ようこそ幻想郷へ
檀黎斗。それは、元幻夢コーポレーションのCEOであり、仮面ライダークロニクルというゲームを作った張本人。
一度パラドに殺されたが、復活し
そして黎斗の父親である檀正宗を倒し、仮面ライダークロニクルは無事に終わらせる事が出来たのであった。
この話は、仮面ライダークロニクルから終わった少し後の話である...。
「遂に完成したぞ...!」
ノートパソコンのエンターキーを押し、新しいガシャットを開発した黎斗。
「黎斗さんどんなガシャットを開発したんですか?」
小児科医の宝条永夢が気になりながら黎斗に尋ねる。
「気になるかァ?永夢ゥ...。これはリバイバルガシャット...!」
「リバイバルガシャット?」
首を傾げる永夢に構わず黎斗はリバイバルガシャットについて解説する。
「このガシャットはコンティニュー回数を増やす私専用のガシャットだ。」
「黎斗さんしか使えないんですか?」
「そうだ、このガシャットは私のライフを増やす為だけに使われる。起動するだけで私のライフが増えるのだ。やはり私は神ダァァァ!!!!!!ブハハハハハ!!!!!!」
高笑いする黎斗に永夢は呆れていた。
(本当にこの人変わらないな...。)
「では早速使ってみるとするかァ...!」
リバイバルガシャットを起動する黎斗。するとライフ95から96に増えた。
「凄い...、本当にライフが増えた...。」
「これで休まずガシャットの開発ができるぞ!!これこそが神の力だァァァ!!」
そうしてすぐさま黎斗は新しいガシャット開発に取り組んだ。
「ゲームクリエイターとしての熱意は熱いんだよな。この人。」
そう小さく言いながら永夢はCRを後にした。
その夜...
「よし...!この調子なら明日にでも完成するぞ...!」
夜になっても一人でガシャット開発に全力を尽くしていた。先程作ったリバイバルガシャットによってライフは減らずに済んでいる。
「このガシャットが完成すれば...!私の長年の夢が叶う...!」
すると突如、壁から謎の女性が現れる。
「誰だ!」
「あら、そこまで警戒しなくても大丈夫ですよ。」
現れたのは毛先を束にしてリボンを結んでいる金髪ロングの少女であった。
「私は
妖艶な笑みながらもどこか気味が悪い笑みであった。
「...!?なぜ私の名前を知っている...?」
黎斗は更に警戒し、ゲーマドライバーに手を伸ばす。
「それは先程言った通り、私は賢者です。貴方の事を調べようと思えばいくらでも調べれますよ。」
「そういえば、急に現れたりしたな。君が唯の人間ではない事は確かだ。」
「へぇ〜、意外と呑み込みが早いのですね?」
「ブハハハハ!!!!!!そうだろ!!!!!!なぜなら私は神だからだァァァ!!!!!!」
紫はそんな黎斗に構わず話を続ける。
「率直に言います。貴方を“幻想郷”に連れていきます。」
「嫌だと言ったら?」
「大丈夫です。問答無用で連れて行きますので♪」
ニコッと笑い、紫は黎斗の足元にスキマを作り穴に落とす。
「神に対してそんな事をしていいと思っているのかァァァ....!!!!!!」
そうして黎斗は叫びながら落ちていくのであった。
「檀黎斗。貴方はこの幻想郷に何をもたらすか。見させて貰うわ。」
スキマを作り、紫は消えていった。
.......
一方、黎斗は空から落下していた。
「あの謎の女は一体何なんだ...!?いや、それよりもこの状況を何とかせねば...!」
しかし余りにも落下速度が速い為、そんな考える暇もなく黎斗は地面に叩きつけられた。
「GAME OVER 」
ゲームオーバーという音声と共に黎斗は消滅したが...、
「フゥ!」
紫色の土管が現れ、黎斗は難なく復活した。
「残りライフ92...。奴め、私の貴重なライフをよくも!!」
そして辺りを見回す。中は森であり、出口が分からなぐらい入り組んでいる森であった。
「ここが紫という奴が言っていた幻想郷という場所なのか...?」
懐を確認するとゲーマードライバー、プロトマイティアクションXガシャットオリジン、デンジャラスゾンビガシャット、シャカリキスポーツガシャット。そしてさっきまで作っていたリバイバルガシャットが入っていた。
「なるほど...、持ち物は全部あるみたいだな。なら、まずはこの森を出なければ。」
そうして黎斗は森の中を歩き始めた。
リバイバルは日本語で復活や、蘇生という意味がある言葉です。