祭の最初の競技であるキャノンボールシティーを難なくクリアした闇川が喜ぶ間に、俺は葛葉と共にハールグさんが殺害された現場を検証していた。そして俺はナイフで刺されたのではなく、スナイパーライフルによる殺害。しかし謎は残ったままだった。一方、俺達の世界に予期せぬ人物が現れることを俺達は知らなかった。」


・クワトロ・ラビリンス前夜のパーティ 嶺賀達は宴を楽しむ。そして災害襲来。

 

一度、お互いの整理が追いつくまで、俺は一度、チームのところへ戻った。不可解な点が多くなった今回の事件。

 

嶺賀「ダメだ……何かとてつもない事が起きるのに考えが纏まらない。」

 

月夜「あのカラオケに行ってたのか?」

 

嶺賀「あぁ、殺害現場に空薬莢があった。恐らくナイフで殺されたんじゃなく、スナイパーライフルで殺されたんだ。使われたのはチャーターアームズのR7。」

 

月夜「確かに……けど、なんでナイフのような刺されあとがあったんだ?」

 

嶺賀「うーん……何かしらの方法で死んだ後の死体にナイフを刺したんだと思う……けど、どうやって刺したのかは…まだ考えが…」

 

すると向こうから或兎と響子やってきた。どうやらソワソワしているみたいだが……って衣舞紀はいないのか?

 

嶺賀「おい、衣舞紀はどうした?」

 

或兎「見せたい物があるって言って、俺達より先にパーティに向かったみたいだけど……」

 

すると周りの生徒が騒めき始めた。俺達は向こうの方角を見てみると、そこにはダンスドレスを着た衣舞紀がいた。

 

或兎「い、衣舞紀……?」

 

響子「ほぉ〜……ほい、行ってきなよ!」

 

響子は或兎の背中を押して衣舞紀の近くに吹き飛ばした。そして或兎と衣舞紀は手を繋ぎ、ダンスを踊り始めたのであった。

 

嶺賀「そういえばアイツら。付き合ってるのか?」

 

響子「衣舞紀は或兎に助けられるとデレデレだからね?」

 

月夜「……」

 

ブリュッヒャー「一葉がいなくて寂しいのか?」

 

月夜「ブリュッヒャー……あぁ、アイツが極寒の地にいるって聞いたから心配でよ。まぁ……一兎さんの娘だ。何とかなるだろうな?」

 

嶺賀「あっそ……てか、阿求は何してんだ?」

 

月夜「独自に事件を調べてるみたいだ。仮面ライダーとかに変身して戦えないから変な連中に巻き込まれなきゃいいけど…」

 

そんな阿求は独自にログエルト・ハールグを殺した犯人を探していた。

 

阿求「月夜から連絡が来て、犯人はナイフではなくスナイパーライフルで射殺……その後に何かしらの方法でナイフに後傷を付けた…か。何とも奇妙な殺人方法ね?」

 

すると彼女は何かを感じ取って後ろを振り向く。するとそこには帝国のTIEファイター・パイロットのスーツを改造した者達が彼女の前に現れた。しかも先程向いていた場所も塞がれてしまい、嵌められてしまった。

 

するとその帝国軍のような兵士は彼女に襲いかかってきた。

 

阿求「(もしかしてコイツら……嶺賀が言ってたカラオケで殺人を犯した奴の仲間!?)」

 

戦況が不利になった阿求は敵の黒い兵のうち3人を本にして、残りの連中を攻撃するように命じた。

 

阿求「んじゃ、コイツらを倒してちょうだい?」

 

阿求が本に指示を書いて元に戻したあと、その兵たちは仲間であるはずの兵士達を襲っていく。その隙に阿求は逃げ出したが、追手はまだいたのだった。しかも、ISを纏っていた。

 

阿求「(くっ……敵を本にして攻撃させるように書いて命じたけど……IS相手じゃ流石に無理が!)」

 

と阿求が絶体絶命な時だった。後ろからIS学園の制服を着た男が、彼女を襲った戦闘員に攻撃した。

 

雪兎「怪我はないか?お嬢さん?」

 

阿求「あ、アナタは…」

 

雪兎「たまたま通りすがった一般男性だよ。ここは俺に任せて逃げろ。」

 

白髪で青色の目をしており、IS学園の制服を着た男性が阿求を助けた。

 

阿求「なんだか知らないけど……ここは頼むわよ!」

 

阿求は見知らぬ男性に後を任せて、逃げるのであった。そして彼女の代わりに謎の黒アーマー集団を相手にする天野雪兎は…

 

雪兎「さて、お前達は何者だ?」

 

「「……」」

 

雪兎「喋らないってことは……倒していいってことだよなっ!」

 

彼は自身のIS『雪華』のパックの一つである【G:ガンナー】を装備し、ミサイルポッドや、アサルトライフル、ガトリングガンを彼女達に向かって一斉射撃した。すると今度は別のISを纏った新手が現れた。しかも纏っていたISは遠隔操作の機能が備わっていた。

 

雪兎「さしずめブルーティアーズの量産型か……なら!」

 

先程の銃火器重視のガンナーとは一見、ガンダムデスサイズとヴァルヴレイヴに出てくる革命機の6号機を彷彿とさせるパックに切り替えた。その名も【W:ウィザード】

 

雪兎「悪いが俺はこの世界の謎を調べたいんだ。手っ取り早く終わらせて貰う!グラスパービット!」

 

雪兎は遠隔操作武装の乗っ取って相手を無力化するグラスパービットならぬものを背面から取り出した。そのビットは彼女達の周囲を囲み、遠隔操作機能を乗っ取った。

 

雪兎「さぁ、全弾喰らえ!」

 

ウィザードに備わっているローブ状のミサイルコンテナを一斉発射し、ビットで囲んだ敵を一網打尽にしていった。

 

雪兎「後始末はこの世界の警察に任せるか。」

 

雪兎は雪華を解除して辺りを見渡した後に自身が着ているIS学園の制服を見ると…

 

雪兎「てか……これじゃあ、ここの世界の人に勘違いされるな……」

 

と言って雪兎が私服を取り出して数秒で着替えた。そして自身が倒した兵士達を見て…

 

雪兎「(見た感じスターウォーズに出てくるストームトルーパーみたいだ。けど、何故この世界に?)」

 

雪兎は様々な疑問を抱きながらも、その場から立ち去るのであった……

 

 




次回

・兎の皮を被った災害(ラビット・ディザスター)
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