IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:SXIYON

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ではどうぞ。


・一葉に待ち受けるものは…

 

嶺賀の世界での大気圏…セントラル075大隊と501大隊がこの地球を囲んでいる帝国の戦艦を撃墜するために奮闘していた。常磐三姉妹はインターセプターに乗って、相手の戦闘機に応戦していた。

 

冷雨「インヴィジブル・ハンドを囲んでいる戦闘機が邪魔で侵入できないわ!」

 

エーニャ「月夜がメンテナンスしてるインターセプター……操作しづらいわよ!」

 

一葉「エーニャ、文句言わないよ!私が1人であのデカブツに突っ込んでくる!」

 

冷雨「何を言ってるのよ一葉!無茶を言うのにも程があるでしょ!」

 

エーニャ「冷雨の言う通りよ!アナタの命さえも危機に陥るわよ!?」

 

一葉「私より……もっと無茶する奴はいるわよ?」

 

そう…私の父親、常磐一兎と私の彼氏…闇川月夜。この2人がこの地球にいるとすれば私以上に無茶をしているはず。

 

一葉「それじゃあ!ここは頼んだわよ!」

 

冷雨「あ!ちょっと一葉!」

 

私は冷雨の注告を無視してそのままインヴィシブル・ハンドのハンガーに突っ込んだ。そして辺りにいるストームトルーパーを次々と倒していった。私は急いでこの艦隊を指揮している指揮官を探していると……ある場所に辿り着いた。

 

一葉「ここは……」

 

嫌な予感が頭に響いた私は予め腰にジクウドライバーを装着した。そして頭上からある人物が現れた。

 

クレル「おやおやおや……私は闇川月夜を期待していたが……まさか神ジオウの娘が現れるとはな?」

 

一葉「ポング・クレル…」

 

ジェダイでありながら暗黒面の道に走り、クローン達を皆殺し……最終的にはクローンに処刑された人物だ。

 

スフィア・リムに転生したあとは真・帝国を率いて支配を目論んでいたが、戦力が衰退したあとに月夜に帝国の本部に見つけられてしまい、4つの内の2つの腕を、直せない程に切断された。

 

だが、あと1歩のところで彼を逃がしてしまったのだ。

 

クレル「私は闇川月夜に復讐するために……この世界にいる幡ヶ谷凪子と協力して新たな軍を作りだした!スフィア・リムを私のものにするのだ!」

 

そういったクレルは背中に繋がれたポンプを外し、切断された両腕にロボットアームを付け加え、赤いライトセーバーを起動した。

 

一葉「そんなこと……私がさせるわけないでしょ!」

 

アムスブレイク!

 

私はグランドジオウとは違った大型のライドウォッチを懐から取り出して起動し、それをRスロットに装填する。

 

一葉「変身…」

 

アムドタイム!ウェポン!スピリット!エレメンタル!仮面ライダージオウブレイク!アムスブレイク!

 

クレル「ふん。新しい力か。だが君の相手をするのは私だけではない。」

 

すると私の後ろからオレンジ色の髪をした女性が現れた。彼女は全身装甲を装備しており、それはまるでフレームアームズガールのようだった。

 

クレル「レディコマンダー・アマツ。私が凪子から貰ったシステムで作り上げた怪物と言おうか?」

 

一葉「卑怯じゃないかしら?」

 

クレル「ふ、どんな手を使っても私はこの領域を手に入れる!」

 

クレルが2本のダブルブレードライトセーバーで私に仕掛けたと同時にレディコマンダー・アマツも私に剣を振りかざそうとしたその時だった!

 

???「黒炎獄(ヘルフレア)!」

 

私に襲いかかろうとした2人に黒いドーム状の結界が貼られ、そこに黒い炎が現れ、焼き尽くそうとした。しかしそれは避けられてしまったが…

 

てか、何あの黒い炎……スフィア天界の技術じゃできない代物よ?

 

と私がそう思ったその時たった。

 

カルノ「1対2なんて……酷くないか?」

 

黒い髪をしたFateのアストルフォが部屋を出るゲートの前に立っていた。

 

一葉「アナタは!」

 

クレル「貴様……何者だ!」

 

カルノ「カルノ・ウロボロス。とある世界の町の盟主さ?」

 

一葉「どうしてここにいるの?」

 

私は彼の存在をスフィア天界の図書館にある本で知った。転生記録書の自然転生録にて、彼の名前があったのだ。

 

カルノ「時には知っちゃダメなこともあるんだぜ?お嬢さん。あのカエル野郎は任せてくれ。」

 

一葉「全く……期待外れにしないでよねっ!」

 

私はジカンギレードを取り出し、それを使ってアマツに迫っていくが、剣を振りかざした瞬間に避けられてしまった。

 

彼女のライトセーバーのような武器で私に反撃するが、私は逆にジカンギレードでその剣撃を防いでいく。

 

一葉「厄介ね……なら、これならどうかしら!」

 

アマゾンオメガ!

 

ディケイドライドウォッチにあるF.F.T.スロットに似た場所にアマゾンオメガライドウォッチを起動したあとに装填すると、両腕と胴体にアマゾンオメガに似た武装をした。

 

アムドタイム!アマゾンオメガ!アーム!

 

一葉「この力を見抜けるかしら!」

 

フィニッシュタイム!ウェポン!オメガ!

 

バイオレンス!ウェポンタイムブレイク!

 

前腕部のヒレ状カッター「アームカッター」を大型化させ、アマツの背中に装備されてあるウィングを斬り落とした。そしてすかさずアマゾンオメガから龍騎に切り替える。

 

龍騎!

 

一葉「今度はコイツ!」

 

アムドタイム!龍騎!ブラスト!

 

ドラグクローに似たぶそうを左腕に装備したあとに、そこから火炎放射を放ってアマツに苦戦を強いさせる。

 

フィニッシュタイム!エレメント!龍騎!

 

ファイナル!エレメントタイムブレイク!

 

ドラグーンエレメントと呼ばれる炎を模したドラグヘッダーをアマツに放ち、壁に激突させた私はウォッチを外して最後の必殺技を決める。

 

フィニッシュタイム!ウェポン!スピリット!エレメンタル!オールブレイク!

 

タイム!アムスブレイク!

 

宙に浮かんだついでにエネルギーを収束したあとに、そこから繰り出されるライダーキックをアマツに放ち、機能停止に追い込ませた。

 

クレル「このぉ……!スフィア天界風情がぁぁぁぁ!」

 

カルノ「暴食之王(ベルゼビュート)!」

 

クレルがフォースで周辺の建造物を破壊し、それをカルノにぶつけようとした。だが彼はそれを暴食之王(ベルゼビュート)で飲み込んでしまう。

 

クレル「な!?」

 

カルノ「悪いが決めさせて貰おうか?……神へ祈りを捧げ給う。我は望み、聖霊の御力を欲する。我が願い、聞き届け給え。万物よ尽きよ!」

 

カルノは急にその場から詠唱をし始めた。

 

カルノ「 霊子崩壊(ディスインティグレーション)!」

 

すると秒速か30万キロメートルぐらいだろうか?私の目でも追いつけない光が閃き、クレルに直撃しようとした。しかしあのカエル野郎はフォースでそれを防ごうとしたが……

 

クレル「そんな……馬鹿な!この私が負けるなどとぉーーーーー!!!」

 

それを防ぎれなかったクレルは、魂ごとその場で消滅していった……

 

一葉「うっ……(;´∀`)…うわぁ……」

 

カルノ「さてと……俺達も下にそろそろ向かおうぜ?」

 

一葉「え?」

 

カルノ「行くんだろ?この地球に。」

 

一葉「……冷雨、エーニャ、フォードー、準備が出来次第この地球に降下するわよ?」

 

冷雨『そろそろ頃合かなと思ったわよ?レックス達を助けましょ?』

 

エーニャ『待ってました!楽しいパーティの始まりよっ!』

 

フォードー『今からそこに迎えに行く。待っててくれ。』

 

一葉「了解。……ふぅ、これで良しね?それで?アナタはなんでこの世界に来たのかしら?」

 

カルノ「助けを求める声がしたからだ。嫌な予感がして来たと思ったら……こんな有様だよ。」

 

一葉「なるほどね……(月夜、今助けに行くからね?)」

 

 





という訳で『転生したらスライムだった件』の世界に転生した男はライダーの力を持って街を作ることにしたとさ。の主人公、カルノ・ウロボロスがまさかの終盤参戦です。

https://syosetu.org/novel/286179/

次回

・動き出す闇と真実



再現してほしいコナンの映画

  • から紅の恋歌
  • ゼロの執行人
  • 業火の向日葵
  • 緋色の弾丸
  • 紺青の拳

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