IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・世界の危機に抗う剣

裁希「さぁてと…」

 

一葉たちとは別のところで下層部の第2ゲートから嶺賀たちのところにある最深部へと向かう裁希。だが彼にはどうやら別の目的があるようだ。それは…

 

裁希「後ろに隠れてないで出てきたらどうだ?」

 

そう言った裁希の後ろに舞踏会にありそうな仮面で目を隠した灰色と青が混ざった髪色をしたツインテールの女性が現れた。

 

オブリビオニス「気づいていらしたのですね?」

 

裁希「このゲートを通る前に最初から気づいてたさ。ラズベリア学園を外からずっーと見てただろ?」

 

オブリビオニス「うっふふふ♪とんだ変態さんなんですね?私たちがここでずっーと待っていたのを見てたのを…」

 

裁希「もちろんさ。さてと…余興はここまでだ。何を企んでいる?」

 

そう言った裁希はオブリビオニスに向けてデストロイライザーを向ける。それと同時に彼女も黒い銃のデバイスを取り出し、裁希に銃口を向けた。

 

裁希「いいのか?このまま俺と戦えば他の奴らに知れ渡るぞ?」

 

オブリビオニス「あら?いつから戦うと仰いましたの?私は無駄な戦いはしたくありませんのよ?」

 

サーベラ!

 

そう言ったオブリビオニスはサーベラのカードを黒い銃に装填したあとにそれを真上へ突き出して射出、その銃口から霧が発生する。

 

オブリス シュートブレイク…!

 

裁希「くっ!?目眩しか!?」

 

そして放たれた煙が晴れたあとにオブリビオニスの姿は無かったが…

 

オブリビオニス「神導裁希…今日はまだ序の口の舞台。次回またよき人形の舞台をご用意いたしますわ。ごきげんよう。」

 

そしてその声が聞こえたあとに彼女の気配は消え去った。

 

裁希「オブリビオニス…アイツは一体…」

 

一方、ラズベリア学園の最深部では…

 

嶺賀「プロジェクトファウンデーション。」

 

ブレイア「アビサルの正体……と言った方がいいかな?」

 

雪兎「どういうことだ?」

 

ブレイア「私がまだ20代の時、RADAはある粒子に着目していた。スフィア粒子。」

 

「「!?」」

 

大牙「驚くこともない。ロイヤル様から聞いたが、嶺賀くんの世界では50年前、ある隕石がここに落下した。この隕石は罪人が行った愚業だったと言ってたな?」

 

ブレイア「流石は覇王……よくご存知だな?」

 

大牙「俺に知らないことはこの世にないからな?」

 

ブレイア「私がRADAの研究者時代、この世界にはスフィア粒子以外にももう一つ、特殊な粒子が存在していた。それが……プラフスキー粒子だよ。」

 

進護「プラフスキー粒子!」

 

麗菜「確か…刃の使っているISの!」

 

嶺賀「あぁ……プラモデルなどのの素材となっているプラスチックに反応する性質を持つ粒子だ。元はアリアンという異世界の国から伝わる宝石『アリスタ』が粒子化したものだ。だが何故この世界に?」

 

ブレイア「それは……私がアリアン出身だからだよ。」

 

「「えぇ!?」」

 

大牙「だろうな…んでアリスタを持ち込んでお前と組むなんて、アイツ以外何物でもない。」

 

純牙「だな……それにアイツはどんな手も使う。俺たちが知らないわけがない。」

 

すると…

 

プルプルプル♪

 

大牙「あ、電話だ。」

 

純牙「おい!こんな時に何してんだ大牙!」

 

大牙「悪い悪い…」

 

大牙はスマホを取り出してかけてきた相手を画面で見る。

 

大牙「零瑠?アイツ、もう戦い終わったのか…」

 

そうして大牙は電話をしてきた零瑠と会話を始める。

 

大牙「もしもし?零瑠、もう終わったのか?」

 

零瑠『終わった?何を言ってるんだお前…..』

 

大牙「は?」

 

突然、意味不明な言葉に頭を悩ませる大牙。それを見て純牙は『?』状態だった。

 

零理『は?』

 

『「・・・・・・」』

 

大牙「零瑠。お前いまどこにいる?」

 

零瑠『どこって......ハワイだけど?』

 

大牙「はぁ!?んじゃ俺たちと一緒にいたお前は誰なんだよ!?」

 

零瑠『それ、折紙の世界の俺じゃないか?それか、誰かが変装してるとか?』

 

大牙「またワケの分からねぇ事が起きてる。」

 

純牙「そりゃそうだろ。あそこにはアイツがいるんだし。」

 

大牙「アイツ?」

 

そしてロード・オブ・ワイズと戦っていた零瑠に変装した誰か…

 

零瑠(?)「随分と派手にやらかしてるわね…仕方ない。」

 

そう言った彼……曰く彼女は変身解除したあとに、その化けの皮を剥がす。そして現れたのはくノ一の女性だった。彼女はその姿を晒したあと、目にも止まらない速さでロード・オブ・ワイズたちを一撃で仕留めたのだった。

 

アヤメ「驚いた?まぁそうよね。誰にも分からないように変装してたもの。」

 

レイジングですらも完全再現したアヤメにまたもや宇宙猫状態になる大牙。

 

大牙「えぇ…」

 

純牙「^^」

 

大牙「(やはりあの零瑠偽物だったか…にしても色々と完璧に誤魔化せてる…)」

 

大牙が恐ろしい表情をしたあと、純牙は草加スマイルよろしくニヒルな笑みを見せつける。

 

嶺賀「純牙さんアンタ何者?」

 

純牙「聞くな。まだ明かす時じゃない。」

 

「「気になり過ぎる!」」

 

エーニャ「というか周りのモビルスーツを何とかしなくちゃ!ISじゃ太刀打ちできないよぉ!」

 

雪兎「相手がMS使ってきたなら俺も自分の機体出してもいいよね?」

 

そう言った雪兎は自分の機体らしきものを召喚しようとするが…

 

嶺賀「待った雪兎。」

 

雪兎「え?」

 

俺はそれをしようとしている彼に待ったをかけた。なぜなら…

 

嶺賀「一葉、エーニャ、大牙さん。ここは任せてもいいか?」

 

大牙「別に構わないが…外に行くのか?」

 

雪兎「おいお前…なに考えてるんだ?」

 

雪兎の発言を聞かずに嶺賀はスフィアゲートブックを取り出した。しかも雪兎が以前に見せつけたプレミアム仕様だ。

 

雪兎「お前…いつからプレミアム仕様のスフィアゲートブックを手に入れたんだよ?」

 

嶺賀「実力と経験さ。一葉、ここの敵は任せたぞ?」

 

一葉「て、敵?」

 

そんな言葉を言い残した嶺賀は雪兎と共にその場をスフィアゲートで立ち去った。それと同時に…

 

ブレイア「ふん。無駄なことを……やらせるわけにはいかない!」

 

そう言ったあとにブレイアはさっき開けた扉の中に入っていく。そして扉が閉まったと同時に運転席らしきところに立つ。そして両手両足をISの装備らしき物に装着する。

 

そして一葉たちの周りに現れたのはブラックナイトスコードルドラとブラックナイトスコードシヴァ、そして進護、麗菜の前に現れたのはブラックナイトスコードカルラが現れた。

 

進護「な、なんだこりゃ!?」

 

純牙「また随分と派手なモビルスーツが現れたな?」

 

エーニャ「おうおう…あれはあれは!」

 

一葉「なるほど……そういうことね?」

 

進護「そういう事って?」

 

一葉「アビサルの正体が分かったのよ…アビサルは普通のISじゃない。」

 

ブレイア「そう、アビサルはスフィア粒子とプラフスキー粒子を混合させてできたリバイト粒子を操るために開発された遠隔操縦を主とするIS!このISの素材でできた各種モビルスーツは遠隔操作能力を持ったリバイト粒子を使って洗脳した私の兵士だ!」

 

進護「なら、その兵器を俺がこの刀で砕いてやるよ!」

 

そう言った進護は刀身が赤く、柄が白い刀を取り出した。

 

一葉「あの刀は?」

 

大牙「天之村正、アイツのために作った専用の武器だ。」

 

エーニャ「おぉ、スゲェ…」

 

大牙「さぁ、見せてくれ剣望進護。お前が真に愛する誰かを救える、極限に輝く希望と言うのなら。今ここにその誓いと証を立てるがいいッ!

 

進護「是非もなし!」

 

一方、いきなり雪兎を連れてスフィアゲートを通って誰も見たことがない場所へとやってきた嶺賀。

 

雪兎「おい、いきなりこんなところに連れてきてどうしたんだよ?」

 

嶺賀「あの場所は進護たちのステージだ。邪魔したら悪いだろ?」

 

雪兎「そうだが、そんな理由でこんなところに連れて行く必要ないんじゃないか?」

 

嶺賀「あの大量のジン-Rとディン‐Rをどうやって倒すんだ?折紙たちだけだと大苦戦するだろ?」

 

そう言った嶺賀は移動式のコンテナの電気を付ける。そしてそのコンテナに積まれてたのは…

 

なんとミーティアだった。

 

雪兎「( ゚д゚)ポカーン…」

 

嶺賀「どうだ?驚いただろ?」

 

雪兎「み、え、は?み、ミーティア!?は!?お前いつの間にミーティアを造ってたんだよ!?」

 

嶺賀「こうなることが起きるかもしれないと思ってこっそり海中に隠して置いたんだよ。」

 

雪兎「だからフリーダムの武装を試すために俺を呼んだのかよ…」

 

嶺賀「今後起きるかもしれない戦いにも備えてるからな?ほら、ボサっとしてないでISを纏って乗った乗った!」

 

一方、空で大量に現れたモビルスーツたちの相手をしていた折紙たちは……

 

折紙「あぁん!もう!CRユニットに切り替えたとはいえ多すぎでしょ!」

 

幸太郎「シャルロット!大丈夫か?」

 

ブリュッヒャー『半分、軽めに損傷はしているがまだいける!だが、このまま続けば持つのも難しいだろうな?』

 

と、そんなことを思っていたその時だった。別の方向からフルバーストよろしく複数のビームが発射される。それに撃墜されていくジン-Rとディン‐Rたち。

 

折紙「な、なに!?」

 

ブリュッヒャー『な、何が起きたんだ?』

 

嶺賀「よう、待たせたな?」

 

折紙「あっ!この声は!」

 

嶺賀の声を聞いて折紙と城太郎は後ろを振り向き、ブリュッヒャーはブリッジの前を除くと、そこには新型のISを纏った嶺賀がミーティアを携えて現れたのだ。

 

折紙「嶺賀くん!?しかもそれって…ミーティア!?」

 

雪兎「嶺賀だけじゃないぞ?」

 

そう言って現れたのは雪兎だった。

 

折紙「ゆ、雪兎くんも!?」

 

雪兎「せっかくモビルスーツを使おうとしたのに…ミーティアを纏って向かおうとしたら嶺賀が『お前がこんな場所で自分の作ったモビルスーツを使ったら学園に被害が出るだろ。』って言ってたけどさぁ!ミーティア使うのも大概は被害出るよねぇ!」

 

嶺賀「( *´﹀`* )」

 

折紙「草加スマイル…」

 

そんなことを話していたら空から何かが降りてきた。デストロイヤーなみの戦艦が何機か現れ、嶺賀たちを攻撃する。

 

ブリュッヒャー『くっ!戦艦がこんなにあってはな!こっちも仕事を放っておいて来てやってるって言うのに!』

 

雪兎「マズイぞ!あんなに大量の戦艦が現れたら取り返しのつかないことに!」

 

嶺賀「問題ない。」

 

雪兎「はい?」

 

そう言った俺は腕の武装を取り外し、あるものを取り出す。そして…

 

嶺賀「折紙!これを使え!」

 

そう言った俺はあるISの待機状態であるブレスレットを折紙に向けて投げつける。そしてそれが光ったと同時に現れたのはなんとゼウスシルエットだった。

 

ゼウスシルエットは鳥のような形状で単独で飛行可能な単機形態から、脚部・胸部・背部への追加パーツ及び手持ち武装に分離する。そしてそれは仮面ライダーからCRユニットへと切り替えた折紙に装着される。

 

雪兎「お前…ゼウスシルエットも造ってたのかよ…」

 

嶺賀「(˶ᐢᴗᐢ˶)」

 

折紙「おぉ!これはこれでいける!さぁ、ぶっ飛ばすぞー♪」

 

雪兎「:( ;´꒳`;)」





【天之村正(進護)】

エクストリーム・セイバーズ・インプルーヴの武装の一つにして進護専用に造られた天之村正。刀身が赤く、柄が白い刀。


次回

・刃、龍也の総力戦!そして最深部では…
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