五等分の花嫁と不良少年 助っ人にして最強?   作:野良猫h

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十五話 アドレス交換

 【透視点】

 

  

 

花火大会の次の日中野家マンションにて

AM6:00

 

 

透『ZZzzzん?ん? ここは?』

 

 

朝日で目を覚ました俺は、見知らぬ部屋のベットで寝ていた。天井をぼーっと眺め寝起きで、頭が回らず思考が停止する。とりあえず、ここがどこだか知る為に視線を部屋全体に向けるすると...

 

透『ここ、三玖の部屋じゃん? なんで俺は三玖の部屋もといい五つ子のマンションで寝ているんだ?』

 

 

以前の家庭教師の日、チヒロたちと戦闘になり負傷して、傷の手当を受けそのまま泊まったのを思い出しここが、三玖の部屋であることを認識する。ただ、なんで今回もこの部屋で寝かせれているのか、その記憶が曖昧になり昨夜まで、何をしていたか記憶を遡ってみると....

 

 

透『え~と?確か...。三玖がうちに来て給料渡しに来て、そのあと花火の誘い受けて...』

 

 

 

と記憶辿っていくと

 

 

透『上杉兄妹と途中で会い、祭りに行くのかと思えば、課題が終わってないから、終わらすために戻ってきて、その最中に俺は一旦抜けレイと戦闘して、戻りみんなと祭りの会場に向かい...。』

 

 

透『!三玖に告白されて、付き合うようになった//  夢じゃねよな?』

 

 

一番大切ことを思い出した

 

 

透『そのあとすぐに、チヒロとレイがやってきて、戦闘になって、なんとか退いてみんなのところに行ったんだっけ?』

 

 

そのあとの記憶ないってことはそこで気を失ったのだろう、三玖が..もといいあいつらが運んでくれたのだろう。

 

 

透『やれやれ、また世話をかけてしまったな..とりあえず起きるか..ん?』

 

身体を起こそうした時、腹に違和感を感じ視線をそちらに向ける、すると....。

 

 

三玖『すぅ〜すぅ〜』

 

 

透『え? 三玖? なんで....。』

 

 

なんと、三玖が腹の上で突っ伏して寝ていたのだ。安らかな寝息をたて規則正しい呼吸をしている。

 

 

透『(めちゃくちゃ可愛いな///俺の彼女は///)』じー。

 

 

ついつい、可愛い寝顔を心行くまで堪能してしまう。起きたら、恥ずかしそうな顔で『切腹!』って言われそうなので、黙っておく。

 

透『ずっと、傍にいてくれたんだね? ごめんね、いつも心配かけて..。』

 

 

心を締め付けられるのを覚えそれを誤魔化すために、彼女の頭に手を伸ばそうする

 

 

透『ん? 手までホールドされてる...。』

 

気が付けば手までぎゅっと握られていた。うん、動けませんハイ。

 

 

透『それにしても、昨日の戦闘は、情けねぇな。三玖を巻き込んじまうなんて..。』

 

昨日の戦闘を振り返る、殆どやられぱなしで、反撃の猶予もなかった。退けたのもたまたまだ、本当に運が良かっただけで、次は無いだろう。

 

透『戦うためだけに作られた殺戮兵器.....。俺は、結局壊す事しか出来ねぇのか? なら、 俺は、存在しねぇ方が良いのか?俺の存在意義って一体....。』

 

そう、ネガティブな思考に陥り自分の存在意義に疑問を感じていると突然、腹の方から『違うよ』とネガティブな思考を否定する様に強い意志が籠った声が聞こえた。俺は、声の方へ視線を向ける

 

 

透『み、く? 起きたの?』

 

 

三玖が、こちらを見上げいた。その瞳は、悲しみと怒りが入り混じった色をしていた。

 

 

三玖『..。違う。トールは兵器なんかじゃない。わ、私を守ってくれた。私の大切な人..。』

 

 

 

透『...。三玖。けど、俺は、人では無いことに変わりはないよ。見ていたでしょ?俺の姿....そして、あいつらも、戦争って言う汚い人間が、己の欲望を叶える為だけ創りだした兵器だよ』

 

 

三玖『そんなの知らない! 兵器のトールなんて、知らない!』

 

眼に涙を浮かべ、それは違うと必死で首を振う三玖

 

 

三玖『ヒック 何で? えゔ、そんな、こと、えゔ、言わないで、

 

 

なんでも、いい....。トールが人じゃなくても、 えゔ、 化け物でも、えゔ、兵器でも、なんでいい。

 

トールは、えゔ、 私の大好きな、えゔ、恋人だよ? 何処にも、ひっっく 行かないで....。』

 

俺の胸元に顔を沈め、啜り泣く三玖。

 

透『..。ごめんね。三玖。  そして、 ありがとう。 こんな俺を受け入れてくれて...。

 

 

俺も三玖が、大好きだから、何処にも、行かないよ。

 

 

三玖が、俺を拒絶しない限りずっと、一緒にいる。』

 

 

そう言い、空いている手で、彼女の頭を優しく、落ち着かせる様に撫でた。

 

 

三玖『そんなことない! トールを拒絶するなんて、絶対ない!』

 

がばっと沈んだ顔を上げる必死な思いで俺を繋ぎ止めてくれる三玖。

 

透『ありがとう。三玖。 大好きだよ』

 

撫でるのをやめその手を、彼女の顎に持っていき、くぃと持ち上げる。そして、そのまま、彼女の唇にキスをする。

 

透『ん、』

 

三玖『!!と、トール//////』

 

不意打ちを喰らい頬をこれでもかと赤く染め上げる。うん、泣いている顔よりこっちの照れている顔の方が好きだ。

 

透『したくなった。 だめ?』

 

三玖『う、ううん! わ、私も、///したいから...いいよ//』

 

 

透『そうれじゃ、遠慮なく...んぅ、』

 

三玖『ン、チュウ// 』

 

俺たちはまた、お互いを求める様に唇を交わした。

 

 

 

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【三玖視点】

 

 

 

数十分後

 

 

 

透『さてと、俺は一回家に帰るよ』

 

トールは、ベットから降りるとそんなことを言い出した。確かに、今日は平日でこのあと、登校しないといけない。トールは昨日そのままうちに、泊めた為、制服を持って来てないから、帰らないといけない。

 

透『顔洗いたいから、洗面所借りるね?』

 

トールは部屋を出て行こうとする。私は、咄嗟にトールのまだ、包帯で巻かれた背中に抱き付く。

 

三玖『行かないで....。』

 

透『三玖?』

 

 

つい、我儘を言ってしまった。トールを困らせたい訳じゃない。ただ本当に、昨日の戦闘を見て、怖くなってしまったのだ。トールが、人じゃないことは受け入れたけど、あんなに傷だらけになるのが怖くて、手を離したもう、戻ってこないじゃないか?と思う不安が胸を支配した。何処にも行って欲しくなくて、私の傍に居てほしい。小さな願いを汲み取ってくれたのか、トールは抱き着いた私の手を優しく解き、私の方に振り返り、抱き締めてくれた。

 

 

透『何処にもいかないよ? 三玖を残してなんて、しないよ。大丈夫』

 

 

三玖『..。本当? 本当に何処にもいかない?』

 

 

透『約束。  それじゃ、一緒に学校、行こう?』

 

三玖『うん!』

 

私たちはまた、キスをする。

 

透『それじゃ、早く着替えてきて?』

 

そう言ってトールは、ボロボロのパーカーを持ったまま部屋を出て行った。ドア越しで姉妹との会話が聞こえてくる。

 

 

 

一花『はよ~村上くん!?もう傷は大丈夫なの?』

 

二乃『おはよう 元気そうじゃない?』

 

 

四葉『おはようございます! 村上さん!! 元気なられて良かったです!!』

 

 

五月『村上君 おはようございます。もうお怪我は良いですか?』

 

 

透『おはようさん あぁ、お陰様で痛みは取れたから傷も治ったと思う。 悪いな、また迷惑かけた...。』

 

 

一花『ううん! 三玖を...妹を守ってくれたんだもん!これくらいどってことないよ!』

 

 

透『守ったなんて..。大層なこと..俺が勝手に暴れて、勝手に怪我して、三玖を巻き込んで..このザマさ』

 

 

四葉『それでも、三玖を..姉を守ってくれたのは変わらないです! だから、ありがとうございました!』

 

 

五月『そうです!だから、そんなに気を落とさないでください村上君  姉を守ってくれありがとうございました。』

 

 

二乃『私からもお礼を言うわ。三玖を..妹を守ってくれてありがとう』

 

 

透『..。ん、どういたしまして』

 

姉妹からお礼を言われるトールの声が聞こえてきた。トール自身は、やっぱり私を巻き込んだことを気にしてるけど、それでも、私はトールのことをもっと知れたからよかったと思ってる。そうこうしてる間に、制服に着替えて準備して、私たちは、トールのバイクでトールのマンションに向かうのだった。 

 

 

 

 

 

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トールのマンションに戻り、制服に着替えたトールと学校まで2人で歩いていると、向こうからフータローと一花が一緒になって歩いてきた。

 

 

三玖『あ、フータローおはよ。 一花どうしたの?フータローと一緒なんて珍しい?』

 

 

一花『!み、三玖..村上くんと一緒に来ていたんだね?』

 

 

透『よ~お? さっきぶりじゃん?一花 それとおはようさん上杉  昨日はお前にも迷惑かけたな』

 

 

風太郎『おはよう..三玖に村上 怪我はもういいのか?』

 

透『あぁ、お陰様でな回復早いからなぁ』

 

 

そんな感じで、私たちは、一緒に向かうのだった。そんな中、フータローと一緒に前を歩いている一花がこっちを振り向きトールに...。

 

一花『ねぇ?村上くん しよう?』

 

 

片目を瞑りスマホ取り出す一花。

 

 

透『あ"ぁ? なに?くれるの? ありがとう』

 

 

一花『あ、あげないからね!? メアド交換!?さっきフータローくんにもやられたよ!?』

 

 

透『あっそ』

 

 

興味なさげに返すトール。けどトールは、スマホに付いてあるキーホルダーをみてニヤリと少し意地悪そうに笑った。

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

四葉『アドレス交換! 大賛成です!』

 

 

現在は放課後の図書室。フータローによばれ、私やトール、一花に四葉が来ていた。大賛成なものの現状は...。

 

 

 

四葉『その前にこれ終わらせちゃいますね!」

 

 

風太郎『一応聞くが何やってんだ?』

 

 

四葉『千羽鶴です!!友達の友達が入院したらしくて!』

 

風太郎『勉強しろ!!!』

 

 

透『友達の友達って...なにそれ?他人じゃん..?』

 

四葉『困っている人はほっとけません!』

 

 

透『知らない人からだと迷惑じゃねえ?』

 

トールのツッコミも虚しくスルーする四葉

 

風太郎『半分寄越せ!終わったら勉強するぞ!』

 

 

透『お前までやるかい...』

 

 

三玖『忘れないうちにやっちゃおう? 特に四葉』

 

四葉『忘れないよ〜』

 

そう言って、メアド交換をするみんな

 

 

透=一花と四葉のメアドゲット

 

風太郎=三玖と四葉のメアドゲット

 

一花『ありがとう♫村上くん』

ピロ!

 

メアドを交換してすぐに、トールとフータローのスマホが同時に鳴る

 

透、風太郎『『?』』

 

透『....。』ニヤリ

 

風太郎『!?』

 

相反する2人の表情。何か良いことがあったのかニヤリと笑うトールにたいして、何かに動揺してる風太郎。そして、2人同時に立ち上がり

 

透、風『『2人のメアドもゲットするか!』』

 

 

 

四葉『ニ乃と五月なら食堂にいるはずですよ!』

 

透『んじゃ、行ってくるわ』

 

トールが歩き出し私も続く少し遅れて、フータローと四葉も続いて食堂に向かった。

 

 

 

 

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【透視点】

 

 

ニ乃『お断りよ お、こ、と、わ、り、!誰がアンタらなんかに....。』

 

 

 

五月『確かに、私たちにはあなた方のアドレスを訊くメリットがありません』

 

 

風太郎『ぐぐぐぐ!』

 

 

透『ふ~ん? ま、別にいいけど、あ! 五月 こいつと交換しようぜ?』

 

 

開口一番に真っ先否定の言葉が出てきたが、そんなのこっちはどうでもいい、取り合えず取引の餌は用意済みだ。制服のポケットから肉まんのタダ券を取り出し五月に渡すと、目の色変えて飛びついてきた。

 

五月『こ、これは! コンビニの特製肉まんのタダ券!?しかも三枚!! ...。村上君。あなた神ですか?これが私のアドレスです!!』

 

 

案の定いとも簡単に手のひら返しをする五月。うん、チョロい。

 

風太郎『今なら俺のアドレスに加えてらいはのアドレスもセットでお値段据え置きお買い得だ!』

 

すげー商売根性ある店主のノリで進めてくる上杉。

 

 

五月『背に腹は代えられません...。』

 

 

二乃『身内を売るなんて卑怯よ!アンタも物なに、釣ってんのよ!?』

 

 

透『別に釣ってはねぇよ? 昨日の詫びだし』

 

 

ニ乃『詫びって...。』

 

 

透『んな訳で、ニ乃。右手出せ』

 

ニ乃『は?、なんでよ?』

 

透『いいから、出せ』

 

ニ乃『わ、わったわよ...。』

 

 

渋々右手を出すニ乃の手をそっと掴み包み込む、すると淡い光が一瞬現れ、消える。手を離すとそこには...。

 

ニ乃『?...。ウサギの髪留め?』

 

透『そう、それが詫び』

 

三玖『...。』

 

ニ乃の手の中にあったのはシルバーで出来たウサギの髪留めだった。

 

透『んじゃ、俺はいくわ』

 

踵を返し食堂を出て行こうとすると、制服の袖を掴まれ振り返ると...。

 

 

ニ乃『ちょ、ちょっと!聞かないの!』

 

透『別に無理に聞こうとはしねぇよ?あんたがその気がないならそれだけの話しだし』

 

ニ乃『....。分かったわ。スマホ出しなさい。』

 

 

透『ん。サンキュー』

 

透=ニ乃のアドレスゲット! 

 

 

透『んじゃ、今度こそ、俺行くわ?』

 

風太郎『え!?俺はどうすんだよ!?』

 

透『頭下げるなり、誠意をみせるなり、それ相応の態度を取ったら?お前が思ってる程、この子は悪い子じゃねぞ? 大方、俺らや、不特定多数の奴らから、姉妹を守るために、わざと自分にだけ悪意を向けられる様にしてんだろう?全く、とんだ損な役まわりと言うか、何というか、滅茶苦茶良い子ちゃんだぜ?労ってやんな』

 

ニ乃の肩にポンと手を置く

 

ニ乃『な!/////』

 

 

透『んじゃ、今度こそ俺たち行くわ? 三玖行こう』

 

三玖『….。』

 

透「っ三玖?』

 

三玖『っ!な、何?トール?』

 

透『行こう?一花が待ってるぜ?』

 

三玖『う、うんそうだね』

 

ニ乃『///み、三玖!アンタも行くの?』

 

三玖『うん。トールの監視役。一花に頼まれたから』

 

 

今度こそ、食堂を後にする。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

一花に指定された教室に向かってる中、廊下を2人並んで歩いているとふと、隣から視線を感じそっちに向けてみると...。

 

三玖『むぅ〜』

 

頬膨らまし、こっちを睨んでいる三玖さんがいた。うん。滅茶苦茶可愛い!

 

透『ど、とうしたの?三玖さん...。』

 

三玖『別に〜むぅ〜』

 

何やらご機嫌斜めの様です。ハイ。ヤバいです。ハイ。愛想尽かされたか?冷や汗タラタラです。ハイ。(|||_|||)ガビーン

 

透『み、三玖さ〜ん?』

 

三玖『むぅ〜』

 

三玖『...。さっきニ乃に髪留めあげたでしょ? それでね? その後、ニ乃のこと褒めたでしょ?……。

 

ニ乃嬉しそうな顔してた。それで、何だか、胸の奥がモヤモヤして、なんか、嫌だったの…..。』

 

二乃とのやりとりで、妬きもちを焼かせてしまったようだ。

 

透『....。』

 

透『三玖。こっち向いて?』

 

三玖『ん、何?トール??』

 

唇を尖らせて、振り向く三玖。俺は、一瞬だけ周りに視線をむけ、人が居ないことを確認すると、少し強引に彼女を抱き寄せ、可愛く尖った唇にキスをする。不意打ちで、真っ赤になる三玖。

 

三玖『!と、トール!?///////』

 

透『….。ごめんね?妬きもち焼かせて』

 

こっちに抱きよせ、不安を感じた三玖に、その不安を取り除く様にと抱き締める。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

数分後

 

 

透『落ち着いた?』

 

三玖『う、うん//』

 

三玖が落ち着くのを待ち、俺たちは一花が待っている教室に向かった。

 

 

 

一花『やぁ!待ってたよ村上くん』

 

 

一花が待っている教室に着くと、既に居て俺たちを出迎えてくれた。

 

透『ミッションコンプリートだ』

 

 

俺は自分のスマホを一花に差し出す。

 

 

一花『うん! 確かに、ニ乃と五月ちゃんのアドレスあるね、じゃ、約束通り私の秘密話すね?』

 

と、一花が隠している秘密を話す。なぜ昨日途中から服装が、浴衣から私服に変わっていた経緯を語る。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

  【一花視点】

 

 

時間を少し戻して、教室で私たち、私、三玖、四葉、フータローくん、村上くんで、アドレス交換し終わった後、私はフータローくんと村上くんにメッセージと、とある写真を2人送った。それは...

【【2人の寝顔である!!】】

 

 

フータローくんには、効き目があったみたいたけど、村上くんには、今一つ何の効果も示さなかったし。しかも、メッセージを送った直後にメッセージが返ってきたし、流石に『はや!』って思ったよ。

 

因みに、村上くんに送った内容が....。

 

 

 

『この写真を他の姉妹にばら撒かれたくなくれば、三玖と一緒に、ニ乃と五月ちゃんのアドレスをゲットすること、ゲット出来らお姉さんの秘密教えるね? 』って送ったのだけど...。

 

返ってきた内容が、『三玖とのツーショット無いの?』と言った返事だった。なんか、全然効果無いと言うか、興味が無いと言うかの反応だったので、『あるよー』を送ったら直ぐに『寄越せ』と返事が来たので、三玖に膝枕されて、寝ている村上くんの写真を送ることにした。彼が、勢いよく、立ち上がり2人のアドレスを聞きに出て行った。うん。彼って三玖が関係してないと、全然動いてくれない。扱い安いしだか、難いだか、分かりづらい。

 

 

数十分後

 

 

 

三玖と一緒に戻ってきた村上くんを出迎え、昨日なぜ、私が途中から私服になっていたの経緯話した。昨日の村上くんは合流したときには、傷だらけで三玖に介抱されていたから、話せる状態じゃなかったし、それに公園を出た時には意識無くしてたから、なおさら 話すタイミングがなかった。

 

 

 

私が、駆け出しの女優で最近やっと名前のある役をやらせてもらえたこと、昨日は結構大きい映画の役をかけた大事なオーディションがあり、そのため途中から姿消していたことを話した。

 

 

 

 

透『ふ~ん?そう』

 

 

 

返ってきた言葉がそれだった。コメント少なすぎる

 

 

一花『え!それだけ?』

 

 

透『うん、それだけ』

 

 

一花『もっとましな感想とかない!?さすがにお姉さん悲しいよ』

 

 

透『ってもよぉ?三玖が女優っていったら、驚いて地の果てまで飛びはねちまうし、365日24時間年中無休喜んでボディーガードでもなんでも、やるけど あんたじゃね....ぶっちゃけ興味ない』

 

 

一花『し、辛辣だね..あと露骨すぎない??』

 

 

三玖『わ、私は、演技得意じゃないけど...。ボ、ボディーガードはすごく嬉しい!/////』

 

 

頬を赤く染め上げる三玖。私は、村上くんが三玖しか見てないことを改めて思い知らされる。私たち姉妹は、これまでの人生幾度も、間違えられてきた。誰一人とも私たちを見分けられないと、ずっと思っていた。だけど一人だけ例外が突如現れた。彼は、私たちには、一切目もくれず、私たちの中から三玖だけを見つけ出し、三玖だけに優しくする。はっきり言って贔屓である。ただ、それすらも面白く思える程に、彼の行動が言葉が、三玖だけに向けられていた。三玖も三玖で、そんな彼にぞっこんで、一緒にいるのが当たり前と思える程だった。

 

 

 

一花『(私も、いつかフータローくんと...。)』

 

 

フータローくんが、私のことをどう思っているか分からない。恐らくなにの思ってない可能性が高い。それに、村上くんの存在が、私たち姉妹の関係をバラバラにしてしまう、そんな予感があった。

 

 

一花『(私たち5人がバラバラに...。)』

 

 

思考にふけってると

 

 

三玖『一花?大丈夫??』

 

 

三玖が心配した顔で、見つめてくる

 

 

一花『え? あ、 えと、 大丈夫、 なんでもない』

 

 

透『すげー ぼ~~っとしてたぞ? あんまり三玖に心配かけんな』

 

 

一花『キミだけには、1番言われたくないセリフ!?昨日とこの前の!?常習犯!』

 

ちょっとイラっときてしまったので、反撃してしまう。

 

 

透『.. 。なに、痛いとこ突いてくんだよ?』

 

自覚があるのか、目線をそらせ苦い顔で言われた。

 

三玖『むぅ~』

 

頬膨らました三玖が、村上くんに抗議している。

 

透『それはしかたne...。ゴメンナサイ、スイマセン、モウシマセンとは言えないけど、善処します。ハイ。』

 

三玖に、たじたじの村上くん。うん、なんか上下関係既にあるね。

 

透『...。まぁ、いいや、そろそろ行こうぜ?三玖』

 

 

三玖『うん!そうだね』

 

 

村上くんと三玖が教室を出ていこうとする

 

 

一花『え? どこ行くの?』

 

 

三玖『参考書を買いに本屋さん行くの。トールにもっと効率的な勉強教えてもらうから』

 

 

透『アンタも来るか?別に2人っきりでやるって、決めたわけじゃねぇし、アンタのも勉強見ないといけないし』

 

 

それを言われたら、断る理由がないため付いていくことにする。

 

 

一花『それじゃ、行こうかな?2人のデートを邪魔しない程度にするからさ(^^♪』

 

 

三玖『で、デート///』

 

 

透『まじか!じゃあ今からこいつほっといてデートしよう!』

 

 

三玖『ええ!?/////』

 

 

一花『ま、待って!?私が悪かったから!置いていかないで!!?』

 

 

三玖には、会心の一撃だったが、村上くんに悪ノリされ置いてきぼりくらいかける。

 

 

透『早く行こうぜ?混んじまう前に』

 

 

一花『う、うんそうだね』

 

 

透『んじゃ、行きますか?』

 

 

三玖『うん。善は急げ』

 

 

一花『(この2人、結婚したりして....)』

 

 

一花『(村上くん。三玖を。妹を。お願いね?)』

 

 

そんなことを胸に秘め2人の後を追った。

 

 

 

 




なんとか、形になりました!次回、お泊まりになります。最後までお付き合いありがとうございました。
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