「見つけたぞ...。」
あれから走り回っていた貴利矢は黎斗を遂に見つけた。相変わらず黎斗はフッと笑い、貴利矢を見る。
「また来たのか、懲りない奴だ。」
「お前を倒すまで懲りる訳ないだろ。もう決着を付けようぜ。」
そうして貴利矢はガシャコンバグヴァイザーIIを取り出す。
「バグヴァイザーII?私は持ってないはずだが、どこで手に入れた?」
「まぁ、お前の知り合いからだよ。」
黎斗は察したのか、「ほう」と言う。そうして黎斗はゴッドマキシマムマイティXガシャットとアルティメットフメツガシャットを取り出す。
「ゴッドマキシマムマイティ!エーックス!」
「アルティメットフーメーツー!」
2つのガシャットをゲーマドライバーに装填して起動スイッチを押し、黎斗はフメツゲーマーに変身する。続いて貴利矢もバグヴァイザーIIをバグスターバックルⅡに装着する。
「ガッチャーン...」
「覚えてるか?クリスマスのあの日1度お前に敗れた。このガシャットでな。」
そうして取り出したのはプロトギリギリチャンバラガシャットであった。貴利矢はガシャットの起動スイッチを押す。
「ギリギリチャンバラ!」
「変身!」
ガシャットを手放すと宙に浮き、浮いたガシャットを回し蹴りでバグルドライバーⅡに自動装填し、横のボタンを押す。
「ガシャットォ!バグルアップ!」
「ギリ・ギリ・ギリ・ギリ!(ウォー!) チャンバラ~!(ウォー!)」
そうして貴利矢は仮面ライダーレーザーXに変身する。
「ん...?レーザーにしては妙だな...。何か別の力を感じる...。」
「まぁ俺にも分からんけど、この前の俺とは思うなよ!」
そうしてレーザーXは走り出し、片足で飛び蹴りをするがゲンムに手で防がれる。しかし、隙を突いたレーザーXがゲンムの横腹をもう片方の足で蹴る。不意を突かれた攻撃によってゲンムは少し後ろに下がる。
「今までのレーザーとは明らかに違うな。スピードもパワーも桁違いだ。」
「その割には余裕そうだな。」
両者は互いに睨み合う。
......
一方霊夢は紫に渡されたお札を幻想郷中にばら撒いていた。
「このお札...、何の効果があるか分からないけど紫があんなに必死になって言ってたんだからきっととても大切なものよね...。なら早くばら撒かないと!」
ひたすらお札をばら撒く霊夢であった。
......
「チッ...!ムテキゲーマーの様にダメージが入らねぇ...!」
レーザーXは完全無敵状態であるゲンムに苦戦する。
「おら来いよ。」
ゲンムは挑発する様に言いながらガシャコンキースラッシャーを手に持つ。レーザーXもガシャコンスパローを取り出して鎌モードにする。両者共走り、それぞれのガシャコンウェポンがぶつかり火花が出る。
「オラ!」
鎌でゲンムを押し出し、ゲンムを斬りつけるがやはりダメージは通らない。
「そんなのでは私を倒す事など出来ないぞ!!」
お返しと言わんばかりのゲンムのガシャコンキースラッシャーの斬撃ががレーザーXに命中し、レーザーXは転がる。
「クソ...!」
すると何処からか声が聞こえた。
「貴利矢さん!」
その声の正体は紫であった。レーザーXは空を飛んでいる紫の方を見る。
「紫さん!?こんな時に何の用だ!」
「余所見をするなぁぁぁ!!」
急にゲンムが殴り掛かるがレーザーXは後ろに回り込んで蹴りを入れる。
「そのガシャコンバグヴァイザーIIを外して下さい!今すぐ!」
「は!?」というレーザーXの驚きの声が出るが紫は話を続ける。
「説明は後です!とにかく今はそれを外してください!」
紫に言われた通りにレーザーXバグヴァイザーを外す。
「ガッチョーン...」
「何をする気かは知らんが、私がそれを見逃すと思うかぁぁああ!!!!」
再度ゲンムはレーザーX に攻撃を仕掛けようとするが、それはある人物に阻まれる。
「残念、貴利矢の邪魔はさせないわよ!」
霊夢がゲンムの攻撃を防いだ。鬱陶しく感じたゲンムはガシャコンキースラッシャーで薙ぎ払う。
「またか博麗霊夢ゥ!いつもいつも私の邪魔をしやがって!」
そうして霊夢とゲンムの戦いが始まる。
「おい!外したぞ!次はどうすればいいんだ!」
貴利矢が紫にどうすればいいかを尋ねると、紫は片腕を振り上げる。
「幻想郷よ!彼に力を貸したまえ!!」
すると幻想郷中に散らばったお札が一斉に飛び上がる。
「何だあれ!?」
レーザーXは飛び上がったお札を見る。お札は金色に光り、一斉に集まる。一斉に集まったお札はガシャコンバグヴァイザーIIに飛んでいき、お札はガシャコンバグヴァイザーに吸収された。
「お札がガシャコンバグヴァイザーIIの中に入った...。」
するとガシャコンバグヴァイザーIIは突然光だし、緑色から金色に変色した。
「やったわ!成功ね!」
喜ぶ紫。貴利矢は変わったバグヴァイザーIIをただじっと見つめるが、気を取り直してバグスターバックル IIに取り付ける。
「ガッチャーン!!」
そうして横のボタンを押す。
「バグルアップ!!」
「ギリ・ギリ・ギリ・ギリ!(ウォー!) チャンバラ~!(ウォー!)」
さっきのレーザーXとは違い体は全身金色に光っており、まるでムテキゲーマーのようであった。
「何だあれは!?」
姿が変わったレーザーXを見たゲンムは驚く。
「どうやら成功したようね!」
霊夢は一旦ゲンムから離れた。
「時間稼ぎは終わったわ!貴利矢、後は頼んだわよ!」
「あぁ任せとけ!」
光輝くレーザーX。それはまるで幻想郷に光をもたらす様な存在であった。
「何だその姿は!?」
「俺は...仮面ライダーレーザーレベルZだ!!」
2人は睨み合う。互いの信念の為に...。
はい、この小説限定のレーザーのフォームを登場させました。スペックや能力については書いてありますので是非読んで頂ければと思います。