IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・敵が使うISの正体

「「有機物!?」」

 

雪兎「あぁ…コイツは特殊な素材で出来た装甲だ。簡単に言えば、スライムで出来た特別製だ。しかも…この世界で造られていない。」

 

嶺賀「全くの未知の素材…か。」

 

雪兎「そのダークネスシンジゲートとやらがフェデネスにその素材を渡したのなら納得がいく。ソイツらならやりかねない。」

 

するとそこに…

 

進護「おい嶺賀!麗菜を見なかったか?」

 

凄く焦った表情で進護がやってきた。それを見た俺は…

 

嶺賀「おい、何があったんだ?」

 

進護「麗菜に電話したんだが、全然と出てこなくて!」

 

嶺賀「最後に会ったのはいつだ!」

 

進護「昨日な夜だ!あの時、部活で疲れ果ててたみたいなんだが…」

 

そんなことを言っていたその時だった。先程ナヴィアが使っていたモニターがザラつき始め、ある場所が徐々に映し出される。そして…

 

???『ごきげんよう皆さん。』

 

「「!?」」

 

裁希「てめぇ…何者だ!」

 

レビヌガ『私の名前はレビヌガ。女尊男卑を掲げる組織『フェデネス』の当主とでも言おうかしら?』

 

零瑠「フェデネス!」

 

大牙「ちっ…既にあの時から侵入してたのか。」

 

刃「てめぇこの野郎!今すぐそこに行ってぶっ叩いてやる!」

 

レビヌガ『あら、礼儀がなっていないのね?……ルネーツ。』

 

ルネーツ『おいてめぇら!コイツがどうなってもいいのか!』

 

そう言ったルネーツが連れ出して来たのはなんとガムテープで口を抑えられた麗菜だった。

 

「「!?」」

 

進護「麗菜!?」

 

レビヌガ「サプライズは喜んでくれたかしら?」

 

進護「お前!俺の麗菜に何をした!」

 

レビヌガ『うっふふふ♪この地下に隠されているアビサルの封印を解くには歌の力が必要なのよ。だから歌姫としても活躍している彼女の力を借りることにしたのよ。』

 

大牙「封印だと?」

 

レビヌガ『さてと…ローノトス!』

 

ローノトス『おまかせくださいレビヌガ様、ポチッとな?』

 

ローノトスと呼ばれる人物が何かのスイッチを押した途端、いきなり地震が起き始めた。嫌な予感がした俺は急いで近くの窓を開ける。するとラズベリア学園の周辺に防衛システムのようなものが現れる。

 

エーニャ「な、なんじゃこりゃあぁああああああああああああぁぁぁ!?」

 

一葉「学園が一気に要塞に…」

 

嶺賀「いや要塞じゃない…これがラズベリア学園の本性なんだ。」

 

学園の周辺にはクロックワークマシナリーが大量に現れた。そして…

 

レビヌガ『2つ目のサプライズは喜んでくれたかしら?』

 

嶺賀「凄く嫌に感じたがな?」

 

レビヌガ『さぁ、この状況…アナタ達は止められるかしら?下層部で待っているわよ?ISを持つ者たち。』

 

と言ったレビヌガはモニターの通信を切った。

 

ブレイア「私は生徒の避難準備をしてくるわ。」

 

王牙「手伝おう。ヒルダ、カミラとヒノカにいつでも準備が出来るように伝えてくれ。」

 

ヒルダ「分かった!」

 

王牙「エルは俺と一緒に生徒の避難だ。」

 

エル「えぇ!」

 

進護「俺も行く!」

 

と進護も王牙に着いて行こうとしたその時だった。

 

大牙「待て進護くん。」

 

進護「ん?」

 

大牙「お前には少し特訓をして貰う。今のお前じゃ彼女を守れることは不可能だ。それにあのレビヌガとかヤツ、俺ほどには及ばないが、物凄い力を持っている。それを超えるためにお前を特訓させる。」

 

進護「ですけど、時間はあるんですか?」

 

大牙「安心しろ。特殊なフィールドで時間を防いでるから何とかなる。着いて来い。零瑠、お前もだ。」

 

零瑠「はぁ…分かったよ。」

 

大牙さんと零瑠さんは進護を連れて何処かへ向かって行った…

 

一葉「私はこのことをスフィア天界に報告してくる。何か助けが来てくれるといいけど…」

 

嶺賀「あぁ、頼むよ一葉。」

 

雪兎「エーニャ、みんなのISの整備がしたい。手伝ってくれるか?」

 

エーニャ「OK♪エーニャさんに任せなさい♪」

 

そして俺のところに近づいた龍也は…

 

龍也「嶺賀…どう思う?」

 

嶺賀「何か裏がありそうなんだ。奴らはこの学園の下層部にいる。思いもしない事態が起き始めようとしているかもな?」

 

一方!そんなラズベリア学園の近くでステルス状態で待機していたスターデストロイヤーがあった。

 

ブリュッヒャー「事前にやって来て正解だったな?」

 

ソーン「はい…しかし圧巻ですな…」

 

ブリュッヒャー「まさか学園自体が一つの要塞とは…ラズベリア学園は色々と謎が多い場所だったんだな?」

 

ソーン「コマンダーフォードはいつでも準備が出来ていると仰っております。どう致しますか?ブリュッヒャー総司令。」

 

ブリュッヒャー「生徒たちを救出する準備をしておけ。それと万が一クロックマシナリーとやらの鉄クズと戦える準備もしておけ。」

 

ソーン「イェッサー。」

 

その後、シャルロットは目を閉じて瞑想を始める。すると…

 

ブリュッヒャー「(フォースに異様な乱れを感じる…スフィア粒子の濃度が濃くなってるし、妙な感じだ…しかも変なヤツが近づいてくる…)」

 

そう思ったシャルロットはその場から立ち去ってブリッジを去ろうとする。

 

ソーン「ブリュッヒャー総司令、どちらに?」

 

ブリュッヒャー「なぁに…ちょっとした埃を見つけてさ?それを払いに行くだけだよ。ブリッジは任せるぞ。」

 

ソーン「分かりました。」

 

こうしてシャルロットはクルーザー内で感じたスフィア粒子の乱れを探ることにした。そして通路を歩きながらこう言い放った。

 

ブリュッヒャー「さてと…クルーザーに侵入したお友達はどこかな?」

 

そしてシャルロットが歩いていると目の前に怪しい人物がいた。どこからどう見てもスフィア天界の人間でもないことに気づいた彼女は黒いフードを被ったその人物に話しかける。

 

ブリュッヒャー「どういうつもりでクルーザーに入ったかは知らないが、ここは関係者以外は立ち入り禁止だぞ?」

 

???「これは失礼致しました。どうやら侵入には成功したものの、フォースを持った人物にはバレてしまいましたね?」

 

ブリュッヒャー「お前、何者だ?私から見るに…ダークネスシンジゲートでもフェデテスでもない人物だが?」

 

そう言い放ったブリュッヒャーの言葉を受けた黒いフードを被った人物に話かけた。

 

???「ごきげんよう。シャルロット・フォン・ブリュッヒャー。」

 

ブリュッヒャー「ほーう…私の名前を知っているとはな?」

 

???「それは勿論…スフィア・リムで知らない人はいませんからね…」

 

そう言い放った彼女はその黒いフードを全て外し、その正体を顕にした。その正体はなんと女性。しかも彼女はサイバーパンクのような戦闘スーツを着ていた。

 

ミスリア「おっと、自己紹介を忘れていました…私はミスリア、見ての通りただの兵士です。」

 

ブリュッヒャー「それにして上品すぎる。どっかの組織の幹部と見たな?」

 

ミスリア「あら…私の所属している組織に探り入れしようとしていますね?ですけど…」

 

ブリュッヒャー「?」

 

ミスリア「これ以上はやめてもらいますよ!」

 

ブリュッヒャー「!?」

 

そう言ったミスリアは懐から武器を取り出し、シャルロットに牙を向ける。しかもその手に持っていた武器は予想外のものだった。

 

ブリュッヒャー「トンファー型のライトセーバーだと!?」

 

ミスリア「ふっふふ!隙ができていますよ!シャルロット・フォン・ブリュッヒャー!」

 

ブリュッヒャー「(速い…!圧倒的にスピードが段違い過ぎる!)」

 

自身の持っている赤いライトセーバーでミスリアを対峙するシャルロットだったが、その洗礼された腕に少し焦りを覚えたシャルロットは彼女の正体を言う。

 

ブリュッヒャー「まさか!お前はシスか!」

 

ミスリア「いい答えですね!ですけど、大ハズレですよ!」

 

そう言った彼女はそのトンファー裁きで答えを外したシャルロットを追い詰める。

 

ブリュッヒャー「(確かに不正解だ…シスにしては例外を除けばライトセーバーの色は赤で統一されている。だがなんだこの違和感?オレンジ色のセーバーなんて、月夜から聞いた話だが、原作にはアソーカというドラマに出てくる闇へ堕ちたベイラン・スコールとシン・ハーティだけらしいが、彼女は何者だ?)」

 

そしてお互いに後ろへ下がったあと、2人は見つめ合う。

 

ミスリア「流石は軍人でありながらフォースも戦力の一つに過ぎないという思考…お見事です。」

 

ブリュッヒャー「戦って見て分かったが…確かにお前はジェダイでも、シスでもない。それにそのフォースのような力…若干だが、スフィア粒子を使った力にも見える。」

 

ミスリア「ふっふふ…よく見抜きましたね?その考察、賞賛に値します。」

 

ブリュッヒャー「貴様…一体何者だ?」

 

ミスリア「私は主様に忠誠を捧げる兵士…とでもいいましょうか?」

 

ブリュッヒャー「兵士だと?その分際でよくライトセーバーを造れるな?」

 

ミスリア「ふっふふ…私が使うこの力はスフィア粒子で造った魔力です。」

 

ブリュッヒャー「魔力だと?」

 

ミスリア「この魔力は普通に火や雷も放ったり出来ますが…こうやってフォースみたいに使えることも可能なのですよ!」

 

そう言った彼女はシャルロットに向かって近くにあった物資を投げつけた。それをライトセーバーで切り裂いた彼女は…

 

ブリュッヒャー「もう説明と御託はいい。お前のセーバーの腕前、見せて貰うぞ。」

 

そう言ったシャルロットはミスリアに急接近してミスリアを追い詰めるが、彼女は隙が無いどころか攻めどころがないことに対して苦戦を強いられる。

 

ブリュッヒャー「(トンファーだと舐めてはいたが……まさか間を潰して隙を無くしているとは…見せるどころか私の攻撃をドンドンと受け流している。)」

 

そう言ったシャルロットは一旦下がり、ある方法で戦おうとした。

 

ブリュッヒャー「ライトセーバーでできるか分からないが…スフィア天界の図書館で見たトリニティ戦術とやらを使ってみるか。」

 

トリニティ戦術、それは仮面ライダーアギト トリニティフォームが右手にフレイムセイバー、左腕にストームハルバードを持つように片方別々の武器での二刀流の戦術の一つだ。

 

以前からスフィア・リムに存在する戦術、剣術などに興味を持っていたシャルロットはその内のトリニティ戦術を赤いライトセーバーとライトセーバー・パイクで再現する。

 

そしてそれを見たミスリアは…

 

ミスリア「ほーう……面白い戦術で挑むのですね?ならこちらも容赦しませんよ!」

 

ブリュッヒャー「それはこちらのセリフでもある!」

 

シャルロットとミスリアはお互いの武器をぶつけ合い戦う。フォースと魔力、お互いの力がぶつかって反発し合うが、その強さはラズベリア学園にいた一葉も感じとっていた…

 

一葉「(今の感覚はシャルロット?アイツ、この世界に来てるの?てか、アイツはクルーザーのなかで誰と戦ってるのよ?)」

 

エーニャ「ガァアアアア……zzzz……」

 

一葉「コイツ…呑気に寝やがって。」

 

そしてシャルロットは…

 

ブリュッヒャー「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

ミスリア「その戦闘スタイル、かなり力を消耗するみたいですね?特に肩には凄い痛みを感じるじゃないかしら?」

 

長い武器ではないが、ライトセーバー・パイクを使って影響で両肩に負担がくるようになったシャルロット。その状況を見極めたミスリアは疲れて隙が出た彼女に急接近していく。

 

ミスリア「サヨナラですね!シャルロット・フォン・ブリュッヒャー!」

 

だが、シャルロットはそれでも怯まなかった。ライトセーバー・パイクの刃の1つを閉じ、二刀流に切り替え、ミスリアの攻撃を受け切る。

 

ミスリア「な!?」

 

ブリュッヒャー「悪いが、こっちは異世界の友人に任された仕事があるんだ。お前みたいな奴に構っている暇は……ないっ!」

 

シャルロットはそう言ってミスリアを権勢、そのまま前へと吹き飛ばしていった。しかし彼女はそのまま受け身をとって態勢を立て直す。そしてなんとトンファーライトセーバーを懐にしまい出し、シャルロットを見つめながらこう言い放った。

 

ミスリア「なかなかによい腕でしたよ?まぁ、データが取れたので暇潰し程度にはなりましたが…」

 

ブリュッヒャー「暇潰しだと?」

 

ミスリア「また会いましょうシャルロット・フォン・ブリュッヒャー。次に会う時は首を洗って待っていることですね?」

 

と言ったミスリアはその場から瞬時に去っていった…

 

ブリュッヒャー「はぁ……甘味とブランデーが食べたい…だが今は仕事中だ。終わったらスフィア天界で食うしかないな…」

 

そう言い放ったシャルロットはブリッジに戻る際にこう言った。

 

ブリュッヒャー「ミスリア…アイツは一体、何者なんだ?」

 




次回

・ラズベリア学園下層部攻略作戦
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