幻想郷で俺は変わる!(はず)   作:@璃

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前回のあらすじ 剛欲異聞はええぞ。(関係ないです。)


釣瓶落し・感染蜘蛛絲〜暗闇の風穴〜(地霊殿編 Ⅳ)

傷が治り、地霊殿に向かう。

 

て!真上にあんのかよ!

俺空飛べねんだぞ!

(変換使えば飛べないこともないが)

 

階段だ!なんて心優しんだろう!

 

階段を登っていると、

でかい穴にぶち当たる。

「うわっ!」

「あれ?お兄様?」

フランは上に残されたまま俺は穴を転がり落ちる。

「うぎゃっ!」

 

 

 

「こりゃ登るのは無理だな…」

横に続く道を歩く。

寒いな…さっきまであんなに暑かったのに…

 

しばらく歩いていると、

あれ?向こうに灯りが…

近づいて見ると、大妖怪『土蜘蛛』を名乗る人物が現れた。

 

 

 

その頃フランは、

「お兄様、落ちちゃった!」

「ひっひっひ」

「誰?」

フランの背後にいたのは緑色の髪。

と桶。

「私はキスメ!あんたは?」

「あっとえーと、フランだよ!」

「よろしくね!」

 

キスメ 妖怪 釣瓶落し。

 

上から落ちてきて、人間を連れ去る。

対して強くないけど、会ったら怖いやつだ。

「キスメちゃん!私のこと食べないの?」

「あなた妖怪でしょ。なら食べないわ。ねぇ友達になってくれる?」

キスメが答える。

「いいの?」

「えぇもちろんあなたが、いいのなら!」

なら!

「よろしくね!」

 

「それで?フランちゃん?なんか困ってる?さっきからその穴見つめてまさかなんか落とした?」

キスメが逆さまになって聞く。

「えーとねお兄様がね。落ちちゃったの。」

「ふーんじゃあ呼びに行こ!」

キスメが持ちかける。

「お兄様救出大作戦だね!」

フランは羽を羽ばたかせ、キスメは頭を上に直し、穴へと入っていった。

 

 

 

 

「あのー」

「あ?あぁ私はヤマメ。」

眼の前には大妖怪土蜘蛛。

彼女の能力は病気を操る程度の能力。

そして何故か弾幕ごっこをすることになった。

 

 

「あなたなかなか強そうだからね。」

とか言って。

 

「武符『アルベレントフレア』!」

 

「phase2『魔撃』 Side ドラゴンセーブ!」

巨大な龍が現れ、炎を吐く。

「チッ」

「やるわね。こちらの番よ!罠符『キャプチャーウェブ』!」

狭い空間を弾幕が走る。

「phase3 ショット」

手の中にショットガンが現れる。

弾を込め、打つ。

 

「力を火力に変換。」

 

弾を形作る『力』を変換し、実体のあるギリギリの量を火力に変換する。

肉眼で見えたくなり、加速する弾丸は、キスメを狙う。

「蜘蛛『石窟の蜘蛛の巣』」

蜘蛛の巣が弾丸を止める。

再度弾を放つ。

 

「火力を攻撃力に変換!」

 

速度は落ちたが、糸を貫く。

「ちっ」

「phase5『悲劇』!」

無数の針がヤマメを貫く。

 

 

 

 

「なかなかやるわね。いつでも来なさい、歓迎するわ。他の人間は連れてこないでよ。それと…すぐに手を洗ってね。私はあなたを傷つけたくない。




地霊殿編第4話でございます!
今回はキスメとヤマメの二人です!
それぞれで一本ずつのつもりでしたが、足りませんでした!
二人の口調が気になります。
次回はいよいよ地霊殿に潜入してきます。
おそらくお燐とかです!
さとりは次の次からかな?

次回予告 死体運び。

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