IS:黎牙物語 〜インフィニット・ストラトスの世界をオリジナルの機体で過ごす〜 作:XIYON
ではどうぞ。
ラズベリア学園での事件が終結した後、俺たちは避難所へ着いたあとにテロで傷をついた生徒たちの支援をしていた。
そしてひと段落した後、俺は1人ラズベリア学園の埠頭で夕焼けの海を眺めていた。
すると……
雪兎「1人でなに黄昏てるんだよ。」
嶺賀「雪兎か。」
雪兎「主犯のブレイアは?」
嶺賀「今は鹿児島の拘置所にいる。そのまま東京の刑務所に収監されるそうだ。」
雪兎「そうか。」
嶺賀「……」
雪兎「どうした嶺賀?」
嶺賀「いや…ブレイアは本当に女だったのかってさ。」
雪兎「何を言ってるんだお前?」
嶺賀「アイツ…トドメをさす前にあることを言っていた。『この世界……この宇宙は……戦火に包まれてる。世界は我々が制裁しなければならない。』ってな?」
雪兎「なに?」
嶺賀「ふぅ……ちょっと鹿児島拘置所に行ってくる。」
雪兎「おい。大丈夫なんだろうな?」
嶺賀「問題ないさ。それとアビサルなんだが、あの後はRADAで修復されてそのまま大牙さんに譲渡されることになった。」
雪兎「は?どういうことだ?」
嶺賀「学園を救ってくれたお礼だとよ。」
雪兎「アイツさほどと言って活躍したか?」
嶺賀「さぁな…」
ラズベリア学園を後にした俺は鹿児島拘置所へとやってきた。そして俺は彼女……いや、彼との面会をすることになる。
嶺賀「よう。」
ブレイア「アナタから会いに来るとは……嬉しいですよ。」
嶺賀「ブレイア。お前に聞きたいことがある。お前は……本当にラズベリア学園の教師なのか?……それにそもそも、女性なのか?」
ブレイア「ふっふふふふ……」
俺の前で不敵な笑い声をしたブレイア…それを近くで見ていた警官も怖がっていた。そしてソイツは手錠がかかったまま、その化けの皮を俺たちに見せつけた。
嶺賀「!?」
煌一「初めまして封城嶺賀…私はブレイア、またの名を……大和煌一といいます。」
嶺賀「大和……煌一。」
煌一「はい。歳も差程アナタと変わりませんよ?」
嶺賀「大和煌一、お前は何を考えている?」
煌一「考えてる?はっははは……私の目的はもう終わりましたよ?」
嶺賀「なに?」
煌一「嶺賀さん。これから先…今回と同じようなことが起こるとは思わないでください。私は……アナタ達とこれから先も……敵になるのですから…」
嶺賀「……」
ブレイア、大和煌一の正体を知った俺は鹿児島拘置所を去り、ラズベリア学園へと戻った…
そして…
進護「みんなありがとうな?」
麗菜「最後はなんか大変なことになっちゃったけど…色々と楽しかったわね?交換留学。」
嶺賀「あぁ。」
愛華「そういえば、アナタ達3人はどう帰るの?」
雪兎「この世界のIS学園に戻ってから元の世界へと帰る。他の世界の奴らは先に帰ったが、俺たちはまだちょっと物足りないのかずっといたくてな?」
刃「とか言って……本当はずっとこの世界にいたいんだろ?」
雪兎「うっせ、黙ってろ。」
里奈「あ、そうそう。分離された地下通路は回収されたけど…最深部の部屋は何故か…」
龍也「まさか…消えたのか?」
愛華「えぇ……何故かそれだけ回収されたのが不思議に思うのよねぇ…」
嶺賀「またどこかで会えるといいな?」
進護「あぁ。またな嶺賀。今度はやろうぜ?次の模倣戦は俺が勝ってやる。」
嶺賀「言ってろ!俺が勝つ!」
俺たちは進護たちと別れたあと、鹿児島から東京へと変えるのだった。一方!
東京刑務所…
???「2人にさせてくれ。」
大和「進展はありましたか?」
???「何人か候補が見つかった。ラズベリア学園のあの地下施設が消えた今…東京はもう前と同じ街ではない。」
大和「あぁ…そうだといいですね。」
???「進展と言えば…身体の具合は良さそうだな?」
大和「まぁ…波はありますが……それから?」
???「何人ぐらい集めたい?」
大和「人数は少なくていいです。必要な物は全て…東京のオズコープにある。」
オズコープ社内…
『入出を許可します。ミスターピアース。』
大和「最初の志願者は誰ですか?」
ピアース「ノチレフィネ・コティーネ、ロシア出身でIS学園のOG…現在は終身刑で服役中だ。この女は……もっとも熱心な志願者だ。」
大和「よし……まずは彼女からお願いします。」
ピアース「例の作戦はどうする?」
大和「その件はミスリアたちに任せればいいでしょう。常磐冷雨に執拗と固執する彼女と三つ巴の戦いになるのは確定ですからね…」
そしてIS学園…
雪兎「これからどうするんだ?」
嶺賀「とりあえず、アルティメットフリーダムのメンテナンスもしたい。あれはまだ改良の余地がある。」
龍也「俺が借りたISはどーすんだよ?」
嶺賀「改造してあるヤツにプレゼントする。」
刃「あるヤツ?」
嶺賀「教えねぇーよ。」
刃「ケチだな…」
雪兎「てか、あれだけの戦力を作って何を企もうとしているんだ?」
嶺賀「企むなんてそんなけったいな。ちゃんとスフィア・リムの脅威に対抗するために、色々と造ったのよ。」
雪兎「やり過ぎでスフィア天界に怒られないようにな?」
そう言った雪兎たちはスフィアゲートを使って元の世界へと帰るのだった。
嶺賀「ふぅ…」
咲希「元気ないね嶺賀くん。何か嫌なことあった?」
嶺賀「いや…どうも胸騒ぎがしてな?こんなに疲れるほど闘ったのに……また何か寒気がするような戦いが始まるような気がするんだ。俺たちの世界じゃない別の世界でな?」
杏「咲希〜!嶺賀〜!早く行かないと遅れるよー!」
咲希「ごめーん!んじゃ、いこ!」
嶺賀「あぁ!」
今回の一件でこの戦いは『ラズベリア学園テロ事件』と名付けられた。そしてこの戦いが後に起きる2つの事件の前触れに過ぎないことを俺は知らなかった…
ミスリア「報告は以上です。フェデネスは解体、アナタの予想通り何人かの犯罪者が大和の指揮下になりました。」
アトロステヴ「そうか。ご苦労だったなミスリア。」
ミスリア「私はもう少しシャルロット・フォン・ブリュッヒャーと戦いたかったのですけれどね…」
???「アナタは本当に戦闘狂ね。ミスリア。」
その言葉を聞いたミスリアが右側に視線を向ける。するとそこにその場で正座をしていた女性がいた。彼女は刃先がカイバーセーバー・クリスタル刃になっている刀を磨いていた。
ミスリア「獄櫻、また綺麗に磨いてますね?」
獄櫻「この刀は大事だからね?」
磨き終えたその刀のスイッチを入れ、刃先を発光させて試しに振り回す獄櫻。一通り振り終えた彼女はそれを鞘にしまった。
獄櫻「アトロステヴ様、この後の予定は?」
アトロステヴ「ファウンデーションの連中が何を企んでいるかを調べる。ミスリア、君はファウンデーションの目的を探れ。獄櫻、君はスフィア天界だ。監視していろ。」
ミスリア&獄櫻「はい。全ては夕焼けの光と正義の剣と共に…」
ミスリアと獄櫻はそれぞれ言われた通りの任務をこなす為にその場を去っていった。そしてアトロステヴは掌にあるオレンジ色のクリスタルを見つめる。
アトロステヴ「さぁ、この戦い…思う存分と楽しませてくれよ?常磐姉妹。」
数日後、ラズベリア学園のとある場所にて、荷物をまとめるサクラとそれを手伝うレテナの姿があった。
サクラ「さてと…」
レテナ「いくのね。バミューダ・トライアングルに…」
サクラ「ロザンナに頼まれたからには仕方がないことよ。」
レテナ「こっちの分署は任せてよ。アナタは思いっきりバミューダ・トライアングルで楽しんできて?ま、そこに行っても苦労は尽きないみたいだけど。」
サクラ「えぇ、そうね。」
そう言ったサクラは大量の荷物と共にスフィアゲートでバミューダ・トライアングルへと向かうのだった。
ラズベリア学園、終了です。コラボしてくれた方、ありがとうございました!
そしてコラボは別作品で続く…