檀黎斗の幻想郷巡り   作:フェイさん

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危機迫る

幻想郷の空が真っ暗になる少し前の事...、黎斗はアジトに戻ってきてゴッドマキシマムマイティXガシャットと開発装置を回収しにきていた。

 

「よし、全部あるな。」

 

全て回収した黎斗はアジトから出る。その途端、急に空が真っ暗な闇に包まれた。

 

「何だ!?何が起きている!?」

 

空を見上げると青空から闇に染まっていく。空からは小さくて見えなかったが、人型の生物が落ちてきているのが見えた。

 

「これは...マズイ事になったかもしれないな...。急いで紅魔館に戻るとしよう。」

 

黎斗はワープして紅魔館へと戻って行った。紅魔館に着いた黎斗はい急いで中に入る。

 

「黎斗!アンタ無事だったのね。」

 

霊夢は駆け足で黎斗の元へと駆け寄る。

 

「あぁ、それより幻想郷の空が黒く染まっていたが...。もしかしてあの謎の結界のせいか?」

 

「恐らくね。早くこの異変を解決しないといけないわ。」

 

すると奥から声が聞こえてきた。

 

「なら私達も異変解決に協力するわ。」

 

その声の正体はレミリアであった。隣には咲夜もいる。

 

「ありがとう、レミリア。この異変は絶対1人じゃ解決できないわ。他にも仲間を集めないとこの異変は解決できない...。」

 

そして黎斗はある事を思い出す。それは空から降ってきた謎の人型の生物であった。

 

「そういえば、あの謎の闇が染まるとき謎の生物が沢山降ってきているのが見えた。」

 

「は!?それってかなりヤバいんじゃ!?」

 

今までの異変とはかなり異質な異変である。数多の異変を解決してきた霊夢でもこの様な異変に関わるのは初めてだった。

 

「もしかしたらこの幻想郷が消滅するかもしれんな。早急に手を打たないと手遅れになるぞ。」

 

「そうね。一刻も早く手を打たないと...!咲夜、レミリア、なるべく幻想郷のみんなに伝えてきて。」

 

「分かったわ。」

 

「任せて。」

 

そうして2人は急いで紅魔館から出て伝えに行った。

 

「黎斗。レミリア達が知らせ回っている間に私達は異変を解決するわよ。」

 

「あぁ、そうしよう。」

 

2人が紅魔館の外に出ようとした瞬間、紅魔館の大きな扉がぶっ飛ぶ。

 

「何だ!?」

 

煙が徐々に薄くなると3つの人影が見えた。

 

「あら、檀黎斗。ここにいたのね。」

 

その正体はリリ達少女三人衆であった。

 

「貴様らは...!」

 

黎斗はリリ達を睨みつける。

 

「アンタ、アイツらの事知ってるの?」

 

黎斗に尋ねる。

 

「あぁ、奴らが私に協力の交渉をしてきた。」

 

「は!?て事はアイツらが異変の主犯!?」

 

異変の主犯が今、目の前にいる。霊夢に怒りの感情が湧き上がる。

 

「ご名答よ、博麗の巫女。貴方達は私の計画を邪魔する危険因子だから早めに消しにきたわ。」

 

「アンタ達!一体何の為に幻想郷の空を黒く染めたの!?答えなさい!」

 

「それは...私達に勝ってからにしなさい!!アル!ルミ!2人を殺して差し上げなさい!!」

 

霊夢はお祓い棒を構えて黎斗はゲーマドライバーを装着する。

 

「アンタ達はこの私が倒す!」

 

「この前の借りをキッチリ返させてもらう!!今までの私とは思わない事だ!!」

 

そうしてゴッドマキシマムマイティXガシャットを手に持つ。

 

「今のお前達では神の才能を超えられないことを教えてやる...!」

 

ガシャットの起動スイッチを押す。

 

ゴッドマキシマムマイティ!エーックス!

 

「グレードビリオン...変身...!」

 

ガシャットをゲーマードライバーに装填してレバーを開く。

 

「ガッチャーン!フゥゥゥメェェェツゥゥゥ!」

 

最上級の神の才能!クロトダーン!クロトダーン!

 

ガシャットのゲンムの頭を叩き、

 

ゴッドマキシマームエーックス!

 

強化アーマーを装着してゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンに変身する。

 

「お前達に最高神の力を見せてやる...!」

 

「フッ、いくら強くなろうと貴様は私達には勝てない。ルミ、さっさと片付けるぞ。」

 

「えぇ〜?少し遊びたいんだけどな〜。まぁいいか。遊ぶ機会なら幾らでもあるし。」

 

そうして2人はニヤッと笑い、霊夢と黎斗に猛スピードで向かってくる。

 

「博麗の巫女!貴様の相手はこの私だ!」

 

「お兄さ〜ん!ルミと遊ぼうよ!」

 

アルは霊夢に、ルミは黎斗にそれぞれ向かって行く。

 

「来るわよ!」

 

「問題ない!最高神を侮るなァァああ!!!!!!」

 

霊夢と黎斗も走り出す。こうして2vs2のバトルが始まった。

 

「悪いけどお兄さんには死んでもらうよ〜!」

 

ルミは音速に近いスピードでゲンムに蹴りを入れるが、びくともしない。

 

「ちょ、お兄さん固すぎるよ〜!」

 

「私のレベルは10億だ!!そんな甘い攻撃で私を倒せると思うなァァァあああ!!!!」

 

ルミを掴んで投げ飛ばす。

 

「うわァァァああ!!!!!!」

 

「ルミ!!」

 

「いくら女だからと容赦はしないぞ!!」

 

ゲンムは走力を設定して光速に近いスピードでルミに迫る。

 

「早っ!!」

 

なんとか防御しようとルミは能力を発動する。

 

「スペルカード発動!!守符『シールドアーマー』!!」

 

防御用のスペルカードを発動して青色のバリアを展開し、ゲンムの攻撃を防ごうとする。

 

「そんなバリアで私の攻撃を防げると思うな!」

 

パンチ力を10万トンに設定し、巨大な拳で殴りつける。

 

ガハッッ...!?

 

バリアはあっさりと壊され、10万トンのパンチをくらう。

 

「だあ―――ははははははっはーはははは!今までの私だと思って舐めて掛かっていた様だが、今の私は神の力に等しい!君の様な普通の人間より少し強い人間では私には勝てないんだよ!!!!!」

 

そう言い、ルミの首を掴む。

 

「お前の様なクズが私に勝てると思ったか!?ゲームマスターの私に逆らった罰として地獄を見せてやる!!」

 

霊夢と戦っていたアルは標的をゲンムに変える。

 

「貴様ァァァアア!!ルミを離せぇぇええ!!!!!!」

 

「チッ、どいつもこいつも私の邪魔をするとは...不愉快だ...!」

 

ルミを投げ捨てた黎斗はガシャコンキースラッシャーを取り出してアルに向かっていく。

 

「君も削除させてもらうぞ!アルゥゥゥ!!!!!!」

 

2人の剣がぶつかり合う。

 

「「ハァァァ!!!!!!」」

 

その隙にリリはルミを抱え上げる。

 

「ルミ、しっかりして!」

 

「リリお姉ちゃん...。」

 

リリの命は今にも消えそうであった。

 

「ほう...あのパンチを受けてもまだ命があったか!」

 

ルミのしぶとさにゲンムは多少驚く。しかしゲンムはルミにトドメを刺さず、アルとの戦いに集中する。

 

「ルミ...貴方に私の力を分け与えるわ。これで貴方はアイツを倒せれるわ...!」

 

ルミの腹に手を当てる。すると赤い光がルミを包み、傷を癒していく。傷がみるみる癒えていったルミはやがて立ち上がる。

 

「お兄さん...!さっきはよくもやってくれたね...!!!!もう絶対に許さない!!!!」

 

さっきの無邪気な顔は消え、憤怒の顔でゲンムを見る。

 

「回復したから何だ!君ではこの最高神である私には勝てないんだよ!!」

 

しかし霊夢は嫌な予感がする。

 

(あのルミって奴の雰囲気がさっきとは全く違う...!もしかするとさっきよりも遥かに強くなったのかしら...!?)

 

この霊夢の嫌な予感が当たるとはまだ誰も知らない...。

 




いやー今回はいつもより長く書いたので疲れましたw
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