IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜 作:XIYON
ではどうぞ。
交換留学当日、俺たちは飛行機に乗ってラズベリア学園にある鹿児島県にやってきた。空港に着いた俺たちは荷物を持ち、迎えに来たバスに乗った。しかもこのバス…何だか豪勢である。
そんなことは放っておいて…咲希たち4人が話している間に俺はブレインに以前、一葉から情報をブレインに共有した。
ブレイン「なるほど…つまりお前が戦っていた代表候補生の偽者たちが知らない間に量産されていたと?」
嶺賀「あぁ、しかも不思議なことに俺が夏の合宿の時に戦っていた烈汝のクローンが無かったんだ。」
ブレイン「篠ノ之箒のことか…」
嶺賀「あぁ、妙だと思わないか?エンジェルパラダイスの戦いであれだけの戦力を持てるなら…」
ブレイン「きっとメザってヤツは誰かと……いや、何かの組織と契約していた…」
嶺賀「或いはソイツがその組織のメンバーだったりして…」
ブレイン「それは流石に考え過ぎじゃないか?」
嶺賀「そうだな…そうじゃなきゃいいんだけど…」
それから数分後…
嶺賀「(´-﹃-`)グゥーハァーグビグーグググ~...( ˘ω˘ )ンゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
ブレイン「う、うるせぇ…」
咲希「嶺賀くん!起きて!ラズベリア学園が見えてきたよ!」
嶺賀「う、うぅーん…」
咲希に起こされて目を覚める俺、バスの窓が開いており、そこに顔を出した俺はラズベリア学園の姿を目の当たりにする。
嶺賀「おぉ!」
その姿は海上施設そのもの。だが、あれで学校なのはちょっと矛盾している。なぜならあまりにも面積が広くないのだ。もう少し広くても良いのでは?
そんなこんなで俺たちを乗せたバスはラズベリア学園にあるバス停に停まった。そしてバスから降りた俺たちを出迎えてくれる奴がいると思って辺りを見渡すが…
杏「ねぇ?誰もいないけど…」
咲希「なんか寂しい…」
志歩「出迎えが遅れているだけなんじゃないか?」
そんなことを話してた瞬間。俺たちに声をかけようとした人物が現れた。
???「久しぶりだな!嶺賀!」
嶺賀「ん?この声は…」
???「よいこらせっと!」
コードギアスLOSTCOLORSのライの見た目をしており、髪色は白ではなく黒に染まっていた人物がラズベリア学園の建物の上に立っていた。そこから俺たちがいる場所へと飛び降りた。
そうコイツがこの学園の生徒、剣望進護。歌星麗菜の幼馴染み兼恋人だ。
嶺賀「剣護、わざわざ迎えに来てくれたのか?」
剣護「あぁ!お前たちが交換留学で来るって担任から聞いてな?もうワクワクが止まらなくなってきたんだぜ!」
麗菜「ちょっと剣護?嬉しい気持ちは分かるけど、今は歓迎するためにここに来たんでしょ?」
嶺賀「麗菜。」
麗菜「久しぶりね嶺賀?聞いたわよ?また随分と派手に戦ってきたらしいわね?」
嶺賀「そんな疑うような目で俺を見るなよ…ちょっくら世界を救っただけさ。」
するとそこに超身長の女性が現れた。
???「はーいみんな、ちゃんとしてちょうだい。IS学園からわざわざ留学にきた生徒たちが困惑してるでしょ?」
進護「あ、ブレイア先生。」
そんな俺達の前にポケモンのブライアに似た女性が現れた。
ブレイア「皆さんはじめまして。私はラズベリア学園のブレイアよ。アナタがIS学園の代表生徒で…」
嶺賀「風城嶺賀です。よろしくお願いします。」
ブレイア「さぁ、みんな。東京からの長旅で疲れたでしょう。お昼の時間だからランチにしましょう。歓迎会で豪勢な料理を用意しているわ。」
咲希「うわぁ〜♪嶺賀!豪勢な料理だって!」
嶺賀「はいはい。落ち着こうぜ咲希。」
そう言って俺たちはラズベリア学園の食堂にやってきた。するとそこにまたもや見覚えのある女性が2名いた。
嶺賀「アンタは…」
愛華「久しぶりね嶺賀くん。なんか以前より頼もしくなったかしら?」
嶺賀「そんなことないよ。でもまさか、愛華さんと里奈さんがいるとはね?」
紅薔薇 愛華 、九州地方IS統括連盟学校所属のIS装着者で後輩たちから慕われている生徒会長だ。趣味は茶道。それで集中することが好きらしい。
以前の全国IS祭で俺の強さに興味を抱いたのか、進護と麗菜に俺の観察を頼んたことがある人物だ。
福音事件で俺のISをこっそり収集しようとしてたらしい。
その隣にいるのは川城里奈。アニュー・リターナーの見た目をした女性で、以前の全国IS祭内の競技、キャノンボールシティーでシャルロット・フォン・ブリュッヒャー、そして楠上刃と対決した人物だ。
あとで愛華から聞いた話だが、彼女は裏では自他元に認める変態らしい。学校のロッカーの中からエロ本を見つけてはすぐにコレクトしており、生徒会長である愛華の頭を抱えているそうだ。
愛華が接近主体の戦いをするのに対して里奈は狙撃や射撃をなどを応用した技で対応する。その腕前は見事なものだ。
里奈「みんなで作ったの!遠慮せずに食べてね!」
咲希「ありがとうございます!」
俺たちは進護たちが作ったお手製の料理を食べて満喫したのであった。食事を終えたあとに俺はブレイア先生に近づいてあることを言う。
嶺賀「先生、ちょっとお願いしたいことが…」
ブレイア「ん?何かしら。」
嶺賀「もしよろしかったら空いているISの整備室をお借りしても大丈夫でしょうか?」
ブレイア「えぇ…構わないわ。確か…2階の整備室が空いているわね?進護くん、連れて行ってくれる?」
進護「おう先生。任せておけ。」
そうやって俺は進護の案内で2階にある整備室へとやってきた。ドックの1つへとやってきた俺はエンジェルパラダイスの時に使用したスペリオルホースを召喚する。
進護「お前また新しいのを作ったのかよ…しかもこれまたすごいISだな?」
嶺賀「スペリオルホース…ある大きな戦いで一度試したんだが、まだ未完成なんだ。」
進護「大きな戦い?」
嶺賀「あぁ…ちょっとしたな?ま、後で話すさ。」
一方、ラズベリア学園の外では…
ディアーチェ「がああああ!なんなんだこの世界はっーーー!」
カロリナ「ディアーチェ、うるさい。あの建物の警備兵が気づいちゃう。落ち着いて。」
雪兎「言っても無理だと思うぞ?(にしてもよくこんな海の上に建物を建てられるな?)」
ディアーチェ「落ち着いていられるか!マスターがスフィアなんちゃらって扉を開いたせいで変な場所に飛ばされた!おかげで身体が海水まみれだ!おいマスター!この世界はなんなんだ!建物が海の上で浮かんでいるぞ!」
雪兎「大声をだすなディアーチェ。夜だぞ。」
カロリナ「師匠、この世界って?」
雪兎「あぁ…前に話した封城嶺賀ってヤツの世界だ。まさかアイツと三度会うことになるとは…いや、この世界に来たのは2回目だな?」
ディアーチェ「うむ?ということはつまり…」
雪兎「あぁ…設定した場所にこれたってことだ。だが大型のスフィアゲートはもう使えない。」
カロリナ「というか…なんで異世界の見知らぬ機械の開発なんてしたの?」
雪兎「そりゃまぁ…万城の一件などもそうだったけど…嶺賀はなーんか特別なんだよなぁ…」
ディアーチェ「腐れ縁のようなものか?」
雪兎「いや違う。同じハイスペックなIS使いとしてライバルができたって思っただけさ。」
カロリナ「それで?これからどうするの?」
雪兎「様子を見る。あの建物が何者なのか…嶺賀が今どこで何をしているのかを観察する。ま、場合によっちゃ介入もするけどな?」
そう言った天野雪兎は海に飛び込み、クロールでラズベリア学園に向かうのであった…
ディアーチェ「また海に飛び込むのか!?勘弁してくれぇー!」
カロリナ「文句を言わないでいくよ。ディアーチェ。」
ディアーチェ「最悪だ…」
次回
・兎の皮を破った災害、三度顕る。